2019.8.28(水)
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投稿誌が発売された3日くらい後の土曜日だった。
前日からわたしは、妻のアパートに泊まっていた。
遠方の現場の仕事も終わり、いつもの日常が戻って来ていた。
金曜の夜、3回くらい交わったのに……。
土曜日も、朝飯前に1回戦を終えていた。
で、遅めの朝食を買いに、近くのコンビニに連れ立って出かけることにした。
ジーンズを手にした妻を止め、スカートを穿かせた。
「そんなに綺麗な脚なんだから、ジーンズなんてもったいないよ」
わたしはいつもそう言っていた。
実際、妻の膝から下は、人形みたいに真っ直ぐなんだ。
「嫌なのよ。
わたしの脚を見た男は、必ず顔を確かめる。
そして、がっかりした顔をするの」
「いいじゃないか。
ほかの男は、脚以外のきみの身体が、どれほど素晴らしいか知らないんだ。
知ってるのは、おれだけ。
おれは、それを自慢したいんだよ。
どうだ、おまえらは、この女の脚しか見えないだろう。
おれは、すべてを見てるんだぞってね」
「変な人ね」
そう言いながらも、妻はまんざらでもない顔をしていた。
ノーパンで穿いてくれと頼んだが……。
それは頑なに断られた。
その代わり、ストッキングだけは穿かないでくれという懇願は、なんとか入れてもらった。
「なんだかスースーする」
「コンビニに行くのに、わざわざストッキングを穿く女なんていないだろ」
「だから、ジーンズを穿こうとしたんじゃないの」
「いいから」
わたしたちは、若夫婦のように連れ立ってコンビニに入った。
弁当の棚に進もうとしたわたしの脚が止まった。
雑誌のコーナーで、若い男がひとり、立ち読みをしていた。
手に取っているのは、間違いなくあの投稿誌だった。
顔が埋もれそうになるほど雑誌に見入っていた。
ちょっと異様な感じのする男だった。
ジャージの上下を着ていたが、明らかに股間部を膨らませている。
投稿誌が発売された3日くらい後の土曜日だった。
前日からわたしは、妻のアパートに泊まっていた。
遠方の現場の仕事も終わり、いつもの日常が戻って来ていた。
金曜の夜、3回くらい交わったのに……。
土曜日も、朝飯前に1回戦を終えていた。
で、遅めの朝食を買いに、近くのコンビニに連れ立って出かけることにした。
ジーンズを手にした妻を止め、スカートを穿かせた。
「そんなに綺麗な脚なんだから、ジーンズなんてもったいないよ」
わたしはいつもそう言っていた。
実際、妻の膝から下は、人形みたいに真っ直ぐなんだ。
「嫌なのよ。
わたしの脚を見た男は、必ず顔を確かめる。
そして、がっかりした顔をするの」
「いいじゃないか。
ほかの男は、脚以外のきみの身体が、どれほど素晴らしいか知らないんだ。
知ってるのは、おれだけ。
おれは、それを自慢したいんだよ。
どうだ、おまえらは、この女の脚しか見えないだろう。
おれは、すべてを見てるんだぞってね」
「変な人ね」
そう言いながらも、妻はまんざらでもない顔をしていた。
ノーパンで穿いてくれと頼んだが……。
それは頑なに断られた。
その代わり、ストッキングだけは穿かないでくれという懇願は、なんとか入れてもらった。
「なんだかスースーする」
「コンビニに行くのに、わざわざストッキングを穿く女なんていないだろ」
「だから、ジーンズを穿こうとしたんじゃないの」
「いいから」
わたしたちは、若夫婦のように連れ立ってコンビニに入った。
弁当の棚に進もうとしたわたしの脚が止まった。
雑誌のコーナーで、若い男がひとり、立ち読みをしていた。
手に取っているのは、間違いなくあの投稿誌だった。
顔が埋もれそうになるほど雑誌に見入っていた。
ちょっと異様な感じのする男だった。
ジャージの上下を着ていたが、明らかに股間部を膨らませている。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/08/28 05:56
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大相撲9月場所展望
8月26日(月)、大相撲9月場所の番付発表がありました。
先場所は、番付発表日が6月24日(火)と早かったのに……。
これをうっかり見過ごしてしまってました。
で、『大相撲7月場所展望』を載せたのが……。
その5日後の6月29日(土)という失態を演じてしまったわけです(そんな大層なものではありませんが)。
ということで……。
9月場所では、あらかじめ番付発表日を確認し、待ち構えていたのです。
さっそく!
