2020.7.26(日)
男から届いた脅迫状を、白髪女性がそのまま警察に届けるとは考えにくい。
写真を抜いて、文章だけ提出することはできるが……。
文面には、写真のことが書いてある。
警察は、その写真も提出するよう求めるはずだ。
それがなければ、脅迫は成り立たない。
何しろ文章には、要求事項はまったく書かれていないのだから。
文中で求めたのは、応答する意思があるかどうかだけだ。
もし、そのつもりがあるのなら……。
翌々日、マンションのベランダに、赤いタオルを下げるようにと書いた。
女性のベランダに、洗濯物が干されていることは滅多になかった。
ごくたまに、ハンカチやタオルが掛けられていただけだ。
アウターはクリーニングに出し……。
下着類は、乾燥機でも使うのだろう。
そのたまに出ているハンカチ類も、青などの寒色系がほとんどで、ましてや赤は一度も見たことがなかった。
応答の猶予を中1日空けたのは……。
赤いタオルなど、所有していない可能性が大きいと思ったからだ。
もしあさって、赤いタオルが下げられていたら……。
おそらく、購入してきたものになるだろう。
明確な応答のサインだ。
生まれて初めて経験するような長い1日が、ようやく過ぎた。
輾転反側し、夜も眠りが浅かった。
迎えた当日の空は、綺麗に晴れていた。
洗濯日和だ。
男は、大量に溜まっていた自分の洗濯物を次々と洗濯機に掛けた。
黙って待っているのが、いたたまれなかった。
それに、洗濯物を干しにベランダに出るたび……。
向かい側のマンションのベランダを確認することができる。
赤いタオルが出ているかだ。
赤いタオルの有無くらいは、肉眼でも十分に目視可能なはずだ。
洗濯機は、4回まわした。
最後の靴下を干しあげたが、赤いタオルは見えなかった。
やはり、応答なしか……。
次はどう出ようか。
頭を巡らせ始めたとき、今さらながらのことに気づいた。
今は、花屋で勤務している時間じゃないか。
確か今日は、定休日ではなかった。
時間は、ようやくお昼になろうとしていた。
この日はまだ、半分残っているのだ。
男は、コンビニに昼食を買いに出た。
その帰り、遠回りして、駅前の花屋の前を通った。
いた。
白髪女性は、女性客の対応をして、花を選んでいた。
紺色のエプロンが、白髪に似合っていた。
エプロンの後ろから、ジーンズの尻が見えている。
すっきりしたシルエットだった。
おれは、あの中身を知っている。
垂れて隈のできた尻たぶ。
今日はひょっとして、ガードルのようなものを穿いてるのかも知れない。
写真を抜いて、文章だけ提出することはできるが……。
文面には、写真のことが書いてある。
警察は、その写真も提出するよう求めるはずだ。
それがなければ、脅迫は成り立たない。
何しろ文章には、要求事項はまったく書かれていないのだから。
文中で求めたのは、応答する意思があるかどうかだけだ。
もし、そのつもりがあるのなら……。
翌々日、マンションのベランダに、赤いタオルを下げるようにと書いた。
女性のベランダに、洗濯物が干されていることは滅多になかった。
ごくたまに、ハンカチやタオルが掛けられていただけだ。
アウターはクリーニングに出し……。
下着類は、乾燥機でも使うのだろう。
そのたまに出ているハンカチ類も、青などの寒色系がほとんどで、ましてや赤は一度も見たことがなかった。
応答の猶予を中1日空けたのは……。
赤いタオルなど、所有していない可能性が大きいと思ったからだ。
もしあさって、赤いタオルが下げられていたら……。
おそらく、購入してきたものになるだろう。
明確な応答のサインだ。
生まれて初めて経験するような長い1日が、ようやく過ぎた。
輾転反側し、夜も眠りが浅かった。
迎えた当日の空は、綺麗に晴れていた。
洗濯日和だ。
男は、大量に溜まっていた自分の洗濯物を次々と洗濯機に掛けた。
黙って待っているのが、いたたまれなかった。
それに、洗濯物を干しにベランダに出るたび……。
向かい側のマンションのベランダを確認することができる。
赤いタオルが出ているかだ。
赤いタオルの有無くらいは、肉眼でも十分に目視可能なはずだ。
洗濯機は、4回まわした。
最後の靴下を干しあげたが、赤いタオルは見えなかった。
やはり、応答なしか……。
次はどう出ようか。
頭を巡らせ始めたとき、今さらながらのことに気づいた。
今は、花屋で勤務している時間じゃないか。
確か今日は、定休日ではなかった。
時間は、ようやくお昼になろうとしていた。
この日はまだ、半分残っているのだ。
男は、コンビニに昼食を買いに出た。
その帰り、遠回りして、駅前の花屋の前を通った。
いた。
白髪女性は、女性客の対応をして、花を選んでいた。
紺色のエプロンが、白髪に似合っていた。
エプロンの後ろから、ジーンズの尻が見えている。
すっきりしたシルエットだった。
おれは、あの中身を知っている。
