2018.10.21(日)
さらにそこを出て、カウンターバーで飲み直しました。
週末でしたから、翌日の心配はしなくていいってこともありましたし……。
2人とも酒好きで、自分でブレーキをかけないと際限がないってことは、その後わかりました。
その日は、2人で飲むのが初めてってこともあって、2人ともブレーキをかけ忘れちゃったみたいですね。
バーを出たときは、志津子は、足取りがおぼつかなくなってました。
タクシーを停めようかと言ったんですが、酔い覚ましに歩きたいと言います。
なんとアパートは、そこから歩いて行けるところにあるって言うんです。
後から、アパートの場所を知ってて店を選んだのかって聞かれましたが、これはまったくの偶然でした。
近くまで送って行くよと言ってみたんですが……。
断るでもなく頷くでもなく、何にも言わずに、ふらふら歩き出しました。
最期に強いカクテルを頼んだせいで、追っかけて回ってきたようです。
傍目から見ても、酔っ払ってることが丸わかりな足取りでした。
とても一人で帰すわけにはいきません。
いえ。
もちろん、下心がありました。
道はだんだんに寂しくなって、街灯もまばらになってきました。
さらに細い道を指差して、角を曲がったとき……。
志津子が大きくよろけました。
思わず腕を掴みました。
華奢な腕でした。
志津子は、わたしの腕を抱えたまま歩き出しました。
頭は、わたしの肩にしなだれかかってます。
香水が匂いました。
会社では、一度も嗅いだことがありません。
わたしとの初デートに、これだけ準備してくれたんだと……。
改めて、「落とせる」という思いを強くしました。
遠くで踏切の音が聞こえました。
志津子がわたしの腕を抱え直しました。
わたしの腕には、明らかに乳房の感触がありました。
もちろん、着衣の上からしか知りませんでしたが……。
大きくないことだけは、誰が見てもわかります。
事務服のベストは、真っ平らでしたから。
それで乳房の感触がはっきりわかるということは、意図的に強く押しつけてるとしか思えません。
いける、と思いました。
ここで踏みこまなきゃ、男がすたります。
週末でしたから、翌日の心配はしなくていいってこともありましたし……。
2人とも酒好きで、自分でブレーキをかけないと際限がないってことは、その後わかりました。
その日は、2人で飲むのが初めてってこともあって、2人ともブレーキをかけ忘れちゃったみたいですね。
バーを出たときは、志津子は、足取りがおぼつかなくなってました。
タクシーを停めようかと言ったんですが、酔い覚ましに歩きたいと言います。
なんとアパートは、そこから歩いて行けるところにあるって言うんです。
後から、アパートの場所を知ってて店を選んだのかって聞かれましたが、これはまったくの偶然でした。
近くまで送って行くよと言ってみたんですが……。
断るでもなく頷くでもなく、何にも言わずに、ふらふら歩き出しました。
最期に強いカクテルを頼んだせいで、追っかけて回ってきたようです。
傍目から見ても、酔っ払ってることが丸わかりな足取りでした。
とても一人で帰すわけにはいきません。
いえ。
もちろん、下心がありました。
道はだんだんに寂しくなって、街灯もまばらになってきました。
さらに細い道を指差して、角を曲がったとき……。
志津子が大きくよろけました。
思わず腕を掴みました。
華奢な腕でした。
志津子は、わたしの腕を抱えたまま歩き出しました。
頭は、わたしの肩にしなだれかかってます。
香水が匂いました。
会社では、一度も嗅いだことがありません。
わたしとの初デートに、これだけ準備してくれたんだと……。
改めて、「落とせる」という思いを強くしました。
遠くで踏切の音が聞こえました。
志津子がわたしの腕を抱え直しました。
わたしの腕には、明らかに乳房の感触がありました。
もちろん、着衣の上からしか知りませんでしたが……。
大きくないことだけは、誰が見てもわかります。
事務服のベストは、真っ平らでしたから。
それで乳房の感触がはっきりわかるということは、意図的に強く押しつけてるとしか思えません。
いける、と思いました。
ここで踏みこまなきゃ、男がすたります。
コメント一覧
-
––––––
1. Mikiko- 2018/10/21 07:54
