2019.2.4(月)
古くなった椎茸のホダ木は、林の中に積み重ねられ……。
やがて、腐っていきます。
そこは、カブトムシやクワガタの幼虫にとって、ふかふかのベッドになるわけです。
↑ホダ木の中から、成虫となって這い出すクワガタ。
まさに、里山の暮らしの中心となる木です。
しかし、今はもう、雑木林も失われてしまいました。
里山が消えつつあるわけです。
今、山の野生動物が里に下りてきて、作物などに被害が出てます。
↑彼らも生きるのに必死なのです。でも、畑の持ち主にとっては、たまったものじゃありません。
この要因のひとつに、里山が失われたことがあるんです。
昔は、「山⇒里山⇒里」というエリア分けが明確になってました。
里山は、半分山でありながら、下草などは綺麗に刈られてます。
↑下草刈り作業。
山に住む動物にとっては、どこか異世界を感じさせるエリアだったわけです。
↑下草の刈られた雑木林では、身を隠す場所もありません。
なので、そこを抜けて、さらに里まで下りてくる動物は少なかった。
すなわち、里山がバッファゾーン(緩衝地帯)の役割を果たしてたわけです。
それが今、手入れがされなくなった里山は、「山」に戻ってしまいました。
山であれば、野生動物は、まさしく自分たちのテリトリーです。
何のためらいも無く踏みこんで行きます。
↑荒廃した雑木林なら、隠れ場所にも困りません。
そして、その山のエリアを抜けると、いきなり「里」に出るんです。
そこには、畑があり、果樹も植えられてます。
まさに宝の山です。
緩衝地帯である「里山」が消えたことにより……。
「山」と「里」が直結してしまったわけです。
こうして野生動物は、「山」から、いきなり「里」に出没することになったというわけです。
ま、どうしようもないでしょう。
若い人たちは、都会に出てしまい……。
やがては、「里」に住む人もいなくなるでしょう。
そうして、「里」自体が無くなり、すべてが「山」に帰って行くのです。
また脱線しましたね。
話を戻しましょう。
やがて、腐っていきます。
そこは、カブトムシやクワガタの幼虫にとって、ふかふかのベッドになるわけです。
↑ホダ木の中から、成虫となって這い出すクワガタ。
まさに、里山の暮らしの中心となる木です。
しかし、今はもう、雑木林も失われてしまいました。
里山が消えつつあるわけです。
今、山の野生動物が里に下りてきて、作物などに被害が出てます。
↑彼らも生きるのに必死なのです。でも、畑の持ち主にとっては、たまったものじゃありません。
この要因のひとつに、里山が失われたことがあるんです。
昔は、「山⇒里山⇒里」というエリア分けが明確になってました。
里山は、半分山でありながら、下草などは綺麗に刈られてます。
↑下草刈り作業。
山に住む動物にとっては、どこか異世界を感じさせるエリアだったわけです。
↑下草の刈られた雑木林では、身を隠す場所もありません。
なので、そこを抜けて、さらに里まで下りてくる動物は少なかった。
すなわち、里山がバッファゾーン(緩衝地帯)の役割を果たしてたわけです。
それが今、手入れがされなくなった里山は、「山」に戻ってしまいました。
山であれば、野生動物は、まさしく自分たちのテリトリーです。
何のためらいも無く踏みこんで行きます。
↑荒廃した雑木林なら、隠れ場所にも困りません。
そして、その山のエリアを抜けると、いきなり「里」に出るんです。
そこには、畑があり、果樹も植えられてます。
まさに宝の山です。
緩衝地帯である「里山」が消えたことにより……。
「山」と「里」が直結してしまったわけです。
こうして野生動物は、「山」から、いきなり「里」に出没することになったというわけです。
ま、どうしようもないでしょう。
若い人たちは、都会に出てしまい……。
やがては、「里」に住む人もいなくなるでしょう。
そうして、「里」自体が無くなり、すべてが「山」に帰って行くのです。
また脱線しましたね。
話を戻しましょう。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2019/02/04 08:12
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ジビエと里
最近はようやく、野生鳥獣の肉であるジビエが注目されて来ました。
でも、まだまだですね。
わたしは従来から、疑問に思ってることがありました。
魚の評価のされ方。
魚には、天然ものと養殖ものがあります。
この2種類があった場合……。
ほぼ100%、天然が上等とされ、高く取り引きされてるんじゃないですか?
