2016.1.24(日)
客「上手い介錯人は、首の皮一枚を残すんです。
で、首は、だらんと胸の前に下がる。
これを、“抱き首”と云います」
客「で、首の重みで、上体が前のめりに倒れる。
前のめりに死ぬのが武士道ですからね」
↑相撲取り最強説が消えた瞬間。
客「首が切り離されたら、後ろにひっくり返ってしまいます」
み「ほんとにそんなに上手くいったんですか?」
客「名人がいたそうですね」
み「日本刀って、ほんとにそんなに切れるんでしょうか?」
客「切れ味には、恐ろしいものがあります」
↑生卵も一刀両断。
客「幕末、日本に来た外国人で、朋輩が斬り殺されたところを見た人なんか……。
本国に向けて、日本刀の切れ味の恐ろしさを、縷縷綴ってます」
客「でも、腕がなければ切れない道具でもあります」
↑腕があれば、この通り。小学生女子による試し切り。
み「素人が介錯しようとしたら?」
客「まず、まともに切れません。
実際、三島由紀夫が切腹したとき、『楯の会』のメンバーの森田必勝が介錯したんですが……」
↑三島由紀夫(右)と森田必勝(左)
客「3度失敗し、刀身がSの字に曲がってしまったそうです」
↑もちろん、こういう曲がり方ではありません。この刀は、コスプレアイテムのようです(ヨシトミ製作所)。
み「なまくら刀だったんでしょうか?」
客「介錯にそんな刀を使うはずありませんよ。
日本刀は、刃の向きと、振り下ろす角度が少しでもズレると、まったく切れないんです」
↑王貞治選手が、日本刀で素振りをしてたことは有名。写真の軌道のとおり、ダウンスイングだったそうです。
客「棒で叩くみたいになっちゃう。
首の皮一枚残して切り落とすなんていうのは、尋常な技術じゃありません」
↑こちらは、リアクションが可愛い居合い斬り。海外でも人気だそうです。
み「三島は、実際に刀を腹に突き立てたんですか?」
で、首は、だらんと胸の前に下がる。
これを、“抱き首”と云います」
客「で、首の重みで、上体が前のめりに倒れる。
前のめりに死ぬのが武士道ですからね」
↑相撲取り最強説が消えた瞬間。
客「首が切り離されたら、後ろにひっくり返ってしまいます」
み「ほんとにそんなに上手くいったんですか?」
客「名人がいたそうですね」
み「日本刀って、ほんとにそんなに切れるんでしょうか?」
客「切れ味には、恐ろしいものがあります」
↑生卵も一刀両断。
客「幕末、日本に来た外国人で、朋輩が斬り殺されたところを見た人なんか……。
本国に向けて、日本刀の切れ味の恐ろしさを、縷縷綴ってます」
客「でも、腕がなければ切れない道具でもあります」
↑腕があれば、この通り。小学生女子による試し切り。
み「素人が介錯しようとしたら?」
客「まず、まともに切れません。
実際、三島由紀夫が切腹したとき、『楯の会』のメンバーの森田必勝が介錯したんですが……」
↑三島由紀夫(右)と森田必勝(左)
客「3度失敗し、刀身がSの字に曲がってしまったそうです」
↑もちろん、こういう曲がり方ではありません。この刀は、コスプレアイテムのようです(ヨシトミ製作所)。
み「なまくら刀だったんでしょうか?」
客「介錯にそんな刀を使うはずありませんよ。
日本刀は、刃の向きと、振り下ろす角度が少しでもズレると、まったく切れないんです」
↑王貞治選手が、日本刀で素振りをしてたことは有名。写真の軌道のとおり、ダウンスイングだったそうです。
客「棒で叩くみたいになっちゃう。
首の皮一枚残して切り落とすなんていうのは、尋常な技術じゃありません」
↑こちらは、リアクションが可愛い居合い斬り。海外でも人気だそうです。
み「三島は、実際に刀を腹に突き立てたんですか?」
コメント一覧
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1. 斬り込みハーレクイン- 2016/01/24 11:26
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抱き首
一瞬、抱き枕かと思った。
前のめりに死ぬ。
「死ぬときは、たとえドブの中でも前のめりに死にたい」(星飛雄馬)。
名人がいた。
公儀お様(ため)し役「首切り朝」、山田朝右衛門でしょうか。
お様し役とは、徳川家所蔵の刀の切れ味を、死罪人の死体を斬ることにより試す役職ですね。そこから、首斬り役まで行うようになったとか。
