Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 2645
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「これじゃ、中に出ちゃうよ」
「いいの」
「大丈夫な日?」

 閉経してるんじゃないかとも思いましたが……。
 もちろん、そんなことは聞けません。
 まさか妊娠することもないだろうと、わたしも心が定まりました。

 志津子の肩を下から掬いあげたとき……。
 別れた妻が好きだったセックスを思い出しました。
 もちろん、別れ話が出るずっと前のことです。
 よく、じっとしててくれと言われたんです。
 挿入したままです。
 その部分に圧力をかけながら、じーっとしてると……。
 「あぁ」っと声をあげて、ひとりでイッてしまってました。
 動かれるよりずっといいそうでした。
 わたしは、自分のテクニックが否定された気がして面白くなかったのですが。

 で、ひょっとしたら、ピストンが自由にならないような体勢を取るということは……。
 志津子も、ああいうのが好きなのかなと思ったんです。
 で、自分の恥骨を、志津子の恥丘にぎゅーっと押しつけてみました。
 互いの陰毛が噛み合う感触がわかりました。
 案の定、志津子が反応しました。
 わたしの背中を、手の平で撫で回すんです。

「いひぃぃぃ」

 鼻の穴を膨らませて仰け反ります。
 わたしは、恥骨を押しつけながら、陰茎の付け根でクリトリスを探りました。
 確かではありませんが、突起を感じた気がしました。
 そこに圧をかけながら、腰を捻ります。

「いぃっ。
 いぃっ」

 明らかに反応のボルテージがあがりました。
 わたしの背中に回した手の平が、汗ばんだ肌をワイパーみたいに往復します。

「い、いく……」

 わたしも限界でした。
 狂ったように尻を回します。
 もう、我慢のストッパーは外してました。

「ぐわっ」

 射精しました。
 女性の膣内に直接射精するのは、何年ぶりかわかりません。
 妻と別れた後は、ソープで2,3回でしょう。
由美と美弥子 2644目次由美と美弥子 2646


コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2018/11/05 07:16
    • 今日は何の日
       11月5日は、『津波防災の日』。
       1854(嘉永7)年11月5日(今から164年前/新暦では12月24日)……。
       『安政南海地震』が発生し、南海道、東海道を大津波が襲いました。
       このとき、紀伊国有田郡広村の『濱口梧陵(ごりょう)』は……。
       自分の田んぼの稲藁に火をつけて津波の襲来を村人に知らせ、避難させました。
       この実話を元に、小泉八雲が『稲むらの火』という物語を執筆し、後に小学校の教科書にも掲載されました。
       『津波防災の日』は、2011(平成23)年6月、「津波対策の推進に関する法律」で制定されました。
       当初は、東日本大震災が発生した3月11日を『津波防災の日』とする案でしたが……。
       被害を受けた人々の心情を考慮して、違う日附にされたそうです。
       さて、『稲むらの火』。
       『濱口梧陵』は、1820(文政3)年、紀伊国有田郡広村(現・和歌山県有田郡広川町)で生まれます。
       分家の長男でしたが、12歳で本家(濱口儀兵衛家)の養子となって、銚子に移ります。
       30歳で帰郷。
       1854年、34歳で七代目・濱口儀兵衛を相続します(梧陵は雅号です)。
       その年の11月5日(新暦では12月24日)。
       『安政南海地震』が起こります。
       梧陵は、海水の引き方、井戸水の急退などを見て、大津波が来ると直感しました。
       梧陵は、村民を避難させるため……。
       自分の田んぼに、乾燥のために立ててあった収穫されたばかりの稲束に火を投じ、急を知らせます。
       その火は、高台にある広八幡神社まで続き、避難する村人の足元を照らす明かりにもなりました。
       結果として、村人の9割以上が助かったそうです。
       続きは次のコメントで。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2018/11/05 07:17
    • 今日は何の日(つづき)
       この災害の後、梧陵は破損した橋を修理するなど復旧につとめました。
       当時では最大級の広村堤防を、4年かけて築造しました。
       もちろんこれらの土木工事は、再び襲来するであろう津波に備えての防災事業であったわけですが……。
       荒廃した被災地の住民に職を与え、離散を防ぐ事業でもありました。
       本来であれば、「公共事業」であるべきですが……。
       これらの工事はすべて、梧陵が私財を投げ打って行ったものです。
       後に小泉八雲は彼の生涯を小説化し、「生ける神(A Living God)」と賞賛しています。
       なお、普通の人ならこれで家業を傾けてしまうところでしょうが……。
       梧陵は違いました。
       初代・濱口儀兵衛が創業したのは、1645(正保2)年。
       梧陵は7代目。
       梧陵は、1885(明治18)年に64歳で亡くなります。
       梧陵の死後、43年が経過した1928(昭和3)年。
       『濱口儀兵衛商店』は、株式会社組織へ改組します。
       同時に社名を、現在の『ヤマサ醤油株式会社』に変更。
       そう。
       銚子の名門醤油会社として、ビクともしていないのです。
       現在の年商は、500億円です。
       現当主(代表取締役)は、十二代・濱口道雄さん。
       いやー、非上場会社って、やっぱりいいですね。
       銚子工場では無料の工場見学を行っており(お土産付き!)、銚子市を訪れる観光客に大人気だそうです。
       そうだ。
       わたしの『単独旅行記』、工場見学シリーズも面白いですね。

