2016.2.3(水)
「あなた、それじゃ、自分が気持ち良くないでしょ」
当然だと思った。
ペニバンは、わたしの肉体じゃないのだ。
こんなことをいくら続けても、気持よくなるわけがなかった。
「ペニバンしてる方も気持ち良くなるやり方があるのよ。
奥まで入れて。
そう。
そしたら、そのままわたしにかぶさって。
身体を密着させるの」
言われるままにした。
お局さまの肌は吸いつくように湿って、柔らかかった。
得も言えない感触だった。
女性の肌は、こんなに気持ちいいものかと思った。
「もっとよ。
もっと抱きついて」
お局さまの両腕が、わたしの背中に回った。
お局さまの両脚が、わたしの腰を挟んだ。
量感のある太腿が、わたしの胴を締めつける。
上体も下半身も固定され、見動き出来なかった。
お局さまと接する肌の感触に翻弄されながらも、わたしの脳裏には疑問符が湧いた。
これでは、ペニバンの挿出が出来ないのだ。
「もっと体重かけていいのよ。
溺れるみたいに。
そう。
そしたらね。
ペニバンの裏側に、自分のクリが当たるように、腰の位置を決めて。
当たってるの感じる?
そしたら、体重をそこにかけたまま、グリグリと回すの。
臼を引くみたいに。
やってごらん。
はぅぅぅ。
そうよ。
もっと体重かけて」
「あぅ」
思わず声が出た。
気持ちがいいのだ。
ペニバンの裏側でクリが潰され、引き回される。
引き回してるのは自分の腰の動きなのだから……。
これは一種のオナニーと云えるかも知れない。
当然だと思った。
ペニバンは、わたしの肉体じゃないのだ。
こんなことをいくら続けても、気持よくなるわけがなかった。
「ペニバンしてる方も気持ち良くなるやり方があるのよ。
奥まで入れて。
そう。
そしたら、そのままわたしにかぶさって。
身体を密着させるの」
言われるままにした。
お局さまの肌は吸いつくように湿って、柔らかかった。
得も言えない感触だった。
女性の肌は、こんなに気持ちいいものかと思った。
「もっとよ。
もっと抱きついて」
お局さまの両腕が、わたしの背中に回った。
お局さまの両脚が、わたしの腰を挟んだ。
量感のある太腿が、わたしの胴を締めつける。
上体も下半身も固定され、見動き出来なかった。
お局さまと接する肌の感触に翻弄されながらも、わたしの脳裏には疑問符が湧いた。
これでは、ペニバンの挿出が出来ないのだ。
「もっと体重かけていいのよ。
溺れるみたいに。
そう。
そしたらね。
ペニバンの裏側に、自分のクリが当たるように、腰の位置を決めて。
当たってるの感じる?
そしたら、体重をそこにかけたまま、グリグリと回すの。
臼を引くみたいに。
やってごらん。
はぅぅぅ。
そうよ。
もっと体重かけて」
「あぅ」
思わず声が出た。
気持ちがいいのだ。
ペニバンの裏側でクリが潰され、引き回される。
引き回してるのは自分の腰の動きなのだから……。
これは一種のオナニーと云えるかも知れない。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2016/02/03 07:44
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クリと臼から……
連想するのは、『さるかに合戦』ですね。
元もとの話では、蟹が猿に殺され……。
蟹の子供が、仲間とともに猿を殺して仇を取るというお話です。
でも最近では、蟹も猿も怪我をする程度で……。
後は、仲直りして平和に暮らすと書き直されてるそうです。
これは、敵討ちで殺すのは残酷で、教育上問題があるからだそうです。
これじゃ、昔話の意義が無くなっちゃいますよね。
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2. 気持ちいいなあHQ- 2016/02/03 13:19
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>女の肌は、こんなに気持ちのいいものか
全く異論はありません。
>これは一種のオナニー
ふうむ。
昔話を……、
安易に「めでたしめでたし」に変えてしまうのはどうかな、と思います。
元の話は大人になってから読めばいい、というスタンスなんでしょうが。子供のころから、なんといいますか「おどろおどろしい話」を読むのもいい経験だと思いますがね。
わたしは確か……今昔物語あたりから入ったと思います。で、結局SFになだれ込んだんですがね。わたしのSF体験のしょっぱなはヴェルヌでしたが、ちょうど星、小松、筒井のデビューの頃だったんですね。幸せな時代でした。
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3. Mikiko- 2016/02/03 22:38
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子供には……
小さなトラウマを植え付けるべきではないでしょうか。
昔なら、お寺で『地獄絵図』を見せられるとか……。
ナマハゲが、いきなり家に上がりこんで来るとかありましたよね。
こういうトラウマは、一種の種痘みたいなものじゃないでしょうか。
恐怖感を知らずに成長した子供は恐ろしいと思います。
猫の首を切り落としたり、友達を死ぬまで苛めたりするのは、そういう子供じゃないかな。