参考文献:作・小池一夫 画。小島剛夕『首斬り朝』。傑作です。
居合切り映像。
トマト、メロン、スイカなどいろいろ斬っていますが、水分量の多いものがほとんどですね。
もっとも斬りにくいものは「水」だ、と聞いたことがあります。
そういう意味では、中身の入ったペットボトルを両断。これが一番すごいのかな。
ほとんどが斬り下ろしですが、一点だけ斬り上げがありました。これも難しいだろうなあ。斬ったものはキャベツでした。
横濱開港新聞。
こんな新聞あったんだね。
報じているのはもちろん、かの有名な生麦事件。
ナマムギナマゴメ……とはかんけーおまへん。
居合名人小学生女子。
そんなに腕があるようにも見えんがなあ。
それにしても、小学生にモノホンのポントー持たせていいのか。
銃刀法違反だったりして。
三島の割腹とは懐かしい(なんていうと怒られるかな)。
わたしが学生の時でした。
「われわれは四年待った。最後の一年は熱烈に待った。もう待てぬ」(三島由紀夫の檄文)
王貞治の日本刀素振り。
『巨人の星』にもこのエピソードが出てきます(と思います)。
これで一時期、ジャイアンツ内でがダウンスイングが主流になったとか。今はどうなのか、まあ、好きにしなはれ。
可愛いリアクション、はともかく、これも斬り上げだね。
まあ、お見事、と言っておこう。
それにしても「技切風車」って……どゆ意味?
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2. Mikiko- 2016/01/24 13:19
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横濱開港新聞
こんな新聞が、その当時にあったわけないでしょ。
現代語ですがな。
↓「幕末や明治初年に現在の新聞があったら」というコンセプトで、平成18年に創刊された新聞です。
http://www.kaikou.city.yokohama.jp/journal/110/06.html
銃刀法違反は、大人の罪でないの。
ダウンスイング。
この軌道で、ボールの下半分を叩くことにより……。
打球に強烈な上向き回転がかかるわけです。
高く舞い上がったボールは、失速することなくスタンドまで届いたそうです。
「技切風車」。
技の名前でないの?
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3. 風車のハーレクイン- 2016/01/24 15:27
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横濱開港疑似新聞 わははは。
なーんにも考えんと前コメを書いてしまった。
不覚。
切腹ものだな(切らんけど)。
そういえば、この手のを冊子にまとめた雑誌みたいなのがあるなあ。
「技切風車」
いや、技の名前だというのはわかるよ。「風車」の意味もね。
わからんのは「技切」。技が「枝」とか「杭」なら納得なんだけど。
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4. Mikiko- 2016/01/24 18:03
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技でしたか
ずーっと、“枝”だとばかり思ってました。
↓どうやら、 技切(わざきり)「風車(かざぐるま)」のようです。
https://www.youtube.com/watch?v=kvKAoZpdvYE
ともあれ……。
琴奨菊関、優勝おめでとう!
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5. はっけよいHQ- 2016/01/24 21:22
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がぶり寄り
琴奨菊。
13日目に豊ノ島に負けたときは、ずるずる行くと思いましたが、翌日からしっかり立て直しました。なんといっても三人の横綱全てに勝ったというのがすごいよね。白鳳も自滅したし。
今日の千秋楽。優勝を決めて引き上げた控室の前、今場所唯一の黒星を喫した相手、豊ノ島と抱き合って喜び合う姿が印象的でした。この二人、中学生の頃からの親友だそうです。