2018.11.26(月)
なお、銅壷職人は、銅壷だけを作ってたわけではなく……。
鍋やヤカンなど、銅を材料とする器具全般を作ってました。
もちろん、作るだけでなく、修理も行います。

↑現代の修理画像です。今はむしろ、新しい物が手に入りにくいので、修理して使うしかないのかも知れません。
昔の人は、壊れたら捨てるなんてことしませんからね。
↓ここは玄関かと思ったら、作業場だそうです。

↑「み」
さまざまな道具が揃ってます。
↓これが、炉です。

↑「み」。どうしてもピンボケですね。
ブロックみたいに石を積んだ右側が炉です。
炉の前に小さな椅子があります。
ここに腰掛けて作業したのでしょう。
石組みの左側にある箱が鞴(ふいご)です。
手前に取っ手が付いていて……。
それを押したり引いたりすると、風が右側の炉に吹き出す仕組み。

↑こういうものです。
火力を強め、材料となる金属片を溶かすわけです。
燃料は、石炭やコークス(石炭から揮発分を除いたもの)だそうです。

↑図で“ガス”とあるのが「揮発分」だと思います。
職人には、家で仕事をするものと……。
客先に出かけていって仕事をするもの、2種類があります。
前者を居職(いじょく)、後者を出職(でじょく)と云いました。
銅壷屋は居職、大工などが出職です。

↑浮かない顔ですね。
わたしがなるなら、断然、居職です。
出かけていくのは面倒ですから。
仕事に飽きたら、茶の間に上がって寝転がってしまえばいい。

↑あ~、楽だ。
「今日はもう止め!」と決めれば、風呂屋に行って、晩酌です。

↑ネズミの尻尾に、猫の首輪が結ばれてます。どういう謎でしょう?
飲み過ぎて二日酔いになっても、朝早く出かけなくていい。
云ってみれば、在宅ワークです。
わたしの憧れですね。
鍋やヤカンなど、銅を材料とする器具全般を作ってました。
もちろん、作るだけでなく、修理も行います。

↑現代の修理画像です。今はむしろ、新しい物が手に入りにくいので、修理して使うしかないのかも知れません。
昔の人は、壊れたら捨てるなんてことしませんからね。
↓ここは玄関かと思ったら、作業場だそうです。

↑「み」
さまざまな道具が揃ってます。
↓これが、炉です。

↑「み」。どうしてもピンボケですね。
ブロックみたいに石を積んだ右側が炉です。
炉の前に小さな椅子があります。
ここに腰掛けて作業したのでしょう。
石組みの左側にある箱が鞴(ふいご)です。
手前に取っ手が付いていて……。
それを押したり引いたりすると、風が右側の炉に吹き出す仕組み。

↑こういうものです。
火力を強め、材料となる金属片を溶かすわけです。
燃料は、石炭やコークス(石炭から揮発分を除いたもの)だそうです。

↑図で“ガス”とあるのが「揮発分」だと思います。
職人には、家で仕事をするものと……。
客先に出かけていって仕事をするもの、2種類があります。
前者を居職(いじょく)、後者を出職(でじょく)と云いました。
銅壷屋は居職、大工などが出職です。

↑浮かない顔ですね。
わたしがなるなら、断然、居職です。
出かけていくのは面倒ですから。
仕事に飽きたら、茶の間に上がって寝転がってしまえばいい。

↑あ~、楽だ。
「今日はもう止め!」と決めれば、風呂屋に行って、晩酌です。

↑ネズミの尻尾に、猫の首輪が結ばれてます。どういう謎でしょう?
飲み過ぎて二日酔いになっても、朝早く出かけなくていい。
云ってみれば、在宅ワークです。
わたしの憧れですね。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/11/26 07:19
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在宅ワーク
世の中、人手不足だそうです。
で、企業は、一生懸命求人しようとしてます。
これ、止めませんか。
ていうか、この方向じゃ、抜本的には無理でしょ。
どこもここも欲しいんだから。
といって、時給を上げるわけにもいきません。
新しい人を高い時給で取ろうとしたら……。
既存の社員の時給も、みんな上げなきゃならないわけですから。
では、どうするか。
まず、企業は、フルタイムで働ける人を求めすぎです。
そういう人は、新卒のほかでは、ごく限られてしまいます。
短時間勤務と云うと、パートという扱いになってしまいますが……。
そこを、発想転換すべき。
1日4時間勤務の正社員がいたっていいじゃないですか。
あるいは、コメント題に上げた在宅ワークです。
もっと、自宅で仕事が出来る仕組みを考えるべきです。
とにかく!
フルタイムで会社で働ける人を求め続けてる限り……。
人手不足地獄からは抜け出せないと思います。
あと、仕事の内容も再検討すべきです。
ほんとに人間じゃなきゃ出来ない仕事なのか。
特に。
昨今、あちこちで問題になってますね。
検査部門です。
むしろここは、完全に機械化すべきです。
もちろん、検査機器はブラックボックス化し、検査結果を変えられないようにします。
機械じゃ信用できない?
まったく逆でしょ。
信用できないのは、人間です。
人間による検査がまるで信用できないことは、毎日のように聞くニュースで明らかです。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2018/11/26 07:20
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在宅ワーク(つづき)
あと、最近、特に耳に付く気がするのが……。
「手作り」です。
「手作りにこだわってます」。
こだわるなよ!
だから、人手不足なんでしょ。
そんなに、「手作り」がいいことなんでしょうか?
AI技術を活用すれば……。
熟練技術者と同等な仕事を、機械がやることは可能なはずです。
特に食品関係ですね。
お酒や味噌などの発酵食品とか。
熟練工の経験で、温度や湿度を勘案し……。
微妙に分量を加減したりするわけでしょ。
そういうことは、AIが最も得意とする分野です。
なんでもっと進めないんですか。
人間は、必ず死んでしまう存在です。
技術が次の世代に受け継がれなければ……。
その技術は、消えてしまうんですよ。
その点、データに寿命はありません。
機械は、ハードが壊れれば廃棄処分ですが……。
データは、まるごと次の機械に受け継げるのです。
習得期間なしにです。
技術が、データとして継承していけるのです。
物作りの現場よ、目を覚ませ。
機械は、オートメーションの単純作業をするだけのものという考えを捨てましょう。
むしろ、製品の出来を決めるような中枢部にこそ導入すべきです。