2016.2.22(月)
「遠くから来てもらったお嫁さんだから、義父母も優しい。
何もしなくていいんだよって。
でも、お嫁さんには、はっきり言われなくても、その真意がわかるわけ。
職なんか探さなくていいんだよって。
それより、早く孫の顔を見せてくれって。
赤ちゃんが産まれれば、どうせ仕事なんか辞めなきゃならないんだからって。
お嫁さんにしてみれば、プレッシャーよね。
専業主婦をしてられるのは……。
妊娠、出産、育児が間近に迫ってるからってことなわけよ。
これで、なかなか子供が出来なかったら、どういう心境になると思う?
田舎には、不妊外来のある病院もない。
身近に相談できる人もいない」
「で、子作りツアーなんですか?」
「そういうこと。
実はね、前にフルムーンツアーをやったとき……。
お客さんから相談されたのがきっかけなのよ。
息子夫婦に子供が出来ないって。
嫁が悩んでるのがわかるから、気の毒だって」
「優しい親御さんですね」
「みんなそうよ。
今どき、子供が出来ないから追い出すなんて姑、いないわよ。
田舎に嫁の来手なんて、ただでさえないんだから。
でも、跡取りの孫が欲しいってのも本音なわけ。
でね。
そのお客さんに聞いたら、同じ悩みを持ってるお仲間を知ってるっていうの。
そこからツテをたどったら、3組くらい集まりそうなのよ。
夫婦で参加だから、6人になるわ。
もちろん、普通の旅行でそんな人数じゃ、採算取れないけどね。
でも、『子作りツアー』に特化して、いろいろオプション付ければ……。
ある程度、まとまった料金で企画できるんじゃないかって。
もちろん、若夫婦じゃ、そんなにたくさん出せないでしょうけど……。
親御さんが援助っていうか、ツアーをプレゼントしてくれればね」
「でも、そんなプレゼントもらったら、ますますプレッシャーじゃないですか」
「お互いの気持ちはわかってるんだから、はっきりさせた方がいいのよ。
わたしたちは、こんな田舎に来てくれたあなたに、とても感謝してる。
あなたが来てくれたことだけで幸せだと思ってる。
でも、孫が欲しいという気持ちがあるのも、やっぱり事実だ。
それは、あなたも感じているだろう。
そこで!
実は、これこれこういうツアーがあるが、2人で参加してみないか。
もちろん、料金の心配はしなくていい。
あなたへの感謝の気持ちとして、こちらで持たせてもらう。
2度めの新婚旅行だと思って、楽しんでくればいい」
何もしなくていいんだよって。
でも、お嫁さんには、はっきり言われなくても、その真意がわかるわけ。
職なんか探さなくていいんだよって。
それより、早く孫の顔を見せてくれって。
赤ちゃんが産まれれば、どうせ仕事なんか辞めなきゃならないんだからって。
お嫁さんにしてみれば、プレッシャーよね。
専業主婦をしてられるのは……。
妊娠、出産、育児が間近に迫ってるからってことなわけよ。
これで、なかなか子供が出来なかったら、どういう心境になると思う?
田舎には、不妊外来のある病院もない。
身近に相談できる人もいない」
「で、子作りツアーなんですか?」
「そういうこと。
実はね、前にフルムーンツアーをやったとき……。
お客さんから相談されたのがきっかけなのよ。
息子夫婦に子供が出来ないって。
嫁が悩んでるのがわかるから、気の毒だって」
「優しい親御さんですね」
「みんなそうよ。
今どき、子供が出来ないから追い出すなんて姑、いないわよ。
田舎に嫁の来手なんて、ただでさえないんだから。
でも、跡取りの孫が欲しいってのも本音なわけ。
でね。
そのお客さんに聞いたら、同じ悩みを持ってるお仲間を知ってるっていうの。
そこからツテをたどったら、3組くらい集まりそうなのよ。
夫婦で参加だから、6人になるわ。
もちろん、普通の旅行でそんな人数じゃ、採算取れないけどね。
でも、『子作りツアー』に特化して、いろいろオプション付ければ……。
ある程度、まとまった料金で企画できるんじゃないかって。
もちろん、若夫婦じゃ、そんなにたくさん出せないでしょうけど……。
親御さんが援助っていうか、ツアーをプレゼントしてくれればね」
「でも、そんなプレゼントもらったら、ますますプレッシャーじゃないですか」
「お互いの気持ちはわかってるんだから、はっきりさせた方がいいのよ。
わたしたちは、こんな田舎に来てくれたあなたに、とても感謝してる。
あなたが来てくれたことだけで幸せだと思ってる。
でも、孫が欲しいという気持ちがあるのも、やっぱり事実だ。
それは、あなたも感じているだろう。
そこで!
