2020.2.17(月)
そして美弥子には、由美に対して、ひとつ負い目があった。
万里亜との関係は、高校時代からだとにおわせていたのだ。
つまり、由美と出会う前からだ。
それなら、浮気でも何でもない。
しかし……。
実際は違った。
高校時代、万里亜の痴態は見ていた。
保健室の物入れの中から、扉のルーバー越しだったが。
万里亜と女教師が、あられもない狂宴を繰り広げていた。
そして万里亜にも、美弥子の狂態は見られている。
それは直接ではなく、女教師の携帯画像だったが。
しかし万里亜は、無断でその画像をコピーしていた。
大学に入ってから、帰省先で出会った万里亜に、その画像の存在をほのめかされ……。
半ば脅迫のような成り行きで、初めて関係を結んでしまったのだ。
もちろんそれは、由美と出会った後のことだった。
脅されたとはいえ、それは浮気になってしまうだろう。
しかも関係は、今も引きずったままだった。
万里亜から離れる方策を取ったこともない。
むしろ逆だ。
万里亜の経営するスタジオに、スタッフとして勤めていたのだから。
そしてそのスタジオでは……。
万里亜だけでなく、ほかの会員たちとも乱行を繰り広げてきた。
万里亜に脅されているというのは……。
間違いなく、自分への言い訳だ。
ほんとは、万里亜のそばを離れたくないのだ。
高校時代、“マリアさま”と呼ばれていたカリスマ生徒会長。
その万里亜の元で仕える喜び。
下女のように命に従うのは、まさしく至福のときだった。
しかし……。
こんな気持ちを、由美には告白できない。
もちろん、由美も大好きだからだ。
由美と万里亜は、どちらかを選べるような存在ではない。
共に、美弥子にとってはかけがえのない存在なのだ。
だが、そんな気持ちを由美にわかってもらえるとは思えない。
だから……。
荒れるがままの由美には、従うしかないのだった。
万里亜との関係は、高校時代からだとにおわせていたのだ。
つまり、由美と出会う前からだ。
それなら、浮気でも何でもない。
しかし……。
実際は違った。
高校時代、万里亜の痴態は見ていた。
保健室の物入れの中から、扉のルーバー越しだったが。
万里亜と女教師が、あられもない狂宴を繰り広げていた。
そして万里亜にも、美弥子の狂態は見られている。
それは直接ではなく、女教師の携帯画像だったが。
しかし万里亜は、無断でその画像をコピーしていた。
大学に入ってから、帰省先で出会った万里亜に、その画像の存在をほのめかされ……。
半ば脅迫のような成り行きで、初めて関係を結んでしまったのだ。
もちろんそれは、由美と出会った後のことだった。
脅されたとはいえ、それは浮気になってしまうだろう。
しかも関係は、今も引きずったままだった。
万里亜から離れる方策を取ったこともない。
むしろ逆だ。
万里亜の経営するスタジオに、スタッフとして勤めていたのだから。
そしてそのスタジオでは……。
万里亜だけでなく、ほかの会員たちとも乱行を繰り広げてきた。
万里亜に脅されているというのは……。
間違いなく、自分への言い訳だ。
ほんとは、万里亜のそばを離れたくないのだ。
高校時代、“マリアさま”と呼ばれていたカリスマ生徒会長。
その万里亜の元で仕える喜び。
下女のように命に従うのは、まさしく至福のときだった。
しかし……。
こんな気持ちを、由美には告白できない。
もちろん、由美も大好きだからだ。
由美と万里亜は、どちらかを選べるような存在ではない。
共に、美弥子にとってはかけがえのない存在なのだ。
だが、そんな気持ちを由美にわかってもらえるとは思えない。
だから……。
荒れるがままの由美には、従うしかないのだった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2020/02/17 06:26
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今日は何の日
2月17日は、『電子書籍の日』。
国内最大級の電子書籍蔵書数を誇り、さまざまな電子書籍事業を手掛けるトッパングループの『㈱BookLive(https://booklive.jp/)/東京都港区芝浦』が制定。
日付は、『㈱BookLive』が、総合電子書籍ストア「BookLive!」の運営などの電子書籍サービスを開始した、2011(平成23)年2月17日から。
電子書籍の認知度向上、利用促進を図り、電子書籍市場の拡大と豊かな読書体験の提供が目的。
記念日は、『(社)日本記念日協会』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/102174.html)のページから転載させていただきました。
さらに同じページから、「BookLive! について」を引用させていただきます。
