Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2807
コメント一覧へジャンプ    コメント投稿へジャンプ
 ブラウスは、シルクなのだろうか……。
 光沢のある真珠色の生地だった。
 滑りが良さそうなので、ズボンに入った裾を掴み、引きあげてみた。
 思ったとおり、布地はするするとあがってきた。
 裾が出きると同時に、前ボタンはすべて外されたようだった。
 妻が袖のボタンを外すのを待ち、肩からブラウスを滑らせる。
 なんだか、羽衣を脱ぐ天女を連想した。
 それほどまでに綺麗な肌だった。
 雪国の冬だと云うのに、ブラウスの下は、もうブラジャーだけだった。

「薄着だね」
「暑がりなんです」
「背中はどうやら、大丈夫みたいだ。
 でも、腰から下はどうかな。
 ズボンも脱いで」

 自然な口調を繕ったつもりだったけど……。
 もちろん、この段取りが自然じゃないことは自分でもわかってた。
 もとより、妻も感じていただろう。
 でも彼女は、無言で応えてくれた。
 ズボンの前ファスナーが擦過音を立てた。
 これ以上ない、“オッケー"の意思表示だ。
 わたしは股上の浅いウェストを掴むと、下に引き下ろす。
 引き下ろすまでもなく、布地はストンと落ちた。
 ストッキングに包まれた格好のいい尻と、真っ直ぐに伸びた脚。

「綺麗な脚だね」
「ありがとうございます」

 否定しなかった。
 当然だろう。
 自覚しているはずだ。
 日本人離れした、棒のように真っ直ぐな脚。
 それでいて細すぎない。
 ボリュームのある太腿だった。

「ストッキング、下ろさせてくれる。
 素肌じゃないと、傷があっても良く見えないから」

 今さらの言い訳めいた台詞だが、妻は素直にうなずいた。
 いっそ、このまま抱きすくめようかと思った。
 でも、この激情のまま事に及んだら……。
 みっともない粗相をしてしまいかねない。
 入れる前に漏らしちゃうとかね。
 もう少し、この場の空気に慣れる必要がある。
 わたしはストッキングを引き下ろしながら、呼吸を整えた。
 妻の足元にしゃがみこみ、足先から、ストッキングとズボンの裾を外す。

 妻は、ブラジャーとパンティだけの後ろ姿を、惜しげもなく晒していた。
 ほんとに美しいと思った。
 画家なら、すぐにでも絵筆を取り出すだろう。
由美と美弥子 2806目次由美と美弥子 2808


コメント一覧
コメント投稿へジャンプ    ページトップへ

    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2019/06/21 06:07
    • 今日は何の日
       毎月21日は、『漬物の日』。
       毎年8月21日、名古屋市郊外の『萱津神社(かやづじんじゃ)』で、「香の物祭」を行っていることに因み……。
       『全日本漬物協同組合連合会(http://www.tsukemono-japan.org/)』が制定しました。
       上記の記述は、こちら(http://www.nnh.to/00/#d21)のページから転載させていただきました。
       まず、『萱津神社』は初めて知りました。
       『漬物の神社と知られており、境内には漬物を納める「香の物殿」がある(Wikipedia)』とのこと。
       創建時期は不明だそうです。
       『この土地の人々が神前にウリ、ダイコン、ナス等の野菜を供えていたが、海(当時、この地が海岸線であった)からとれた塩も供えるようになったという。やがて、野菜と塩を甕に入れて供えるようにしたところ、野菜が塩漬けとなり、偶然にも漬物になったという(Wikipedia)』。
       『日本武尊が東征の途中この地に立ち寄った際、人々がこの漬物を献上したところ、武尊は「藪二神物」(やぶにこうのもの)と称えたと伝えられ、このことから漬物を「香の物」とも書くようにもなったという。(Wikipedia)』
       でも、なんで8月21日なんですかね?
       この時期の漬物は、すぐに酸っぱくなってしまうと思います。
       今ももう、酸っぱくなるのが早いですから。
       自慢するわけではありませんが……。
       わたしは、自分で漬物を漬けてます。
       もちろん、糠味噌のような面倒なものではありません。
       単なる塩漬けです。
       使う野菜は、大根のみ。
       というのも、この漬物には、食べるほかの特別な用途があるからです。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2019/06/21 06:07
    • 今日は何の日(つづき)
       わたしは毎朝、納豆を食べます。
       もちろん、ご飯茶碗のご飯にかけていただきます。
       食べ終えたお茶碗には、納豆がこびりついてます。
       非常に見栄えが悪いし、洗うとき、スポンジに「にちゃー」と着いてしまうのもイヤです。
       それでは、どうするか。
       食べた後のご飯茶碗に、お茶を注ぎます。
       そして内側にこびりついた納豆を、漬物で綺麗に拭い取るのです。
       その作業に実に合ってるのが、大根を薄切りにした漬物。
       ほどよくしんなりしてるので、茶碗のカーブに沿って密着してくれます。
       もちろん、作業後の大根とお茶は、すべて胃の中に収めます。
       環境にも優しいです。
       それでは、大根付けのレシピ。
       使うのは、大根と塩だけ。
       でも、塩は特別です。
       新潟市南区にある『㈱マルコ食品(http://www.maruko-foods.co.jp/)』という会社の、『漬物塩(http://www.maruko-foods.co.jp/products/detail.php?product_id=66)』。
       塩に、昆布、唐辛子、椎茸、陳皮をブレンドしてあります。
       800gで、324円(税込)。
       賞味期間は18ヶ月(1年半)ですが……。
       800gもあると、マジでこのくらいの期間、使えます。
       ほとんどタダみたいなものです。
       新潟市内のスーパーには、たいがい置いてあるので……。
       送料もかかりませんし。
       大根はたいがい、半分に切ったものを買ってきます。
       1本物を漬けると、食べ切る前に酸っぱくなってしまうからです。
       値段は季節によって違いますが、100円くらいですね。
       続きはさらに次のコメントで。

