Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
単独旅行記Ⅴ・総集編(14)
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 ↓こちらは、ツワブキですね。
ツワブキ
↑「み」

 ご覧のように、葉がつやつやと光ってます。
 なので、「艶蕗(つやぶき)」から「ツワブキ」に転じたと云われます。
 食べる「蕗(ふき)」とは違います。
「蕗」は、葉に艶がありません
↑「蕗」は、葉に艶がありません。

 食用の「蕗」は、冬期に地上部が枯れますが……。
 ツワブキは、常緑の多年草です。
 やはりこのあたりは、和で統一してあるようですね。

 ツワブキは、わが家にも1株あります。
 植えたわけじゃないので、鳥が運んできたんだと思います。
 いつからあるか思い出せないほど長生きです。
 晩秋に咲く黄色い花は、これから来る冬を予感させ、寂しいものです。
 でもそれがまた、日本的風情でもありますよね。
わが家のツヤブキ
↑わが家のツワブキ。撮影日は、2008(平成20)年11月2日。『Mikiko's Room』を始めた年です。このツワブキ、今も毎年花を咲かせてます。

 ↓とにかく、建ってるビルは、お金がかかってることがわかります。
威圧的なビル
↑「み」

 威圧感たっぷりで、フレンドリーじゃないですね。

 ↓まだ植えられたばかりの街路樹なので、ちょっと寂しいです。
まだ植えられたばかりの街路樹
↑「み」

 でも、手厚い管理がされてるようですから……。
 すぐに立派になるでしょう。

 ↓手袋が落ちてました。
手袋が落ちてました
↑「み」

 もう、持ち主とは会えないでしょう。
 わたしも、持ち物とは何度もこういうお別れをしてきました。
 何も感じない物体とはわかってますが……。
 長年、身に付けてた相棒には情が移り、切ないものです。

 ↓これは、ヘデラカナリエンシスですね。
ヘデラカナリエンシス
↑「み」

 わが家の裏庭の主です。
 建物とブロック塀の間で、まったく陽があたりません。
 ブロック塀の際に、いろんな植物を植えましたが……。
 ことごとく滅びました。
 唯一、根付いたのが、このヘデラカナリエンシスです。
わが家のヘデラくん
↑「み」。わが家のヘデラくん。

 甲子園を覆うナツヅタに似てますが……。
甲子園を覆うナツヅタに似てますが……

 ヘデラ類は、違う植物です。
 ナツヅタはブドウ科で、落葉します。
ナツヅタはブドウ科で、落葉します

 秋の紅葉が見事です。
秋の紅葉が見事

 童謡『まっかな秋』に歌われるツタは、このナツヅタです。

↑秋の童謡は、やっぱり寂しい。

 これに対し、ヘデラカナリエンシスはウコギ科で常緑です。
ヘデラカナリエンシスはウコギ科

 冬も葉を落としません。
 新潟では、雪で潰されますが……。
 まったくダメージは受けませんね。

 登坂力はないので……。
 ブロック塀の際に植えても、這い上がることはありません。
 これに対し、ナツヅタの登坂力は強烈です。
 ブロック塀や建物の外壁はもちろん、ガラス面でさえ上ります。
オーケー狛江店
↑東京都狛江市のスーパー『オーケー狛江店』。普通に営業してるそうです。

 なので、別荘などで、1年使わなかったりすると……。
 窓が覆われてしまうことさえあります。
前の写真の4年前
↑前の写真の4年前だそうです。

 脱線しました。
 ヘデラ類は強健で、病害虫もありません。
 ただ、蔓が植栽エリアから外に伸びて来てしまうので……。
 定期的に、伸びた蔓の剪定だけは必要でしょう。
 でも、1年に1回やれば十分だと思います。
 地面を覆ってしまえば、雑草も生えなくなるので……。
 維持費も安く済むでしょう。
葉の小さなヘデラヘリックス
↑こちらは葉の小さなヘデラヘリックス。葉の形や色などが違う、さまざまな品種があります。

 あ、そうそう。
 もう一言。
 この高木の根方に丸太が刺さってますが……。
 これが、普通に施工される支柱です。
 四本丸太が使われてるのは、大径木の移植だからです。
四本丸太支柱
↑上から見たところ。

 苗木を植える場合は、丸太は2本ですね。

 ↓こちらの街路樹には支柱がありません。
支柱がありません
↑「み」

 しかし、見えないだけで、地下に支柱がされてるのです。
地下に支柱

 場所によって、お金のかけ方にメリハリを付けてますね。

 ↓こういう施工は初めて見ました。
こういう施工は初めて見ました
↑「み」

 煙突みたいに出てるのは、例の酸素管ですかね。
 ↓寄ってみたら、何か書いてありました。
危険ですから上にのらないでください
↑「み」

 「危険ですから上にのらないでください」ですね。

↑これをやりたがる人がいるんでしょうか?

