Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2667
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 で、ある日のことです。
 その日は祝日で、工場も全員休みなのか……。
 隣室からは、工員カップルの声が聞こえてました。
 もちろん、普通の話し声も聞こえましたが……。
 それ以外の声のときもありました。
 間違いなく、セックスしてるときの呻きや嬌声です。
 女子工員は、顔に似合わない可愛い声で鳴くんですよ。
 聞いてるだけで勃起しそうでした。
 志津子は逆に、対抗心が煽られるらしく……。
 隣の怪しい声が聞こえる度に、わたしに臨んで来ました。

 わたしもその日は、妙に絶好調だったんですよ。
 いや、ほんとに。
 セックスにも、好不調があるんですよね。
 プロ野球のピッチャーだったら、その日のわたしは、完全試合も可能だったかも知れません。
 とにかく、陰茎はビンビン。
 それでいて、いくら擦っても追い詰められる気配がないんです。
 志津子なんか、ヒーヒー言って悦んでました。

 興が乗ったわたしは、半分腰が抜けかけた志津子を引きずり、ベランダに出ました。
 自分の勇姿を、誰かに見せたかったのかも知れません。
 もちろん上だけ着せましたが、志津子はもう、立ってられないような状態でした。
 でも、マットに寝せてしまっては、わたしの勇姿も隠れてしまいます。
 なので、志津子を柵に凭れさせ、わたしは後ろから突っこみました。
 腰をぶつける度に、志津子の弛んだ尻肉が波打ちます。

「ダメー。
 もうダメ」
「そんな声出したら、聞こえるだろ」
「部屋に入れて」
「ダメだ。
 それ。
 もっと鳴け」
「あっひー」

 そのとき、横からの視線を感じたんです。
 志津子のアパートのベランダは、同じ階の部屋がずーっと一続きなんです。
 部屋ごとの間には、仕切り板が入ってます。
 火事のとき、蹴破って隣に逃げられる作りの、石膏ボードみたいなやつです。
 その仕切り板の脇から、ベランダに乗り出すように、顔が2つ、上下に並んでました。
 もちろん、隣室の工員カップルです。
由美と美弥子 2666目次由美と美弥子 2668


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2018/12/07 07:19
    • 今日は何の日
       12月7日は、『神戸開港記念日』。
       1867(慶応3)年12月7日(新暦で1868年1月1日・今から150年前)……。
       神戸港が外国船の停泊地として開港しました。
       新暦に換算した1月1日も、『神戸港記念日』となってるそうです。
       実は、新潟の街中でも、「開港150年」という文字は、よく見るのです。
       それもそのはず。
       150年前のこの日、開港したのは神戸港だけではありません。
       いわゆる、開港五港です。
       函館、新潟、横浜、神戸、長崎。
       この五港が、同時に開港しました。
       『日本開港五都市観光協議会(http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/5city/)』というのもあります。
       新潟の「開港150年」は、新暦で祝うようです。
       すなわち、2019年1月1日。
       ありゃ?
       1年ズレてますね。
       1868年1月1日が開港なら、2018年の1月1日が「開港150年」のはずです。
       てことは……。
       調べてみたら、まさしくでした。
       新潟港の開港は、1869年1月1日だったんです。
       つまり、神戸港より1年あと。
       逆に、函館、横浜、長崎は、神戸や新潟よりも早かったようです。
       1859(安政6)年6月2日です(新暦では7月1日)。
       150周年は、とっくの昔に終わってました。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2018/12/07 07:19
    • 今日は何の日(つづき)
       しかし、新潟港。
       なんで選ばれましたかね。
       五港の中で、唯一の河口港です。
       大問題がありました。
       河口に砂が溜まること。
       これは、北前船の時代からも問題になってました。
       ましてや、巨大な外国船にとっては、座礁の危険さえあったはずです。
       なにしろ、川の真ん中あたりでも、人が立てたりしたそうなんですから。
       しかも、浅くなる場所が、日によって変わるのです。
       なので昔は、水戸教という職業がありました。
       “みときょう"ではありません。
       “みとおしえ"です。
       水先案内人ですね。
       この人たちは、港近くの日和山から河口を見張っており……。
       北前船が見えると、小舟に乗って迎えに行きます。
       で、北前船に乗りこみ、船頭に替わって操舵しました。
       水の下にある船が通れる道を通して、船を信濃川に入れたのです。
       ともあれ……。
       新潟港開港150周年。
       ↓なんと、公式サイトまでありました。
      http://nii-port.com/
       はっきり言って……。
       ぜんぜん盛りあがってませんね。
       知らない人の方が多いと思います。
       1月1日というのもダメですよね。
       かり出される役所の方はお気の毒です。
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