2020.4.26(日)
照明が一瞬落ち、すぐに点灯された。
色彩は伴っていなかった。
以前の舞台と同じ、やや暗めの間接光に戻った。
万里亜の影が、床にぼんやりと映し出されている。
万里亜が、バラ鞭を振るった。
四つん這いの人体にだ。
しかし打擲したのではなく、何かの合図のようだった。
人体は一瞬で進化し、二足歩行に変じた。
こちらに背を向けている。
これは……。
どう見ても、男だ。
と云っても、筋骨隆々たる体型ではない。
服を着せたら女性に見えそうなほど、華奢だった。
しかも、明らかに若い。
少年だ。
もちろん、少年の裸など、見たことはないのだが。
いや。
ある。
しかも、遠い昔ではない。
つい最近だ。
そう。
夏休みのバイト先だった千葉の民宿。
花火の会場で見つけた痴漢男が……。
民宿に戻ったら、庭にいたのだ。
しかも、ただいたのではない。
シーツに隠して干していた由美たちの下着をネタに、オナニーに耽っていたのだ。
由美の誰何に逃げようとした男の横腹に、思い切り蹴りを入れた。
あえなく失神した男を、逃げられないよう、物干しの土台に括りつけた。
手近に紐などはなかったので、男のタンクトップを脱がし、柱に後ろ手に括りつけた。
さらに逃走を防ぐため……。
下のハーパンまで脱がしたのだ。
オナニーのため、すでに半分下ろされていたこともあるが。
すなわち、素っ裸にしてしまったわけだ。
その後、目を覚ましたその男は、薫と名乗った。
地元の高校生だと云う。
そして、由美と美弥子、民宿の息子の涼太の前で、世にも奇妙な物語を語り始めたものだ。
由美の脳裏に、はっきりと薫の裸が蘇った。
今のように、直立した背中を眺めたことはなかったと思う。
しかし……。
似ている。
まったくの同質感を感じるのだ。
同じ年代の少年は、みんな同じ感じなのだろうか。
それにしても……。
色彩は伴っていなかった。
以前の舞台と同じ、やや暗めの間接光に戻った。
万里亜の影が、床にぼんやりと映し出されている。
万里亜が、バラ鞭を振るった。
四つん這いの人体にだ。
しかし打擲したのではなく、何かの合図のようだった。
人体は一瞬で進化し、二足歩行に変じた。
こちらに背を向けている。
これは……。
どう見ても、男だ。
と云っても、筋骨隆々たる体型ではない。
服を着せたら女性に見えそうなほど、華奢だった。
しかも、明らかに若い。
少年だ。
もちろん、少年の裸など、見たことはないのだが。
いや。
ある。
しかも、遠い昔ではない。
つい最近だ。
そう。
夏休みのバイト先だった千葉の民宿。
花火の会場で見つけた痴漢男が……。
民宿に戻ったら、庭にいたのだ。
しかも、ただいたのではない。
シーツに隠して干していた由美たちの下着をネタに、オナニーに耽っていたのだ。
由美の誰何に逃げようとした男の横腹に、思い切り蹴りを入れた。
あえなく失神した男を、逃げられないよう、物干しの土台に括りつけた。
手近に紐などはなかったので、男のタンクトップを脱がし、柱に後ろ手に括りつけた。
さらに逃走を防ぐため……。
下のハーパンまで脱がしたのだ。
オナニーのため、すでに半分下ろされていたこともあるが。
すなわち、素っ裸にしてしまったわけだ。
その後、目を覚ましたその男は、薫と名乗った。
地元の高校生だと云う。
そして、由美と美弥子、民宿の息子の涼太の前で、世にも奇妙な物語を語り始めたものだ。
由美の脳裏に、はっきりと薫の裸が蘇った。
今のように、直立した背中を眺めたことはなかったと思う。
しかし……。
似ている。
まったくの同質感を感じるのだ。
同じ年代の少年は、みんな同じ感じなのだろうか。
それにしても……。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/04/26 06:37
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今日は何の日
4月26日は、『よい風呂の日』。
日付は、「よい(4)ふ(2)ろ(6)⇒よい風呂」と読む語呂合せから。
「風呂」の語源は、物を保存するために外気を防ぐように作った部屋である「室(むろ)」が転じたとする説や……。
茶の湯で湯を沸かすために使う道具である「風炉(ふろ)」に由来する説などがあります。
日本のお風呂は元々、蒸気により体を蒸らす「蒸し風呂」が主流でした。
浴槽にお湯を張り、そこに体を浸けるという現在では一般的なスタイルは……。
古くから桶に水を入れて体を洗う「行水」と、「蒸し風呂」が融合してできたと考えられてます。
また、この入浴方法が一般的になったのは、江戸時代に入ってからとされてます。
日本人は入浴を好み、また、入浴に対し熱心かつ真剣です。
「アメリカ人は体をきれいにするために風呂に入るが、日本人は体をきれいにしてから風呂に入る」と言われるほど、浴槽の衛生管理には気を使ってます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/104261.html)のページから転載させていただきました。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/04/26 06:37
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今日は何の日(つづき)
この日は、『(社)日本記念日協会(https://www.kinenbi.gr.jp/)』に登録されてないのかなと思ったら……。
ちゃんと登録されてました。
しかも、かなり知名度のある日のようです。
なぜなら、「テルマエ・ロマエⅡ」の公開日が、2014年4月26日だったからです。
なお、「テルマエ・ロマエ」の公開日は、2012年4月28日でした。
なぜ、2日遅れたのでしょう?
