Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3177
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「さーて。
 どうしようか。
 2人がかりよ。
 ほんとに重いんだから。
 まずは、ファスナーね」

 この日の吉崎さんは、ゆったりしたシルエットのワンピースを着ていた。
 普段見かける姿でも、あまりぴったりした服装はしないようだ。
 やはり体型を気にしているのだろう。

「身体、少し傾けて。
 背中のファスナーが見えるくらいに。
 そーっとよ」

 志津子の公認の元、吉崎さんに触れられるわけだ。
 肩と腰に手を添える。
 手の平が埋もれそうな肉感だった。
 ゆっくりと押しあげようとしたが……。
 やはり重い。
 わたしは、ベッド脇にひざまずいた。
 再び手を掛け、下から押しあげる。
 吉崎さんの背中が、わずかに離陸した。

「汗かいてる」

 志津子の言うとおり、藍色のワンピースの背中が湿っていた。

「やっぱり、脱いだ方がいいわね」

 志津子は、支えるわたしの腕の下に潜りこみ、背中のファスナーに手を掛けた。
 擦過音に、胸躍る思いだった。

「いいわよ、降ろして」

 吉崎さんが、再び仰向いた。
 改めて、すごい量感を目の当たりにした。
 腹部が盛りあがり、頭と脚に向けて、稜線がなだらかに下っている。
 志津子が、ベッドの反対側に回った。

「ワンピース、肩から外していくから。
 そっちからもお願い」

 志津子の動作に合わせ、紺のワンピースの肩を外し、腕を滑らせていく。
 ワンピースの袖は、肘の下くらいまでで、しかもフリルのように広がっていた。
 短い袖を選んだのは、料理をするためだろうか。
 広い袖は、腕の太さを隠すためかも知れない。
 そのおかげで布地は、なんの結滞もなく腕を滑り下りた。
 腕が抜けた布地を、2人で裾方向に引っ張る。
 破かないか心配だったが、弾力のある生地は、しなやかに応じてくれた。
 あっさり引っ張れたのは、下に着ていたスリップのおかげだろう。
 わたしの年代では、シミーズと言ったものだが。
 光沢のある材質は、シルクではないだろうか。
 見ただけで、表面の滑らかさが想像できる。
 淡いピンクの生地が、白い肌に似合っていた。
 わたしの陰茎は、さっきから勃ちっぱなしだった。
 さらに今は、先端部に珠の露まで結んでいた。
由美と美弥子 3176目次由美と美弥子 3178

コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2020/11/22 06:31
    • 今日は何の日
       2020年11月22日は、『小雪(しょうせつ)』。
       『小雪』は、二十四節気の一つで、第20番目にあたります。
       現在広まっている定気法では、太陽黄経が240度のときで、11月22日ころ。
       「立冬(11月7日ころ)」と「大雪(12月7日ころ)」の中間にあたります。
       期間としての意味もあり、その場合、この日から次の節気の「大雪」前日までです。
       西洋占星術では、「小雪」が「人馬宮(じんばきゅう:いて座)」の始まりとなります。
       このころから寒くなり、雨が雪へと変わることがあり……。
       わずかながら雪が降るころなので、「小雪」とされます。
       『暦便覧』では、「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明してます。
       気温が下がり、北の地方を中心に初雪が舞い始めます。
       冬将軍が到来すると言われる時期で……。
       北の地方では、コタツを押し入れから出す家が増えるころ。
       西日本においては、夏みかんを収穫する季節に入ります。

       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/111220.html)のページから転載させていただきました。

       以上、引用終わり。

       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2020/11/22 06:32
    • 今日は何の日(つづき)
       冒頭で、2020年11月22日としたのは、年によって日付が変わるからです。
       といっても、2051年までは、ずっと11月22日ですが。
       2052年は、11月21日となり……。
       以後、2083年までは、年号を4で割った余りが出ない年、すなわち夏のオリンピックイヤーだけが、21日。
       それ以外の3年は、22日となります。
       わたしは果たして、2052年の21日の小雪を迎えられるでしょうか。
       ま、迎えたって別にどうってことありませんが。