 こんな小さな字では、乗る前には読めないと思います。

 ↓真新しい案内板。
真新しい案内板
↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 新潟市街にも案内板はありますが……。
 ボロボロになってて、字が読めないのも多いです。
 中央との格差を感じざるを得ません。

 ↓江戸時代の地図も付いてます。
案内板の江戸時代の地図
↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 考えてみれば、この地図は変わることがないわけですから……。
 内容についてのメンテナンスは、必要ありませんね。

 ↓ヘデラカナリエンシス、進撃中。
ヘデラカナリエンシス、進撃中
↑「み」

 もう、歩道に這い出して来てます。

 ↓この写真を撮ったのは、12:40分。
「和田倉門守衛所跡」の前
↑「み」

 ↓「和田倉門守衛所跡」の前です。
「和田倉門守衛所跡」の前地図
↑右端が『東京駅』。

 新幹線の発車まで、あと1時間あります。
 指定席を取ってありますから、ホームで並ぶ必要はありません。
 なので、これから皇居まで歩こうと思いました。

 ↓意図不明な写真ですが、お堀だと思います。
お堀だと思います
↑「み」

 かなりブレてますね。
 間違ってシャッターを押してしまったのでしょう。

 ↓お堀と石垣。
お堀と石垣
↑「み」

 お堀の水は、はっきり言って緑色に濁ってます。
 透明度、ほぼゼロ。
 ひょっとしたら、警備の忍者が隠れてるのかも知れません。
警備の忍者が隠れてる
↑皇居お堀の写真ではありません。

 石垣は当然、江戸時代の施工です。
 当時、コンクリートはありませんから……。
 石を組み合わせただけで、擁壁として自立してるわけです。
石垣
↑左側の「空積み」という手法。

 施工された時代により、積み方も変わるようです。
皇居東御苑内の石垣
↑皇居東御苑内の石垣。三代将軍家光時代の施工。

 奥深い分野と思われますので、これ以上の言及は止めておきます。

 ↓江戸城跡の案内板。
江戸城跡
↑「み」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。

 ↓「桜田巽櫓(さくらだたつみやぐら)」です。
https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/9/9/994fa41b.jpg
↑「み」

 江戸城本丸の東南(辰巳=巽)の方角にあることが名の由来です。
桜田巽櫓の位置
↑赤枠で囲んだのが、「桜田巽櫓」。↑クリックすると、大きい画像が見られます。元図は、こちらのページでご覧下さい。見事な絵図です。

 富士見櫓、伏見櫓と並び、江戸時代から残る櫓のひとつです。

 ↓皇居の「桔梗門」です。
皇居の桔梗門
↑「み」

 江戸時代は、「内桜田門」と呼ばれてました。
 井伊直弼が暗殺されたのは、「外桜田門」。
 ↓位置はこんな感じ。
「内桜田門」と「外桜田門」

 ↓「外桜田門」です。
「外桜田門」

 ↓この近くにあるのが、“桜田門”こと警視庁本部。
警視庁本部

 ↓2時間ドラマでお馴染みの映像ですね。
2時間ドラマでお馴染みの映像

 なお、警視庁を、国の組織と間違えがちですが……。
 東京都の組織です。
警視庁は東京都の組織
↑刑事の名前を見て、『太陽にほえろ!』と思った人はおっさん。『名探偵コナン』です。