カレンダーを調べて見ました。
4月28日は、ゴールデンウィーク始まりの土曜日でした。
この日から、最初の3連休。
2日おいて、後半の4連休。
どうやら、この関係でしょうね。
そしたら、2014年はどうでしょう。
この年はまさしく、4月26日が土曜日でした。
なるほどねー。
初日は、舞台挨拶とかもあるでしょうからね。
さて、わたしとお風呂。
もちろん、毎日入ってます。
それも、朝晩。
朝は、お湯のシャワーだけですが。
朝、石鹸を使わないのは……。
いい歳の女が、朝から石鹸を匂わせてるのはどうかと思うので。
どうとも思われないかも知れませんが……。
自分の方が気になりますから。
ということで朝は、お湯で汗を流すだけです。
前の晩、入ってますからね。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/04/26 06:37
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今日は何の日(つづきのつづき)
夜のお風呂も、烏の行水です。
いちおう、湯船には2回、浸かります。
でもたぶん、1分も浸かってません。
子供のころは、数を数えさせられたりしてました。
あのころは、1分であがることなんか、許されませんでしたね。
大人になって良かったです。
全所要時間は、10分くらいだと思います。
1時間も入ってるという話を聞くと、不思議でなりません。
何してるんですか?
あと、お風呂掃除は毎週、行ってます。
わたしの仕事です。
毎日は出来ないので、日曜日だけです。
でも、うちは2人家族ですし……。
母は、隔日くらいにしか入りませんから。
週1の掃除でも、問題ないでしょう?
温泉旅館、今、大変でしょうね。
新潟の月岡温泉とか、どうなってるんでしょう。
あそこ、アジア系の観光客が多かったんですよ。
浴衣を着てると、見た目が日本人と同じなので気づきませんが……。
エレベーターに乗ると仰天します。
それまで日本人だとばかり思ってたおばちゃんたちが……。
いきなり異国語で会話を始めますから。
わたしが行ったのは、会社の慰労会です。
こういう利用も、なくなってるでしょうね。
もしこれが、年末の忘年会シーズンまで続いたら……。
旅館は全滅しちゃうんじゃないですか。
早く、もとの暮らしが戻ってきてほしいものです。
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4. 手羽崎 鶏造- 2020/04/26 09:49
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入浴後の香り。
奥さんとホテルインして、
お風呂(広めの浴槽も)を使う
のですが、髪をアップして括る
仕草がとてもスキです。
アップのまま全裸姿も〃〃。
午後とか日中にラブホを利用
するのですが、シャンプーの香り
プンプンさせて帰宅はありえない
ですものね。
シャボンの香りよりシャンプーの
香りの方が人に気づかれやすい
と思います。
奥さんにしてもそういうところへ
行きそうな日はコロンは弱めに
してくれています。
ワタシですか?そういう日は帰宅
すると自宅の風呂直行で全身を
洗い流します。着ているものはすぐ
洗わずに、日を置いて洗濯機に放り
込みます。女香は残るものですから。
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5. Mikiko- 2020/04/26 11:30
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ラブホ後
石鹸の匂いを消すために……。
帰り道で、走って汗をかくという男もおるそうな。