Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 3005
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 こんな形で他人の性行為を覗いていることに、激しい昂奮を覚えた。
 女教授の店でも、似たようなシチュエーションは体験していたが……。
 あそこはあくまで、覗かせるのが目的の店だ。
 しかし今、覗いているのは、ありふれた日常に開く裂け目だった。
 秘められるべきシーンだ。
 我慢できなかった。
 スカートを掬いあげた美弥子の両手が、ショーツを捲り下ろす。
 白桃のような巨大な相臀が剥き出た感触を、はっきりと自覚した。
 裸の尻に、湿気の籠もる大気を感じた。

 美弥子は、片手で陰核を押さえた。
 陰核は、触覚のごとく突きあがっていた。
 大きさも形も、幼児の陰茎ほどもあるだろう。
 熱かった。
 美弥子は、その熱い肉芽に手の平を添えると、下腹部に押しつけた。
 冷えた皮膚の感触が心地よかった。
 それ以上に、圧迫感が堪らない。
 もう、抑え切れない。

 美弥子は陰核を押しつけながら、恥骨で転がし始める。
 声が出そうだった。
 懸命に歯を食いしばった。
 板塀の隙間を凝視する。
 学生のオナニーも、明らかに佳境に入っていた。
 オーバルを描く指先が、輪郭を消していた。
 被さった学生の手の指も、輪郭を消していた。
 乳首を弾き続けているのだ。

「イク!」

 学生が宣言した。

 ゴン。

 学生の後頭部が、建屋の壁を打った。
 学生の上体が跳ねた。
 電気ショックを受けたようだった。
 股間の手の平は、輪郭を取り戻していた。
 それでも、陰核を押しつけ続けている。
 学生の身体は、悦楽の余韻を欲しいままに痙攣を貪っていた。
 その跳ね踊る手脚から、法悦の深さが容易に想像できた。
 自分もそこに飛びこみたい。
 美弥子は歯を食いしばり、陰核を練り転がした。
 イ……。
 イク。

 そのときだった。
 まずいと思った。
 由美に公園で調教を受けて以来、クセになってしまっていたことだ。
 けっして、室内では起こらないのだが……。
 久々の野外での昂奮で、習慣が蘇ってしまったようだ。
 すなわち、便意だ。
由美と美弥子 3004目次由美と美弥子 3006


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2020/03/27 05:51
    • 今日は何の日
       毎月27日は、『仏壇の日』。
       『全日本宗教用具協同組合(全宗協)https://www.zenshukyo.or.jp/day.html/東京都千代田区神田司町』が制定。
       西暦685年(天武天皇14年:当時元号なし)3月27日(旧暦)……。
       天武天皇が、「諸國(くにぐに)の家毎に佛舎(ほとけのみや)を作り、即ち佛像と経とを置きて礼拝供養せよ」との詔(みことのり:天子の命令)を出しました。
       これは、奈良時代に成立した日本最古の歴史書『日本書紀』に記述されており……。
       以来、「仏壇」を拝むようになったとされます。
       この出来事に由来して、新暦3月27日が「仏壇の日」となり、その後、毎月27日に拡大されました。
       「お仏壇の日」との表記も見られます。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101278.html)のページから転載させていただきました。
       さらに同じページから、「仏壇について」を引用させていただきます。
       仏壇とは、仏教において「仏」を祀る「壇」全般を指します。
       寺院の仏堂において仏像を安置する壇(須弥壇:しゅみだん)も、仏壇に含まれます。
       家庭内の仏壇ですが、日本仏教では宗派ごとに指定された様式により……。
       木製の箱(仏壇)の内部に、本尊や脇侍の像、掛軸、供物などに加え、先祖供養のための位牌や過去帳、法名軸などを祀ります。
       その内部は、仏教各宗派の本山寺院の仏堂を模した豪華な作りになってます。
       大きく分類する場合は、金仏壇または塗仏壇、唐木仏壇、家具調仏壇または都市型仏壇に分けられます。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2020/03/27 05:51
    • 今日は何の日(つづき)
       引用を続けます。
       古代インドでは、土を積み上げて「壇」を作り、そこを神聖な場所として「神」を祀ってました。
       やがて、風雨をしのぐために土壇の上に屋根が設けられました。
       これが寺院の原型です。
       それを受け継いでいるので、仏壇の「壇」は土偏なのです。
       また、仏壇には扉が付いてますが……。
       これは、寺院の山門を見立てたものと言われてます。
       以上、引用終わり。
       古代インド。
       「神」を祀ったんですね。
       それが、「仏壇」だと。
       「神棚」じゃなくて。
       あ、そうか。
       地面に土で造ったのが、「仏壇」。
       屋内の高いところに木で造ったのが、「神棚」。
       土偏と木偏の違いは、素材の違いだったんですね。
       しかし、「仏」と「神」。
       「神壇」や「仏棚」はないわけだ。
       このあたり、調べれば面白そうです。
       でも、残念ながら、時間がありません。
       仕事をリタイヤしたら……。
       こんなことを調べながら、のんびりと書けるかも知れませんね。
       楽しみです。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2020/03/27 05:52
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       さて、わたしと仏壇。
       もちろん、わが家にもあります。
       いつごろからあるのかわかりません。
       わが家は分家で、家を建てたのは父です。
       なので、先祖伝来の仏壇ではありません。
       大きさも大したことないです。
       どのくらいだろう。
       今、ちょっと仏間まで降りていく時間がないので……。
       記憶で書きますが、たぶん幅は90㎝くらいですかね。
       畳の短辺と同じくらい。
       高さは、180㎝くらいじゃないですか。
       やっぱり気になるので、計ってきました。
       幅は65㎝、高さは160㎝でした。
       思ってたより小さかったです。
       ここに入ってるのは、祖父母と父です。
       わたしが今、お参りするのは……。
       盆と正月だけですね。
       昔は命日にもお参りしてましたが……。
       正直、今、3人とも命日を忘れてしまいました。
       月なら覚えてますが、日にちはちょっと思い出せません。
       そう云えば、あの仏壇、掃除は母がしてるんでしょうか?
       わたしは、1度もしたことがありません。
       お盆には、お坊さんがお経を読みに来ますが……。
       ついでに掃除をしていくとは思えないです。
       ま、薄暗いから気にならないのか。
       でも、線香や蝋燭のすすは、着いてるはずですよね。
       神棚は、わたしが毎年、大晦日に掃除をしてます。
       注連縄とお札を入れ替え……。
       あと、いろんなガラクタが載ってるので、それを空拭きします。
       所要時間、10分。
       高いところにあるせいか、ほとんど汚れてませんから。
       しかし、家を壊すときって……。
       仏壇、どうするんですかね?
       一緒に壊してしまうんでしょうか?

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2020/03/29 00:23
    • 仏壇は性根(魂)をお坊さんに
      抜いてもらえればいいのです。
      仏壇の引っ越しもカンタンです。
      お布施が要るだけです。
      ワタシは先祖の位牌だけ、
      関西から、今の自宅のマンション向け
      家具タイプ仏壇に移しました。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2020/03/29 06:27
    • なにごとにも……
       お金がいるわけね。
       わが家も現在……。
       お寺には護持会費とか、いろいろ収めてるようです。
       どこかに移住したい理由のひとつです。
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