2020.4.4(土)
↓カエデでしょうか。

↑「み」
トウカエデの葉に似てます。

↑「み」
調べたら、やはりトウカエデでした。
しかも、とんでもない由緒がある木でした。
なんと!
享保6(1721)年、八代将軍・徳川吉宗が……。

↑ご存じ、暴れん坊将軍!
当時の清国(しんこく)から贈られた6本のうちの5本を、「お手植え」したものだそうです。
となれば、ほぼ樹齢300年。
知ってたら、拝んでおいたのですが。
↓地際の様子。

↑「み」
これは、2本を並べて植えたんですかね。
トウカエデ(唐楓)は、その名のとおり、中国原産。
といっても、日本では、決して珍しい樹木ではありません。
それどころか、街路樹などで、普通に見られます。

↑紅葉も綺麗です。
排気ガスなどに強いので、高度成長期には好んで植えられました。
↓大きくなると樹皮が剥がれてくるので、比較的簡単に見分けられます。

↑決して病気ではありません。
↓奇怪千万な芝貼り。

↑「み」
なんでここだけ、こんな形に芝を貼ったのでしょう?
↓西洋芝みたいですが。

↑「み」
ははぁ。
ひょっとして、試し貼りじゃないでしょうか。
周りのハゲチョロビンの一帯を、芝で覆う案が出てるのかも。
全面をやって失敗したら、お金をドブに捨てるようなものなので……。
試し貼りしたんじゃないですか。
ほかの場所とは違い、海水の池の近くですからね。
見たところ、今のところは成功のようです。
でも、潮の影響が、今後どう出るかですね。
↓水路に架かる小さな橋を渡ります。

↑「み」
なんだか、山の中にいるようです。
↓この水路を流れるのが海水とは、とても思えません。

↑「み」
↓笹と雑草。

↑「み」
笹は、クマザサでしょうか。

↑「み」
チシマザサにも見えますが。
いずれにしろ、こういうところは……。
雑草と同居の、この程度の管理で十分だと思います。
広い庭園ですから……。
場所によって予算にメリハリを付けないと、とても維持していけません。
↓奥の方は、笹の天下です。

↑「み」
陽が当たらないので、雑草が生えないのでしょう。
↓奥に、斑入りが見えます。

↑「み」
やっぱり、クマザサですね。
植えられた当初は、全面が斑入りの園芸品種だったんじゃないでしょうか?

それが、手前の陽のあたる方では野生化して先祖返りし、斑が消えたんだと思います。

↑「み」。わたしは、こっちの方が好きです。
↓復元された建物。

↑「み」
↓説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
建物の名前が書いてありませんね。
ネットで調べたら、「燕の御茶屋」のようです。
2015年の復元。
残念ながら、中には入れません。
「燕の釘隠金具」が使われてるんですね。
燕はもちろん、新潟県燕市です。

隣の三条市と共に、金物の街として有名です。
と、思ってたら……。
ぜんぜん違ってました。
↓「燕の釘隠金具」は、鳥のツバメの形をした釘隠金具のことでした。

あー、びっくりした。
大恥をかくとこだったわい。
こんな説明書きが無ければ、掘っ立て小屋にしか見えませんが……。
復元費用は、どれくらいかかったんですかね?
内部の写真がないので、中には入れなかったんだと思います。
そんなお金を掛けた内部を、なんで公開しないんでしょう?
↓ちゃんと建物名が書いてありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓こちらはなんか、豪農の屋敷めいた造りです。

↑「み」
↓なぜか続いて、「お伝い橋」の説明書き。

↑「み」
総檜造りなわけですね。
鳩に糞をされたら困るわけです。
↓橋の上のアーチに繁ってるのは、藤でしょう。

↑「み」
こういう橋には、藤があしらわれる場合が多いようです。
有名な亀戸天神の藤もそうですし……。

新潟市の白山公園にもあります。

↑こちらは白藤です。わたしは、白藤の方が好きです。昔、わが家にもあったので。
↓さっきの建物の側面です。

↑「み」
この建物は、「お伝い橋」のたもとに建ってるわけです。
↓「鷹の御茶屋」でした。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
この日は月曜日。
残念ながら、内部は見れませんでした。
うーむ。
月曜じゃない日に、もう一度行きたくなりました。
わたしの人生に、はたして2度目の探訪の日は訪れるでしょうか。
↓「鷹の御茶屋」の説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
立派なのも当然です。
鷹狩りをする将軍の休憩所だったわけです。
↓伸び放題の笹とガクアジサイ。

↑「み」
何を撮りたかったのかわかりません。
↓浜離宮の説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
もちろん、読みませんでした。
博物館などでは、こういう展示品の説明書きを丹念に読んでる方がおられます。
わたしは、まったく読みません。
とりあえず、写真だけは撮っておきますが。
結局これも、改めて読みませんでした。
↓これも御茶屋でしょうか?

