Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
東北に行こう!(1508)
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み「明らかに焼き鳥ではないか!
 しかも、明るい。
 消灯したはずなのに」
律「さっきから、何、言ってるの?」
み「ここは……。
 どこ?」
律「あんたが連れてきてくれたんでしょ。
 鳥料理の『せきとり』」
鳥料理の『せきとり』

み「ウソ……。
 ですよね?
 でも、ウソだとしたら……。
 この大がかりなセットは何?
 しかも、エキストラまで、こんなに一杯!」
エキストラまで、こんなに一杯!
↑前列中央が『せきとり』のご主人。両脇はアナウンサー。

み「しかも全員、本人にそっくり!」
律「まだ寝言言ってるの!
 しっかりしてよ。
 これから、東北の旅に出るんでしょ」
融通無碍な時間
↑東北の旅には、“融通無碍な時間が流れてる”と言うときのお決まり画像(Mikiko作成)。

み「こ、これから?
 これから……。
 これからまた、あの長い旅を、もう一度始めようって言うの?
 う、うそじゃー。
 うそでござるぅぅぅぅぅ。
 ブクブク」
ブクブク

律「また、沈没しちゃった。
 ほら、起きなさいって。
 もう、看板だってよ。
 9時半で看板なんて、東京じゃあり得ないわ。
 さ、次、行くわよ。
 ぜんぜん、飲み足らないんだから」

(「完」もしくは「永遠につづく」)



あとがき

 突然ですが……。
 『紙上旅行倶楽部/東北に行こう!』、本日で終了とさせていただきます。
 一時は、体力的に書けなくなるまで続けようと思ったんですけどね。
 その前に、気力の方が、少々へたってしまいました。

 この連載が始まったのは、奇しくも……。
 2010年10月8日の『由美と美弥子 0556』のコメントでした。
 当初『紙上旅行倶楽部』は、『由美と美弥子』のコメントとして連載してたんですよ。
 ところが、FC2を追い出され、ライブドアに移転したところ……。
 コメントに、画像を表示できなくなりました。
 ということで、本編記事として独立したわけです。
 しかし、奇しくも本日は、2020年10月9日。
 きっちり、丸10年でした。
 もっとも後半は、ずいぶんお休みがありましたけどね。
 2014年からは、リアルの旅行記である『単独旅行記』が始まったからです。
 『東北に行こう!』は、その合間を埋めるかたちの連載となってました。

 この度の最終回を書くにあたり、冒頭のシーンと繋げるため……。
 連載当初の文章を読み直しました(『東北に行こう!・総集編(1)』)。
 しっかり調べて書いてたことに、少なからずショックを受けました。
 筆力が落ちたとは思いたくありませんが……。
 モチベーションが、今とは段違いだったことは認めないわけにはいきません。
 やっぱり、いいやめどきだったんですよ。
 しかし、なんであんなにしっかり書けてたんだろう。
 と、やや消沈したのですが……。
 わかりました!
 ↑に書いたように、当初は、『由美と美弥子』のコメントとして連載してたんですよ。
 だから、ほかのコメントはまったく書かなくてよかったんです。
 ところが今はどうでしょう。
 『由美と美弥子』『東北に行こう!』の両方にコメントを付けてます。
 書いてる量、ぜんぜん違いますよね。
 ちょっと安心しました。

 ところで、本日2020年10月9日は、もうひとつ、感慨深い日となったんです。
 『東北に行こう!』の冒頭シーンは……。
 新潟駅の万代口からタクシーに乗るところから始まります。
 その万代口が、きのうをもって閉鎖されたんです。
 新潟駅の高架化に伴う「万代広場整備事業」により……。
 現駅舎が撤去されることになってたからです。
 それにともない、現在の万代口は閉鎖され……。
 仮設の改札口が設置されることになりました。
 新駅舎が完成したら、万代口は、2階になるんですかね?
 いずれにしろ、現在の万代口の閉鎖が、今日なんです。
 きのうの帰りは、少し感慨を持って万代口を眺めて来ました。

 で、仮設の万代口。
 いったいどうなってるのか、今日これから、初めて見ることになります。
 楽しみな反面……。
 ものすごく不便になってたらどうしようというという不安もあります。
 ま、行ってみなければわかりません。
 しかし、この日が奇しくも『東北に行こう!』の最終日となったこと……。
 ほんとうに不思議です。
 まったく意図してなかったんですよ。
 なにかの意思が働いてるようにさえ思えてしまいます。

 さて、「完」と銘打ちましたが……。
 同時に、「永遠に続く」とも書きました。
 もう1度、冒頭のシーンに戻って読み直していただけたら……。
 望外の喜びです(『東北に行こう!・総集編(1)』)。
 わたしも、老後の楽しみとして読み返したいと思います。
 また、もしも気が変わったら……。
 恐山のシーンからの続きを書くかも知れません。
 これはまだ、だいぶ先の話になりそうですが。

 なお、『鳥専門店 せきとり』は……。
 コロナも乗り越え、今も健在です。
 こちらの「半身揚げ」がどう言うものかは、YouTubeでご覧になって下さい(「新潟 せきとり」で検索)。
 ただ、本店を訪ねる場合は、要注意。
 ほんとに不便な場所にあるんです。
 お酒を飲んでしまったら、帰りはタクシーしかありません。
 なお、上記リンクのホームページには、「お取り寄せ販売」のページも掲載されてます。
 冷凍されており、レンジでチンするだけで食べられます。
 わたしも、今度のクリスマスには、注文してみようかな。

