2019.3.13(水)
↓説明書きを見ると、「石冠」となってます。
↑「み」。クリックすると、大きい画像が見られます。
明治時代の学者が、冠に似てることから付けた名称だとか。
これのどこが、“冠”に似てるんでしょう?
どう見ても、“冠”じゃなくて“枕”ですよ。
さっぱりわかりません。
ひょっとしたら……。
“枕”と書くつもりで、間違って“冠”と書いたんじゃないですか?
用途は、はっきりしてないそうです。
柄を付けて、斧や武器としたという説や……。
何らかの儀器と考える意見もあるとか。
これは、やっぱり枕ですよ。
縄文時代は暑かったですからね。
夏場は、冷たい石の枕が重宝されたんじゃないでしょうか。
↑石の枕を愛用する犬。天竜川の石だそうです。
でも、硬すぎますかね。
それに枕なら……。
わざわざ加工しなくても、似た石はたくさんあったでしょう。
枕より、火照って寝苦しい足を冷やしたのかも知れません。
わざわざ加工するまでもないというのは、同様ですが。
でも、縄文時代は、ものすごくヒマだったと考えれば……。
こうしたしょうもないものに、時間を費やしたということもあったかも知れません。
↓人形です。
↑「み」
↓こちらも同じく。
↑「み」
特徴は、必ずどこかが欠けているということ。
↓有名な遮光器土偶もそうです。
子供が壊したにしては、綺麗に欠けすぎです。
しかもカケラは、同じ場所からは出ないそうです。
このことから……。
土偶は、最初から壊す目的で作られたという説があるようです。
病気の回復を祈る身代わりなど。
↑いわゆる形代(かたしろ)ですね。
↑「み」。クリックすると、大きい画像が見られます。
明治時代の学者が、冠に似てることから付けた名称だとか。
これのどこが、“冠”に似てるんでしょう?
どう見ても、“冠”じゃなくて“枕”ですよ。
さっぱりわかりません。
ひょっとしたら……。
“枕”と書くつもりで、間違って“冠”と書いたんじゃないですか?
用途は、はっきりしてないそうです。
柄を付けて、斧や武器としたという説や……。
何らかの儀器と考える意見もあるとか。
これは、やっぱり枕ですよ。
縄文時代は暑かったですからね。
夏場は、冷たい石の枕が重宝されたんじゃないでしょうか。
↑石の枕を愛用する犬。天竜川の石だそうです。
でも、硬すぎますかね。
それに枕なら……。
わざわざ加工しなくても、似た石はたくさんあったでしょう。
枕より、火照って寝苦しい足を冷やしたのかも知れません。
わざわざ加工するまでもないというのは、同様ですが。
でも、縄文時代は、ものすごくヒマだったと考えれば……。
こうしたしょうもないものに、時間を費やしたということもあったかも知れません。
↓人形です。
↑「み」
↓こちらも同じく。
↑「み」
特徴は、必ずどこかが欠けているということ。
↓有名な遮光器土偶もそうです。
子供が壊したにしては、綺麗に欠けすぎです。
しかもカケラは、同じ場所からは出ないそうです。
このことから……。
土偶は、最初から壊す目的で作られたという説があるようです。
病気の回復を祈る身代わりなど。
↑いわゆる形代(かたしろ)ですね。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2019/03/13 06:48
-
枕話
石枕というのは、実際にありました。
↓『ブリタニカ国際大百科事典』の解説です。
+++
死者の頭を支えるために用いられた石製の枕。モンゴルの青銅器文化にもみられる。日本では古墳時代の中期、後期に多く用いられている。滑石、安山岩、凝灰岩などでつくられ、石棺に作りつけのものと、単独のものとがある。単独のものは平石をくぼめた簡単なものから、馬蹄形にくりぬき、その周囲に2段、3段の刻み目をつけた、いわゆる立花などを挿したりっぱなものもある。作りつけのものは西日本に、単独のものは東日本に多い。
+++
それなら、縄文時代の「石冠」も、死者の枕だったかも知れませんよね。
「冠」より、遙かに現実的です。
自然石ではなく、綺麗に加工されてたのは……。
それが、生きてる人の実用品ではなく、死者のためのものだったからです。
少しでも気持ちよく眠りについてもらおうと、一生懸命作ったのでしょう。
でも、死んでからだと間に合いませんよね。
といって、死ぬ前から作ってたら、死ぬのを待ってるみたいですし。
ひょっとしたら、自分で作ったんじゃないですか。
墓の中で頭を載せる枕を、生前から作っておくわけです。
縄文時代では、いつ命を落とすかわかりませんからね。
ちょっとした怪我でも、バイキンが入れば致命傷です。
病気になれば、治療法もない。
死ぬ覚悟は、今よりずっと必要だったでしょう。
まだ枕を作れない子供を失ったときは……。
自分用に作った枕を、子供の墓に入れたのかも知れません。
大きな枕に乗った小さな頭を見たとき……。
親の涙が、石の枕にぼたぼたと零れたことでしょう。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2019/03/13 06:48
-
枕話(つづき)
話が湿っぽくなってしまいました。
そう云えば、枕と云えば……。
落語で、本題に入る前の導入部のことですね。
しかし、なんで「枕」と云うのでしょう?
それは、話の頭に付くからだそうです。
和歌の「枕詞」と一緒です。
歌の頭に付ける詞が、「枕詞」。
さて、実際の枕。
わたしは、あまり気にしないたちです。
ホテルに泊まったときも、何の違和感もなく眠れます。
むしろ、家の枕より心地良いくらいです。
家では、枕は2つ使ってます。
寝床が2つあるからです。
1つは、本格的に眠る、和室の畳に敷かれた布団の枕。
もう1つは、仮眠用。
書斎(そんな大層なものではありませんが)のベッドで使う枕。
和室の枕は、長い抱き枕を使ってます。
といっても、抱いて寝るわけじゃありません。
普通に頭を載せて寝ます。
わたしは寝相が悪いので、普通の枕だと、外れて畳に転がったりしてしまいます。
寝ながら枕を探すこともあり……。
手を伸ばしてワイパーのように動かしても見つからないときは、目が覚めてしまいます。
で、長い抱き枕にしたんです。
今、長さを測ってきたら、110㎝もありました。
布団の幅より長いくらいです。
これだと、布団の端まで身体が転がっても、枕が頭から外れることはありません。
枕の位置は、朝起きるまでまったく動かなくなりました。
ぐっすり眠れますよ。
お試し下さい。
-
––––––
3. 手羽崎 鶏造- 2019/03/14 05:12
-
枕といえば、そりゃあピロートークでしょう。
奥さんとは、頂点昇りつめてからが大事です。
褒める、労わる(慰める)、感謝する。
無意識のうちに、このあたりを押さえているように思います。
-
––––––
4. Mikiko- 2019/03/14 06:23
-
家庭内で……
奥様方が最も不満に思ってるのが、そういったアフターケアじゃないでしょうか。
自分が逝って終わりの旦那が多いんでしょうね。
ピロートークもなく、隣でイビキをかかれたら不倫もしたくなるでしょう。