↑「み」
この建物は、説明書きを撮ってませんでした。
無かったんですかね?
ネットで調べたら、「松の御茶屋」でした。
復元されたのは、2010(平成22)年12月。
前面はガラス張りの縁側みたいですね。
でも、江戸時代からじゃないでしょう?
内部は公開されてないようです。
このガラスは、ちょっと危なそうですからね。
↓刈りこまれた芝生。

↑「み」
野芝みたいですね。
でも、芝を撮ったわけではありません。
花です。
↓ネジバナ。

↑「み」
花穂が捻れて咲く花です。
↓わたしの写真ではわかりにくいので、拝借画像でどうぞ。

別に珍しい花ではありません。
わが家のベランダのプランターにも、勝手に生えてきてます。
↓これは、オカメザサのようです。

↑「み」
成長に伴って稈から鞘が脱落してしまう種であるため……。
植物学上では、ササではなくタケに分類されるとか。
日本原産ですが、野生種の発見は難しいそうです。
↓クマザサなどと比べて、葉の幅が広いです。

↑「み」
↓「潮入りの池」説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓アカガシです。

↑「み」
見たことのない木でした。
なのに、なんで樹名がわかったかと云うと……。
幹に、樹名板が付けられてました。

↑「み」
これまでの木で、樹名板を見た記憶はありません。
新しい樹名板のようですね。
整備され始めたのでしょうか。
でも、ひと言、樹木の説明がほしいところです。

↑こういうやつ。こちらは、QRコードまで付いてます。
アカガシは、新潟ではまず見かけない常緑樹です。
主に、西日本に分布するようです。
新潟で育たないこともないみたいですが……。
わざわざ植える用途もありませんしね。
↓執念深く水溜まりを撮ってます。

↑「み」
しかし、水勾配とか取らなかったんですかね。
周りは芝なんですから、そっちに少し勾配を付ければ良かったのに。
↓この水飲みは、本物の石でしょうか。

↑「み」
特注品なんでしょうね。
上部と土台は、別の石のようですが……。

↑「み」
かなりの値段だと思います。
これ1基付ける予算で、何㎡の園路が直せるでしょう(しつこい)。
↓広い園路に出ました。

↑「み」
それにしても、人がいません。
撮影するには、雨の日がチャンスですね。
↓像がありました。

↑「み」
↓神話っぽいです。

↑「み」
↓説明書きがありました。

↑「み」
読みにくいですが、「可美真手命」と書いてあるようです。
読みは、「うましまでのみこと」。
調べたら……。
神武天皇の大和平定物語のなかに出てくる人物で、物部(もののべ)氏の祖だそうです。

↑蘇我氏と対立し、滅ぼされました。
なんでこの像が浜離宮にあるか、調べればわかるでしょうが……。
今は先を急ぎましょう。
↓と思ったら、ちゃんと説明書きのアップも撮ってありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓これもタブノキですかね?

↑「み」
敷地が広いので、目一杯枝を広げられます。
幸せな木です。
↓「芳梅亭」とあります。

↑「み」
↓利用できるみたいです。

↑「み」
↓有料でした。

句会、勉強会、お茶会などに使えるようです。
詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
AV撮影は不可だと思われますが、黙ってやればバレないのでは(一棟貸し切りですから)。

↑亭内の様子。十畳一間と六畳二間。旅館のシーンとか出来そうです。
声は低く抑えましょう。
↓欲しいままに枝を広げた木。

↑「み」
王の風格です。
これもタブノキでしょうか。
↓広々とした庭園の背後に聳える高層ビル。

↑「み」
案外、お互い引き立て合って、いいんじゃないでしょうか。
↓これも別の木みたいですね。

↑「み」
遠目では、樹種はわかりません。
もっと寄って、葉や幹を撮ってくればよかったですね。
↓説明書きが立ってました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
柑橘が植えられてるんですね。
新潟で育つのは、柚子くらいです。
やっぱり羨ましいです。
しかし、この説明書き、鳥の糞が載ってるのはいいとして……。
大事な記述がなされてないではないか。
すなわち、「九年母」の語源です。
また、わたしが調べにゃならん。
ということで、一手間掛けて、調べてみました。
どうやら、沖縄方言で、ミカン類は「クニブ」と呼ぶようです。
これに「九年母」の漢字が当てられたみたいなんです。

↑見た目は、普通にミカンです。
↓確かに成ってます。

↑「み」
↓園内マップがありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
現在位置が書いてないようです。
移動式のマップじゃあるまいし、何でですかね?
↓あ、違う違う、ありました。

↑「み」。中央の赤いテープみたいなところです。
↓猫、発見。

↑「み」
周りに民家などないと思いますが。
野良でしょうか。
案外、観覧者から餌をもらえるのかも知れません。
わたしには近づいて来ませんでしたが。
何も持ってないのがわかったんですかね。
↓すたこらと去る猫。

↑「み」
冬は、どうしているんでしょう。
東京は暖かくなったとは云え、朝方は放射冷却で寒いはずです。
潜りこめる縁の下とかがあるんですかね。
↓再び佇む猫。

↑「み」
人相、いや猫相が悪いです。
わたしを睨んでるんでしょうか。
↓どうやら浜離宮の猫は、複数匹いるようです。

池で魚を獲ってるんですかね?