 普通の県で県警にあたる組織になります。
普通の県で県警にあたる
↑今どき、フェンダーミラーは止めてもらいたいものです。

 東京都だけ……。
 「東京都警」ではなく、警視庁という名称になってます。
警視庁という名称
↑やっぱ、違いますなぁ。

 なお、この警視庁のトップが、警視総監。
警視庁のトップが、警視総監

 警視総監は、日本でただひとり。
 警察官の最高階級になります(「警察庁長官」は階級ではありません)。

 また脱線しました。
 ↓お堀の浮き草。
堀の浮き草
↑「み」

 葉の形からすると、菱(ひし)ですかね。
 ↓どうしても、この歌が浮かんでしまいます。


 ↓とにかく、気持ちよく広々としてます。
東京駅方面を振り返って撮った
↑「み」。東京駅方面を振り返って撮ったもの。

 土地代は、目の玉が飛び出るほどでしょうに。

 ↓不法駐輪ではありません。
不法駐輪ではありません
↑「み」

 交番脇の警察官の自転車ですね。
 ↓荷台のボックスには、何が入ってるんでしょう。
荷台のボックス
↑「み」

 気になったので調べてみました。
 巻き尺、定規、現場検証の記録用紙、筆記具、立ち入り禁止のテープ、懐中電灯とかだそうです(参照)。
 いちおう、鍵は掛けてあるのでしょうが……。
 こじ開けてまで盗むものは入ってませんね。

 ↓よく見ると、前輪の脇に透明な筒みたいなのが付いてます。
前輪の脇に透明な筒
↑「み」

 仲間を呼ぶために、曳光弾でも発射するんでしょうか?
曳光弾発射

 大いに気になったので、これも調べてみました。
 赤く光る誘導棒のホルダーとのことでした。
赤く光る誘導棒

 透明なのは、誘導棒を光らせたまま挿して走るからだとか。
 しかし……。
 なんで2本なんですかね?
 誘導するときって、2本持ってるんでしたっけ?
誘導するときって、2本?
↑使ってました!

 誘導棒でパフォーマンスをする警官、いませんでしたっけ?

↑交通誘導員にはいました。警察は無理か。


↑高校野球にもいました。

 面白そうですよね。
 集団でやれば。
 両手に誘導棒を持って踊るんです。
 オタ芸みたいですけど。


 ↓よほど気になったのか、真横からも撮ってます。
真横からも撮ってます
↑「み」

 自転車で道草を食いました。
 こんなことしてたら、皇居見学の時間がなくなるじゃないですか。

 ↓交番じゃなくて、派出所ですね。
交番じゃなくて、派出所
↑「み」

 派出所は、すべて交番になったものと思ってました。
派出所は、すべて交番になった

 また、調べなくてはならないではないか。
 話が進まん。
 Wikiによると……。
 「人が多く集まり、かつ警察が必要とされる拠点において、交番の交番(出張所的な役割)としておかれている警備派出所がこの名称を用いている」とのことでした。

 さて、先を急ぎますぞ。
 ↓と思ったら、またこんなものを撮ってます。
車止め?
↑「み」

 これは車止めなんでしょうかね。
 御影石かなんかの加工品でしょうか。
 いずれにしろ、特注品でしょう。
 1個、いくらくらいするんでしょうね。
 数万円はしそうな気がします。


↑こんなので、5万円近くしました!

 ヘタすると、20万くらい?
 いったい、何個あるんでしょう。

 ↓芝生と松。
芝生と松
↑「み」

 ごく普通の景色みたいですが……。
 案外、この組み合わせは見かけません。
 そうとう手を掛けないと、この状態は保てないからです。

 特に芝。
 陽があたらないと枯れてしまいます。
 陽があたれば、すぐに雑草が生えてきます。
すぐに雑草が生えてきます

 かなりな頻度での芝刈りが必要でしょう。
山に「柴刈り」
↑これは、山に「柴刈り」。

 この予算は、宮内庁なんですかね?

 この松を撮ったのが、12:52分。
 発車まで、まだ48分ありますが……。
 これ以上足を伸ばすと、気が急くばかりで楽しめません。
 余裕のあるところで、『東京駅』に引き返すことにします。

 ↓行きとは反対側の歩道を戻り始めます。
反対側の歩道を戻り始めます
↑「み」。歩道から一段高くなったところが、広場のようになってました。

 ↓寝転んでるのは、外国人観光客のようです。
寝転んでるのは、外国人観光客
↑「み」

 こういうことが出来るのは、日程に余裕があるからでしょうね。
 日本人が旅行した場合、ぜったいにこういう時間は取れません。

 ↓切り株です。
切り株
↑「み」

 でも、よく見ると、蘖(ひこばえ)が出てます。
蘖(ひこばえ)
↑「み」

 ↓これもです。
蘖(ひこばえ)
↑「み」

 ↓これも。
蘖(ひこばえ)
↑「み」

 ↓ここにも。
蘖(ひこばえ)
↑「み」

 なぜこんな大木を伐採したのでしょう?
 おそらく、ここを芝生広場にしたかったからでしょう。
 この切り株ほどの樹木が茂ってれば、地面に陽はあたりません。
 芝生は、陽があたらないと枯れてしまいます。

