2019.4.20(土)
体操選手ならともかく一般人にとって片足立ちは案外難しいものだ。
柱を支えにできれば容易いが、支えがなければバランスを保つのが大変なのだ。
加奈子は左右にふらつきながらも何とか均衡を保つことができた。
「ふらつかない!」
「はい・・・」
やにわに検査係は低い姿勢になり、卑猥な視線を加奈子の恥部に注いだ。
加奈子はいたたまれなくなり足を下ろそうとしたが、検査係はそれを許さなかった。
「は、恥ずかしい・・・み、見ないでください・・・」
「何を言ってるんだ? 君は。見られて困るようなことをしたのか~!? この辺の穴に料金を隠したんじゃないのか~?」
「そ、そんなこと絶対にしません!」
「ホントかな~? 信用できない~! よし、詳しく調べよう! その椅子に両手を着いてお尻を高く上げる~!」
「お願いです! 絶対に盗ってません! 許してください!」
「だめだめ! 早く両手を着いて!」
検査係は聞く耳を持たなかった。
すがりつき哀願する加奈子を冷たく突き放した。
加奈子は泣きべそをかきながらパイプ椅子に両手を着いた。
「ほほう~、いよいよ検査だね~!」
いつのまにか防犯係も入ってきて検査の様子をうかがっているようだ。
ふたりの男たちが痴態を見つめている。
加奈子は羞恥で身体中を赤く染め半泣きになった。
「泣いたってだめ~。お尻をもっと突き出して!」
(パシン!)
検査係が加奈子の丸い尻に平手打ちを見舞った。
「いたいっ!」
検査係は直径5センチほどの丸いプラスチック容器から白い軟膏をたっぷりと指にすくった。それは滑りをよくするワセリンであった。
すぐさま加奈子の性器にワセリンが塗り始められた。
ネットリとした冷たい感触が加奈子を襲った。
大陰唇、小陰唇、膣口にくまなくワセリンが塗り込められていく。
続いて肛門にも塗られた。
「ひぃ!」
何をされるのか気が気ではない。
性器や肛門に触れられる不快感もあったが、それ以上に恐怖感が加奈子を包み込んだ。
検査係は指サックをはめた。
「検査開始~!」
検査係はそう告げると最初に加奈子の性器に触れた。
「こちらの穴に隠しているかも~」
そう言うと膣口に指を挿しこみ、内部をこねはじめた。
「い、いたっ!」
(グリグリグリ)
「いたいですっ」
「検査が終わるまで辛抱する~!」
(グリグリグリ)
「ひぃ~~~!」
「どうだ? 料金隠していそうか?」
「いや、まだ見つからない。もっと奥に隠しているのかも」
(グリグリグリグリ)
「いたい!」
検査係の指は第2関節まで埋没した。
(グリグリグリグリ)
「ひぃ~~~~~!!」
「見つからないな~」
(グリグリグリグリ)
「隠してません! だからもう許してください!」
「検査が終わるまでだめ~」
(グリグリグリグリ)
「いやっ! 許してください!」
指はいつしか抽送を繰り返していた。
「ああっ! ああっ!」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/04/20 07:53
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身体検査……
ではありませんが、2年前、手荷物検査を受けました。
『単独旅行記Ⅲ(https://mikikosroom.com/archives/7903365.html)』で……。
東京の『国立科学博物館(http://www.kahaku.go.jp/)』へ行ったときのことでした。
その日はちょうど、「伊勢志摩サミット」が開かれてました。
東京行きの日取りを考えてるときから……。
「伊勢志摩サミット」とバッティングすることには、気づいてました。
余談ですが……。
この「バッティング」、野球の「バッティング」とは違います。
当たり前だ、とお怒りの貴兄。
どこが違うかお分かりですか?
英語の綴り自体が違うんです。
だから、まったく別の単語なんです。
野球の「バッティング」が、“batting"。
予定がかち合う「バッティング」が、“butting"。
英語圏の人は、発音だけで、違う単語だとわかるんでしょうね。
わたしは最初、“bad(悪い)"だから「バッティング」なのかと思ってました。
ぜんぜん違いましたね。
"bad"なら、「バッディング」ですよ。
ボクシングで、相手に頭をぶつけることを「バッティング」と云います。
“butting"はまさしく、「頭をぶつける」ということなんです。
プロレス技の頭突きは「ヘッドバット」ですが、これです。
つまり、予定がかちあう「バッティング」は……。
まさしく、予定同士が頭突きするという意味だったわけです。
余談、終わり。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/04/20 07:54
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身体検査……(つづき)
ではなく、手荷物検査の話です。
『国立科学博物館』での手荷物検査は……。
はっきり言って、厳重度は低かったです。
まず、荷物を持ったまま、ひとりひとり金属探知機を通るのですが……。
わたしのリュックは、当然、金属探知機に反応します。
ノートパソコンやら、そのAC電源やら、携帯の充電器やら、金属製品満載ですから。
入口の両脇に、長テーブルが並べられてました。
そのひとつに案内されました。
わたしに応対したのは、女性スタッフです。
警察官なんでしょうが、制服ではなく、OLみたいなパンツスーツでした。
上に置かれたプラスチックのカゴに、リュックの中身を出すように言われました。
リュックには、当然、下着類も入ってます。
前日着けてたものは、洗濯しない状態でチャック袋に入れてあります。
袋は不透明なので、それも開けさせられるのかと……。
ここで、初めて怒りに近い感情が発現しました。
しかし、そこまではしなくて済みました。
荷物を半分くらい出したとき、女性スタッフに「もう結構です」と言われたのです。
膨れたリュックの中身を怪しんだものの……。
出てくるのが、常人が見たらガラクタのようなものばかりなので……。
呆れたのかも知れません。
サミットが東京で開かれてたら、あんなものでは済まなかったでしょうが。
そう云えば、もうすぐ、G20の「農業大臣会合」が新潟市で開かれます。
↓5月11・12日。
https://g20niigata.jp/
場所は、信濃川河畔にある「朱鷺メッセ」というコンベンションセンターです。
「にいがた酒の陣」が開かれる会場として有名です。
わが社からも、さほど遠くない場所にあります。
すぐ近くの柳都大橋では、おそらく検問が行われるでしょう。
ま、土・日ですから、さほど影響はないと思いますが。