 ともあれ!
 10年間。
 ほんとに……。
 ほんとうに、ありがとうございました。m(_ _)m
東北に行こう!(1507)目次


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2020/10/09 06:29
    • 今後について
       さて、この枠の今後ですが……。
       基本的に、『単独旅行記』にしたいと思ってます。
       旅行記と旅行記の間が空いてしまうときは……。
       お休みとさせていただきます。
       でもかつては、旅行記の分量が多すぎて……。
       シームレスに繋がってしまったこともありましたしね。
       あ、そうか。
       旅行を、年2回にすればいいのか。
       これなら、間が空くこともないでしょう。
       1回は東京、もう1回は地方。
       なんだか、ブラタモリみたいですね。
       ちょっと楽しみが出来ました。
       実は東京で、行ってみたいところがあるんです。
       新しい場所ではありません。
       再訪です。
       前回の『単独旅行記Ⅵ』で訪ねた、田園調布。
       わたしが、東京で初めて住んだ町でした。
       前回の探訪では、ここで住んだアパートを探したんですが……。
       見つけられませんでした。
       実は、そのときの住所が、わからなくなってしまってたんです。
       ここには、住民票を移してなかったんですよ。
       次の引っ越し先で初めて、新潟から住所を移してたんです。
       このことを実は、旅行前に初めて知ったんです。
       当時、友達とやり取りした手紙も、どこに仕舞ったのか捨てたのかわかりません。
       でもなんとか、当時住んでた住所を知りたいと思い、ネット検索したら……。
       「戸籍の附票」というものがあることを知りました。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2020/10/09 06:30
    • 今後について(つづき)
       戸籍の附票は……。
       本籍地の市町村において、戸籍の原本と一緒に保管されてる書類です。
       その戸籍が作られてから(またはその戸籍に入籍してから)、現在に至るまで(またはその戸籍から除籍されるまで)の住所が記録されてます。
       これを、新潟市から取ってみたのです(郵送で取り寄せられます)。
       そしたら、新潟の次が、東京で2番目に住んだ住所になってたんです。
       なんで最初のところでは、住民票を移さなかったのかわかりません。
       そのころは10代だったからですかね?
       翌年、選挙権のある20歳になるので、住民票を移したのかな?
       でも、東京時代に投票に行ったことは、1度もないんですよ。
       とにかく、行けばわかるかもと思って『単独旅行記Ⅵ』で訪ねたのですが……。
       見事にわかりませんでした。
       いかにボーッと暮らしてたかですね。
       町割りも碁盤の目に近く、特徴がなかったことも一因ですが。
       このときの顛末については……。
       『単独旅行記Ⅵ・総集編(4)https://mikikosroom.com/archives/38978800.html』をご覧ください。
       あ、田園調布と云っても、いわゆる田園調布駅の西口じゃありませんよ。
       あそこは、駅から放射状に街が広がってますからね。
       わたしの住んだのは、隣の多摩川駅の東口です。
       実は、田園調布という地名を持つ地域は、非常に広いのです。
       1丁目から5丁目まであり……。
       合計した面積は、2.05km2。
       小さそうな数字ですが、㎡に直すと驚きます。
       205万㎡です。
       62万坪。
       ちなみに、東京23区で一番小さな区は、台東区。
       面積は、10.11km2。
       つまり田園調布は、台東区の5分の1の面積があるということです。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2020/10/09 06:30
    • 今後について(つづきのつづき)
       でも最近、わたしが暮らしてた住所がわかったんですよ。
       手紙が出て来たわけじゃありません。
       大田区の住宅地図です。
       こう書くと、なんで今まで気づかなかったのと思われるかも知れませんが……。
       たぶん、今の住宅地図には載ってないと思います。
       古いアパートだったので、別の建物になってる可能性が高いからです。
       それが集合住宅だったとしても、名前が変わってればわかりません。
       で、今回見つけたのは、古い住宅地図でした。
       もちろん古本で、オークションサイトから購入したものです。
       住宅地図と云っても、大判のものではなく……。
       営業マンが鞄に入れておけるような、ポケット版です。
       発売時期は、わたしが住んでたころより少し後でしたが……。
       このころなら、まだ残ってるかもと、思い切って落札しました。
       もちろん、競合する入札者はなく、最低入札価格で入手できました。
       開いてみて、アパートの名前を発見したときは嬉しかったですね。
       前回行ったとき、闇雲に歩いても見つけられなかったのは、当たり前でした。
       そのアパートの前の通りを、1度も歩いてなかったんです。
       方向音痴に「感」など働かないということが、よくわかりました。
       ともかく!
       次の『単独旅行記』では、前回のリベンジとして、もう1度訪ねたいと思ってます。
       でも、行けるのはたぶん、来年の春以降ですね。
       年度の後半は忙しく、旅行の日程を取るのは難しいのです。
       というわけで、それまでこの枠は、お休みとさせてください。
       少しのんびりして、鋭気を養わせていただきたいと思います。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2020/10/10 18:00
    • 『東北に行こう』
      連載お疲れさまでした。
      (拍手パチパチ)
      管理人さまは、震災に見舞われる前から
      この地を着目されていたんだ。
      新たなご出発に乾杯

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2020/10/11 06:20
    • 残念ながら……
       震災地の太平洋側を回ることは出来ませんでしたが。
       そうそう。
       新潟駅の仮万代口。
       金曜日、初めて出入りしました。
       朝は、改札のところに、テレビカメラも来てました。
       極端に不便にはなってませんでしたが……。
       便利になったかどうかは、微妙。
       以前は、ホームから万代口までは、けっこう直線距離が長かった気がするのですが……。
       今度は、やたらと紆余曲折するのです。
       わたしは、2度、角を曲がると方向を失うので……。
       どっちを向いて歩いてるのか、さっぱりわからなくなりました。
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