↓ここは、さっきのマップにあった「しょうぶ田」だと思います。

↑「み」
↓よく見ると、花が残ってます。

↑「み」
ちなみに、ハナショウブと云うと湿地のイメージですが……。
水の無いところでも生育できます。
水が無いとダメなのが、カキツバタ。

↑カキツバタの自生地。
逆にアヤメは、畑のような乾燥地で育ちます。

↑畑のアヤメ。
ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)となると、むしろ湿気を嫌います。
↓これもタブノキでしょうか。

↑「み」
樹冠の赤く見えるのは、新芽だと思います。
↓タブの新芽は真っ赤で、遠目で見ると花が咲いてるようです。

でも、6月下旬に新芽?
梅雨の雨で、2度目の芽が出たのでしょうか。
↓と思ったら、違いました。

↑「み」
ちゃんと、アップを撮ってました。
赤く見えたのは、花茎でした。
↓これもタブノキです。

↑「み」
同じ木ですかね?
↓これもそうかも?

↑「み」
どうしてこんなにタブノキが多いんでしょう?
タブノキ(クスノキ科)の別名は、イヌグス。

↑各地に巨木があります。
クスノキに似てるけど、クスノキより劣るという意味でしょう。
失敬な名前です。
でも東京なら、十分、クスノキが育つんです。
なんでわざわざ、タブノキを植えたんでしょう?
やっぱり、海に近いという理由なんですかね?
でも、耐潮性という面なら、クスノキも十分強いと思うのですが。
↓何かの門。

↑「み」
出口ではなかったはず。
↓こういうのは、初めて見ました。

↑「み」
人の行き来で地面がヘコみ、水溜まりが出来たりするのを防ぐためでしょうか?
↓入園料の表示。

↑「み」
65歳以上は、150円なんですね。
でも、子供料金が書いてありません。
調べたら、小学生以下、及び都内在住在学の中学生は無料だそうです。
つまり、都外の中学生以上と、すべての高校生以上は大人料金ということですか。
修学旅行で儲けようという魂胆でしょうか。
団体は、2割引ですが。
でも、1人240円取れます。
100人いれば、24,000円。
なんだ、たいしたことないじゃん。
↓門です。

↑「み」
普通は、この門から入るわけです。
つまり、わたしはもう、門を出てるということ。
↓浜離宮は、こちら側も水路で隔てられてます。

↑「み」
これも、海水なんでしょうね。
右手が、浜離宮。
↓わざわざ、反対側も撮ってます。

↑「み」
左手が、浜離宮。
↓さらに欄干まで近づいて撮影。

↑「み」
↓上を通る道路は、都心環状線。

↑「み」
下道は、通称「海岸通り」という都道のようです。

↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓これは、別に新潟でも珍しいものではありません。

↑「み」
でも、外国語の説明書きがあるのは、さすが東京です。

↑「み」
↓「海岸通り」を横断します。

↑「み」
↓オートバイ専用の駐車場がありました。

↑「み」
東京の道路では、車より便利なのかも知れません。
↓雨もあがったようです。

↑「み」
この写真の撮影時刻は、お昼の12:04分。
サラリーマンはお昼に出る時間ですが……。
このあたりには、飲食店などはないようです。
閑散としてます。
↓案内図がありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓デジカメのバッテリーが切れたので、予備のと交換しました。

↑「み」
雨が上がってて良かったです。
↓ヘデラカナリエンシス。

↑「み」
強健です。
わが家の裏庭は、これに席巻されました。
わたしはそのままでもいいと思ってたのですが……。
母が、植木屋を呼んで、すべて刈り取らせてしまいました。
この母とは、庭に対する姿勢がまったく異なり……。
わかり合えることはありません。
ま、そう長くない先に、わたしの天下になるのです。
それまでは、我慢我慢。
↓ここにも、ヘデラカナリエンシス。

