2018.10.3(水)
と思って、壁面植栽の建物を「Google マップ」で調べてみたら……。
↓『首都高速道路(株)西新宿凍結防止材製造施設』となってました。
どうやら、壁面緑化技術のPR的な施工のようですね。
↓もう少し歩いたら、壁面緑化された橋脚を発見。
↑「み」
なるほど。
こういうかたちで使うんですね。
↓植物をズームします。
↑「み」
ウコギ科の『ヘデラカナリエンシス』のようです。
かなり大ぶりな葉です。
なぜ知ってるかというと、わが家の庭に生えてるからです。
和名は『オカメヅタ』ですが……。
ホームセンターなどでは、『アイビー』と称されて売られてます。
↑“アイビールック”のアイビーです。レンガ造りの校舎に蔦(アイビー)が繁る、アメリカのエリート大学発祥のファッション。
かなり前、ポット苗を1鉢買い、何を植えても育たない裏庭に植えました。
↑まさしくこんな感じ。
わが家の裏庭は、陽がほとんど当たらない砂地です。
こういうところで育つ植物は滅多にありません。
陽あたりの悪いところで育つ植物は少なくありませんが……。
たいがい、乾燥に弱いです。
↑わたしは『ヤブコウジ』が好きで、これも植えたのですが、いつの間にか消えてしまいました。
日当たりの悪い場所は湿ってる場合が多いので、ジメジメした環境に適応してるわけです。
逆に、お日様が好きな植物は、乾燥に強いです。
陽が当たる場所は、乾燥してしまう場合が多いからです。
↑『マツバギク』。肉厚な葉に水分を貯めることができるので、乾燥に強いです。逆に、日陰や多湿な場所では育ちません。
うちの裏庭のように……。
陽があたらないのに、砂地で乾燥しがちという場所では、なかなか適応出来る植物はありません。
こういうところでも育つのが、ヘデラ類(『ヘデラカナリエンシス』や『ヘデラヘリックス』)です。
↑こちらは『ヘデラヘリックス』の斑入りの品種。葉は、『ヘデラカナリエンシス』よりずっと小さいです。
↓『首都高速道路(株)西新宿凍結防止材製造施設』となってました。
どうやら、壁面緑化技術のPR的な施工のようですね。
↓もう少し歩いたら、壁面緑化された橋脚を発見。
↑「み」
なるほど。
こういうかたちで使うんですね。
↓植物をズームします。
↑「み」
ウコギ科の『ヘデラカナリエンシス』のようです。
かなり大ぶりな葉です。
なぜ知ってるかというと、わが家の庭に生えてるからです。
和名は『オカメヅタ』ですが……。
ホームセンターなどでは、『アイビー』と称されて売られてます。
↑“アイビールック”のアイビーです。レンガ造りの校舎に蔦(アイビー)が繁る、アメリカのエリート大学発祥のファッション。
かなり前、ポット苗を1鉢買い、何を植えても育たない裏庭に植えました。
↑まさしくこんな感じ。
わが家の裏庭は、陽がほとんど当たらない砂地です。
こういうところで育つ植物は滅多にありません。
陽あたりの悪いところで育つ植物は少なくありませんが……。
たいがい、乾燥に弱いです。
↑わたしは『ヤブコウジ』が好きで、これも植えたのですが、いつの間にか消えてしまいました。
日当たりの悪い場所は湿ってる場合が多いので、ジメジメした環境に適応してるわけです。
逆に、お日様が好きな植物は、乾燥に強いです。
陽が当たる場所は、乾燥してしまう場合が多いからです。
↑『マツバギク』。肉厚な葉に水分を貯めることができるので、乾燥に強いです。逆に、日陰や多湿な場所では育ちません。
うちの裏庭のように……。
陽があたらないのに、砂地で乾燥しがちという場所では、なかなか適応出来る植物はありません。
こういうところでも育つのが、ヘデラ類(『ヘデラカナリエンシス』や『ヘデラヘリックス』)です。
↑こちらは『ヘデラヘリックス』の斑入りの品種。葉は、『ヘデラカナリエンシス』よりずっと小さいです。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/10/03 07:24
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壁面緑化
確かに、都市景観的にはいいですね。
でも、ここで視点をちょっと、山の中に移してみましょう。
これからは、紅葉の季節が始まります。
日本の紅葉が美しいのは、葉色が1色じゃないこと。
欧米でも、もちろん落葉樹は紅葉します。
でも、その場によって、赤一色だったり黄色一色だったりするようです。
その点、日本は違います。
赤や黄色が混ぜこぜになってて……。
さらにそこに、常緑樹の緑が織りこまれます。
まさに、「錦織りなす」紅葉となるのです。
しかし!
その美しい紅葉の景色の中に、大いなる瑕瑾とも云うべき構造物が見えることがあります。
ダムです。
コンクリートの壁面を白々と広げ、「錦織りなす」紅葉に穴を空けてるわけです。
普通なら、こう考えませんか。
「あの壁面を蔓植物で覆ってしまえばいい」
登坂力の強いナツヅタなら、それは十分に可能です。
しかも、ナツヅタ自体、美しく紅葉します。
無粋なコンクリートの白は、完全に隠すことが出来るのです。
では、なぜそれが行われないのか?
それは……。
壁面が剥き出しだからこそ可能で、隠されたら出来なくなる重要なことがあるからです。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2018/10/03 07:24
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壁面緑化(つづき)
すなわち、壁面の劣化を速やかに発見することです。
壁面にクラックが入り、水が滲み出してたりすれば……。
遠目からの目視でも、はっきりとわかるでしょう。
では、壁面が植物に覆われてたらどうでしょう?
壁面に入ったクラックも、漏れ出す水も、植物に隠されて見えません。
そしてある日突然……。
葉の中から、水が噴き出すんです。
恐ろしいですね。
山の中のダム以外にも、緑化しない方がいい構造物はあります。
例えば、川に架かる橋の橋脚。
地震があった場合。
幸い、橋は落ちませんでした。
しかし、物資を積んだ重たいトラックを通しても大丈夫だろうか?
早急に、橋脚の損傷を調べなければなりません。
橋脚が剥き出しであれば……。
ある程度の損傷具合は、目視で確認可能でしょう。
しかし、もし橋脚が植物に覆われてたらどうでしょう。
まず、その植物を除去する作業から始めなくてはなりません。
救援、災害支援は、一刻を争う緊急案件です。
やらなくてもいいはずだった作業をする焦りは、いかばかりなものでしょう。
何を言いたいかというと……。
どこもかしこも緑化すれば良いということではないということ。
特にこれからは、災害時のことを考えて植栽も行わなければなりません。
今回の台風でも、倒木が各地で出てますよね。
可哀想ですが、老木を伐採することも考えていかなければならないでしょう。