-
カウンターバー
記憶をあれこれ探ってみたのですが……。
どうやら、1度も入ったことがないようです。
でも、内装や雰囲気のイメージは脳内にあります。
これはおそらく、テレビドラマでよく見るからでしょう。
ほとんどが、2時間ドラマですけど。
たいがい、殺される人物がここで飲んでます。
あとで刑事が来て、バーテンダーに当日の様子なんかを聞いてます。
刑事が飲む場面は……。
昔は、屋台のおでん屋でした。
最近は、さすがにこれは無くなりましたね。
今は、小料理屋が多いようです。
『相棒』なんかもそうですね。
ほかのドラマでも、山村紅葉がおかみをやってたりします。
さて、カウンターバーです。
なぜわたしが、行ったことがないか。
ここはまず、1次会で行く場所ではありません。
2次会でも、集団では行かないでしょう。
2人か、多くても3人です。
となると、3次会ですかね。
わたしは今、2次会以降は、まったく付き合わなくなりました。
若いころは、締めのラーメン屋まで行ってましたけどね。
今は、1次会の最中に眠くなってしまいます。
普段、20時半に寝てるので当然です。
続きは次のコメントで。
-
––––––
2. Mikiko- 2018/10/21 07:54
-
カウンターバー(つづき)
近頃は、1次会が終わった店の外で、2次会に誘われるのをいちいち断るのが面倒なので……。
1次会の終盤に抜け出すことにしてます。
こういうとき、地方の電車通勤者は便利です。
電車の時間だと言えばいいからです。
東京などでは、ひっきりなしに電車が来ますから、そうはいきません。
こちらでは、夜遅くなると、30分に1本くらいになりますから……。
十分に、中座の言い訳になるのです。
実際に何時の電車か尋ねる人はいませんし、調べる人ももちろんいません。
なので、適当な時間で立てます。
しかし、なかなかこのタイミングが難しい。
別に、座の雰囲気とか、そういうことを気にしてるわけじゃありません。
飲み会はたいがい、4,5千円の飲み放題コースです。
事前に会費は払ってますから、精算もありません。
コースの場合、料理は順番に出て来ます。
問題は、完全に料理が出きったかどうかの判断です。
わたしが帰った後にデザートが出たなどという話を後で聞くと、はなはだ面白くありません。
同じ料金を払ってるんですから。
わたしの分のデザートは、誰かが食べたに違いないのです。
行ったことのある店ならわかりますが……。
飲み会は、ほぼ毎回違うところです。
デザートが出ない店もあります。
その代わり、小さなお蕎麦が出たりします。
お店の人に、あと何が出るか聞けばいいのでしょうが……。
何のためらいもなくそれが聞けるほど、まだ悟りが開けていません。
自分たちより前に始まってるテーブルの様子なども確認しつつ……。
タイミングを計ります。
これでけっこう、眠気が解消されます。
2次会には出ませんが……。
家に帰ったら、また飲み直します。
ほとんど、寝落ちしますが。
-
––––––
3. 手羽崎 鶏造- 2018/10/21 09:51
-
書かれておる通りで、初めてのデートでは、
差し向かいは避けます。並んでというか、ホントは
「45度の角」同士がありがたいシチュエーション
だと思います。
この春から某大企業に勤め始めた下の息子には、
「今日は無礼講」というのこそ気をつけろとだけ
言いくるめてあります(単身赴任中)。
逆に、宴席で、それも人前で、あえて酔ったフリして
上司にチクリと物申すことは結構やってきました。
酒のつきあいというのは実に難しい。
-
––––––
4. Mikiko- 2018/10/21 12:31
-
45度?
カウンターの曲がり角ですよね?
45度の角のある店を探すのは、大変だと思いますが。
普通、曲がり角は90度です。
『相棒』の小料理屋では、必ずここです。
確かに、真横よりさらに話しやすそうです。
「無礼講」なんてのが、今時あるんですか?
そもそも、若い子には意味が通じないのでは?
真に受けるのはバカだと思います。
建設会社時代、酔った振りして絡んでるのはいましたね。
翌日には、昨夜のことは何も覚えてないことをアピールしてました。
完全に確信犯だと思いました。