恒例の、幕内昇進、十両陥落の答え合わせからです。
2019年7月24日、『由美と美弥子 2831(https://mikikosroom.com/archives/38057467.html)』のコメントで行ったわたしの予想は、次のとおり。
◎昇進予想(【】内は、「現在の十両枚数-(勝ち数-負け数)」。この数値が、「1」より小さければ、概ね昇進)
東十両六枚目・剣翔(13勝2敗【-5】)
東十両二枚目・石浦(9勝6敗【-1】)
西十両筆頭・東龍(8勝7敗【0】)
西十両三枚目・豊山(9勝6敗【0】)
●陥落予想(【】内は、「現在の前頭枚数+(負け数-勝ち数)」。この数値が、幕尻の「16」を超えれば、概ね陥落)
西前頭十五枚目・魁聖(1勝10敗4休【+28】)
東前頭十一枚目・嘉風(0勝0敗15休【+26】)
東前頭十五枚目・矢後(4勝11敗【+22】)
東前頭十三枚目・千代丸(5勝10敗【+18】)
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/08/28 05:57
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大相撲9月場所展望(つづき)
結果は……。
大当たり~。
3場所続けて、全問正解でした。
本来であれば、↓の2人も陥落候補でした。
東前頭十二枚目・栃煌山(5勝10敗【+17】)
西前頭十枚目・貴源治(4勝11敗【+17】)
しかし、『由美と美弥子 2831』のコメントで……。
↓わたしはこう書いてます。
+++
最近は、安易には上げない方針みたいですから……。
栃煌山と貴源治は、幕内残留になるんじゃないでしょうか。
+++
見事、大当たりです。
栃煌山が、西前頭十六枚目。
貴源治が、東前頭十七枚目。
共に、東西の幕尻で残留でした。
でも、これは実は「見事」というほどではありません。
なぜなら、関脇が、大関を陥落した貴景勝を含め、3人になると予想してたからです。
なので、幕尻は16枚目までと読んでました。
だから、栃煌山と貴源治の【+17】は、本来は陥落です。
ということで、自分としては、思い切った予想だと思ってました。
しかし!
なんと、関脇は2人になりました。
御嶽海と貴景勝。
東小結で8勝した阿炎が……。
そのままの地位に据え置かれ、関脇昇進できなかったのです。
どうなんですかねー。
大関が3人なんですから……。
関脇も3人にした方が、バランスが取れると思うのですが。
幕尻も揃うし。
大関陥落力士は別枠で考えるべきでしょう。
昇進候補がいないならいいですが。
小結で勝ち越しがいるのに上げないというのは……。
ちょっと納得しがたいです。
続きはさらに次のコメントで。
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3. Mikiko- 2019/08/28 05:57
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大相撲9月場所展望(つづきのつづき)
というのも、小結で勝ち越すというのは……。
非常に困難なことなんです。
関脇と小結では、上位とあたる順番がぜんぜん違うんです。
小結の初日は、必ず横綱です。
で、前半戦で上位とすべてあてられます。
当然、負けがこみます。
相撲というのは、勢いというか、流れが非常に重要なスポーツです。
序盤で負け続けた場合……。
後半戦で盛り返すのは、とても難しいものです。
結局そのまま負け越してしまう場合がほとんどです。
先場所の阿炎も、上位とあたった5日目までは……。
1勝4敗。
しかし、6日目の栃ノ心戦が不戦勝となり……。
その後、挽回して勝ち越しまでもっていきました。
あ、そうか。
栃ノ心戦の不戦勝か。
これを星取りに入れなければ、7勝7敗なわけだ。
これで、昇進が見送られたんですかね。
気の毒なことです。
今場所、なんとかまた勝ち越して……。
文句なしで昇進していただきたいものです。
さて。
前置きが長くなりました。
9月場所の展望です。
一番の注目はやはり……。
関脇に陥落した貴景勝が、10勝できるかどうか。
横綱大関が5人います。
これを全部落としていては、残りを全勝しなければなりません。
同じ関脇には、実力者の御嶽海もいますし。
続きはさらにさらに次のコメントで。
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4. Mikiko- 2019/08/28 05:58
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大相撲9月場所展望(つづきのつづきのつづき)
とにかく、さっきも書いたように、相撲は、勢いと流れです。
序盤で星を落とさないことが重要。
関脇と小結では、上位とあたる順番が違うと書きました。
関脇が上位とあたるのは、場所の後半なんです。
なぜこうなってるのか。
それは、関脇は、大関取りの地位だからです。
序盤から上位と当てられたら……。
勝ち星を重ねるのは困難です。
大関取りが、とても難しくなってしまいます。
ということで、前半は下位とあたって……。
大きく勝ちを先行させ、勢いをつけさせるわけです。
話がズレましたが……。
とにかく、貴景勝は序盤を5戦全勝でスタートできるかどうかです。
これは、カド番となった2人の大関、豪栄道と栃ノ心にも言えること。
ま、この2人は、8勝でいいですから、なんとかなる可能性もあります。
しかし、豪栄道はすっかり力を落としましたね。
もう大関の力量はないように思います。
栃ノ心も、結局怪我に泣かされました。
8勝出来れば万々歳でしょう。
さて。
優勝争い。
やはり、両横綱なんでしょうね。
先場所優勝の鶴竜。
白鵬より先に星を落とさないことが重要。
なんとか終盤まで全勝で行きたいです。
でも、引き技が出ると、ガタガタっと崩れる心配もあります。
白鵬は、力の衰えが目に見えてきました。
しかし、まだその力量が大関以下を大きく上回っているのは確かです。
ライバルは、鶴竜だけでしょう。
鶴竜が星を落とせば、白鵬がそのまま行ってしまう可能性もあります。
最後に、新潟市北区出身の豊山。
3場所ぶりに幕内復帰です。
しかし、後がない東前頭十六枚目。
なんとか勝ち越してもらいたいものですが……。
まず無理でしょう。