2020.2.21(金)
あいかわらず、人がいません。
↓鳥が一羽、いました。
↑「み」
↓こちらの木も、黒い実がたくさん成ってます。
↑「み」
でもこれは、さっきのタブノキとは違います。
ユズリハです。
↑「み」
この名前は、実に含蓄があります。
常緑樹ですので、葉は秋に一斉に落ちません。
でも、常緑樹の葉も、ずっと枝に付いているわけではありません。
何年か経つと、順繰りに落ちます。
たいがい、新葉が開いた後ですね。
ユズリハも同じです。
初夏に新葉が開いた後、夏から秋にかけて古い葉が落ちます。
↑新葉が開いたころ。この後、下の古葉が落ちるわけです。
つまり語源は、「譲り葉」です。
新葉が開いて固まってから、古い葉が落ちるので……。
理想的な世代交代なわけです。
新旧の世代が交代しながら、絶えることなく続くという事から……。
縁起の良い木とされてます。
↑正月飾りにも使われます。
常緑樹ながら耐寒性も強く、新潟でも問題なく生育します。
ただ、葉が大きく密に繁りますから……。
雪が積もると枝折れしやすいです。
庭に植えた場合、雪囲いをしないのであれば……。
雪が積もったときに、払ってやる必要があると思います。
なお、この仲間で、エゾユズリハという木があります。
ユズリハは高木になりますが、エゾユズリハは灌木状に繁ります。
なので、たいがいは群植します。
このエゾユズリハ、名前のとおり、耐寒性は非常に強いです。
ところが、全体のテクスチャーが、実に南国風なんですよ。
↑新潟市内の『新潟県立自然科学館』でわたしが撮った写真。
すごく面白い木です。
海沿いのレジャー施設などに植えると、トロピカルムードを演出できると思います。
新潟の冬でも、まったく放任して大丈夫です。
↓鳥が一羽、いました。
↑「み」
↓こちらの木も、黒い実がたくさん成ってます。
↑「み」
でもこれは、さっきのタブノキとは違います。
ユズリハです。
↑「み」
この名前は、実に含蓄があります。
常緑樹ですので、葉は秋に一斉に落ちません。
でも、常緑樹の葉も、ずっと枝に付いているわけではありません。
何年か経つと、順繰りに落ちます。
たいがい、新葉が開いた後ですね。
ユズリハも同じです。
初夏に新葉が開いた後、夏から秋にかけて古い葉が落ちます。
↑新葉が開いたころ。この後、下の古葉が落ちるわけです。
つまり語源は、「譲り葉」です。
新葉が開いて固まってから、古い葉が落ちるので……。
理想的な世代交代なわけです。
新旧の世代が交代しながら、絶えることなく続くという事から……。
縁起の良い木とされてます。
↑正月飾りにも使われます。
常緑樹ながら耐寒性も強く、新潟でも問題なく生育します。
ただ、葉が大きく密に繁りますから……。
雪が積もると枝折れしやすいです。
庭に植えた場合、雪囲いをしないのであれば……。
雪が積もったときに、払ってやる必要があると思います。
なお、この仲間で、エゾユズリハという木があります。
ユズリハは高木になりますが、エゾユズリハは灌木状に繁ります。
なので、たいがいは群植します。
このエゾユズリハ、名前のとおり、耐寒性は非常に強いです。
ところが、全体のテクスチャーが、実に南国風なんですよ。
↑新潟市内の『新潟県立自然科学館』でわたしが撮った写真。
すごく面白い木です。
海沿いのレジャー施設などに植えると、トロピカルムードを演出できると思います。
新潟の冬でも、まったく放任して大丈夫です。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/02/21 05:50
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鳥ほか
表題、ヒドいですね。
「鳥ほか」。
今日はどうも、ひとつの話題では膨らみそうにないので……。
本編に関連して、いくつか雑感を書き散らすことにしました。
まず、鳥。
先日のNHKニュースで、カラスの糞害についてやってました。
そのカラスの名前を聞いて驚きました。
一度も聞いたことがなかったからです。
ミヤマガラス。
新潟にいるのは……。
ハシブトガラスとハシボソガラスだけです。
あとは、旭硝子(冗談)。
テレビに映ったミヤマガラスの姿形は……。
新潟で見るカラスと、見分けが付きませんでした。
知らなかったわけは、すぐにわかりました。
九州にしかいないそうです。
しかも、冬だけ。
つまり、渡り鳥なんです。
まさしく、旅烏。
夏場は中国で過ごしていて……。
越冬のために、九州に渡ってくるのだとか。
でも、ほかのカラスと違い、ゴミなどは漁りません。
農耕地などで、虫や落ち穂を食べてるようです。
ところが、ねぐらは市街地に構えるそうです。
なぜかと云うと……。
九州の市街地には、街路樹など、ねぐらに出来る大木の常緑樹が多いからだそうです。
猛禽類などの天敵も少ないですしね。
そのため、市街地での糞害がヒドいのだとか。
駐車してある車とか、たいへんのようです。
いろんな冬の苦労があるものですね。
新潟の冬は雪で苦労しますが、汚くないだけマシかも。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/02/21 05:50
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鳥ほか(つづき)
つづいて、常緑樹。
常緑と云っても、本編に書いたように、葉がまったく落ちないわけではありません。
数年で入れ替わります。
落葉樹のように、一斉に落ちないので目立たないだけです。
都心部に樹木を植える場合、この落ち葉の問題というのもけっこう重要です。
昔は、家の前の落ち葉などは、その家の人が掃いて片付けてました。
でも今は、そんなことをする家も少なくなったようです。
で、一斉に落ちた落葉樹の葉は……。
誰にも片付けられず吹きだまったまま。
それが側溝などに詰まると、大問題です。
学校などでも、落葉樹だと秋の落ち葉掃除が大変なので……。
常緑樹を植えるという安易な判断がなされる場合があるようです。
でも、常緑樹に、何の問題も出ないかと言うと、そうでもありません。
葉は一斉に落ちませんが、順繰りに次々と落ちます。
プールに落ちるらしいですよ。
落葉樹は、プールを使ってない時期に落ちますが……。
常緑樹は、使用してる時期に落ちます。
掃除は簡単じゃないですね。
たも網みたいなので掬っても、真ん中の方は届かないでしょう。
「気にするな」と割り切るほかはありません。
結局、「木なんて何もない方がいい」ということになるんでしょうか。
続いて、ユズリハ問題。
世代交代ですね。
子供が跡を継いでくれず……。
家業を閉めるというケースが増えてるようです。
今後も、増えて行くでしょう。
もったいないのは、技術が失われること。
こういう方面にこそ、AI技術が活用されることを願います。
人に伝えられないのなら、AIに伝えて残すべきです。
べきですが……。
実際には、間に合わないでしょうね。
ここまで受け継がれてきた技術は、煙のように消えていくと思います。
せめて、映像で残しておいてもらいたいです。