2020.11.23(月)
志津子は無言で、スリップの肩紐に手を掛けた。
慌ててもう一方の肩紐を掴む。
当然、吉崎さんの肌に触れることになった。
しっとりと吸いつくような肌触りだった。
抱きしめたいと思った。
いや、抱きしめられたい。
志津子のスピードに合わせ、スリップを捲り下ろしていく。
重い身体の下に敷かれた布地だったが……。
滑らかな材質のおかげか、結滞なく抜けていった。
吉崎さんは、ブラとショーツだけの姿となった。
ブラは、いったい何カップあるのだろうか。
子どもの頭が入りそうな大きさに見える。
「もう一度、傾けて」
その意図は、考えるまでもない。
ブラのホックを外すためだ。
わたしは再び膝まずくと、吉崎さんの肩と腰に手をあてた。
温かかった。
目を覚まさないよう、ゆっくりと押しあげる。
ブラのベルトに、背肉が乗りあげていた。
志津子がわたしの腕の下に潜りこみ、ホックを外した。
背中には、ベルトの跡が着いていた。
「降ろしていいわよ」
再び平らいだ吉崎さんに、志津子がのしかかるように被さった。
ストラップを両肩から滑らせた。
わたしは唾を飲んだ。
その気配を感じたのか、志津子が動きを止め、わたしを見返った。
口の端をあげ、ニヤリと笑った。
「さぁ、ご開帳よ」
そのセリフは、もう1枚の下着のときだろうと思ったが……。
何も言わなかった。
いや、言えなかった。
喉が渇いて貼りついていた。
声が出そうもなかったのだ。
志津子は、メインディッシュにかけられた布を外すように、もったいぶった仕草でブラを持ちあげた。
そこには、着衣の上から、幾度となく想像した肉料理が盛りあがっていた。
圧倒的な量感だった。
この歳で、これだけの張力を維持しているのは稀なのではないか。
慌ててもう一方の肩紐を掴む。
当然、吉崎さんの肌に触れることになった。
しっとりと吸いつくような肌触りだった。
抱きしめたいと思った。
いや、抱きしめられたい。
志津子のスピードに合わせ、スリップを捲り下ろしていく。
重い身体の下に敷かれた布地だったが……。
滑らかな材質のおかげか、結滞なく抜けていった。
吉崎さんは、ブラとショーツだけの姿となった。
ブラは、いったい何カップあるのだろうか。
子どもの頭が入りそうな大きさに見える。
「もう一度、傾けて」
その意図は、考えるまでもない。
ブラのホックを外すためだ。
わたしは再び膝まずくと、吉崎さんの肩と腰に手をあてた。
温かかった。
目を覚まさないよう、ゆっくりと押しあげる。
ブラのベルトに、背肉が乗りあげていた。
志津子がわたしの腕の下に潜りこみ、ホックを外した。
背中には、ベルトの跡が着いていた。
「降ろしていいわよ」
再び平らいだ吉崎さんに、志津子がのしかかるように被さった。
ストラップを両肩から滑らせた。
わたしは唾を飲んだ。
その気配を感じたのか、志津子が動きを止め、わたしを見返った。
口の端をあげ、ニヤリと笑った。
「さぁ、ご開帳よ」
そのセリフは、もう1枚の下着のときだろうと思ったが……。
何も言わなかった。
いや、言えなかった。
喉が渇いて貼りついていた。
声が出そうもなかったのだ。
志津子は、メインディッシュにかけられた布を外すように、もったいぶった仕草でブラを持ちあげた。
そこには、着衣の上から、幾度となく想像した肉料理が盛りあがっていた。
圧倒的な量感だった。
この歳で、これだけの張力を維持しているのは稀なのではないか。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/11/23 06:27
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今日は何の日
11月23日は、『勤労感謝の日』。
「国民の祝日」の一つ。
1948(昭和23)年に公布・施行された「祝日法」で制定。
「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」ことを趣旨としてます。
農業国家である日本では、古くから神々に五穀の収穫を祝う風習がありました。
この日は、戦前においては、宮中祭祀の一つ「新嘗祭(にいなめさい/しんじょうさい)」の日でした。
「新嘗祭」とは、天皇が新しく収穫された新穀を食べて、その年の収穫に感謝する儀式です。
これが、第二次世界大戦後のGHQの占領政策によって……。
天皇行事、国事行為から切り離される形で改められ、「勤労感謝の日」となったものです。
「新嘗祭」は、1872(明治5)年までは旧暦11月の2回目の卯の日に行われてましたが……。
1873(明治6)年に、太陽暦(新暦)が導入されました。
しかしながら、明治6年の旧暦11月の2回目の卯の日を新暦に換算すると……。
明治7年1月11日になってしまいます。
「新嘗祭」が、翌年の1月になっては都合が悪いということで……。
新暦11月の2回目の卯の日に行うこととしました。
それが、1873(明治6)年では、11月23日でした。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/11/23 06:27
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今日は何の日(つづき)
引用を続けます。
しかし、翌1874(明治7)年からは、11月23日に固定して行われるようになりました。
11月23日という日付自体に深い意味はなく……。
日本が太陽暦を導入した年(1873年)の11月(新暦)の2回目の卯の日が、たまたま11月23日だったというだけなのです。
休日としての歴史は、1873(明治6)年公布の太政官布告「年中祭日祝日ノ休暇日ヲ定ム」から続いてます。
一時は、5月1日のいわゆる「メーデー」に、「勤労感謝の日」を移動させる案が浮上しましたが……。
現在は頓挫してます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/111231.html)のページから転載させていただきました。
以上、引用終わり。
今年は、月曜日になりましたが……。
決して、ハッピーマンデーの祝日ではありません。
たまたま、月曜日になったということです。
日付に意味がないなら、ハッピーマンデーでもよかったのにね。
やはり、宮中行事をハッピーマンデーにするわけにはいかないからなんでしょうね。
しかしこのハッピーマンデー、なんとかなりませんかね。
嬉しいのは、初日の土曜日だけです。
月曜日は、翌日からの仕事を思い、憂鬱な気分で過ごします。
それよりも、週の真ん中に祝日があった方が、ずっと幸せです。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/11/23 06:28
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今日は何の日(つづきのつづき)
最高なのは、火曜と木曜が祝日の場合。
ま、こんな祝日の並びはありませんけど。
ハッピーマンデーを止めれば、可能性は出て来ます。
火と木が休みなら……。
その週は、お休みかお休みの前日かだけになります。
お休みの日とお休みの前日は、飲酒を楽しむことにしてますので……。
その週は、飲みっぱなしですね。
いかんいかん。
これじゃ、身体壊すし、小説を書く暇もなくなってしまいます。
やっぱ、ハッピーマンデーでいいんですね。
ていうか!
祝日が飛び石になったら、挟まれた日も休みになるんでした。
失敗失敗。
しかし、来年の祝日が、今ごろになって変わることが決定しました。
もちろん、オリンピックのためです。
でももう、カレンダーには間に合いませんね。
オリンピックが中止になっても、もう元には戻さないんでしょうかね。
カレンダーと、実際の祝日が違えば、けっこう混乱するんじゃないですか。