2019.1.12(土)
「こっち向いて。
身体ごと」
志津子は、長くしゃがんでたせいか、フラつきながら身をこちらに向けました。
それまでは、剥き出しの尻たぶが見えてたのですが……。
そのままこちらを向けば、当然、股間部が丸見えになります。
隣の男子中学生の、尖り始めた喉仏が上下するのが見えました。
唾を飲みこんだのでしょう。
視線は、志津子の股間を凝視してました。
焦点の合ったクリトリスから煙が出そうなほどの眼力でした。
「初めて見る?」
男子中学生は、カクカクと頷きました。
自分を取り繕う余裕もないようでした。
実際には、幼いころ、風呂場で母親のを見ているはずです。
でも、記憶は残ってないでしょう。
「嗅いでごらん」
今度は、女子中学生に呼びかけました。
「精液の臭い。
嗅いだことないだろ」
わたしは、志津子の顔を指差しました。
女子中学生は、ギョッとした顔でわたしを見あげました。
でも、目力を籠めて見返すと、力なくその視線は撃ち落とされました。
「嗅いで」
女子中学生は腰を折り、こわごわといった様子で、志津子の顔面に自分の顔を近づけました。
「う」
女子中学生の頭が、銃弾に撃たれたように跳ねあがりました。
「初めて嗅ぐ?
でも、この季節、シイの木の花が咲いてるだろ。
その匂いに似てないかい?」
身体ごと」
志津子は、長くしゃがんでたせいか、フラつきながら身をこちらに向けました。
それまでは、剥き出しの尻たぶが見えてたのですが……。
そのままこちらを向けば、当然、股間部が丸見えになります。
隣の男子中学生の、尖り始めた喉仏が上下するのが見えました。
唾を飲みこんだのでしょう。
視線は、志津子の股間を凝視してました。
焦点の合ったクリトリスから煙が出そうなほどの眼力でした。
「初めて見る?」
男子中学生は、カクカクと頷きました。
自分を取り繕う余裕もないようでした。
実際には、幼いころ、風呂場で母親のを見ているはずです。
でも、記憶は残ってないでしょう。
「嗅いでごらん」
今度は、女子中学生に呼びかけました。
「精液の臭い。
嗅いだことないだろ」
わたしは、志津子の顔を指差しました。
女子中学生は、ギョッとした顔でわたしを見あげました。
でも、目力を籠めて見返すと、力なくその視線は撃ち落とされました。
「嗅いで」
女子中学生は腰を折り、こわごわといった様子で、志津子の顔面に自分の顔を近づけました。
「う」
女子中学生の頭が、銃弾に撃たれたように跳ねあがりました。
「初めて嗅ぐ?
でも、この季節、シイの木の花が咲いてるだろ。
その匂いに似てないかい?」
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2019/01/12 06:39
-
今日は何の日
1月12日は、『スキーの日』。
スポーツ用品のミズノの直営店「エスポートミズノ」が、1994(平成6)年に制定。
1911(明治44)年1月12日(今から108年前)……。
オーストリアのレルヒ少佐が、新潟県の高田陸軍歩兵聯隊の青年将校に、スキーの指導を行いました。
日本人が、日本で初めてスキーを滑った日になります。
しかし、それまでの日本では、誰もスキーに似たものを考案しようとはしなかったんですかね?
木を削れば、比較的簡単に作れるものです。
日本には、もっと加工しやすい竹もありますし。
かんじきはあったわけです。
雪の上を歩くだけじゃなくて、滑ろうとは思わなかったんでしょうか。
さて、スキーです。
わたしは、1度だけやったことがあります。
高校時代、スキー授業があったからです。
さすが新潟、と思うなかれ。
授業は、泊まりがけでスキー場に遠征し行われました。
なので、スキーを滑ったのは、その1回だけと言うこと。
もちろん、新潟市内にも雪が降ります。
昨年の今ごろは、80㎝も積雪がありました。
しかし……。
新潟市内で、日常的にスキーをたしなむことはありません。
子供も、スキー遊びはしません。
なぜか?
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2019/01/12 06:39
-
今日は何の日(つづき)
それは、新潟市は平野だからです。
真っ平らな穀倉地帯。
スキーは、坂が無ければ出来ません。
もちろん、平地でも距離スキーなら出来ます。
しかし、どこのバカが距離スキーなんかして遊びますか。
ということで、新潟市内の子供は、スキーが出来ないのが当たり前なんです。
しかし、東京に出ると……。
大いなる誤解があることがわかりました。
新潟出身だと言うと、間違いなくスキーが出来ると思われるのです。
説明しても、なかなか納得してもらえません。
「新潟の人は、スキーを履いて寝るんじゃないの?」などと言われます。
腹立つ。
ひょっとしたら、高校のスキー授業は……。
歴代OBの嘆きから実現したのではないでしょうか。
東京に出た後輩たちが、当然のようにスキーが出来るものと思われたとき……。
胸を張って、「もちろん出来申す」と言えるようにという親心。
違いますかね?
人生、最初で最後にスキーに乗った日。
わたしのスキーは、金具が壊れました。
もちろん、貸しスキーです。
こういう運命なんです。
スキー場の真ん中でスキー靴では、身動きが取れません。
わたしは、体育教師の背中に掴まって山を下りました。
たばこ臭い先生でした。
良い思い出ではありません。
はたしてこれを、スキーをしたと言えるのかは疑問ですが……。
スキーに乗って滑ったことは確かです。
スキーは先生がコントロールし、わたしは後ろで靴を板に乗せてただけですが。
P.S.本日は、お正月休みの祟りで、終日出勤です。
-
––––––
3. 手羽崎 鶏造- 2019/01/12 15:03
-
ナニの匂いは、行為の際の汗の臭いが
混ざったりして誤解されることがありますが、
作品の通りだと思います。
-
––––––
4. Mikiko- 2019/01/12 18:17
-
よく例えられるのが……
栗の花ですが、これはわたしは嗅いだことがありません。
栗拾いをするときなら、栗林に入ることもあるでしょうが……。
花が咲いてるころには、入らないですよね。