Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2900
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「でも、どうして……」

 この男、薫が、なぜ美弥子のマンションを知っているのか。

「実は……。
 涼太に頼んで、履歴書、スマホで撮らせたんです」

 涼太とは、バイト先の民宿の息子だ。
 確か、小学4年生だった。
 そんな子供に、犯罪めいたことまでさせるとは。
 やはりこの薫という男は、信用ならない。
 しかし、マンションからここまで付いて来られて……。
 まったく気づかなかった自分にも呆れた。

「ここに来ること、知ってたの?」
「いいえ」

 そうか。
 SuicaなどのICカード乗車券だ。
 あれを使えば、尾行する相手の行き先がわからなくても不自由しない。
 いちいち切符を買っていては、そうはいかないだろう。
 尾行者にとっては、便利な世の中になったものだ。

「由美のところへは?」
「行ってません。
 履歴書の住所、ネットで調べたら、女子学生専用のマンションみたいでしたから。
 セキュリティが厳しいと思って。
 それに……。
 あの人は怖いです」

 そうだろう。
 まだ肋が痛むのではないか。
 それより!
 肝心なことを聞いていなかった。

「でも、何しに、わたしのところへ?」
「……。
 忘れられなくて。
 あの夜のことが」

 物干しのポールに裸で縛られ……。
 あり得ない告白をした夜のことか。
 呆れた男だ。

「悪いけどわたし、これからバイトなのよ」

 美弥子は、入口の看板を指差した。
 看板には、万里亜のスタジオ名が入っていた。
由美と美弥子 2899目次由美と美弥子 2901


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/10/28 06:33
    • 今日は何の日
       10月28日は、『速記記念日』。
       速記の普及、発達を目的とし、速記技能検定などを行う『(社)日本速記協会(東京都豊島区高田)https://sokki.or.jp/』が制定。
       1882(明治15)年10月28日(今から137年前)……。
       田鎖綱紀(たくさり こうき/1854-1938)が、東京日本橋で初めて速記講習会(日本傍聴筆記法講習会)を開催しました。
       この速記法は田鎖自らが考案したもので、その速さから田鎖は「電筆将軍」と呼ばれました。
       1888(明治22)年、講習会の7周年記念会を開いたおり、この日を「速記記念日」と制定しました。
       上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/110281.html)のページから転載させていただきました。
       さらに上記のページから、「速記について」を引用させていただきます。
       速記(shorthand)とは、速記文字(速記符号)と呼ばれる特殊な記号を用い……。
       言葉を簡単な符号にして、人の発言などを書き記す方法を云います。
       主に議会や法廷の発言を記録する分野や出版、ジャーナリズムなどで利用されてます。
       この技術の知識体系を速記法、技術を運用する方法を速記術、実際に運用する者を速記者と云います。
       『(社)日本速記協会』では、文科省認定速記技能検定試験1級に合格し、申請した者を速記士として登録してます。
       日本語の符号速記(手書き速記)は、基礎符号に、文字ではなく、表音機能を持つ図形を用いる方法です。
       田鎖式、参議院式、衆議院式、熊崎式、中根式などがあります。
       田鎖式は、アメリカのグラハム式を日本語に適用した方式です。
       以上、引用終わり。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/10/28 06:33
    • 今日は何の日(つづき)
       さて。
       わたしと速記。
       関わりはありません。
       が……。
       昔から、気になる技術でした。
       これを知ってたら、ノートを取るのが楽だったろうなと思います。
       速記を教える専門学校がありますよね。
       でもわたし、この技術は、もっと早くに教えるべきなんじゃないかと思います。
       小学校に入ってすぐとか。
       で、話は変わって、わたしが考える村おこしのひとつ。
       優秀な進学校を作るんです。
       実績をあげ、村の住人しか入学できないことにすれば……。
       全国から、入村者が増えるはずです。
       では、どうやって進学校を作るか。
       まず、学校は、小中高一貫校にします。
       この間に受験は一切なしです。
       で、小学校に入学してまず、3つの技術を習得させます。
      ①速記術
      ②暗記術
      ③ペン習字
       最初に、①と②をじっくりと学ばせ、習得させれば……。
       その間の遅れなんか、あっという間に取り戻せます。
       すぐに逆転できるでしょう。
       で、小中高の12年の過程を、11年で終わらせ……。
       最後の1年間は、大学受験対策だけをやるわけです。
       つまり、現役生にして、浪人生の実力を持たせることが出来るのです。
       あ、そうそう。
       ③は、何のためかと云うと……。
       字が綺麗だと、字を書くのが好きになると思います。
       自信にもなるし、勉強が好きになるでしょう。
       さらに、字の綺麗さは一生ものの宝にもなります。
       児童全員、字が綺麗な小学校。
       これだけでも、全国的なインパクトがあると思いませんか?
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