       二十四節気の20番目とありますが……。
       年内の節気は、あと2つです。
       21番目が、「大雪(たいせつ)」で、今年は12月7日。
       22番目が、「冬至(とうじ)」で、今年は12月21日。
       残る2つは、年が明けてから。
       23番目が、「小寒(しょうかん)」で、来年は1月6日。
       24番目が、「大寒(だいかん)」で、来年は1月20日。
       そして、1番目に戻るのが、「立春(りっしゅん)」で、来年は2月3日。
       待ち遠しいですね。
       実際に寒さがピークとなるのは、大寒を過ぎてから。
       立春の直前が、一番寒いんです。
       といっても、このころはもう寒さ慣れしてますから、改めて震えあがることはないですね。
       とにかく、節目は「冬至」ですよ。
       ここを過ぎれば、気持ち的には楽になります。
       だんだん日が伸びていくんですから。
       冬至まで、あと1ヶ月。
       待ち遠しいです。
       でも、冬至を過ぎたら、あっという間に日が経ちますよ。
       年末年始の忙しさで、飛ぶように日にちが過ぎていきますから。
       まさしく、師走です。
       仕事が忙しいのはイヤですが……。
       冬の時間が早く感じられるのだけはありがたいです。

       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2020/11/22 06:32
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さてさて。
       ↑の説明で、ちょっと驚いたのが……。
       「北の地方ではコタツを押し入れから出す家が増えるころ」というところ。
       わが家は今、コタツをしてませんが……。
       子供のころは、毎冬、出してました。
       出すのは決まって、文化の日でした。
       「立冬」の前です。
       コタツが出て一番悦んでたのは、猫でしたね。
       老後は、また猫との2人暮らしが出来たらいいなと思ってます。
       でも問題は、動物病院ですね。
       注射とか受けに行かなきゃなりません。
       そのころは多分、車を手放してると思うんですよ。
       タクシーは、頼みにくいですよね。
       猫連れじゃ。
       やっぱり、自転車か。
       電動アシスト自転車なら、行ける距離だと思います。
       問題は、猫をどうやって乗せるか。
       リュックで背負って行くしかないですかね。
       あ、前持ちのリュックって、ありますよね。
       あれで、猫が入るようなの、ありませんかね。
       猫が、リュックから顔だけ出してる姿、可愛いと思います。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2020/11/22 11:14
    • 自宅でのリモートワークについて
      何度も触れておられて、通勤苦もなく、
      楽そうで、それはそれでよろしいのでしょうが、
      会社情報のセキュリティ問題で、貴社は
      大丈夫なのかしら
      わが社は厳しい制限&事前事後の内容
      含めた報告が必須です。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2020/11/22 12:29
    • わが社のセキュリティ対策
       皆無です。
       わたしは自宅にいながら、何億円でも振り込みが可能です。
       ワンタイムパスワードの生成機を持ち帰ってますから。
       今は、土日でも夜中でも、即時振込が可能ですからね。
       金曜の夜半に振り込んで、海外逃亡すれば……。
       月曜の朝までは、バレないんじゃないかな。

    • ––––––
      6. 手羽崎 鶏造
    • 2020/11/23 00:12
    • なるほど、完全犯罪が成立しますよう、
      上手くやってくださいな。
      協力は惜しみません(共犯者)。

      話は替わって、11月22日は世に言う
      いい夫婦の日。
      東京新聞に興味をそそられる記事を
      見つけました。
      おしどり夫婦という言葉がありますが、
      オシドリは卵が産まれると、ペアは解消
      されるのだそうです。
      共に協力して子育てをすることもなく、
      次の年には新しい相手とペアを作る
      とのこと。
      別の奥さんと関係を持ちたがる
      ワタシはオシドリそのもの

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2020/11/23 06:20
    • オシドリの目的は……
       子作りです。
       それが目的でなければ、オシドリとは言えません。
       ただの、スケベです。

    • ––––––
      8. 手羽崎 鶏造
    • 2020/11/23 19:25
    • うっ、ご明察なり
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