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4. ジュリーハーレクイン- 2016/02/04 03:23
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今日は節分
もう昨日ですが、夕方のテレビでやっていました。
某幼稚園の豆まき会に、鬼が乱入したんですね。なまはげをパクったような鬼でしたが、幼児には恐怖そのものなんでしょう。ほとんどの子供が泣きわめき、逃げまどっていました。
過保護な親が見れば顔を顰めるでしょうが、子供にとっては生涯忘れない「いい思い出」になるでしょう。
そういえば、鬼が実際に喚いていました。「泣ぐ子はいねがー!」
なまはげって、人気あるなあ。
『東北』でなまはげが登場したのは……もう何年前になりますかね。物語上では、一昨日の事なんですが。
子供にはトラウマを。
♪片手にピストル 心に花束
唇に火の酒 背中に人生を……
(沢田研二『サムライ』)
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5. Mikiko- 2016/02/04 07:54
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なまはげ
大人でも怖いそうです。
若い女性など、涙が止まらないほどだとか。
中に入ってるのが、役場に勤める中学の後輩だとわかってても怖いそうです。
あれは、なまはげを演じてるのではなく……。
ほんとうに、なまはげになっているのだとか。
なんで、片手にピストルが「サムライ」なのだ?
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6. ♪背中に人生をHQ- 2016/02/04 10:09
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なまはげになる
ははあなるほど。
そうでしたな。
片手にピストルのサムライ。
もちろん、坂本龍馬ということですね。
大酒飲みは、いねがー
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7. Mikiko- 2016/02/04 19:53
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なるほど
「なまはげになる」話は、『東北』で書いてたわけね。
なんとなくそんな気もしてたけど。
龍馬は、近江屋ではピストルを持ってなかったんですかね?
室内での護身用武器としては、刀よりずっと有効だと思いますが。
新潟の節分は、大酒を飲んでも良い日なのです。
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8. 京のかわら版屋HQ- 2016/02/05 01:08
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坂本龍馬暗殺異聞
暴漢:刀の柄に手をやる→抜く→斬る
龍馬:懐に手を突っ込む→抜く→撃つ
どちらが速いかということですが、龍馬より暴漢の方が速かった、ということなのでしょう。
いや、暴漢は抜き身を手に部屋に乱入したはずだな。龍馬は酔って反応速度が落ちていたろうし。残念!
やはり……「酒と女は男の敵(かたき)」ですね。
で、「どうぞ敵に巡り合いたい」
しかし、龍馬を斬ったの、誰だったんだろうね。
「タイムスクープハンター」でやらんかな。
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9. Mikiko- 2016/02/05 07:36
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いくら飲んでても……
階段を上がってくる足音くらい聞こえたでしょ。
暴漢が部屋に入ってくるまで気づかないという方がおかしい。
襖の脇に身を寄せてれば、入って来た敵を横から銃撃できたはず。
それよりもちろん、逃げるほうが利口でしょう。
近江屋の2階は、反対側から逃げられない構造だったんですかね?
だとしたら、あまりにも迂闊だと思います。
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10. 京の岡っ引きHQ- 2016/02/05 12:04
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迫る足音
龍馬は、訪ねてきた知人だと思った、と聞いています。
あまりに騒々しいので龍馬は「ほたえな!(喧しい!)」と怒鳴り、暴漢に自分の所在を教えてしまったとか。
で、やすやすと部屋に踏み込まれた、と。
ドラマや映画などでは、龍馬がいた二階の部屋からは窓を開けて屋根伝いに逃走できるような設定が多いですが、実際はさて……。奥の間にいたのであれば、逃走は難しかったでしょう。
建物自体、跡形もない現在では推測しようもないのかもしれません。各種資料は多くあるようですが。
しかし、近江屋の筋向いは土佐藩邸。ほんの数メートルの距離です。窓から逃れていさえすれば……言うても詮無きことですが。
その後、幕末・明治は龍馬抜きに迎えることになります。もし……。いやいや、言うても詮無きことでおます。