2020.6.26(金)
女教師、いや……。
女教師の憑依した由美は、万里亜の頭を両手で鷲掴んだ。
万里亜は決して、心ならずも、この姿勢を取らされているわけではない。
体力からすれば、万里亜の方が由美よりはずっとあるだろう。
エクササイズで鍛えてもいる。
由美には拳法の心得こそあるが、膂力は乏しかった。
高校時代の女教師は、もっと非力だったはずだ。
万里亜が力ずくで、その女教師に犯されたわけはないのだ。
すなわち……。
これが、万里亜の本性ということだ。
あのエステスタジオや、女教授の店の舞台では……。
万里亜の役割設定は、明らかに「S」だった。
しかし……。
本性は違うと云うことだ。
あの高校で、女教師に顔を踏みつけられながら白目を剥いてイッた姿。
あれが、本来の万里亜なのだ。
ディルドゥを咥えた……。
いや、口一杯に頬張った万里亜が、横目で美弥子を見た。
助けを求める目ではなかった。
久々に故郷の空を見ているような、懐かしそうな目だった。
その瞳は、ここが自分の居場所だと告げていた。
そう、それなら……。
ここもわたしの居場所なのだ。
女教師と万里亜の痴態を、物入れから覗き続けた日々。
切ない郷愁が蘇り、はらわたが捩られた。
「先生……」
「ふふ。
今日は特等席だね、美弥子。
あのころは、ルーバー越しの限られた視界だったけど……。
今日はかぶりつきだ。
ほら、あのころみたいにオナりな」
美弥子は、自らの股間を見下ろした。
隠す術もない因果な器官が、欲情をあからさまに宣言していた。
すなわち陰核が、アゲハチョウの幼虫が持つ臭角のように、これ以上なく反りあがっているのだ。
美弥子は、その子鬼の角を摘まんだ。
「ぅひ」
熱かった。
指の腹には、はっきりと脈拍が感じられた。
女教師の憑依した由美は、万里亜の頭を両手で鷲掴んだ。
万里亜は決して、心ならずも、この姿勢を取らされているわけではない。
体力からすれば、万里亜の方が由美よりはずっとあるだろう。
エクササイズで鍛えてもいる。
由美には拳法の心得こそあるが、膂力は乏しかった。
高校時代の女教師は、もっと非力だったはずだ。
万里亜が力ずくで、その女教師に犯されたわけはないのだ。
すなわち……。
これが、万里亜の本性ということだ。
あのエステスタジオや、女教授の店の舞台では……。
万里亜の役割設定は、明らかに「S」だった。
しかし……。
本性は違うと云うことだ。
あの高校で、女教師に顔を踏みつけられながら白目を剥いてイッた姿。
あれが、本来の万里亜なのだ。
ディルドゥを咥えた……。
いや、口一杯に頬張った万里亜が、横目で美弥子を見た。
助けを求める目ではなかった。
久々に故郷の空を見ているような、懐かしそうな目だった。
その瞳は、ここが自分の居場所だと告げていた。
そう、それなら……。
ここもわたしの居場所なのだ。
女教師と万里亜の痴態を、物入れから覗き続けた日々。
切ない郷愁が蘇り、はらわたが捩られた。
「先生……」
「ふふ。
今日は特等席だね、美弥子。
あのころは、ルーバー越しの限られた視界だったけど……。
今日はかぶりつきだ。
ほら、あのころみたいにオナりな」
美弥子は、自らの股間を見下ろした。
隠す術もない因果な器官が、欲情をあからさまに宣言していた。
すなわち陰核が、アゲハチョウの幼虫が持つ臭角のように、これ以上なく反りあがっているのだ。
美弥子は、その子鬼の角を摘まんだ。
「ぅひ」
熱かった。
指の腹には、はっきりと脈拍が感じられた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/06/26 05:43
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今日は何の日
6月26日は、『露天風呂の日』。
岡山県真庭市の湯原町旅館協同組合と『(社)湯原観光協会』が制定。
日付は、「ろ(6)てん(.)ぶ(2)ろ(6)=露天風呂」で、「6.26」の語呂合わせから。
また、同協会のある湯原温泉(http://www.yubara.com/)は……。
1987(昭和62)年6月26日、「第1回6.26露天風呂の日」イベントを日本で最初に開催しました。
記念日は、2016(平成28)年、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』により認定、登録されてます。
湯原温泉では、この日、旅館、ホテルの内湯の無料開放や、お湯取りの儀、温泉感謝の集い、スタンプラリーなど……。
様々なイベントが、町をあげて実施されます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/106261.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、引用を続けさせていただきます。