電子書籍ストア「BookLive!」では、スマホでマンガや雑誌が読めます。
2018(平成30)年10月調査で「BookLive!」は……。
「使いやすい電子書籍ストア No.1」「本棚が使いやすい電子書籍ストア No.1」に選ばれました。
「BookLive!」では、1冊まるごと無料で読める作品を常時配信してます。
また、全国の「TSUTAYA」でTカードを提示して対象商品を購入すると……。
「BookLive!」でデジタル版が無料で閲覧できるサービス「Airbook」があります。
貯めたTポイントが本を買う時に使え、本を買ったらTポイントが貯まるほか……。
特別価格で本が買える期間限定の「激安セール」や、ポイントバックがある「まとめ買い」などのサービスも行ってます。
以上、引用終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2020/02/17 06:27
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今日は何の日(つづき)
さて、わたしと電子書籍。
購入したことは、1度もないと思います。
デジタル版で書籍を読んだことは、『青空文庫』ならあります。
こちらは、著作権切れの作品をデジタル化したコンテンツですので、閲覧は無料です。
わたしが興味があるのは、出版する側。
「由美と美弥子」の電子化です。
でも、それで儲けようとかは思ってないんです。
お金を取れるほどの作品とは自覚してませんし……。
自分の楽しみで書いてるものですから。
それでは、なぜ電子書籍にしたいのか。
それは、わたしが死んだときのためです。
死期を区切られた場合は、対処のしようもあります。
精神的に何も出来なくなってしまう可能性も大きいですが。
でも、突然死の場合は、どうしようもありません。
わたしは、心臓に不安を抱えてます。
さらに、家系が高血圧で、祖父は脳卒中でなくなってます。
こちらの方も心配です。
心臓と脳、どちらも突然死の可能性が大きいです。
現在、「由美と美弥子」を連載してるのは、ライブドアブログ。
これは完全無料のブログサービスですので……。
死んで利用料が払えなくなるという心配はありません。
ひとつ問題は、わたしが独自ドメインを取ってしまったこと。
「https://mikikosroom.com/」です。
こちらには、ドメイン料金を払ってます。
これに、永代使用料というのがないんですよ。
最長、10年先までだったかな?
わたしは、出来るだけ先まで払っておくことにしてます。
メモを見たら、今は、2029(令和11)年1月分まで払ってました。
もっと先まで払いたいのですが、なぜか出来ない仕組みです。
ということで、もし今、わたしが死んだら……。
あと9年間は、『Mikiko's Room』が見られるはず。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2020/02/17 06:27
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今日は何の日(つづきのつづき)
ところが、そうはいかない可能性があるんですよ。
これがまた、独自ドメインに関係するんですが。
ライブドアブログの仕様が変わったとき……。
独自ドメインの場合、いろいろと操作が必要になるんです。
最近も、1度、ありましたね。
これにより、持ち主の方が亡くなったりしてたブログでは……。
閲覧が出来なくなってしまいました。
つまり、9年より前に、こういうことが起これば……。
『Mikiko's Room』もご臨終なわけです。
なんで、独自ドメインなんかにしたかと云うと……。
FC2からの引っ越しで、リンクアドレスの書き換えが大変だったからです。
独自ドメインであれば、別のブログサービスに移っても、リンクアドレスは、そのままでいいんです。
引っ越し作業のボリュームが、ぜんぜん違ってきます。
そのときは、そのことで頭が一杯で、ほかのリスクに気が回りませんでした。
さて。
前置きが長くなりました。
つまり、『Mikiko's Room』以外に、わたしの作品の置き場を作りたいわけ。
大した作品じゃありませんが、本人にしてみれば、この世に残しておきたいんです。
ということで、電子出版。
もちろん、無料で公開するつもりです。
でもね……。
とにかく、時間がないのよ。
勤めてる間は、無理かも。
ハードルが下がってくれれば良いのですが。
これまで、アマゾンの「Kindle」や「楽天kobo」なども、少し調べてみましたが……。
ちょっと、簡単にはいかなそう。
実は今回の「BookLive!」、初めて知りました。
ちょっと、研究してみなくてはなりません。
でも、トッパングループですからね。
アダルト不可かも知れません。