↑「み」
ずっと、こんな状態で大人しくしてると思ったら大間違い。
蔓を伸ばし、道路に這い出して来ます。
ここは、植えて間もないのか、管理が行き届いているのか……。
たいへん綺麗な状態に保たれてます。
何ごともそうですが、小まめにやるのが、結局は一番楽なんです。
草取りも、気づいたときに、ちょいちょいと抜いておく。
これで、綺麗に保てます。
ところが、それがなかなか出来ないんですよね。
結局、ボーボーになるまで放ったらかしてしまいます。
そうなってからの草取りは……。
半日を費やす一大イベントになってしまいます。
↑わたしが使ってる草刈り機の後継機種です。わたしのは5年くらい前のですかね。でも、まだまだ全然、現役ですよ。
↓非常に綺麗に保たれた街路樹。

↑「み」
↓高木は、常緑のクロガネモチでした。

↑「み」
新潟では、庭木以外では使われない樹種です。
新潟の街路に植えたら、冬場痛むでしょう。
自然生息地は、「福井・茨城」以西のようです。
名前の「ガネモチ」の部分が、「金持ち」に通じることから……。
縁起木として庭木に好まれる地域もあるそうです。
↓「クロガネ」の由来は、枝が黒っぽいからとのこと(実際には紫色に近いようです)。

↑実も綺麗です。
↓なぜか撮影。

↑「み」
たぶん、「大東京」と「信用組合」の対比が面白かったからだと思います。
でも、「大東京」の名は、ダテではありませんでした。
こちらの店舗一覧を見ると……。
多摩から東京東部の下町まで、広く店舗網を有してます。
40店舗以上ありますね。
本店は、港区東新橋。

↑その名も「大東京ビル」。自社ビルですね。
「大東京」に恥じない信用組合さんでした。
失礼いたしました。
↓カプセルホテル発見。

↑「み」
わたしは、豪華なカプセルより……。
貧相なシングルルームの方がいいです。

↑「み」。窓の外がトタン屋根だったアパホテル。でも、室内は十分な設備でした。
↓イチョウのひこばえ。

↑「み」
「蘖(ひこばえ)」とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことです。
切り株じゃない木から生える場合……。
主幹が弱ってることもあります。
でも、この木は、そうは見えません。
林の中では、株元まで陽があたりません。

なので、ひこばえが出ないんだと思います。
それに対し、街路樹では、根元まで陽があたります。

ということで、ひこばえが出る。
樹木も、根に近い部分に葉がある方が楽なんですよ。
しかし、こんなひこばえを放っておくのは、管理不行き届きです。
このままひこばえが育てば、主幹に回る栄養が削がれます。
早いこと刈り取るべきです。
第一、見た目がよくありません。
↓これはちと、意図不明。

↑「み」
手前は、ひこばえじゃなくて雑草みたいですね。
管理がなっちょらんと言いたかったのでしょうか。
↓ようやく繁華な場所に出ました。

↑「み」
ここは、都営大江戸線の「大門駅」のあたりだと思います。

JRでは、「浜松町駅」の近くです。
↓「港区指定喫煙場所」。

↑「み」
傘を差しての喫煙です。

↑「み」
虐げられてますね。
こういうのを見ると、禁煙できてほんとに良かったと思います。
もし出来てなかったら……。
「単独旅行記」中、こういう場所ばかり探して歩いてたかも知れません。
↓悪の紋章。

↑「み」
なんの意味があるんでしょう?
蝶ですよね。
石の左右が持ち上がってるので、石の断面が蝶に見えないこともありません。
しかしこれ、どうやって座るんでしょう?
真ん中にひとりですかね。
それとも、左右に背を向けて2人でしょうか。
まさか、向かい合わせはないですよね。
ていうか、そもそもこれ必要ですか?
こんなのでもきっと、たまげるような値段ですよ。
↓目的地が見えてきました。

↑「み」
↓芝の増上寺の「大門」です。

↑「み」
なお、これを“おおもん"と読んではいけません。
“だいもん"です。

↑部長刑事って……。階級、巡査部長だったんですか。
“おおもん"と読むのは、吉原です。

参道の入口の門ですね。
昭和12年に造られた、鉄筋コンクリートの門だそうです。
わたしは、こういうのをコンクリートで復元することに賛成です。
森林資源を使わなくていいですから。
沖縄の首里城も、コンクリートで復元すべきだと思ってます。
↓こちらが「三解脱門」。

↑「み」
こちらは、元和8(1622)年に再建された木造建築です(国の重要文化財)。
「三解脱門」とは、三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことだとか。
潜るだけで解脱できるのなら、こんなありがたいことはありません。
実際には、それを解脱するための修行の門ということでしょう。
ここまでに至る参道の写真がありませんでした。
通行人がたくさんいて、撮れなかったんでしょう。
撮影時刻は、12時半。
サラリーマンがランチに出てる時間です。

