2019.9.15(日)
「しかし……。
“好事魔多し”とはよく言ったものだ。
わたしが一緒のときじゃなかったんだけど……。
妻がアパートの階段を踏み外し、転げ落ちてしまったんだ。
病院に駆けつけたとき、妻は真っ白な顔で泣いていた。
わたしに謝り続けた。
妻の身体には、外見上、何の怪我もなかったんだけど……。
子供は助からなかったんだ。
それだけじゃない。
子供を産めない身体になってしまったんだ。
退院した妻をアパートに連れて帰ったが……。
明らかに、様子が変わってしまっていた。
ダメージは、身体より精神の方に大きかったようだ。
流産後ということで、しばらくはセックスを控えていた。
しかし、いつまでも我慢できるものじゃない。
退院して1週間後くらいだったかな。
とうとう、妻の布団に潜りこんだ。
妻は、拒まなかった。
わたしは久しぶりの身体に昂奮し、むしゃぶりついたんだけど……。
妻は、人形のように仰向いているだけだった。
まさしく、ダッチワイフを抱いているみたいなんだ。
でもそのときは溜まってたから……。
ダッチワイフでもいっこうに構わなかった。
あっという間に、妻の中に大量に射精した。
しかしね……。
妻は、出された精液の後始末をしようともせず、脱がされた下着を穿き直そうともしないんだ。
明らかに、わたしが知っている妻とは違ってしまっていた。
それでも、その後も妻に挑み続けた。
でも、反応は変わらなかった。
拒絶はしないが反応もない。
ほんとうにダッチワイフに射精しているようだった。
やがて、そんな妻に飽き足らなくなってきた。
ウブで、それでいて変態で、そしてそれを懸命に隠し……。
しかし、隠しきれずに乱れる妻の姿を見るのが好きだったからだ。
まるで反応がないんじゃ、張り合いがない。
妻との性交も、だんだん疎遠になってきた。
会話も乏しくなった。
家で塞ぎこんでばかりいるから立ち直れないんだと、いっそ前の会社に戻ったらどうかと言ったこともある。
でも、そのときばかりは、強い言葉で拒絶された。
こんな身体になって、どんな顔で元の同僚の前に立てるのよってね。
時間が解決してくれるのを待つしかないと思った。
子供が出来ないんだから……。
後の人生は、ずっと妻と2人きりだ。
時間はたっぷりある。
ありすぎるほど」
“好事魔多し”とはよく言ったものだ。
わたしが一緒のときじゃなかったんだけど……。
妻がアパートの階段を踏み外し、転げ落ちてしまったんだ。
病院に駆けつけたとき、妻は真っ白な顔で泣いていた。
わたしに謝り続けた。
妻の身体には、外見上、何の怪我もなかったんだけど……。
子供は助からなかったんだ。
それだけじゃない。
子供を産めない身体になってしまったんだ。
退院した妻をアパートに連れて帰ったが……。
明らかに、様子が変わってしまっていた。
ダメージは、身体より精神の方に大きかったようだ。
流産後ということで、しばらくはセックスを控えていた。
しかし、いつまでも我慢できるものじゃない。
退院して1週間後くらいだったかな。
とうとう、妻の布団に潜りこんだ。
妻は、拒まなかった。
わたしは久しぶりの身体に昂奮し、むしゃぶりついたんだけど……。
妻は、人形のように仰向いているだけだった。
まさしく、ダッチワイフを抱いているみたいなんだ。
でもそのときは溜まってたから……。
ダッチワイフでもいっこうに構わなかった。
あっという間に、妻の中に大量に射精した。
しかしね……。
妻は、出された精液の後始末をしようともせず、脱がされた下着を穿き直そうともしないんだ。
明らかに、わたしが知っている妻とは違ってしまっていた。
それでも、その後も妻に挑み続けた。
でも、反応は変わらなかった。
拒絶はしないが反応もない。
ほんとうにダッチワイフに射精しているようだった。
やがて、そんな妻に飽き足らなくなってきた。
ウブで、それでいて変態で、そしてそれを懸命に隠し……。
しかし、隠しきれずに乱れる妻の姿を見るのが好きだったからだ。
まるで反応がないんじゃ、張り合いがない。
妻との性交も、だんだん疎遠になってきた。
会話も乏しくなった。
家で塞ぎこんでばかりいるから立ち直れないんだと、いっそ前の会社に戻ったらどうかと言ったこともある。
でも、そのときばかりは、強い言葉で拒絶された。
こんな身体になって、どんな顔で元の同僚の前に立てるのよってね。
時間が解決してくれるのを待つしかないと思った。
子供が出来ないんだから……。
後の人生は、ずっと妻と2人きりだ。
時間はたっぷりある。
ありすぎるほど」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/09/15 06:43
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今日は何の日
9月15日は、『石狩鍋記念日』。
北海道を代表する郷土料理「石狩鍋」の発祥地である石狩市で……。
本場の「石狩鍋」を広くPRしようと結成された、石狩鍋復活プロジェクト「あき味の会」が制定。
日付は、石狩で鮭が捕れる時季で、「く(9)い(1)ご(5)ろ」(食い頃)、「く(9)い(1)にいこ(5)う」(食いに行こう)と読む語呂合わせなどから。
記念日は、2008(平成20)年、『(社)日本記念日協会』により認定、登録されました。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/109158.html)のページから転載させていただきました。
まず、最初に、「石狩鍋」とは何でしょう?
