2020.7.10(金)
み「しかしなんだすな。
この料理、死んだ父に食べさせたかったな」
律「急に殊勝なこと言うじゃない」
み「父は若いころ、胃潰瘍で胃を3分の2くらい切っててね」
↑どういう手術だったかまでは聞いてませんが。
み「ほんと、食が細かった。
背が高かったから、まさしく鶴が歩いてるみたいだった」
↑やっぱり、サギの方が近かったかも。
み「その父なら、この料理でもお腹一杯になったろうね」
律「何が言いたいわけ」
み「どう考えても、少なくね?」
律「さっきの『五観の偈(ごかんのげ)』、ぜんぜん頭に入ってないじゃないの」
み「あれは、料理が少ないことへの布石ですか?」
律「あなたは早食いだから、足りなく感じるのよ」
律「噛みしめてゆっくり食べれば……。
その間に血糖値があがって、満腹感を得られるものよ」
↑か、過酷。
み「そういう先生も、早食いですがな」
律「職業柄、仕方ないわ。
ゆっくりとなんか食事を摂れないことがほとんどなんだから」
み「一番豪勢なのは、この天ぷらですかね」
み「でもこんなの、箸で浚えば一口だわ」
律「そうできないように、塗り箸なんじゃないの。
ひとつずつ食べなさい」
み「しかし、酒なしで夕食を摂るのは、年2回と決めておるのじゃが……」
↑内視鏡検査と職場健診の前日です。
み「今年は、3回になってしまった」
律「だからゆっくり食べなさいって。
公園の鳩じゃないんだから」
↑これはもちろん鳩ではなく……。イグアナです。
み「おっと、あやうくオカズを食べきってしまうところだった。
もう1杯、お代わりせねば。
のりたまでも持ってくれば良かったな」
↑久しぶりに食べたくなりました。
この料理、死んだ父に食べさせたかったな」
律「急に殊勝なこと言うじゃない」
み「父は若いころ、胃潰瘍で胃を3分の2くらい切っててね」
↑どういう手術だったかまでは聞いてませんが。
み「ほんと、食が細かった。
背が高かったから、まさしく鶴が歩いてるみたいだった」
↑やっぱり、サギの方が近かったかも。
み「その父なら、この料理でもお腹一杯になったろうね」
律「何が言いたいわけ」
み「どう考えても、少なくね?」
律「さっきの『五観の偈(ごかんのげ)』、ぜんぜん頭に入ってないじゃないの」
み「あれは、料理が少ないことへの布石ですか?」
律「あなたは早食いだから、足りなく感じるのよ」
律「噛みしめてゆっくり食べれば……。
その間に血糖値があがって、満腹感を得られるものよ」
↑か、過酷。
み「そういう先生も、早食いですがな」
律「職業柄、仕方ないわ。
ゆっくりとなんか食事を摂れないことがほとんどなんだから」
み「一番豪勢なのは、この天ぷらですかね」
み「でもこんなの、箸で浚えば一口だわ」
律「そうできないように、塗り箸なんじゃないの。
ひとつずつ食べなさい」
み「しかし、酒なしで夕食を摂るのは、年2回と決めておるのじゃが……」
↑内視鏡検査と職場健診の前日です。
み「今年は、3回になってしまった」
律「だからゆっくり食べなさいって。
公園の鳩じゃないんだから」
↑これはもちろん鳩ではなく……。イグアナです。
み「おっと、あやうくオカズを食べきってしまうところだった。
もう1杯、お代わりせねば。
のりたまでも持ってくれば良かったな」
↑久しぶりに食べたくなりました。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/07/10 06:35
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内視鏡検査、結果異聞
1週間前の7月3日、毎年受けてる内視鏡検査を受診してきました。
朝9時の予約で、検査は1時間もかからないので、その後、出社することも可能です。
でもわたしは、そんなことはしません。
1日、有給休暇を取ってます。
なぜなら、検査後のブランチで、ビールを飲みたいからです。
この日の朝は当然、朝食抜きですからね。
ビールの美味しさは、筆舌に尽くしがたいです。
本編にあるように、前日は禁酒しました。
8ヶ月ぶりの休肝日です。
終わってからのブランチのことばかり考えながら、検査台にあがりました。
ちょっと我慢してれば、すぐ終わるはず。
ところが、今年は違ってました。
「胃が動きすぎてよく見えないので、蠕動を止める薬を入れます」と云われました。
胃に、冷たい感触がありました。
胃カメラの先から、薬が注入されたのでしょう。
「病変が何か所か見られますので、生検を取ります」とのこと。
胃カメラの先にハサミを付けて、切り採ってくるんだと思います。
何か所も採ってるらしく、なかなか終わりません。
そのうち、胃ではなく、腸の蠕動の方が激しくなってきました。
早い話、うんこをしたくなったんです。
胃壁に刺激を受けたせいでしょう。
さすがに言い出せないので、懸命に我慢。
カメラを抜かれたら、ようやく少し収まりました。
検査後、撮影した写真を見せられながら説明を受けました。
確かに、胃壁の数カ所に赤い膨らみがあり、中央部が白っぽくなって窪んでます。
