2019.8.17(土)
「脚、少し開いて」
妻は、ゼンマイ人形のように、ぎこちなく脚を運んだ。
動画だったらおかしかっただろうが、静止画であれば、動きの拙さは写らない。
わたしの指示通り、妻はさまざまなポーズを取った。
妻が激しく昂奮しているのは、はっきりとわかった。
内腿が光ってる。
膣液が垂れ流しになっているんだ。
あっという間に、撮影枚数が尽きようとしていた。
あと数枚だろう。
もっと、衝撃的なポーズを撮りたかった。
何かないか。
部屋を見回すわたしの視線が、例のテレビ枕を捉えた。
これだ。
テレビ枕を持って来ると、壁紙の前に据えた。
後退し、元の撮影位置に戻る。
黙ってわたしの動きを見ていた妻は、テレビ枕の傍らに立ち、それを見下ろしていた。
肩が上下している。
激しく昂奮してる証だ。
「いいよ」
妻は、初めて外に出る子猫みたいに爪先で床を探り、枕に近づいた。
それからは、一瞬だった。
水中に潜る海女さながらに身を沈めると、テレビ枕に身を預けた。
妻が顔をあげたときにはもう、あのポーズが出来あがっていた。
長い両脚を大きく掲げ、その膝裏に自らの両肘を張っていた。
広げた脚は、肘で固定される。
それでいて両手の肘から先は自由に動かせる。
「開いて」
大股はすでに開いている。
しかし、何を開くか、妻は何の疑問も抱かず理解していた。
両手の指先が、三つ指を突く角度で股間に添えられた。
両手の指先が、左右に別れる。
指の狭間では、餌をねだる雛鳥の口のように、陰唇がぱっくりと開いていた。
膣前庭の赤色が、目に痛いほどだった。
間違いなく、これは内臓の色だ。
女性は、内臓を剥き出しにして生きているんだ。
わたしはカメラを構えた。
狭いファインダーに、妻の姿を捉える。
赤いマスクに黒いサングラス。
顔はすべて覆われている。
しかし、首から下を覆うものは何もない。
さらに股間は、見せなくて良いものまで見せていた。
大ぶりな陰唇と、その上に尖る陰核。
サイの角ほどの存在感があった。
尖って反りあがっていた。
それが男性の陰茎に相当する部分であることが、如実にわかった。
妻は、ゼンマイ人形のように、ぎこちなく脚を運んだ。
動画だったらおかしかっただろうが、静止画であれば、動きの拙さは写らない。
わたしの指示通り、妻はさまざまなポーズを取った。
妻が激しく昂奮しているのは、はっきりとわかった。
内腿が光ってる。
膣液が垂れ流しになっているんだ。
あっという間に、撮影枚数が尽きようとしていた。
あと数枚だろう。
もっと、衝撃的なポーズを撮りたかった。
何かないか。
部屋を見回すわたしの視線が、例のテレビ枕を捉えた。
これだ。
テレビ枕を持って来ると、壁紙の前に据えた。
後退し、元の撮影位置に戻る。
黙ってわたしの動きを見ていた妻は、テレビ枕の傍らに立ち、それを見下ろしていた。
肩が上下している。
激しく昂奮してる証だ。
「いいよ」
妻は、初めて外に出る子猫みたいに爪先で床を探り、枕に近づいた。
それからは、一瞬だった。
水中に潜る海女さながらに身を沈めると、テレビ枕に身を預けた。
妻が顔をあげたときにはもう、あのポーズが出来あがっていた。
長い両脚を大きく掲げ、その膝裏に自らの両肘を張っていた。
広げた脚は、肘で固定される。
それでいて両手の肘から先は自由に動かせる。
「開いて」
大股はすでに開いている。
しかし、何を開くか、妻は何の疑問も抱かず理解していた。
両手の指先が、三つ指を突く角度で股間に添えられた。
両手の指先が、左右に別れる。
指の狭間では、餌をねだる雛鳥の口のように、陰唇がぱっくりと開いていた。
膣前庭の赤色が、目に痛いほどだった。
間違いなく、これは内臓の色だ。
女性は、内臓を剥き出しにして生きているんだ。
わたしはカメラを構えた。
狭いファインダーに、妻の姿を捉える。
赤いマスクに黒いサングラス。
顔はすべて覆われている。
しかし、首から下を覆うものは何もない。
さらに股間は、見せなくて良いものまで見せていた。
大ぶりな陰唇と、その上に尖る陰核。
サイの角ほどの存在感があった。
尖って反りあがっていた。
それが男性の陰茎に相当する部分であることが、如実にわかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/08/17 06:25
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今日は何の日
8月17日は、記念日のない日。
無いことはないですが、はなはだ乏しいです。
まず、『プロ野球ナイター記念日』。
1948(昭和23)年8月17日(今から71年前)……。