 おそらくここらは、鬱蒼とした樹冠の下……。
 禿げちょろの地面が広がってたんじゃないでしょうか。

 ↓伐られたのは、おそらくこの木でしょう。
伐られたのは、おそらくこの木
↑「み」

 常緑樹だと思いますが、樹種までは確認してませんでした。
 ひこばえがよく出る樹種としては、マテバシイがあります。
ドングリの成る木
↑ドングリの成る木です。

 ひこばえは、このままそっとしておいてもらいたいものです。
 “株立ち"の樹形で成長したら面白い景色になると思います。
“株立ち
↑ひこばえがそのまま伸びると、“株立ち"と云う樹形になります。

 ↓お堀に白鳥。
お堀に白鳥
↑「み」

 ↓おそらく、このお堀だと思います。
おそらく、このお堀

 わたしは、水鳥(みずどり)ほどオールマイティな生き物はいないと思います。
 だって、水に落ちても溺れることはなく……。
 空も飛べるんですよ。
 水も高いところも怖くないじゃないですか。

 オオヒシクイなんか……。
 飛び立ったら、時速100㎞/hで10時間飛び続けられるそうです。
 つまり、ひと飛び1,000㎞。
『福島潟』に飛来したオオヒシクイ
↑カムチャッカ半島から、新潟市北区『福島潟』に飛来したオオヒシクイ。『福島潟』は、日本最大の越冬地です。

 ま、わたしがオオヒシクイなら……。
 “渡り"なんて重労働はしたくありませんが。
樺太や千島列島を経由
↑樺太や千島列島を経由するようです。樺太の先からは、まったく休む場所がありません。

 白鳥の中にも、北に帰らず、日本に居着く個体もあるようです。
 おそらく、皇居のお堀は石垣に囲まれてるので……。
 日中、日陰になる場所があるんだと思います。
日中、日陰になる箇所がある
↑時間ごとに、日陰になる場所を見つけられそうです。

 真夏の炎天下……。
 カンカン照りの下で、ダウンジャケットじゃいられませんからね。

 ↓一羽だけなんでしょうか?
一羽だけなんでしょうか?
↑「み」

 わたしも、餌の心配だけないのなら、日本に留まりたいです。
 なんで、シベリアなんかに帰るんですかね。

 ↓わたしの好きな詩人に、吉田一穂(いっすい)という人がいます。
吉田一穂
↑このポーズはどうかと思いますが。

 一穂曰わく……。
 地球では、地軸の傾きが変わってしまったそうです。
地軸の傾き
↑この傾き方が、昔は違ってたということでしょう。

 その昔、白鳥が目指した先は、決して極北の地ではなく……。
 緑の大地だったとか。
 地軸の傾きが変わってしまったため、シベリアに着いてしまうのだとか。
 もちろん、学者の研究ではなく、詩人の感性が産んだ幻像です。

 ↓あ、つがいでしたね。
つがいでした
↑「み」

 やっぱり、一羽じゃ心細いですよね。
 夫婦のどちらかが怪我をしたかで、飛び立てなかったのかも知れません。
 もう一方も残ったんですね。

 ↓仲が良さそうです。
仲が良さそうです
↑「み」

 餌さえあれば、平穏な暮らしでしょう。
 でも、皇居のお堀に餌を撒くわけにはいかないでしょう。
 ひょっとしたら、皇居の中でもらえてるのかも知れません。
 彼らは、皇居内のどこへでも、出入り自由ですから。
皇居内のどこへでも、出入り自由

 ↓相変わらず、権威的なビルが連なります。
権威的なビルが連なります
↑「み」

 ↓これは、アベリアという常緑低木。
アベリアという常緑低木
↑「み」

 和名は、ハナゾノツクバネウツギ。
 珍しい樹木ではありません。
 この旅行でも、そこここで見かけました。
 初夏、小さな白い花を咲かせます。
初夏、小さな白い花を咲かせます

 歩道に、たくさん花びらが落ちてる場所もありました。

 アベリアは、公園などで、よく使われてるのを見ます。
『鳥屋野潟公園』のアベリア
↑「み」。新潟市中央区の『鳥屋野潟公園』です。

 強健で、放っておいてもまず枯れません。
 病害虫も、ほとんど無いと思います。
 刈り込みにも強いので、街路などではボックス型に刈られてる場合も多いです。

 ↓でも、自然樹形がやはり一番いいです。
自然樹形のアベリア

 ↓下から細い葉が突き出てるのは、斑入りのヤブランでしょう。
斑入りのヤブラン
↑「み」

 斑入りのヤブランは、わが家にも玄関前に一株だけあります。
 でもわたしは、斑の入らない青々としたヤブランが好きです。
 キンモクセイを通販で買ったとき、一緒にヤブランも4株買いました。
 九州の業者でした。