「おそらく“たこいぼびらん”と云う良性の胃炎でしょう」とのこと。
でも、見た目では悪性と見分けが付かないので、鑑別に回すそうです。
聞いてる間も、不安よりも、うんこがしたくて早く終わってほしいと思うばかり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/07/10 06:35
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内視鏡検査、結果異聞(つづき)
ようやく終わると、看護師さんから、生検をした人用の注意書きが渡されました。
「胃の組織を採っている方は今日1日消化の良い食事にし、香辛料、酒類、コーヒー、たばこなど刺激物は避けてください」と書いてありました。
さらに看護師さんからは、「3箇所も採ってるので、できれば流動食にしてください」と付け加えられました。
クリニックで会計を済ますと、速効トイレ。
ほとんどがおならでしたが、実もあったので、検査台で漏らしてたら大変でした。
近くの薬局で薬をもらった後、もう1度トイレをして、ようやく収まりました。
来年からは、ストッパを飲んで行くことを固く決意。
思わぬ事態になりましたが、予定どおり、ブランチを買いにスーパーに行きました。
さて。
たしか、酒類は禁止されてました。
でも、ビールならいいだろうと判断。
しかもわたしが飲むのは、本物のビールでなく、第3のビールだし。
つづいて、アテです。
酒のあてとして、「流動食」に該当するものがあるか探しますが、やっぱりなさそうです。
少なくとも、候補のひとつにしてた「イカ刺し」は……。
流動食の対極にある食品と思われるので、断腸の思いで断念。
わたしが流動食という語感から連想したのは、カレーでした。
昔、ウガンダという芸人が「カレーは飲み物」と言って、3秒くらいで1皿食べてましたから。
スーパーの棚にカレーはありましたが、あまり美味しそうではありません。
しかも、チキンカツが載ってます。
さらにカレーなら、禁止されてる香辛料が入ってるはず。
ということで、却下。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/07/10 06:36
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内視鏡検査、結果異聞(つづきのつづき)
カレーの下の段に目をやると、カツ丼が鎮座してました。
表面のトロットロに溶けた卵が目に入りました。
流れてますよ。
流動してます。
決まりです。
カツ丼は、流動食に認定。
即、カゴに入れました。
あと買ったのは、半熟卵の載ったプラカップのうどん。
うどんは、立派な流動食ですよね。
問題は、青物です。
予定していたキャベツの千切りは、止めることにしました。
千切りの先っぽが、生検を採った傷に刺さるかも知れないので。
代わりに、キュウリとシロウリとナスの漬物にしました。
硬度はかなりあるように見え、流動食からは遠そうです。
でも、これらの野菜はほとんど水分から出来てると思うので、良く噛めば水と同じと判断。
ということで、家に帰って、待望のブランチ。
第3のビールくらいなら、お酒の部類に入らないと思ってましたが……。
350mlを、6缶も飲んでしまいました。
2.1リットルです。
ま、薄いからいいよね。
おかずは、流動食のカツ丼とうどん、それに水代わりの漬物です。
美味しかったです。
不思議と、生検の結果は気になりません。
もし結果が悪かったら、1週間後くらいまでに連絡するとのこと。
連絡が無かったら良性と思ってくださいと言われました。
今週1週間は、ちょっと電話にドキドキする日々を過ごしてました。
これまで、まだ連絡はありません。
今日、連絡がなければ、無罪放免と考えていいんですかね。
ま、たとえ悪性でも、写真を見た限り、さほど進行はしてないと思います。
昨年は、まったく無かったわけだし。
頑張れ、わたし。
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4. 手羽崎 鶏造- 2020/07/10 09:19
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それって、「流動」食の意味が
違いまんがな。
とにかく、良性でありますように。
(ほぼ禁欲生活に見える管理人さまが
悪性だったら、現代人のほとんどが
重症患者だと思う)
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5. Mikiko- 2020/07/10 19:12
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本日で1週間
今日まで、クリニックから連絡はありません。
大丈夫だったんですかね。
わたしの場合、誰かと会話しながら飲んでるのと違い……。
黙々と量をこなしてしまうという恐ろしさがあります。