Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2917
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「まだ生きてるんだから!
 妊娠しちゃうわよ」
「い……、いいんです。
 こんなイケメンの子供が産めるなら、ひとりで育てます」

 そんな中、ひとり落ち着いていたのが林さんだった。
 この中で、精液を見慣れてるのは彼女だけだろう。
 見慣れてるどころか、毎回飲んでいるらしいから、さまざまな味まで知っているに違いない。

「あが。
 あがが」

 絶命宣言をしたのは、林さんの隣でオナっていた黒谷さんだった。
 容赦なく陰核を曳き回していた指は止まり……。
 指の背が反るほど強く、陰核を押しつぶしていた。
 対面の浅井さんは、一瞬顔をあげて黒谷さんの最後を見届けた。
 自らも後を追おうとしたのだろう……。
 四つん這いの姿勢のまま、片手を腹下を通して股間に伸ばした。
 指先は、明らかに陰核を目指していた。
 しかし、無理な姿勢のせいか、生来の不器用のせいか、思うように動かせないようだ。

「亜衣ちゃん、介錯してやって」

 亜衣はすぐさま、浅井さんの突きあがった尻の左脇に身を沈めた。
 スレンダーな浅井さんの尻は、骨盤の形が浮き出て菱形をしていた。
 亜衣は、その尻を左手で押さえると、右手を宙に掲げた。
 その指の形を見た美弥子は、思わず股間を絞った。

 小指と親指が、内側に折りたたまれていた。
 中の3本の指も、真っ直ぐ揃っている。
 手首から指先までが、水中を泳ぐ烏賊のように細らんでいた。
 この指が何をしようとしているのか、美弥子にははっきりとわかった。
 股間に記憶が蘇ったのだ。
 この亜衣の細い指先が、美弥子の膣口に入ったときのことを。
 いや、指先だけではない。
 畳まれた拳も難なく滑りこんだ。
 手首にある骨の尖りまで消えていた。
 亜衣の前腕の付け根までをすっぽり、美弥子の膣が呑みこんだのだ。
 そう。
 初めて体験したフィストファックだった。
 亜衣はそれを、浅井さんに施そうとしているのだ。
 堪らず美弥子は、自らの陰核を摘まんだ。
由美と美弥子 2916目次由美と美弥子 2918


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/11/22 06:02
    • 今日は何の日
       2019年11月22日は、『小雪』。
       “こゆき”ではありません。
       それじゃ小料理屋の女将です。
       “しょうせつ”。
       当たり前ですが、由井正雪は字が違います。
       『小雪(しょうせつ)』は、二十四節気のひとつです。
       現在広まっている定気法では、太陽黄経が240度のときで11月22日ごろ。
       2019年と断ったのは、年によって日付が動くからです。
       しかし『小雪』は現在、11月22日と考えておいて間違いないです。
       2016年から2051年まで、ずっと11月22日なんです。
       2052年が、11月21日になります。
       果たしてわたしは、この日を見届けられますかね。
       見届けても、何ということないのですが。
       『小雪』は、「立冬(11月7日ころ)」と「大雪(12月7日ころ)」の中間にあたります。
       期間としての意味もあり……。
       その場合、この日から次の節気の「大雪」前日までです。
       西洋占星術では、「小雪」が人馬宮(いて座)の始まり。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/111220.html)のページから転載させていただきました。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/11/22 06:03
    • 今日は何の日(つづき)
       さらにこちらのページから引用を続けさせていただきます。
       このころから寒くなり、雨が雪へと変わることがあり、わずかながら雪が降るころなので「小雪」。
       『暦便覧』では「冷ゆるが故に雨も雪と也てくだるが故也」と説明してます。
       気温が下がり初雪が舞い始めます。
       冬将軍が到来すると言われる時期で……。
       北の地方では、コタツを押し入れから出す家が増えるころ。
       西日本においては夏みかんを収穫をする季節に入ります。
       以上、引用終わり。
       わたしは例年、「勤労感謝の日」前後をタイヤ交換の日に決めてます。
       このころになると、いつ雪が降ってもおかしくありませんから。
       例年は祝日なので、ヤル気になるのですが……。
       今年は土曜日と重なってしまいました。
       ま、仕方ありません。
       明日は雨も降らなそうなので、頑張って片付けます。
       しかし、春のタイヤ交換とは、気分が大違い。
       春の場合、同じ労働なのに、やり終わると達成感があります。
       すがすがしい気分。
       さぁ、春が来たと実感するわけです。
       逆に秋は、終わるとがっくりする感じです。
       いよいよ冬だと。
       ↑の記述に「北の地方ではコタツを押し入れから出す家が増える」とあります。
       コタツって、押し入れに仕舞うんですかね?
       昔のコタツはそうかも知れませんが。
       最近のは、夏場は普通のテーブルとして使い……。
       冬だけ布団をかけるんじゃないでしょうか。
       ま、別にいいですが。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2019/11/22 06:03
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       わが家は、もう何年もコタツを出しません。
       食事は、ダイニングテーブルでしか摂らなくなりましたから。
       母は膝が悪く、わたしは腰が悪いので……。
       畳にコタツは、楽じゃないんですよ。
       テーブル式のならいいんでしょうけどね。
       でも、わざわざあんなのを買う気にもなれません。
       何万円もするんですよ。
       くれる人がいれば貰いますが。
       今のところ、ダイニングテーブルで十分です。
       片付けも楽だし。
       さて。
       『小雪』と聞くと、もう冬のようですが……。
       わたしの規定する暦では、この日からが「晩秋」になります。
       初秋が、9月23日~10月23日(『降霜』の前日)。
       中秋が、10月24日~11月21日(『小寒』の前日)。
       晩秋が、11月22日~12月21日(『冬至』の前日)。
       まだまだ秋なので、我慢しようと思ってたのですが……。
       負けてしまいました。
       綿入れ半纏を着てしまったんです。
       完全に冬の出で立ちです。
       敗北感、半端ないです。
       でも、いいんです。
       気分的に沈むのは、冬に入る直前です。
       入ってしまえば、気分も落ち着きます。
       「冬来たりなば春遠からじ」ですから。
       なので、もう冬なんです。
       だから、綿入れ半纏を着て何が悪い。
       さー、あとは春を待つだけ。
       もう、あっという間ですよ。
       あと、4ヶ月。
       はぁ。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2019/11/23 02:55
    • 似たような?話を聞いたことが
      あります。
      沖縄本島でのこと。
      4月になると、昼間、太陽が照りだし、
      帽子、日傘無しでは日中歩けなくなる。
      強い日照りのもとで、日中屋外では
      やる気、根気が失せてしまいそうになる、
      そんな日々がずっと10月まで続くんですよ。
      どこの地域でも長所・短所があるようです。

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2019/11/23 06:43
    • だから……
       時間なんて守ってられないんですかね。
       沖縄は、やはり台風が怖いです。
       でも、冬だけ住むには魅力的な場所です。
       四季すべてが住み良いという地域は……。
       日本には無いんでしょうね。
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