↑「み」
トウカエデの葉に似てます。

↑「み」
調べたら、やはりトウカエデでした。
しかも、とんでもない由緒がある木でした。
なんと!
享保6(1721)年、八代将軍・徳川吉宗が……。

↑ご存じ、暴れん坊将軍!
当時の清国(しんこく)から贈られた6本のうちの5本を、「お手植え」したものだそうです。
となれば、ほぼ樹齢300年。
知ってたら、拝んでおいたのですが。
↓地際の様子。

↑「み」
これは、2本を並べて植えたんですかね。
トウカエデ(唐楓)は、その名のとおり、中国原産。
といっても、日本では、決して珍しい樹木ではありません。
それどころか、街路樹などで、普通に見られます。

↑紅葉も綺麗です。
排気ガスなどに強いので、高度成長期には好んで植えられました。
↓大きくなると樹皮が剥がれてくるので、比較的簡単に見分けられます。

↑決して病気ではありません。
↓奇怪千万な芝貼り。

↑「み」
なんでここだけ、こんな形に芝を貼ったのでしょう?
↓西洋芝みたいですが。

↑「み」
ははぁ。
ひょっとして、試し貼りじゃないでしょうか。
周りのハゲチョロビンの一帯を、芝で覆う案が出てるのかも。
全面をやって失敗したら、お金をドブに捨てるようなものなので……。
試し貼りしたんじゃないですか。
ほかの場所とは違い、海水の池の近くですからね。
見たところ、今のところは成功のようです。
でも、潮の影響が、今後どう出るかですね。
↓水路に架かる小さな橋を渡ります。

↑「み」
なんだか、山の中にいるようです。
↓この水路を流れるのが海水とは、とても思えません。

↑「み」
↓笹と雑草。

↑「み」
笹は、クマザサでしょうか。

↑「み」
チシマザサにも見えますが。
いずれにしろ、こういうところは……。
雑草と同居の、この程度の管理で十分だと思います。
広い庭園ですから……。
場所によって予算にメリハリを付けないと、とても維持していけません。
↓奥の方は、笹の天下です。

↑「み」
陽が当たらないので、雑草が生えないのでしょう。
↓奥に、斑入りが見えます。

↑「み」
やっぱり、クマザサですね。
植えられた当初は、全面が斑入りの園芸品種だったんじゃないでしょうか?

それが、手前の陽のあたる方では野生化して先祖返りし、斑が消えたんだと思います。

↑「み」。わたしは、こっちの方が好きです。
↓復元された建物。

↑「み」
↓説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
建物の名前が書いてありませんね。
ネットで調べたら、「燕の御茶屋」のようです。
2015年の復元。
残念ながら、中には入れません。
「燕の釘隠金具」が使われてるんですね。
燕はもちろん、新潟県燕市です。

隣の三条市と共に、金物の街として有名です。
と、思ってたら……。
ぜんぜん違ってました。
↓「燕の釘隠金具」は、鳥のツバメの形をした釘隠金具のことでした。

あー、びっくりした。
大恥をかくとこだったわい。
こんな説明書きが無ければ、掘っ立て小屋にしか見えませんが……。
復元費用は、どれくらいかかったんですかね?
内部の写真がないので、中には入れなかったんだと思います。
そんなお金を掛けた内部を、なんで公開しないんでしょう?
↓ちゃんと建物名が書いてありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓こちらはなんか、豪農の屋敷めいた造りです。

↑「み」
↓なぜか続いて、「お伝い橋」の説明書き。

↑「み」
総檜造りなわけですね。
鳩に糞をされたら困るわけです。
↓橋の上のアーチに繁ってるのは、藤でしょう。

↑「み」
こういう橋には、藤があしらわれる場合が多いようです。
有名な亀戸天神の藤もそうですし……。

新潟市の白山公園にもあります。

↑こちらは白藤です。わたしは、白藤の方が好きです。昔、わが家にもあったので。
↓さっきの建物の側面です。

↑「み」
この建物は、「お伝い橋」のたもとに建ってるわけです。
↓「鷹の御茶屋」でした。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
この日は月曜日。
残念ながら、内部は見れませんでした。
うーむ。
月曜じゃない日に、もう一度行きたくなりました。
わたしの人生に、はたして2度目の探訪の日は訪れるでしょうか。
↓「鷹の御茶屋」の説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
立派なのも当然です。
鷹狩りをする将軍の休憩所だったわけです。
↓伸び放題の笹とガクアジサイ。

↑「み」
何を撮りたかったのかわかりません。
↓浜離宮の説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
もちろん、読みませんでした。
博物館などでは、こういう展示品の説明書きを丹念に読んでる方がおられます。
わたしは、まったく読みません。
とりあえず、写真だけは撮っておきますが。
結局これも、改めて読みませんでした。
↓これも御茶屋でしょうか?