上記のページの解説を、さらに転載させていただきますと……。
鮭の身のぶつ切りを、野菜などとともに味噌仕立てにした鍋とのこと。
2007(平成19)年度に、農林水産省の主催で選定された「農山漁村の郷土料理百選」において……。
「ジンギスカン」「ちゃんちゃん焼き」と共に、北海道を代表する郷土料理として選出されたそうです。
鮭の身だけでなく、中骨などのアラも入ります。
野菜は、甘みを出すためにキャベツやタマネギを使い……。
豆腐、ツキコンニャクなどの具材が加わります。
そして味噌を加えます。
最後に、魚の臭みや味噌臭さを抑え、うま味を引き出すために……。
山椒をかけるのが本場の「石狩鍋」とのこと。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/09/15 06:43
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今日は何の日(つづき)
ふーむ。
「石狩鍋」、食べたことないですね。
要は、鮭と野菜が入った味噌味の鍋ということですね。
普通の鍋じゃん。
といったら、失礼なのでしょう。
ウィンナーを入れたら美味しそうな気がしますが。
まず、さきほどの記述で気になったのが……。
「農山漁村の郷土料理百選」。
↓百選の一覧ページがありました。
http://www.maff.go.jp/j/nousin/kouryu/kyodo_ryouri/attach/pdf/panf-5.pdf
3種類が選出されてるのが……。
北海道、熊本、大分、鹿児島、沖縄。
不思議なことに、北と南ばかりです。
名物が豊富なのか……。
突出したものがないのか。
絞りこんだら、遺恨が残りそうなのか。
ちなみに新潟は、「米」と「酒」。
なわけありません。
「のっぺい汁」と「笹寿司」。
ふーむ。
「笹寿司」って、富山の押し寿司みたいなのかと思ったら……。
ぜんぜん違ってました。
クマザサの葉の上に、ひと口大にした寿司飯を盛り、具材や薬味を乗せたお寿司でした。
断言します。
食べたことありません。
ていうか、これが新潟の名物とは知りませんでした。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2019/09/15 06:43
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今日は何の日(つづきのつづき)
「のっぺい汁」は知ってます。
食べたこともあります。
わが家でも作られてました。
出てくるのは、お正月。
たくさん作り置きし、大鉢に入れて廊下に置いてありました。
冬なので、廊下に出しておいても、悪くなることはありません。
冷蔵庫には入りませんし。
正月は、手料理を省略し、女性たちが少し楽をする期間でもあります。
で、大量に作り置きしておける料理が、「のっぺい汁」。
もちろん、廊下で冷たくなってます。
でも、出されるときに温め直すことはありません。
冷たいまま。小鉢に盛られます。
「のっぺい汁」と云っても、汁料理ではありません。
汁は、底の方にちょっとあるだけ。
小さく切られたたくさんの具材が入ってます。
男性陣は熱燗を飲んでるので……。
ちょうどいいアテになるのでしょう。
わたしは正直、好きではありませんでした。
「のっぺい汁」が好きな子供なんて、いるんですかね?
わたしにとってお正月は、カレーもオムレツもハンバーグもない……。
お腹にとっては、不満足な期間でした。
今は、味的には十分、食べられますが……。
どうも、食べるのが小面倒くさいので苦手です。
具材が細かすぎるのよ。
さて。
来年のお正月はどうしましょうかね。
ここ2年ほど、セブンイレブンのお節を買ってますが……。
値段ほどの満足感はありません。
来年は、趣向を変えてみたいです。