    • ––––––
      3. 手羽崎 鶏造
    • 2018/11/07 04:17
    • へえ、知らなんだ。
      ヤマサのルーツって、しょうゆう
      ことだったんだ。 

    • ––––––
      4. 手羽崎 鶏造
    • 2018/11/07 04:31
    • 本編について。
      オトコとオンナではセックスの要求が
      微妙に違うとこの間、申してきました。
      子作りを望む夫婦ならともかく、
      オトコはキモチよく射精したい生き物ですが、
      オンナは決して射精されたい生き物ではない。
      なので、女性監督が撮る女性用AVでは、顔面ぶっかけ
      はあまり出てこないそうです。
      そのあたり、オトコの方が勘違いしていることが
      ままあります。
      なので、ワタシは奥さんを誘惑出来た時は、
      いきなり膣内挿入は、まずありえません。
      (まあ、人それぞれの流儀ですけどね)

    • ––––––
      5. Mikiko
    • 2018/11/07 07:18
    • 始まりと終わり
       ヤマサの由来。
       当初、暖簾印は「山笠にキ(儀兵衛のギから)」でしたが……。
       徳川家の貿易船が同じ印を使っていたので、「キ」を横に倒した形を用いていました。
       でも、「キ」を横にすると「サ」に見えることから「ヤマサ」が通称になってしまったそうです。
       女性にとって、男性の射精は……。
       性行為の終わりを意味します。
       「もう終わりなの?」というわけで、好きになれないのでは?
       後戯までちゃんとしてくれる男性は、ほぼいないでしょうからね。

    • ––––––
      6. 手羽崎 鶏造
    • 2018/11/09 02:43
    • はい、オトコは射精が済んだら一気に
      クールダウンします。これは性交時が最も
      無防備で、ライバルに襲われやすいので、
      すぐに平静に戻らないとならないオスの動物的
      本能から来ていると考えられます。
      でもオンナ(メス)は余韻を残しながらゆっくり
      曲線を描くようにクールダウンしていきます。
      なので、白目を剥くぐらいオーガズムに達して
      いただいた奥さんが失神なされた経験はありません。
      (失禁・潮吹きはあります)いっそう強くしがみついてこられて、萎(しぼ)んだ陰茎ではなく、ワタシの手指あるいは口唇を女性器にあてがうよう求められることがあります。いわゆる後戯の要求です。
      放った自分の精液も含めて舐めてさしあげるのはツライものもありますが、肉体関係を続けて、艶っぽい肢体を
      食し続けるためには、後戯も励まないとなりませぬ。

    • ––––––
      7. Mikiko
    • 2018/11/09 07:48
    • 江戸時代……
       「おめ」と呼ばれる、女性を蕩らす専門の女性がいたそうです。
       彼女たちは、今よりも需要があったんじゃないかと思われます。
      ①夫婦でない男女が逢うのには危険が伴うが、女性同士なら大丈夫。
      ②妊娠の心配がない。
      ③必ずイカせてくれる。
       レズエステに近かったんですかね?
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