↑「み」
この建物は、説明書きを撮ってませんでした。
無かったんですかね?
ネットで調べたら、「松の御茶屋」でした。
復元されたのは、2010(平成22)年12月。
前面はガラス張りの縁側みたいですね。
でも、江戸時代からじゃないでしょう?
内部は公開されてないようです。
このガラスは、ちょっと危なそうですからね。
↓刈りこまれた芝生。

↑「み」
野芝みたいですね。
でも、芝を撮ったわけではありません。
花です。
↓ネジバナ。

↑「み」
花穂が捻れて咲く花です。
↓わたしの写真ではわかりにくいので、拝借画像でどうぞ。

別に珍しい花ではありません。
わが家のベランダのプランターにも、勝手に生えてきてます。
↓これは、オカメザサのようです。

↑「み」
成長に伴って稈から鞘が脱落してしまう種であるため……。
植物学上では、ササではなくタケに分類されるとか。
日本原産ですが、野生種の発見は難しいそうです。
↓クマザサなどと比べて、葉の幅が広いです。

↑「み」
↓「潮入りの池」説明書き。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓アカガシです。

↑「み」
見たことのない木でした。
なのに、なんで樹名がわかったかと云うと……。
幹に、樹名板が付けられてました。

↑「み」
これまでの木で、樹名板を見た記憶はありません。
新しい樹名板のようですね。
整備され始めたのでしょうか。
でも、ひと言、樹木の説明がほしいところです。

↑こういうやつ。こちらは、QRコードまで付いてます。
アカガシは、新潟ではまず見かけない常緑樹です。
主に、西日本に分布するようです。
新潟で育たないこともないみたいですが……。
わざわざ植える用途もありませんしね。
↓執念深く水溜まりを撮ってます。

↑「み」
しかし、水勾配とか取らなかったんですかね。
周りは芝なんですから、そっちに少し勾配を付ければ良かったのに。
↓この水飲みは、本物の石でしょうか。

↑「み」
特注品なんでしょうね。
上部と土台は、別の石のようですが……。

↑「み」
かなりの値段だと思います。
これ1基付ける予算で、何㎡の園路が直せるでしょう(しつこい)。
↓広い園路に出ました。

↑「み」
それにしても、人がいません。
撮影するには、雨の日がチャンスですね。
↓像がありました。

↑「み」
↓神話っぽいです。

↑「み」
↓説明書きがありました。

↑「み」
読みにくいですが、「可美真手命」と書いてあるようです。
読みは、「うましまでのみこと」。
調べたら……。
神武天皇の大和平定物語のなかに出てくる人物で、物部(もののべ)氏の祖だそうです。

↑蘇我氏と対立し、滅ぼされました。
なんでこの像が浜離宮にあるか、調べればわかるでしょうが……。
今は先を急ぎましょう。
↓と思ったら、ちゃんと説明書きのアップも撮ってありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓これもタブノキですかね?

↑「み」
敷地が広いので、目一杯枝を広げられます。
幸せな木です。
↓「芳梅亭」とあります。

↑「み」
↓利用できるみたいです。

↑「み」
↓有料でした。

句会、勉強会、お茶会などに使えるようです。
詳しくは、こちらのページをご覧下さい。
AV撮影は不可だと思われますが、黙ってやればバレないのでは(一棟貸し切りですから)。

↑亭内の様子。十畳一間と六畳二間。旅館のシーンとか出来そうです。
声は低く抑えましょう。
↓欲しいままに枝を広げた木。

↑「み」
王の風格です。
これもタブノキでしょうか。
↓広々とした庭園の背後に聳える高層ビル。

↑「み」
案外、お互い引き立て合って、いいんじゃないでしょうか。
↓これも別の木みたいですね。

↑「み」
遠目では、樹種はわかりません。
もっと寄って、葉や幹を撮ってくればよかったですね。
↓説明書きが立ってました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
柑橘が植えられてるんですね。
新潟で育つのは、柚子くらいです。
やっぱり羨ましいです。
しかし、この説明書き、鳥の糞が載ってるのはいいとして……。
大事な記述がなされてないではないか。
すなわち、「九年母」の語源です。
また、わたしが調べにゃならん。
ということで、一手間掛けて、調べてみました。
どうやら、沖縄方言で、ミカン類は「クニブ」と呼ぶようです。
これに「九年母」の漢字が当てられたみたいなんです。

↑見た目は、普通にミカンです。
↓確かに成ってます。

↑「み」
↓園内マップがありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
現在位置が書いてないようです。
移動式のマップじゃあるまいし、何でですかね?
↓あ、違う違う、ありました。

↑「み」。中央の赤いテープみたいなところです。
↓猫、発見。

↑「み」
周りに民家などないと思いますが。
野良でしょうか。
案外、観覧者から餌をもらえるのかも知れません。
わたしには近づいて来ませんでしたが。
何も持ってないのがわかったんですかね。
↓すたこらと去る猫。

↑「み」
冬は、どうしているんでしょう。
東京は暖かくなったとは云え、朝方は放射冷却で寒いはずです。
潜りこめる縁の下とかがあるんですかね。
↓再び佇む猫。

↑「み」
人相、いや猫相が悪いです。
わたしを睨んでるんでしょうか。
↓どうやら浜離宮の猫は、複数匹いるようです。

池で魚を獲ってるんですかね?