↓湯原温泉は、1981(昭和56)年に「露天風呂番付」で西の横綱にランクされました。
https://zatsuneta.com/img/106261_02.jpg
露天風呂番付は、行司に旅行作家で温泉評論家の野口冬人、勧進元に暁教育図書編集部でまとめられたものです。
有名な温泉地を番付したもので、選考基準は、利用の有料・無料、公共性、管理、周辺環境などで……。
東の横綱は、群馬県の宝川温泉でした。
なお、毎月26日は「風呂の日」、4月26日は「よい風呂の日」となってます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/06/26 05:44
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今日は何の日(つづき)
番付、かなり特殊な視点から編纂された感じですね。
ともかく、今年の記念日が、移動自粛解除後で良かったです。
賑わうといいですね。
さて。
わたしと露天風呂。
もちろん、入ったことはあります。
でも、本格的なところではありません。
旅館の内湯から続く露天風呂だけ。
本格的なと言ったのは……。
内湯がなくて、露天風呂だけというイメージです。
これは、一度もないですね。
そもそもわたしは、温泉好きとは言えません(なら書くなよ)。
つらつら考えても……。
自腹で温泉に行ったことはないんです。
泊まったビジネスホテルに、たまたま温泉の大浴場があったということはあります。
でもこれは、温泉が目的じゃありませんでしたからね。
子供のころは何度かあると思いますが……。
もちろん、お金を出したのは親です。
大人になってからは、社員旅行や慰労会だけ。
もちろん、費用は会社持ちです。
自腹温泉、1度もないです。
現在、新潟市では……。
8月いっぱいまで、1人あたり最大5,000円の温泉宿泊補助を行ってます。
対象の温泉は、岩室温泉と田ノ浦温泉(共に新潟市西蒲区)。
新潟市内の温泉って、ほかになかったですかね?
ま、海に砂が溜まって出来た平野ですから……。
温泉は湧かないでしょうね。
なお、補助の対象は新潟市民限定です。
例えば、1泊2食付き1万円の宿泊プランが……。
5千円で利用できるわけです。
ビジホ並み。
お得ですね。
でも残念ながら、ちょっと行く気にはなりません。
ほかに用事がないからです。
温泉好きの人は、それ自体が目的なのでしょうが。
結局わたしは、それほど温泉が好きじゃないということです(それなら書くなって)。
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3. 手羽崎 鶏造- 2020/06/26 08:07
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温泉?結構スキですね。
万座温泉の某温泉旅館の
露店風呂目当てに5度程
訪ねたことがあります。
「露天風呂のある宿」もいいですが、
「露天風呂が見える宿」(つまり
女湯が覗ける宿)をウリにする
旅館主人って居ませんかねえ
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4. Mikiko- 2020/06/26 16:01
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新潟の露天風呂
冬は、雪見で風情があるようです。
たいがい、東屋のような屋根がかかってますので……。
頭に雪が積もることはありません。
でも、雪の重みでその屋根が崩れ……。
入浴中に亡くなった方もおられるようです。
本日は、テレワーク。
朝の7:30から開始し……。
なんと、12:00に終わってしまいました。
その後は、スーパーに買い物に行って……。
ビールを飲んで、お昼寝です。
テレワーク、最高。
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5. 手羽崎 鶏造- 2020/06/27 08:40
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<本篇より>
「今日はかぶりつきだ。
ほら、あのころみたいにオナりな」
ほら、言った通りでしょ。
東京の御成門ってこれが
語源なんですよ。きっと
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6. Mikiko- 2020/06/27 11:17
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上様の……
「お成ーりー」。
これも考えると、笑えます。