2019.6.1(土)
「痛いよ~! やめてぇ~!」
「これぐらい我慢する~! 今日の検査棒はいつものよりちょっと太いだけ~!」
「いや、いや、いやぁぁぁぁぁ~~~~~!」
検査係から『検査棒』だと言われても、いつものものとは弾力性や感触が全く異なっており、加奈子は検査係の言葉を素直に信じることができなかった。とは言うものの、加奈子にとって男女の性交はまだ未知の世界であり、今挿しこまれているものが男性のペニスであるとはすぐに理解できなかった。ただ、目隠しをしている顔のそばで男の息使いが聞こえてきたし、膝に相手の肉体の一部が当たってきたことから、尋常ではない気配を感じ取っていた。
(ズンズンズン! ズンズンズン!)
「おおおっ! 検査棒が奥に入って喜んでいる~!」
検査係は相変らず訳の分からないことを口走っている。
「お願いです! すごく痛いので早く抜いてください!」
「はぁはぁはぁ、検査はまだ終わっていない! もう少し我慢しなさい!」
痛みに耐え切れず、加奈子は検査の中止を訴えたが、検査係は簡単にはねのけてしまった。
(ズンズンズン! ズンズンズン!)
「おおおっ! 検査が終了するかも~! おおおっ、おおおっ! こりゃ堪らん~!」
検査係は突然、挿しこんでいたペニスを慌しく抜き去り、加奈子目掛けて精液を放出した。加奈子の腹部に白濁色の液体が降り注いだ。
加奈子は痛みから解放されたことで、小さく安堵のため息をついた。
汚された加奈子の腹部がタオルで拭き取られると、下半身裸で我慢汁を流して待機していた防犯係が、「待ってました」とばかりにすぐさま加奈子に挑んだ。目前で激しい交接を見せつけられて、気分はすっかり高揚しており、鼻息荒く加奈子の上に乗ってきた。
新たな異変を感じとった加奈子は拒絶の態度を示した。
「2回目の検査する~! 大人しくしてる~!」
だが検査と言う言葉には逆らえず、従順にならざるを得なかった。
簡単な愛撫のあと、早速挿入が開始された。
再び疼痛が加奈子を襲った。
「うっ」
「はぁはぁはぁ、本当だ。マジ狭い!」
「いたいっ!」
「し、しばらく我慢する~!」
(ズッチョン、ズッチョン、ズッチョン)
狭いことには変わりはなかったが、2回目と言うこともあって、先程よりも円滑に事が運んだ。
「いたっ・・・いたいっ! あぁ・・いやぁ・・・やめてください~・・・」
「はぁはぁはぁ、はぁはぁはぁ」
(ズッチョン、ズッチョン、ズッチョン)
「おい、四つん這いになれ」
加奈子は言われるがままに、仰向けから四つん這いに態勢を変えた。
まだ熟していない小ぶりな臀部にそっとペニスが宛がわれた。
(ズ、ズ、ズン!)
「あぁっ!」
「うううっ! 窮屈だがすごくいい~」
(バッコン、バッコン、バッコン!)
「いたい・・いたい・・・あぁ~・・・もう許してください・・・」
「早く終わって欲しければ、検査棒をしっかり咥えるんだ!」
(バッコン、バッコン、バッコン! パンパンパン!)
「あぁ、あぁ~・・・はあぁぁぁ~・・・」
「あれ? この娘、いつのまにか汁を流し始めてるぞ! お陰でピストンがスムーズだ!」
「どれどれ? おおっ、本当だ! 濡らしてやがら~。感じてきやがったな? おい、もう1回、俺と変われ!」
「何言ってるんだよ! 今、忙しい最中だ! あとであとで~」
(パンパンパン! パンパンパン!)
後背位特有の接合による空気音が、狭い検査室に高らかに鳴り響いていた。
加奈子が甘い声を出し始めるのにさほどの時間を要しなかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/06/01 08:15
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本編に出てくる擬音
(ズンズンズン! ズンズンズン!)
(ズンズンズン! ズンズンズン!)
(ズッチョン、ズッチョン、ズッチョン)
(ズ、ズ、ズン!)
(バッコン、バッコン、バッコン!)
(バッコン、バッコン、バッコン! パンパンパン!)
(パンパンパン! パンパンパン!)
