2018.5.16(水)
婆「さて、これで一廻りしましたぞ。
あとは、総門を抜けて、とっととお帰りなされ」
み「ふっふっふ」

み「そうはいかんのじゃ」
婆「何か良からぬことを成すつもりではなかろうな」

み「なんでそう疑い深いわけ?
人を信ずることが、人の道の第一歩じゃぞ」

婆「お主に説教されたくないわ。
わしにも、うっかり案内してしまった責任がある。
何もするつもりがないなら、早いこと帰りなされ。
バスは、17:30分が最終じゃぞ」

↑2018年5月時点の時刻表です。
婆「これを逃したら、タクシーしかない。
下北駅まで、10万円はかかる」
み「かかるか!
白タクじゃあるまいし」

↑新宿から逗子まで、白タクに乗ったことがあります。金曜の夜、新宿で飲んで終電を逃した後、逗子の自宅まで帰る友人に、怖いから一緒に乗ってくれと頼まれました。もちろん、わたしはお金を出してません。金額は忘却の彼方です。
律「でも、ほんとに薄暗くなってきたわよ」
婆「あまり長居すると、背負ってしまうぞよ」

み「わたしはリュックじゃで、もう背負えん」

み「先生、背負って帰らっしゃれ」
律「結構です。
今日は、ほんとにありがとうございました」
み「次に来たときは、またガイドを頼むぞ。
タダで」

婆「まっぴらゴメンじゃ。
それじゃ、わしはこれにて失敬」

み「待たれい。
もう一手間、願いたい」
婆「お帰りはあちらじゃ。
見えてるじゃろ」

↑恐山の入口『総門』です。内側から写した写真が、なかなか見つかりませんでした。
あとは、総門を抜けて、とっととお帰りなされ」
み「ふっふっふ」

み「そうはいかんのじゃ」
婆「何か良からぬことを成すつもりではなかろうな」

み「なんでそう疑い深いわけ?
人を信ずることが、人の道の第一歩じゃぞ」

婆「お主に説教されたくないわ。
わしにも、うっかり案内してしまった責任がある。
何もするつもりがないなら、早いこと帰りなされ。
バスは、17:30分が最終じゃぞ」

↑2018年5月時点の時刻表です。
婆「これを逃したら、タクシーしかない。
下北駅まで、10万円はかかる」
み「かかるか!
白タクじゃあるまいし」

↑新宿から逗子まで、白タクに乗ったことがあります。金曜の夜、新宿で飲んで終電を逃した後、逗子の自宅まで帰る友人に、怖いから一緒に乗ってくれと頼まれました。もちろん、わたしはお金を出してません。金額は忘却の彼方です。
律「でも、ほんとに薄暗くなってきたわよ」
婆「あまり長居すると、背負ってしまうぞよ」

み「わたしはリュックじゃで、もう背負えん」

み「先生、背負って帰らっしゃれ」
律「結構です。
今日は、ほんとにありがとうございました」
み「次に来たときは、またガイドを頼むぞ。
タダで」

婆「まっぴらゴメンじゃ。
それじゃ、わしはこれにて失敬」

み「待たれい。
もう一手間、願いたい」
婆「お帰りはあちらじゃ。
見えてるじゃろ」

↑恐山の入口『総門』です。内側から写した写真が、なかなか見つかりませんでした。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/05/16 07:24
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今日は何の日②
『性交禁忌の日』。
江戸時代の艶本『艶話枕筥(つやばなしまくらばこ)』に……。
「五月十六日房内禁事、犯すときは三年を出ずして死す」と書かれてあるとか。
すなわち、5月16日は性交禁忌の日で、この禁を破ると3年以内に死ぬということ。
それなら今日は控えようと思った方……。
ご安心下さい。
これは、旧暦の日付です。
新暦に直すと、今年は6月29日になります。
ところで、艶本『艶話枕筥』。
早い話、江戸時代のエロ本です。
作者名も書かれてないみたいです。
でも、この本。
医学書を元にしてるんです。
平安時代に著された日本最古の医学書『医心方』。
全30巻にわたる大著です。
この第28巻が、『房内編』。
房総半島の特集じゃありませんよ。
「房内」と云うのは、 「閨房(けいぼう)の中」と云うこと。
「閨」は、寝屋です。
すなわち、男女の夜の営みについて、事細かに記されているのです。
「女性を“倡女”のように嬉戯させる法」「交接で得られる長寿の秘訣」など……。
セックスマニュアル的な要素も含まれてるとか。
なお、なぜ5月16日なのかというのは、よくわからんようです。
陰陽思想では、5月16日は往亡日(おうもうにち)とされ、この日に戦で軍を進めると滅ぶとされてるとか。
「進軍禁止」の日なんですね。
なんとなくわかるような……。
しかし、昔の人は、「禁忌の日」を定めるほど、お盛んだったんですかね?
でも考えてみれば、テレビもラジオもなく、暗くなったら寝るしかないわけですから……。
わからんでもありません。
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2. 八十郎- 2018/05/16 21:11
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なるほど。
大雑把に言えば、何事も自粛の日ということでしょうか。
旧暦との兼ね合いはよく分かりませんが、本日も6月29日も、すべからく控えめの一日となさるがよろしいかも。
プレゼンなどある方、仮病でお休みなされ。
房事においては、6月29日などそれこそ金曜日で危ないことこの上なし。
努々(ゆめゆめ)お忘れなく。
時に、自家発電もやはり障りがあるのでしょうか?
自家発電はむしろ後ろ向きの行為の様で、吉かもと思いましたが、いやいや自粛自粛。
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3. Mikiko- 2018/05/17 07:23
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金曜日が……
何で危ないんですか?
13日でもないし。
確かに、腹上死ということも考えられます。
愛人との最中に腹上死された芸妓の談話を読んだことがあります。
「急に重たならはったと思たら……。しゅーっと縮みはって……」。
進軍の件。
三橋美智也『古城』の替え歌の歌詞に……。
「松茸騒ぐ土手の上」というのがありました。
わたしもけっこう、引き出しがありますね。