↓ここは、さっきのマップにあった「しょうぶ田」だと思います。

↑「み」
↓よく見ると、花が残ってます。

↑「み」
ちなみに、ハナショウブと云うと湿地のイメージですが……。
水の無いところでも生育できます。
水が無いとダメなのが、カキツバタ。

↑カキツバタの自生地。
逆にアヤメは、畑のような乾燥地で育ちます。

↑畑のアヤメ。
ジャーマンアイリス(ドイツアヤメ)となると、むしろ湿気を嫌います。
↓これもタブノキでしょうか。

↑「み」
樹冠の赤く見えるのは、新芽だと思います。
↓タブの新芽は真っ赤で、遠目で見ると花が咲いてるようです。

でも、6月下旬に新芽?
梅雨の雨で、2度目の芽が出たのでしょうか。
↓と思ったら、違いました。

↑「み」
ちゃんと、アップを撮ってました。
赤く見えたのは、花茎でした。
↓これもタブノキです。

↑「み」
同じ木ですかね?
↓これもそうかも?

↑「み」
どうしてこんなにタブノキが多いんでしょう?
タブノキ(クスノキ科)の別名は、イヌグス。

↑各地に巨木があります。
クスノキに似てるけど、クスノキより劣るという意味でしょう。
失敬な名前です。
でも東京なら、十分、クスノキが育つんです。
なんでわざわざ、タブノキを植えたんでしょう?
やっぱり、海に近いという理由なんですかね?
でも、耐潮性という面なら、クスノキも十分強いと思うのですが。
↓何かの門。

↑「み」
出口ではなかったはず。
↓こういうのは、初めて見ました。

↑「み」
人の行き来で地面がヘコみ、水溜まりが出来たりするのを防ぐためでしょうか?
↓入園料の表示。

↑「み」
65歳以上は、150円なんですね。
でも、子供料金が書いてありません。
調べたら、小学生以下、及び都内在住在学の中学生は無料だそうです。
つまり、都外の中学生以上と、すべての高校生以上は大人料金ということですか。
修学旅行で儲けようという魂胆でしょうか。
団体は、2割引ですが。
でも、1人240円取れます。
100人いれば、24,000円。
なんだ、たいしたことないじゃん。
↓門です。

↑「み」
普通は、この門から入るわけです。
つまり、わたしはもう、門を出てるということ。
↓浜離宮は、こちら側も水路で隔てられてます。

↑「み」
これも、海水なんでしょうね。
右手が、浜離宮。
↓わざわざ、反対側も撮ってます。

↑「み」
左手が、浜離宮。
↓さらに欄干まで近づいて撮影。

↑「み」
↓上を通る道路は、都心環状線。

↑「み」
下道は、通称「海岸通り」という都道のようです。

↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓これは、別に新潟でも珍しいものではありません。

↑「み」
でも、外国語の説明書きがあるのは、さすが東京です。

↑「み」
↓「海岸通り」を横断します。

↑「み」
↓オートバイ専用の駐車場がありました。

↑「み」
東京の道路では、車より便利なのかも知れません。
↓雨もあがったようです。

↑「み」
この写真の撮影時刻は、お昼の12:04分。
サラリーマンはお昼に出る時間ですが……。
このあたりには、飲食店などはないようです。
閑散としてます。
↓案内図がありました。

↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。
↓デジカメのバッテリーが切れたので、予備のと交換しました。

↑「み」
雨が上がってて良かったです。
↓ヘデラカナリエンシス。

↑「み」
強健です。
わが家の裏庭は、これに席巻されました。
わたしはそのままでもいいと思ってたのですが……。
母が、植木屋を呼んで、すべて刈り取らせてしまいました。
この母とは、庭に対する姿勢がまったく異なり……。
わかり合えることはありません。
ま、そう長くない先に、わたしの天下になるのです。
それまでは、我慢我慢。
↓ここにも、ヘデラカナリエンシス。