スゴいですね。
わたしも擬音を書く方だと思ってましたが……。
まったく敵いません。
これらの擬音を読んで……。
これに近い歌があったなと思いあたりました。
歌と云うより、替え歌ですね。
たしか……。
「ズッコンバッコン」だった気がします。
ネット検索し、元歌を発見しました。
なんと、往年のトップアイドル……。
キョンキョンこと、小泉今日子さんの歌でした。
●渚のはいから人魚
作詞:康珍化
作曲:馬飼野康二
渚のはいから人魚 キュートなヒップにズキンドキン
渚のはいから人魚 まぶしい素足にズキンドキン
あっち向いてて ダメよのぞいちゃ
停めた車のかげで 着替えた
だれも足跡 まだつけてない
ひと足お先の砂の上 Oh, ダーリン
やったネ! 全然ホンキ 君に夢中さ
やったネ! 波乗りみたいに ウワキな人ね
こっそりビーチで 口説かれちゃったら
大きくNG ちいさくOK
男の子って すこし悪い方がいいの
渚のはいから人魚 キュートなヒップにズキンドキン
渚のはいから人魚 夏まで待てないズキンドキン
↓YouTubeでご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=jpwGjwyboIY
↑1984年「紅白歌合戦」。当時18歳。紅白でパンチラ衣装は画期的です。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/06/01 08:16
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本編に出てくる擬音(つづき)
替え歌も見つけました。
↓ぐっさんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=1NWIRNp_pUs
↑問題のシーンは、5:00くらいからです。
しかし、元歌は35年前の歌詞です。
ぜんぜん古くなってないですね。
「停めた車のかげで 着替えた」というのが、生々しいです。
爽やかなエッチさを感じます。
この歌は正直ですが……。
渚の定番シーンでは、かねてから何度も訴えているギモンがあります。
また書きます。
波打ち際を、男女が走るシーンです。
女性を男性が追いかけてる場合が多いです。
もちろん、レイプ直前ではありません。
恋人同士という設定。
女性は、フェミニンな格好をしてることが多いです。
膝下丈のフレアスカートとか、ワンピです。
しかし!
そういうスタイルで、ストッキングを穿いてないというのが解せない。
ストッキングを穿いたまま走るなんて、考えられませんよ。
いきなり渚に出現したわけじゃないでしょう。
家を出る前……。
今日は渚を走るから、ストッキングは穿かないで行こうなんて考えますか?
つまり、走る前に、どこかでストッキングだけ脱ぐ必要があるわけです。
どこで?
「停めた車のかげ」ですか?
さぁ、走るぞと。
解せない!
唯一考えられることは……。
すでに、一戦が済んでるということ。
「ズッコンバッコン」の後なわけです。
ストッキングはそのとき……。
彼が焦って伝線したかして、穿き直さなかったのでしょう。
しかし、その後、なぜ走るのか?
若さゆえでしょうか。
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3. 手羽崎 鶏造- 2019/06/01 19:25
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浜辺を駆ける裸足の女性。
ワタシの推測は、クルマの助手席で
「ちょっと待って 見ないでよ」
とスカート履いたまま、パンストを脱ぐ です。
一戦はおそらくまだ済んでいません。
お相手を追いかけるなんぞ、ヤル前しか
その気が起こらないと思います。
ヤッテ、衣類を着けて、またストッキングを脱ぐ
行為なんて考え辛いですね。
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4. Mikiko- 2019/06/02 07:46
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なるほど
パンストなら、それだけ脱ぐことが出来るわけか。
サスペンダーストッキングだと、そうはいきません。
↓ストッキングの上から、ショーツを穿きますから。
https://item.rakuten.co.jp/puick/6006486-sp-1p/
このアイテム、夏は涼しいし、トイレは便利だし……。
もっと普及してもいいと思うんですけどね。
やっぱり、特殊なエッチ系下着に見られてるんでしょうね。
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5. 手羽崎 鶏造- 2019/06/02 13:01
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いつもジーンズ姿で在宅ヘルパーの
仕事に向かうY子さんが一度だけ、お子さんの
面談か何かで、スカート姿で愛車に乗って
デートの迎えに来られたことがあります。
この時、運転を代わったら、助手席で
「前だけ見てて」とキツく言われて、
パンストをお脱ぎになられたので、
あっ、そうかなと思っただけです。
行き先はもちろん、あそこでした。
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6. Mikiko- 2019/06/02 18:03
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あそこって……
どこですか?
ホテルなら、部屋で脱げばいいだけですよね。
たとえ海でも、着いてから脱いでもいっこうに構わないわけです。
なぜ、移動中に脱ぐ必要があるのか?
さっぱりわかりません。
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7. 手羽崎 鶏造- 2019/06/04 03:14
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失礼しました。
ラブホです。
女性、それぞれでして、行き先が分かっているので
早く開放感に浸りたい、
運転席の男を車中から誘惑したい心境の奥さんも
居られるというわけですね。
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8. Mikiko- 2019/06/04 05:59
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ふむ
ストッキングだけ脱ぐ心境というのが謎です。
運転中……。
あそこを触ってきたりする奥さんはいないんですかね。