2019.11.15(金)
「あぁ」
薫が切なげな声をあげた。
「ぼくちゃん、イキそう?」
薫がガクガクと頷きながら、首を仰け反らせた。
細長い鼻孔を、万里亜の舌先が突く。
「で……。
出る。
出る出る出る出る出る出る出る。
出るぅぅぅぅぅ。
わきゃ。
ぅわきゃ」
薫の両脚に、ひび割れのような腱の筋が走った。
黒谷さんと浅井さんが、慌てて脚を抱き留める。
薫の爪先では、10本の指がすべて開いていた。
指の股が裂けそうなくらいに。
「あがが。
がはぁ」
後頭部を橋脚にして、アーチ橋となって持ちあがっていた薫の首が、がっくりと落ちた。
薫の顔が、平らかに上を向いた。
両目は見開かれている。
しかし……。
真っ白な眼球から、瞳は失われていた。
「ふふ。
この子……。
もの凄い量、出したわ。
わたしの胸まで広がってる」
万里亜が、ゆっくりと上体を起こした。
薫の上体が、白日の下となる。
そこはまさに、惨状を呈していた。
薫の放出した精液が、べったりと広がっているのだ。
陰茎はまだ縮まず、ビクビクと痙攣していた。
万里亜は、自分の腹にも広がる精液を掬い、鼻先に翳した。
「あー。
若いオスの香り。
こんなにたくさん出たんだから……。
みなさんで分かち合いましょう。
若い男性の精液は、最高のフェイシャルオイルなのよ。
なにしろ、生きてるんだから。
精液の潤いの中で、精子の尾っぽがピチピチと跳ねて肌を刺激してくれるの」
万里亜は、両手の指先で、自らの腹の精液を掬い、頬に塗り広げた。
薫が切なげな声をあげた。
「ぼくちゃん、イキそう?」
薫がガクガクと頷きながら、首を仰け反らせた。
細長い鼻孔を、万里亜の舌先が突く。
「で……。
出る。
出る出る出る出る出る出る出る。
出るぅぅぅぅぅ。
わきゃ。
ぅわきゃ」
薫の両脚に、ひび割れのような腱の筋が走った。
黒谷さんと浅井さんが、慌てて脚を抱き留める。
薫の爪先では、10本の指がすべて開いていた。
指の股が裂けそうなくらいに。
「あがが。
がはぁ」
後頭部を橋脚にして、アーチ橋となって持ちあがっていた薫の首が、がっくりと落ちた。
薫の顔が、平らかに上を向いた。
両目は見開かれている。
しかし……。
真っ白な眼球から、瞳は失われていた。
「ふふ。
この子……。
もの凄い量、出したわ。
わたしの胸まで広がってる」
万里亜が、ゆっくりと上体を起こした。
薫の上体が、白日の下となる。
そこはまさに、惨状を呈していた。
薫の放出した精液が、べったりと広がっているのだ。
陰茎はまだ縮まず、ビクビクと痙攣していた。
万里亜は、自分の腹にも広がる精液を掬い、鼻先に翳した。
「あー。
若いオスの香り。
こんなにたくさん出たんだから……。
みなさんで分かち合いましょう。
若い男性の精液は、最高のフェイシャルオイルなのよ。
なにしろ、生きてるんだから。
精液の潤いの中で、精子の尾っぽがピチピチと跳ねて肌を刺激してくれるの」
万里亜は、両手の指先で、自らの腹の精液を掬い、頬に塗り広げた。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/11/15 05:58
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今日は何の日
11月15日は、『七五三』。
男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、成長を祝って神社、寺院などに参詣します。
その由来は、1681(天和元)年11月15日(旧暦)に……。
館林城主である徳川徳松(5代将軍・徳川綱吉の長男)の健康を祈って始まったという説が有力です。
旧暦11月は、その年の実りを神に感謝する月であり……。
旧暦15日は、二十八宿で「鬼が出歩かない日」「何事をするにも吉」とされる鬼宿日に当たります。
今日では、11月15日にこだわらず、10月から11月の間に行われるようになってます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/111151.html)のページから転載させていただきました。
ふーん。
女の子は、3歳と7歳でしたか。
わたしは、男の子が、3歳と7歳で……。
女の子が、5歳だけだと思ってました。
しかし、数え年なんですね。
ということは、女の子の7歳も、就学前ですね。
さて、初耳なのが、徳川徳松。
何で将軍の長男が館林城主なのかと思いました。
そのわけは!
徳松が生まれたとき、綱吉はまだ将軍ではなく……。
館林城主だったのです。
生まれた翌年、綱吉が、伯父の4代将軍家綱の継嗣となったため……。
2歳で家督(館林徳川家)を継いだそうです。
しかし、歴史に名を残さなかったのも当然。
満4歳で夭折してます。
「七五三」の祝いが、徳松の健康を願って行われたのは……。
生まれたときから病弱だったからじゃないでしょうか。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/11/15 05:58
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今日は何の日(つづき)
館林市は、群馬県の南東部にあります。
人口は、7万5千人ほど。
面積が61㎡しかありませんから……。
けっこうな人口密度です。
群馬県と云っても……。
ほとんど盲腸みたいに、右下に突き出てます。
栃木県と接してますね。
続いて、「二十八宿」。
てっきり、主だった宿場町のことだと思いました。
ぜんぜん違ってました。
天球を、28のエリア(星宿)に不均等分割したものだそうです。
「鬼宿日」というのは、鬼が家に籠もり、外に出ない日なんですね。
思うに昔は、人さらいのような犯罪が横行してたのでしょう。
子供を神社などに連れ出すのには、危険が伴ったのかも知れません。
人さらいを鬼に見立て、「鬼宿日」に行うようになったんじゃないでしょうか。
さて、わたしと「七五三」。
記憶はありません。
着物は着なかったと思います。
わたしの子供時代は、子供が着物を着ることはまず無かったはず。
すぐに大きくなるのに、着物なんか誂えられませんよ。
レンタル屋もなかったでしょうし。
せいぜい、お出かけ用の洋服だったでしょうね。
11月15日。
「七五三」。
良い日じゃないですか。
固定の休日にしたらどうでしょう。
あ、ダメか。
神社が大混雑しますね。
この日が平日だからこそ、適度に分散するわけです。
でも新潟じゃ、前倒しが多いでしょうね。
もう、11月15日は、お天気が悪い日が続きますから。
今日も朝から雨です。
これから4ヶ月くらい、こんな日ばかりになります。
冬の入り際が、一番気分が辛いです。
入ってしまえば、どうってことないんですけどね。