    • ––––––
      3. Mikiko
    • 2019/06/21 06:08
    • 今日は何の日(つづきのつづき)
       漬け方。
       大根は、あらかじめ、食べるサイズにバラバラに切ってしまいます。
       それを、チャック式の保存袋に入れ……。
       大根の重さの2%の「漬物塩」を加えます。
       この加減は重要なので、きっちり量った方がいいです。
       目分量はぜったいにダメです。
       毎回、味が変わってしまいます。
       デジタル計量計がスゴく便利です。
       わたしは、塩の量を電卓で計算して入れてます。
       で、チャックを閉めたら……。
       もみもみもみもみ。
       あっという間に大根から水が出て来ます。
       これで出来上がりです。
       重しはしません。
       切ってあるので、塩はすぐに滲みます。
       このまま冷蔵庫に入れるだけ。
       食べるのはわたし一人。
       朝、4切れだけです。
       なので、大根半分が、2~3週間保ちます。
       昔は、沢庵をネットで買ってたのですが……。
       甘味料無添加のものが手に入らなくなりました。
       スーパーの沢庵は、甘くて食べられたものではありません。
       というわけで、自分で漬けるようになったのです。
       ヘンなものが入ってないことが、はっきりとわかるのもいいです。
       味も大満足。
       売れるんじゃないかと思うくらい美味しいです。
       これだけでも、ビールが飲めますね。
       みなさんも、漬物、漬けましょー。

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2019/06/21 08:28
    • ワタシは、納豆が食べられません。
      (家族でワタシだけ。妻も息子たちも好きでした)
      まず匂いでダメなんです。
      カンサイ人だからでしょと、よく知ったかぶり
      されるのですが、単純に佐賀生まれの亡き母が
      嫌いだったからだと思います。
      父は好物でした。
      その母が漬物を漬けているシーンって見たことが
      ありません。
      自家製の漬物が食卓に出ていた覚えもないのです。
      祖母も居ましたから、漬物自体は食卓に上がって
      居ました。買ってきたものだったのでしょう。
      関西でも京、奈良は漬け物文化。
      兵庫の播磨灘方面は、漬け物文化は無いような
      気がします。
      新鮮な海の幸が入手しやすいからでしょうか。
      子どもの頃、ベラやアサリなんかは近所から
      獲って余ってるから食べてと回ってきたものでした。

    • ––––––
      5. 手羽崎 鶏造
    • 2019/06/21 08:38
    • 前回のコメントに続き、ホテルでのエッチ考。
      ラブホテルでOKの関係になったらもうしめたもの
      ですが、そういうところに行きたがらない方、
      或いはそこまででは無いカンケイの場合、
      シティホテル、ビジネスホテルが候補に
      上がってきます。
      昭和の時代は、同伴喫茶なるものがあった
      ようです。(使ったことはありません)
      朝まで一緒に泊まれるようだと、苦労は
      無いのですが、奥さんとコトに及ぶ
      場合はそう簡単に宿泊とまでは行きません。
      奥さんには家庭があります。
      なので、部屋に「連れ込む」(表現が古いなあ)
      行為が浮かんでくるのだと思います。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2019/06/21 19:15
    • 納豆に……
       匂いなんかありますか?
       一度も感じたことがありません。
       市販の納豆には、タレが付いてますが……。
       わたしはこれを使いません。
       辛子だけは使います。
       あとは、無塩醤油とアマニ油を垂らし……。
       ゴマと刻んだ野沢菜を入れてかき混ぜます。
       うまいぜ!
       魚が漬物の代わりになるとは思えないのですが。
       ひょっとしたら、新鮮な野菜が冬でも手に入るんじゃないですか?
       奥さんとなさるとき……
       奥さんは、お風呂に入って石鹸を使うんですかね?
       そのまま家に帰って、家族と廊下ですれ違ったりすれば……。
       ぜったいにわかりますよね。
       外でお風呂に入ってきたことが。
       帰ったら、お風呂に直行するんでしょうか。
       でも、誰かが入ってたらそうもいきませんし。
       ホテルでは、お風呂は使っても、石鹸は使わないんですかね。