↑わたしが購入した業者ではありません。植物の通販は、送料がバカ高いので要注意。これも、本体より遙かに高いです。

 キンモクセイは、わが家の土と合わなかったようです。
 今も生きてはいますが、いっこうに成長しません。
 根鉢に付いてたのは、粘土に近い土でした。
 うちの庭は、砂なんです。
 あまりに環境が違って、根が伸びないのかも知れません。

 それに対しヤブランは、わが庭を大いに気に入ったらしく……。
 旺盛に茂ってます。
 あまりにも茂りすぎ、昨秋、母に根元から刈られてしまいました。
 でも、この春は見事に復活し、天を突いて伸びてます。

 ヤブランは常緑です。
新潟市西区のヤブラン
↑「み」。新潟市西区で撮りました。秋に藤色の花を咲かせます。この後、美しい瑠璃色の実が成ります。

 植えてあるのは、玄関脇の植えこみ。
 ここは冬期、玄関前に積もった雪の雪捨て場になります。
 ヤブランの上にてんこ盛りです。
 なので春先、雪の下から現れたヤブランはぺちゃんこです。
 ぺちゃんこの古葉の中心から、新葉が真っ直ぐ立ちあがります。
 なんだか妙な格好です。
 ことしは古葉がなかったので、すっきり見えました。
 今後は、毎秋、刈ってしまうかな。
 どうせ冬は、陽があたらないんですから。

 また、脱線しました。
 こちらのアベリアは、斑入りですね。
斑入りのアベリア
↑「み」

 ↓ホープレイズという品種かも知れません。
ホープレイズ

 ↓ビルの前の寄せ植え。
ビルの前の寄せ植え
↑「み」

 お洒落ですね。
 わたしはこういうのが苦手で、どこもかしこも藪にしてしまいます。

 ↓街路もお洒落で、お金がかかってます。
街路もお洒落
↑「み」

 高木に支柱が見えません。
 みんな地下支柱ですね。
 ↓金属製の車止めも、見た目、ただの杭みたいに見えますが……。
金属製の車止め
↑「み」

 そうとう高価なものだと思います。

 ↓東京駅に戻ってきました。
東京駅に戻ってきました
↑「み」

 時間は、13:01分。
 まだ発車まで39分あります。

 ↓ツワブキをこんなふうに使った植え方は、初めて見ました。
ツワブキをこんなふうに使った植え方
↑「み」

 雪の降らない地域だから出来ることだと思います。
 新潟でやったら、ぺちゃんこです。
 植栽桝は、雪捨て場になりますから。

 ↓ツワブキ帝国。
ツワブキ帝国
↑「み」

 ツワブキは日陰に強い植物の代表なので……。
 日陰の植栽に使われる場合が多いです。
 こういう陽光降り注ぐ場所に植えるというのは、斬新です。
 でも、水やりの管理が出来ることが条件ですね。
 ひょっとしたら、植栽桝の中には、自動潅水システムが設置されてるのかも知れません。
自動潅水システム

 ↓日本の玄関、東京駅。
日本の玄関、東京駅
↑「み」

 古めかしく見えますが、レンガなんかは真新しいです。

 ↓記念写真のスポットでしょうに、誰もいませんね。
記念写真のスポット
↑「み」

 こんなところで写真を撮ってたら、お上りさん丸出しですが。

 ↓新幹線ホームです。
新幹線ホーム
↑「み」

 撮影時刻は、13:15分。
 わたしが乗る新幹線は、23番線です。
 この22番線の新幹線は……。
 13:20分発の『はやぶさ23号』でしょう。
 これは、『新函館北斗』まで行きます。
 到着時刻は、17:47分。
『はやぶさ23号』

 4時間27分の旅です。
 ↓Mikiko作詞の【北海道新幹線開業記念作品『カムイの風』】、ぜひ、お聞き下さい。

゚・*:.。.:*・゜ カムイの風 ゚・*:.。.:*・゚

北海道新幹線開業記念作品




 なお、手前に連結された赤い車両は、秋田新幹線です。
 13:20分発(発車が同時刻なのは当たり前)の『こまち23号』です。
 秋田着は、17:08分。
『こまち23号』

