2018.9.19(水)
美弥子は慌てて上体を起こし、身を繕った。
といっても全裸だから、繕いようもないのだが。
居並ぶ顔の中には、黒谷さんも浅井さんもいた。
2人とも、意識を回復していたのだ。
「オクサナさん。
大変だったのよ。
あなたのディルドゥ、取り合いになっちゃって。
みんな着けてみたいって。
だって、あんな射精するんですもの。
でも、ひとりずつ着けて懸命に擦ってみたけど……。
誰も出なかったわ。
自分の意思で膣を収縮させたくらいじゃ、とてもじゃないけど、あんなポンプ力は発現しない。
おそらくあれは、リミッターの外れた自律神経の仕業ね。
性神に愛された者だけが開けるパンドラの匣。
でも、林さんが、ちょっとだけ出たのよね?」
「たぶんあれは、オクサナさんのがまだ管の中に残ってて、それが押し出されたんだと思います」
「それにしても、それを押し出す力ってのはスゴいじゃない。
自分の意思で締めたのよね」
「はい」
「でもあなた、ほんとに生きずらく出来てるわ。
フェラはプロ級。
ていうか、テクニックと云うより、心底好きなわけよね。
しかも、下のお口まで締まる。
あなたを満足させるまで保つ男性は、容易には見つからないわよ。
AVの男優くらいかしら。
いっそ、AV女優になる?
あなた、外見と濡れ場のギャップが大きいから、きっと人気が出るわ」
「親が泣きます。
帰省もできなくなるし」
「ま、それもそうね。
そしたら、いっそ風俗で稼ぐ?
あなたの熱心さなら、普通のOLの数倍の収入も夢じゃないわ」
「ふふ。
そういう生き方もあるんですね。
ここに来たおかげで、いろいろと新しい世界が開けました」
「嬉しいわ。
そう言ってもらえて。
で、ひとりだけ射精が出来たご褒美に、ある権利を手に入れた。
そうよね?」
「はい。
これはもう、ほかでは絶対に出来ないことですから」
「オクサナさん、わかる?」
美弥子は首を横に振るしかなかった。
といっても全裸だから、繕いようもないのだが。
居並ぶ顔の中には、黒谷さんも浅井さんもいた。
2人とも、意識を回復していたのだ。
「オクサナさん。
大変だったのよ。
あなたのディルドゥ、取り合いになっちゃって。
みんな着けてみたいって。
だって、あんな射精するんですもの。
でも、ひとりずつ着けて懸命に擦ってみたけど……。
誰も出なかったわ。
自分の意思で膣を収縮させたくらいじゃ、とてもじゃないけど、あんなポンプ力は発現しない。
おそらくあれは、リミッターの外れた自律神経の仕業ね。
性神に愛された者だけが開けるパンドラの匣。
でも、林さんが、ちょっとだけ出たのよね?」
「たぶんあれは、オクサナさんのがまだ管の中に残ってて、それが押し出されたんだと思います」
「それにしても、それを押し出す力ってのはスゴいじゃない。
自分の意思で締めたのよね」
「はい」
「でもあなた、ほんとに生きずらく出来てるわ。
フェラはプロ級。
ていうか、テクニックと云うより、心底好きなわけよね。
しかも、下のお口まで締まる。
あなたを満足させるまで保つ男性は、容易には見つからないわよ。
AVの男優くらいかしら。
いっそ、AV女優になる?
あなた、外見と濡れ場のギャップが大きいから、きっと人気が出るわ」
「親が泣きます。
帰省もできなくなるし」
「ま、それもそうね。
そしたら、いっそ風俗で稼ぐ?
あなたの熱心さなら、普通のOLの数倍の収入も夢じゃないわ」
「ふふ。
そういう生き方もあるんですね。
ここに来たおかげで、いろいろと新しい世界が開けました」
「嬉しいわ。
そう言ってもらえて。
で、ひとりだけ射精が出来たご褒美に、ある権利を手に入れた。
そうよね?」
「はい。
これはもう、ほかでは絶対に出来ないことですから」
「オクサナさん、わかる?」
美弥子は首を横に振るしかなかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/09/19 07:16
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今日は何の日
9月19日は、『苗字の日』。
1870(明治3)年9月19日(今から148年前/新暦10月13日)……。
『平民苗字許可令(太政官布告)』により、平民も苗字を名乗ることが許されました。
しかし、なかなか苗字を名乗ろうとしなかったため……。
1875(明治8)年2月13日(今から143年前/明治6年からは新暦に変わってます)……。
明治政府が『平民苗字必称義務令(太政官布告)』を出し、すべての国民に姓を名乗ることを義務附けました。
なお、この2月13日は『苗字制定記念日』となってます。
それでは、明治3年の『平民苗字許可令』のときには……。
なぜ、苗字を新たに名乗る人が少なかったのでしょう。
早い話、当時の国民は明治新政府を信用しておらず……。
苗字をつけたら、その分税金を多く取られるのではないかと警戒したからだそうです。
しびれを切らした明治政府は、1874(明治7)年に『佐賀の乱』を武力鎮圧するなど、強い政府であることを誇示したのち……。
翌年に、『平民苗字必称義務令』を出したわけです。
それではなぜ、明治政府は平民に苗字を付けさせたのか?
もちろん、税金を多く取るためではありません。
しかし、もっと恐るべき目的があったのです。
すなわち、「徴兵」です。
それまでの兵隊は、白米で釣ったりして集めてました。
でもそれでは、食い詰め者の集まりにしかなりません。
まともな人材を兵隊にするには、徴兵するしかないのです。
「徴兵制度」を確立するためには……。
戸籍の整備が欠かせなかったわけです。
続きは次のコメントで。
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2. Mikiko- 2018/09/19 07:16
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今日は何の日(つづき)
さて、話は変わります。
わたしは、NHK『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!(http://www4.nhk.or.jp/onamae/)』という番組が好きで、毎週見てます。
司会の赤木野々花アナ、ちょっとエロくて可愛いです。
先日見たのは、「樗木」さんという苗字。
読めますか?
“ちょぼく"じゃありませんよ。
なんと、“おおてき"だそうです。
それでは、明治8年に『平民苗字必称義務令』が出たとき……。
苗字のなかった人たちは、どうやって苗字を決めたのでしょう?
①江戸時代以前の先祖の苗字を名乗った。
②地域や集落で、みんなで同じ苗字を名乗った。
③庄屋、名主、お寺の住職などからつけてもらった。
④自分で考えた。
だいたい、この4とおりに集約されるようです。
①ですが、一部の身分の人しか苗字を名乗れないようにしたのは、江戸幕府の政策によるものです。
それ以前は、普通に苗字があったのです。
②は、よくわかりますね。
みんな同じ苗字という集落は、まだ残ってるようです。
③は、付けてくれる人のネーミングセンスが問題です。
頼んでおいて断るなんて出来ないでしょうから。
でも、悪い坊主なんか、金を取ったんじゃないですかね?
戒名と一緒です。
今なら、④にしたら、キラキラ苗字が横行するでしょうね。
芸名みたいなのばっかりになるんじゃないですか。