「当店では天然物にこだわってます」とかね。
「養殖物にこだわってます」と標榜するお店は、まず無いでしょう。
しかし、ほんとに天然物の方が美味しいんですかね?
むしろ、コンスタントに餌が取れるわけではない自然界では……。
自分の身体に蓄えた脂肪や筋肉を、泳ぐエネルギーに変えたりしなきゃならないのでは?
その点、養殖魚は、毎日餌が与えられ、どんどん旨みが増していきそうに思えますけど。
この考え、食肉に置きかえれば、さほど大外れではないんじゃないかと思います。
ブランド牛やブランド豚。
これらはすべて、野生動物じゃありませんよね。
人が餌を与え、育ててる動物です。
魚の世界で云えば、まさに養殖。
ま、牛や豚のジビエはまずあり得ないでしょうから……。
比べることが出来ないだけなんですかね?
野生の牛や豚がいれば、その肉の方がずっと美味しいんですか?
どうも、そうは考えにくいです。
筋張ったてりしてそうです。
飼われて丸々と太った牛や豚の方が、ずっと美味しいですよ。
ま、こんなこと書きながら……。
わたしは、ジビエを食べたことがありません。
一度、イノシシを食べたいと思ってます。
江戸時代には、「山くじら」と呼ばれてました。
獣肉を食べることが禁忌であったため、「くじら」と名前を変えて食べたわけです。
実は、「くじら」も動物だったわけですが(笑)。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2019/02/04 08:12
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ジビエと里(つづき)
話は変わりますが……。
「里」から人がいなくなり、都会に出てしまう件。
総務省が公表した、2018年の人口移動報告によると……。
東京圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)では、転入者が転出者を13万9,868人上回る「転入超過」だったそうです。
それに対し、全市町村の72.1%は人口流出を意味する「転出超過」だとか。
東京一極集中の流れは、まったく止まりません。
安倍政権の看板「地方創生」はどうなったのでしょう。
もう、首都圏に大災害が起きない限り、流れは止まらないですかね。
首都圏と繋がる交通網は、どんどん整備されていますが……。
これにより、地方が首都圏から恩恵を被ることは、まずありません。
逆です。
地方の人は、便利になった交通網で、首都圏に吸いあげられてしまうのです。
一番影響が大きいのが、新幹線だと思います。
上越新幹線が出来る前、東京と新潟は、特急『とき』が4時間で繋いでました。
往復8時間。
東京から新潟支社への出張は、当然、1泊することになります。
夜は飲食店で社内接待、そして宿泊。
飲食店にも宿にもお金が落ちました。
しかし、上越新幹線が出来、新潟と東京が2時間で結ばれたことで……。
出張が日帰りになりました。
接待も宿泊も無しです。
それどころか、企業の新潟支社が、ことごとく無くなってしまったんです。
2時間で行けるところに、支社なんか置く必要がないからです。
新潟市中心部の廃れ様は、目を覆うばかりです。
来年3月、『新潟三越』が閉店し、中心部からデパートがすべて消えます。
ま、すべて時代の流れです。
どうしようもありません。
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3. 手羽崎 鶏造- 2019/02/04 09:53
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管理人さまの的確な文明批評。
概ね、同感です。
天皇退位も、オリンピックも東京にて。
ますます東京集中(注目が)続くと思います。
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4. Mikiko- 2019/02/04 17:46
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スシローが……
明日、あさって、500店舗で一斉休業だそうです。
定休日を作らないと、従業員が集まらないようです。
東京に行ったとき、ファミレス前にフロアスタッフ募集の看板が立ってました。
そこで提示されてる時給は……。
新潟の介護職に時給より、遙かに高いものでした。
これじゃ、みんな東京に行っちゃいますよね。
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5. 手羽崎 鶏造- 2019/02/05 11:39
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スシローのやり方は、上手いですね。
今回の「ニュース」での売名・宣伝効果は
計りしれません。
寿司の技より、「広報担当のワザ」がすぐれていると
みました。
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6. Mikiko- 2019/02/05 19:59
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お店は……
たくさんあるのです。
ひとつのお店が、毎日やってる必要はまったくありません。
時給が多少低くても、定休日がある方がいいという人は、必ずいます。