垂れて隈のできた尻たぶ。
今日はひょっとして、ガードルのようなものを穿いてるのかも知れない。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/07/26 06:29
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今日は何の日
毎月26日は、『プルーンの日』。
世界ナンバーワンの生産、販売量を誇るプルーンメーカーのサンスウィートの日本支社である『サンスウィート・インターナショナル日本支社(http://www.sunsweet.co.jp/)』が、2007(平成19)年に制定。
日付は、「プ(2)ル(6)ーン」と読む語呂合わせから。
毎月26日を記念日としたのは、美味しいプルーンを1年中食べてもらいたいとの願いを込めてのもの。
プルーンの魅力を伝えて販売促進につなげることが目的。
美味しく、品質の高いサンスウィートのプルーンを使った製品はたくさんあります。
中でも「サンスウィートプルーン(130g/240g)」と「フルーツサプリ プルーン(70g/270g)」は……。
モンドセレクションの食品部門において、金賞を2013(平成25)年から6年連続で受賞。
ソフトドリンク部門においては、「サンスウィートプルーン100%」が、2015(平成27)年から4年連続で金賞を受賞してます。
記念日は、2008(平成20)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101267.html)のページから転載させていただきました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/07/26 06:29
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今日は何の日(つづき)
さらに同じページから、「プルーンについて」を引用させていただきます。
プルーン(prune)は、スモモの近縁種セイヨウスモモなどの総称です。
中心に大きな種を持ち、旬は7~9月の夏季。
半生状のドライフルーツや、ペースト状のプルーンシロップに加工されて食されるのが主ですが……。
新鮮なものは、生のままでも食べられます。
世界的には、アメリカのカリフォルニア州が一大産地となってます。
プルーンは雨により裂果が起こりやすいため……。
日本国内では比較的雨の少ない長野県(日本国内生産量のおよそ6割)、北海道、青森県などで栽培されてます。
日本国内で生産されたプルーンの多くは、生食用として出荷、消費されます。
プルーンはカロテンが多く、成人病の予防やアンチエイジングの面でも効果が期待できます。
以上、引用終わり。
食べたことがない気がします。
でも、今が旬ですから、ひょっとしたらスーパーにあるかもですね。
探してみましょう。
美味しければ、植えてみたいです。
気候的には、新潟でも大丈夫ですよね。
長野や北海道、青森で生産されてるわけですから。
しかし、アメリカではカリフォルニアなんでしょ。
ずいぶん、気候が違うと思うのですが。
雨で裂果とのことですが……。
裂果が起きるのは、実の成る時期のはず。
つまり、梅雨期ですよね。
北海道は、基本的に梅雨がないので理解できます。
でも、梅雨時期の長野や青森に雨が少ないとは、ちょっと思えないのですが。
新潟と同じくらいじゃないですか。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/07/26 06:30
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今日は何の日(つづきのつづき)
でもわたしは、こういう雨に弱い果実を、退職後に植えてみたいと考えてます。
良い場所があるんですよ。
それは、カーポートです。
退職後は、車を手放すつもり。
買物は自転車。
冬は、ネットスーパーにします。
で、カーポートが空くわけです。
そこに大きなプランターを並べて、そうした果樹を栽培したいです。
屋根があるから、雨があたりません。
もちろん、乾いたら水やりすればいいだけです。
水分量を調節出来るわけね。
問題は、カーポートが道路に面してること。
当たり前ですが。
当然、通行人の目に入ります。
イタズラされたり、盗まれたりしないか心配。
わたしが小学生のころの男子だったら、ぜったい盗みますよ。
でも、最近は子供も見かけなくなりましたしね。
犬の散歩もいなくなったので……。
おしっこをかけられる心配もいらないかも。
でも、何かあったら悔しいです。
やっぱり、よしずで覆うかな。
それでも入ってくるようなら、完全な犯罪者です。
イノシシ用のトラバサミを仕掛けてやります。