実は、これこれこういうツアーがあるが、2人で参加してみないか。
もちろん、料金の心配はしなくていい。
あなたへの感謝の気持ちとして、こちらで持たせてもらう。
2度めの新婚旅行だと思って、楽しんでくればいい」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/02/22 07:39
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2月22日は……
2(にゃん)2(にゃん)2(にゃん)で、ねこの日だそうです。
ペットの数で、猫が犬を抜きそうなんだとか。
犬はやはり、散歩がネックのようですね。
飼い主の運動にもなるわけですが、お年寄りにとっては負担でもあります。
わたしも、歳を取ったら、猫を飼おうかと思ってます。
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2. 子供が好きっHQ- 2016/02/22 10:40
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子供が出来ないから追い出す
「嫁(か)して三年、子無きは去る」ですか。
昔は種(男)の方に原因がある、なんて発想は無かったもんなあ。
子がでけんのは、みいんな畑(嫁)が悪いからや、という時代でした。
で、「子作りツアー」ですかい、お局さん。
あ、企画は史恵さんだったな。
ネコの日、ねえ。
わたしはどうしてもあの顔がね。目つきが鋭いといいますか、どことなく獰猛と云いますか……。まあ、トラやライオンの同類ですから、当然と言えば当然なんでしょうが、正面から見るとビビりますね。
その点、イヌはやはり人間の友、でしょう。
近頃、『和風総本家』というテレビ番組にハマっています。分類すればクイズ番組なんでしょうが、結構、感動シーンが多いです。
で、この番組のマスコットが柴犬の子イヌ。「豆助」という名前ですが、こやつがなかなか可愛い。もちろん、その効果を狙った起用なんでしょう。
少し成長すると引退になるようで(やはり成犬は可愛くない?)、現在は15代目、いや16代目だったかな。
イヌに限らず、哺乳類の子供というのは、(ネコも含め)無条件に可愛く感じます。これにはちゃんと理由があるそうで、その「理由と目的」も研究されているそうです。
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3. Mikiko- 2016/02/22 19:47
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ネコ
わたしは、耳の垂れたのとか、顔が潰れたみたいなのは好きじゃありません。
野生を感じさせる、キリッとした面構えが好みですね。
柴犬は飼ったことがあります。
わたしに対して、あまりにも忠義なので……。
ときどき切なくなりました。
ネコの方が気楽に付き合えます。
哺乳類。
サルだけは好きになれません。
あいつらは、なんで人間になれなかったんですかね?
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4. 『裸のサル』HQ- 2016/02/22 23:20
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野生のネコ
恐そー。
柴犬は日本原産の、いわゆる日本犬の一種。なんと天然記念物だそうです。
ヒトになれなかったサル。
どこかで進化の曲がり角を間違えたんですね。
♪ひとつ曲がり角ひとつまちがえて
迷い道くねくね
(渡辺真知子『迷い道』)
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5. 中年パパ- 2016/02/23 12:45
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日頃明朗オープンで話し好きな父が十三年前に亡くなって最近妻から聞いたことなのですが、遡ること十数年前、妻からみた舅から、一年程しても子に恵まれず、早く内孫が見たいのはわかりますが、その時若さいっぱいのセッカチなパパを知っている(親父)から嫁に「洋子さん、パパはセッカチで自分勝手、子ができないのは、洋子さんが納得のいく夜の生活
をしてもらっていないからではないのかね・?」・・・と、
自分の居ない時に言われたんだと、、洋子「え~、、ん、なこと・」・・そう、、思えば・・、、で、パパ
看護師の同窓友に相談、「そんなことって、、ある?」
「できる、出来ないは別、でも・・洋子さんかわいそう」
で、自分HOW-TU勉強--ん、・・その時親父の心は(別)に
あったのかも?
その後、妻に似たかわいい娘に恵まれ、、今では妻が寝室を25度にしておくのがアイズ、逝く良さも覚え、パパは逝くことの、ガマンを強いられ、延々・・・お互いが旺盛な時、・・でも、
みなさんの平均時間ってどれほど・・?
ラブホ代か(クーラー温風)の掛ること。
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6. Mikiko- 2016/02/23 19:45
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ふむ
“納得のいく夜の生活”の件は、これから書こうとしてるテーマと見事に一致します。
乞うご期待。
その折には、ぜひ感想をお聞かせください。
25度とは、高めですね。
布団を、はだけてなさるということですかな。