『横浜ゲーリッグ球場』で、日本初のナイター『巨人対中部(現・中日)』戦が行われました。
「ナイター」という言葉も、この時初めて使われたそうです。
和製英語ですね。
英語では、「night game」と云います。
上記の記述は、こちら(http://www.nnh.to/08/17.html)のページから転載させていただきました。
わたしは、実際に球場で「ナイター」を見たことはありません。
綺麗なんでしょうね。
でも、帰りが面倒です。
ビールを飲んでるでしょうから……。
トイレも心配です。
球場近くに泊まりたいですね。
とんでもない出費になってしまいます。
もう1題。
毎月17日は、『いなりの日』。
いなり寿司の材料を製造販売してる『㈱みすずコーポレーション(長野市)https://www.misuzu-co.co.jp/』が制定。
日付は「い(1)な(7)り」の語呂合わせです(「り」がない!)。
『(社)日本記念日協会』により認定、登録されてます。
上記の記述は、こちら(https://zatsuneta.com/archives/101177.html)のページから転載させていただきました。
ところで、なぜキツネの好物が「油揚げ」とされてるのでしょう?
もちろん、自然界には存在しませんし……。
そもそも、材料は豆腐ですので、植物食です。
肉食のキツネが、好んで食べるとは思えません。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/08/17 06:26
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今日は何の日(つづき)
実は……。
昔のお稲荷さんの供え物は違ってたんです。
キツネは、穀物を荒らすネズミを狩ることから……。
農家などでは、大変に大事にされてきました。
しかも、そのふさふさの黄金色の尻尾が……。
たわわに実る稲穂を想像させます。
で、農業の神様としてお祀りされたのです。
「お稲荷」の「稲」は、まさしくお米の「稲」です。
元々は、「稲成り」だったようです。
「稲を成す神」だったということ。
字が「稲荷」に変わったのは……。
稲を担うという豊穣を象徴したわけです。
で。
そのお稲荷さんへのお供え物。
最初のころは、まさしくなものでした。
つまり、ネズミです。
しかも!
なぜだかわかりませんが……。
そのネズミ、油で揚げてたそうです。
想像したくもないですが。
それが、元々の「油揚げ」だったのです。
しかし、仏教の教えから……。
例えネズミでも、殺生は良くないということになっていったようです。
気持ち悪いですしね。
で、代わりに、豆腐を揚げたたものを供えるようになったわけです。
ここで話は、まったく変わりますが……。
本編に登場するマスク。
イメージが湧かない方もおられるかと思います。
↓こんな感じのつもりです。
http://www.a-market.jp/item-37914.htm
この商品には、色は黒しかないようですが……。
本編では、この赤をイメージしてます。
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3. 手羽崎 鶏造- 2019/08/17 10:16
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穀物を荒らす動物。
北海道の熊もそうですが、
近年、深刻な問題になっています。
温暖化の進行、異常気象。
おとなしく住むべく野山が乱開発されてきたこと。
やむなく、人間の住処に近づいてきた原因は
人間にも有るようです。
マタギという「職業」自体も絶滅に瀕していますしね。
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4. Mikiko- 2019/08/17 19:00
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昔は……
「山→里山→里」というエリア分けがされてました。
山の動物にとって……。
下草が刈られ、隠れ場所のない「里山」は、明らかに警戒すべきエリアでした。
なので、「里山」を抜けて「里」まで下りてくる動物は滅多にいなかったわけです。
「里山」が、バッファゾーン(緩衝地帯)の役割を担ってたわけです。
ところが近年、「里山」の維持管理が出来なくなり……。
「里山」が「山」に飲みこまれていってます。
ということで動物が……。
「山」からいきなり「里」に出て来るようになったのです。