 3時間48分の旅です。
 やっぱり、在来線を走る新幹線は、それなりに時間がかかりますね。
在来線を走る秋田新幹線

 『盛岡駅』から先が、在来線です。
『盛岡駅』から先が、在来線

 『盛岡駅』から『大曲駅』までは田沢湖線、『大曲駅』から『秋田駅』までは奥羽本線になります。
 在来線区間の最高時速は、130㎞/hだそうです。

 その向こう側、21番線のホームにいるのは……。
 明らかに2階建て車両。
 この「E4系」が走ってるのは、上越新幹線だけです。
「E4系」上越新幹線
↑背の高いのがわかります。ほかの新幹線とすれ違うときは、優越感があります。

 13:16分発の『Maxとき316号』ということですね。
 発車直前だったはずです。
 なお、この便は、「運転日注意!」の臨時列車ですので……。
 ネットの時刻表だと、運転日以外の日付けの検索では載って来ないと思います。

 ↓わたしの乗るホームですが、わたしが乗る新幹線ではありません。
はくたか565号
↑「み」

 13:24分発の北陸新幹線『はくたか565号』でしょう。
 終点の金沢着は、16:20分。
はくたか565号時刻表

 2時間56分。
 これを見ても、秋田までの3時間48分は遠いです。

 この車両は、トカゲ顔が特徴の「E7系」。
 この年(2018年)はまだ、上越新幹線にこの車両は走ってません。
 2019年3月のダイヤ改正から、走り始めました。

↑上越新幹線では、朱鷺色のラインが入ってます。

 今後、老朽化した2階建て車両「E4系」と徐々に入れ替えられる予定です。

 「E7系」の最大の特徴は、グランクラスという車両があること。
グランクラス
↑ひとり掛けの座席は魅力です。

 死ぬまでに1度くらいは乗ってみたいのですが……。
 「新潟-東京」間は、2時間ですからね。
 堪能する間もなく着いてしまいます。

 「新潟-東京」間をグランクラスに乗った場合……。
 運賃を合わせた総額は、17,250円。
 自由席だと、10,050円。
 差額、7,200円。
 ビジネスホテルに、余裕で1泊できる金額です。
 たったの2時間でですよ。
 ちょっとねー。

 ↓隣のホーム『こまち23号』の鼻先。
『こまち23号』の鼻先
↑「み」

 どーもこのカモノハシ形の新幹線は好きになれません。
爪に毒を持ってるそうです
↑凶悪な顔です。爪に毒を持ってるそうです。

 この顔で、在来線区間は130㎞しか出ないんですからね。

 ↓この新幹線がいるのは、わたしが乗る23番線の隣です。
23番線の隣
↑「み」

 でも、24番線ではありません。
 新幹線ホームの番線は、23番で終わりです。
 23番線の向こうは、東海道山陽新幹線の14番線なんです。
新幹線ホーム

 おそらくこの新幹線は……。
 13:26分発の『こだま659号』でしょう。
 ↓時刻表を見ると、名古屋止まりの新幹線です。
こだま659号

 しかし、ここで謎がひとつ。
 23番線が空です。
 ということは、13:24分発の北陸新幹線『はくたか565号』が発車した後でしょう。
 しかし……。
 この写真を撮った時刻が、13:17分なんです。
 まだ、『はくたか565号』は、発車してないはず。
 ひょっとしたら、去年と今年で時刻表が変わったのかも。

 というのも、これを書いてるのは2019年ですが……。
 2019年の時刻表を元にして書いてるのです。
 2018年の時刻表は、捨ててしまいました。
 わたしが時刻表を買うのは、年に1度。
 3月のダイヤ改正が初めて載る号だけです。
3月のダイヤ改正が初めて載る号
↑今、持ってるのがこれ。

 新しいのを買うと、前年のは捨ててしまうんです。
 連載がこんなに長引くとは思ってませんでした。
 ネットでは、前の年の時刻表は調べられないようですし。
 納得いかないので、ブログ記事から探しました。
 こちらが、2018年の北陸新幹線の時刻表です。
 『はくたか565号』はやはり、13:24分発でした。

 ま、デジカメの時刻が狂ってたということも考えられますが……。
 そうなると、これまで記してきた撮影時刻が、ぜんぶ間違ってたことになります。
 そうは思いたくないです。
 ひょっとしたら『はくたか565号』は……。
 この東海道新幹線のずっと後方に停まってるのかも知れません。
 深く考えないことにします。
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