    • ––––––
      7. 手羽崎 鶏造
    • 2019/06/22 21:55
    • まず、バスルームでお互い、たっぷり石鹸で隅々まで洗います。何度か関係重ねていると、洗いっこすることもあります。Bedで一戦交えると、最後にバスルームで汗、愛液、精液などキレイに洗い流します。この時は石鹸使いません。なので奥さんが家庭に帰り、シャボンの匂いさせることは無いと思います。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2019/06/23 05:58
    • なるほど
       あと、奥さんには、香水を振り直すという手もありますかね。
    コメントする   【由美と美弥子 2807】
コメント一覧へジャンプ    ページトップへ


Comment:本文 絵文字  ※入力できるのは、全角で800字までです。

↓お帰りのさいには↓
愛のワンクリ お願いします
新しいウィンドウは開きません

相互リンクサイトのみなさま(Ⅰ)
問答無用の吸血鬼R18 新・SM小説書庫2 Japanese-wifeblog 愛と官能の美学
知佳の美貌録 未知の星 熟女と人妻エロンガ 赤星直也のエロ小説
[官能小説] 熟女の園 電脳女学園 官能文書わーるど 只野課長の調教日記
ちょっとHな小説 都会の鳥 人妻の浮気話 艶みるく 西園寺京太郎のSM官能小説

相互リンクサイトのみなさま(Ⅱ)
熟女・おばさんの性体験談 黒い教室 人に言えない秘密の性愛話 Playing Archives
被虐願望 女性のための官能小説 性転換・TS・女体化劇場 性小説 潤文学ブログ
羞恥の風 女の陰影 女性のH体験告白集 変態小説
むね☆きゅんファンサイト 週刊リビドー かおるの体験・妄想 ぺたの横書き
あおいつぼみ 葵蕾 最低のオリ 魔法の鍵 Mikiko's Roomの仮設テント
恥ずかしがりたがり。 官能的なエロ小説 濠門長恭の過激SM小説 淫芯

相互リンクサイトのみなさま(Ⅲ)
お姫様倶楽部.com 被支配中毒 出羽健書蔵庫 かめべや
HAKASEの第二読み物ブログ 女教師と遊ぼう 平成な美少女ライトノベル 官能の本棚
禁断の体験 エッチな告白集 おとなの淫文ファイル エッチのあとさき 恥と屈辱の交差点 潤文学
ましゅまろくらぶ 空想地帯 恍惚團 ~ドライ・オーガズムの深淵~ Angel Pussy 週刊創作官能小説
ろま中男3 渡硝子の性感快楽駆け込み寺 漂浪の果てに アダルト検索一発サーチ

快感小説 SM・お仕置き小説ブログ 官能秘宝園 制服美少女快楽地獄
秘密のエッチ体験談まとめ 18's Summer 淫鬼の棲む地下室 被虐のハイパーヒロインズ
ひめ魅、ゴコロ。 おしっこ我慢NAVI 妄想ココット ライトHノベルの部屋
レズ画像・きれいな画像倉庫 riccia 調教倶楽部 ちょっとHなおとなのための…
緊縛新聞 Eros'Entertainment オシッコオモラシオムツシーン収集所 エピソードセックス
マルガリテの部屋 アダルト官能小説快楽機姦研究所 渋谷子宮 RE:BIRTH 羞恥集
黒塚工房 プライド 女性作家専門官能小説 官能小説 レイプ嗜好
人妻!人妻!人妻! wombatの官能小説 黒イ都 羊頭狗肉
ひよこの家 美里のオナニー日記 エロショッカー軍団 相互リンク、募集してます!
★相互リンク募集中!(メールしてね)★

ランキング/画像・動画(1~10)
シンプルアダルト動画サーチ 人気ブログランキング
にほんブログ村 ライブドアブログ
官能小説アンテナ エログちゃんねる
官能文章アンテナ アダルトブログランキング


ランキング/画像・動画(11~30)
GL Search Adult Novels Search オンライン小説検索・R小説の栞 おたりんく








<ランキング/画像・動画(31~50)ここまで-->
△Top