↑「み」
ずっと、こんな状態で大人しくしてると思ったら大間違い。
蔓を伸ばし、道路に這い出して来ます。
ここは、植えて間もないのか、管理が行き届いているのか……。
たいへん綺麗な状態に保たれてます。
何ごともそうですが、小まめにやるのが、結局は一番楽なんです。
草取りも、気づいたときに、ちょいちょいと抜いておく。
これで、綺麗に保てます。
ところが、それがなかなか出来ないんですよね。
結局、ボーボーになるまで放ったらかしてしまいます。
そうなってからの草取りは……。
半日を費やす一大イベントになってしまいます。
↑わたしが使ってる草刈り機の後継機種です。わたしのは5年くらい前のですかね。でも、まだまだ全然、現役ですよ。
↓非常に綺麗に保たれた街路樹。

↑「み」
↓高木は、常緑のクロガネモチでした。

↑「み」
新潟では、庭木以外では使われない樹種です。
新潟の街路に植えたら、冬場痛むでしょう。
自然生息地は、「福井・茨城」以西のようです。
名前の「ガネモチ」の部分が、「金持ち」に通じることから……。
縁起木として庭木に好まれる地域もあるそうです。
↓「クロガネ」の由来は、枝が黒っぽいからとのこと(実際には紫色に近いようです)。

↑実も綺麗です。
↓なぜか撮影。

↑「み」
たぶん、「大東京」と「信用組合」の対比が面白かったからだと思います。
でも、「大東京」の名は、ダテではありませんでした。
こちらの店舗一覧を見ると……。
多摩から東京東部の下町まで、広く店舗網を有してます。
40店舗以上ありますね。
本店は、港区東新橋。

↑その名も「大東京ビル」。自社ビルですね。
「大東京」に恥じない信用組合さんでした。
失礼いたしました。
↓カプセルホテル発見。

↑「み」
わたしは、豪華なカプセルより……。
貧相なシングルルームの方がいいです。

↑「み」。窓の外がトタン屋根だったアパホテル。でも、室内は十分な設備でした。
↓イチョウのひこばえ。

↑「み」
「蘖(ひこばえ)」とは、樹木の切り株や根元から生えてくる若芽のことです。
切り株じゃない木から生える場合……。
主幹が弱ってることもあります。
でも、この木は、そうは見えません。
林の中では、株元まで陽があたりません。

なので、ひこばえが出ないんだと思います。
それに対し、街路樹では、根元まで陽があたります。

ということで、ひこばえが出る。
樹木も、根に近い部分に葉がある方が楽なんですよ。
しかし、こんなひこばえを放っておくのは、管理不行き届きです。
このままひこばえが育てば、主幹に回る栄養が削がれます。
早いこと刈り取るべきです。
第一、見た目がよくありません。
↓これはちと、意図不明。

↑「み」
手前は、ひこばえじゃなくて雑草みたいですね。
管理がなっちょらんと言いたかったのでしょうか。
↓ようやく繁華な場所に出ました。

↑「み」
ここは、都営大江戸線の「大門駅」のあたりだと思います。

JRでは、「浜松町駅」の近くです。
↓「港区指定喫煙場所」。

↑「み」
傘を差しての喫煙です。

↑「み」
虐げられてますね。
こういうのを見ると、禁煙できてほんとに良かったと思います。
もし出来てなかったら……。
「単独旅行記」中、こういう場所ばかり探して歩いてたかも知れません。
↓悪の紋章。

↑「み」
なんの意味があるんでしょう?
蝶ですよね。
石の左右が持ち上がってるので、石の断面が蝶に見えないこともありません。
しかしこれ、どうやって座るんでしょう?
真ん中にひとりですかね。
それとも、左右に背を向けて2人でしょうか。
まさか、向かい合わせはないですよね。
ていうか、そもそもこれ必要ですか?
こんなのでもきっと、たまげるような値段ですよ。
↓目的地が見えてきました。

↑「み」
↓芝の増上寺の「大門」です。

↑「み」
なお、これを“おおもん"と読んではいけません。
“だいもん"です。

↑部長刑事って……。階級、巡査部長だったんですか。
“おおもん"と読むのは、吉原です。

参道の入口の門ですね。
昭和12年に造られた、鉄筋コンクリートの門だそうです。
わたしは、こういうのをコンクリートで復元することに賛成です。
森林資源を使わなくていいですから。
沖縄の首里城も、コンクリートで復元すべきだと思ってます。
↓こちらが「三解脱門」。

↑「み」
こちらは、元和8(1622)年に再建された木造建築です(国の重要文化財)。
「三解脱門」とは、三つの煩悩「むさぼり、いかり、おろかさ」を解脱する門のことだとか。
潜るだけで解脱できるのなら、こんなありがたいことはありません。
実際には、それを解脱するための修行の門ということでしょう。
ここまでに至る参道の写真がありませんでした。
通行人がたくさんいて、撮れなかったんでしょう。
撮影時刻は、12時半。
サラリーマンがランチに出てる時間です。