2020.11.30(月)
我慢ならなかった。
吉崎さんの顔を見たかった。
逝くときの顔を。
わたしはゴキブリのように這って、ソファーベッドのサイドに回った。
2人の枕元に近づく。
「あっ。
そんな」
吉崎さんと目が合った。
「ダメ!
志津子さん、ダメ」
「逝きなさい。
ご主人に抱かれてると思って。
ほら。
ほら」
「あっひぃ。
あひ。
あひ。
イクイクイクイクイクイクイクイクイク」
最後は声が裏返っていた。
サイレンのようだった。
吉崎さんは、まなじりが裂けるほど見開いた目でわたしを見つめた。
もう限界だ。
わたしは中腰に起ちあがると、陰茎を扱いた。
切っ先を、吉崎さんの顔に向ける。
「出る!」
宣言と同時に、精液が噴出した。
若いころを思い出すほどの勢いだった。
粘性の強い白濁液が、吉崎さんの鼻の穴を塞いだ。
「はが」
吉崎さんの目から、一瞬で黒眼が消えた。
真っ白い眼球が、わたしを見つめていた。
「あが」
志津子だった。
首を立てたまま、こちらも瞳を失っていた。
「がが」
バブル人形のように揺れた志津子の首が、ガクンと落ちた。
吉崎さんの顔に突っ伏す。
志津子の唇が、吉崎さんの鼻に落ちる。
わたしの精液が、2人の女の顔を貼り付けていた。
「あご」
わたしは、2人の顔の狭間に、さらに吐精した。
跳ねあがった視線が、天井に届いた。
“至福”。
天井には、そう書いてあるように見えた。
吉崎さんの顔を見たかった。
逝くときの顔を。
わたしはゴキブリのように這って、ソファーベッドのサイドに回った。
2人の枕元に近づく。
「あっ。
そんな」
吉崎さんと目が合った。
「ダメ!
志津子さん、ダメ」
「逝きなさい。
ご主人に抱かれてると思って。
ほら。
ほら」
「あっひぃ。
あひ。
あひ。
イクイクイクイクイクイクイクイクイク」
最後は声が裏返っていた。
サイレンのようだった。
吉崎さんは、まなじりが裂けるほど見開いた目でわたしを見つめた。
もう限界だ。
わたしは中腰に起ちあがると、陰茎を扱いた。
切っ先を、吉崎さんの顔に向ける。
「出る!」
宣言と同時に、精液が噴出した。
若いころを思い出すほどの勢いだった。
粘性の強い白濁液が、吉崎さんの鼻の穴を塞いだ。
「はが」
吉崎さんの目から、一瞬で黒眼が消えた。
真っ白い眼球が、わたしを見つめていた。
「あが」
志津子だった。
首を立てたまま、こちらも瞳を失っていた。
「がが」
バブル人形のように揺れた志津子の首が、ガクンと落ちた。
吉崎さんの顔に突っ伏す。
志津子の唇が、吉崎さんの鼻に落ちる。
わたしの精液が、2人の女の顔を貼り付けていた。
「あご」
わたしは、2人の顔の狭間に、さらに吐精した。
跳ねあがった視線が、天井に届いた。
“至福”。
天井には、そう書いてあるように見えた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/11/30 06:17
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今日は何の日
11月30日は、『本みりんの日』。
「本みりん」のメーカーで構成される『全国味淋協会(https://www.honmirin.org/anniversary/)』の『「本みりんの日」事務局/東京都中央区日本橋茅場町』が制定。
日付は、「いい(11)み(3)りん(輪=0)」と読む語呂合わせと……。
鍋物や煮物、おせち料理などで、「本みりん」を使う季節であることから。
日本の伝統的調味料である「本みりん」の優れた調理効果を、より多くの消費者に知ってもらうことが目的。
この日を記念して、講演や料理トークショーなどのイベントが開催されます。
記念日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/111301.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「本みりんについて」を引用させていただきます。
「本みりん」は、上品な甘み、旨み、香り、テリ、ツヤなどの調理効果を有する日本の伝統的な酒類調味料です。
黄色の液体であり、約40~50%の糖分と、約14%程度のアルコール分を含有してます。
鍋物や煮物、麺つゆ、蒲焼のタレや照り焼きのつや出しなどに使われます。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/11/30 06:18
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
「みりん」の名前が付く調味料に、「みりん風調味料」がある。
こちらは、酒税のかからない1%未満のアルコールに……。
みりんの風味に似せて、旨み調味料や水飴などの糖分その他を加えたものです。
また、酒税のかからないもので、食塩を加えるなどした「発酵調味料」は、「みりんタイプ調味料」などとも呼ばれます。
これら「みりん風調味料」や「発酵調味料」は……。
材料や製法が違うことから成分が異なり、料理における効果も異なります。
そのため、「みりん」と呼ばれる場合もありますが、「本みりん」とは区別されます。
以上、引用終わり。
「本みりん」や「みりん風調味料」を使う料理は、作ったことがありません。
早い話、料理で使ったことがないです。
ていうか、こういう区別についても知りませんでした。
しかし、昨年10月から、イヤでも意識させられることとなりました。
消費税の増税です。
単なる増税なら関係ないのですが……。
腹立たしかったのが、軽減税率の導入。
食材などを持ち帰る場合の税率が、8%に据え置かれたわけです。
一般の飲料についても、軽減税率が適用されますが……。
酒類は、適用されません。
酒類の税率は、10%です。
それがあなた、「本みりん」は、約14%程度のアルコール分を含有しており……。
酒税がかかります。
つまり、立派な酒類なのです。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/11/30 06:18
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今日は何の日(つづきのつづき)
するとどうなるか。
いろんな食材を買った場合、ほとんどが8%ですが……。
「本みりん」の消費税率だけは、10%なんです。
わが社は、食材も仕入れてます。
現場で、必要なものを、何でも屋のような業者から、ごちゃ混ぜで注文してます。
で、その請求書が、経理のわたしのところに回ってくるわけ。
当然のことながら、「本みりん」だけ、10%の税率で計算してあります。
するとどうなるか。
この請求書を、経理ソフトに入力する場合……。
8%の食材と、10%の「本みりん」で、分けなきゃならんのですよ。
手間が2倍です。
大迷惑です。
公明党、ほんとに憎いです。
突然ですが……。
わたしは提言したいです。
現在、コロナ禍で、飲食店などの外食産業が大打撃を受けてます。
これを救済するために……。
現在10%となってる外食時の税率に、軽減税率を適用してはどうでしょう。
もちろん、お酒もすべて8%にします。
軽減税率の適用範囲を広げるだけですから……。
ソフトウェアなどの変更は必要ないでしょう。
負担なく導入されるはずです。
自民党は、なんでこれをしないのか!
管総理、英断を期待します。
そうなれば、「本みりん」も8%になり……。
分けて入力しなくても済むじゃないですか。