2018.2.26(月)
「美弥子さん、仰向けに寝て。
頭、打たないようにね」
美弥子の脊椎が、尾骨から順にキャタピラのように床に着いていく。
シャワールームの床は硬いタイル質ではなく、ラバー状の弾力を持っており、背中を着けても痛くはなかった。
美弥子の後頭部が、床に着地した。
万里亜が被さってくる。
柔らかい肌だった。
美弥子ほどではないが、大柄な部類に入る万里亜には、由美にはない重量感を感じた。
由美への後ろめたさが、トゲのように胸を刺した。
しかし……。
万里亜を撥ね除ける意思は、とても生まれそうになかった。
やはり自分は、こうして蹂躙されるのが好きなのだ。
高校時代の記憶が蘇った。
あの女教師に、巨大なディルドゥでバージンを貫かれた記憶だった。
少し前までは、決して思い出したくない記憶のはずだった。
しかしこのごろ蘇る様々なシーンは……。
妙に懐かしく、生々しく、しかも愛しささえ感じさせかねなかった。
むろん、そんな感情は、かぶりを振って払い除けてはいたが……。
今は、当時の記憶と直接繋がる万里亜が、美弥子に被さっているのだ。
めくるめく記憶が、払っても払っても美弥子にまつわりついた。
美弥子は思わず、万里亜の背中を抱きしめた。
「ふふ。
ずいぶんと良い子ちゃんになったわね。
さぁ、一緒に至福の高みまで行くわよ。
脚、わたしの背中に回して」
美弥子の足裏が、ためらいもなく離陸し、両脚が万里亜の背中で交差した。
「締めつけて。
ピストンしないから」
万里亜の上体が密着した。
乳房に乳房を感じた。
柔らかかった。
頭、打たないようにね」
美弥子の脊椎が、尾骨から順にキャタピラのように床に着いていく。
シャワールームの床は硬いタイル質ではなく、ラバー状の弾力を持っており、背中を着けても痛くはなかった。
美弥子の後頭部が、床に着地した。
万里亜が被さってくる。
柔らかい肌だった。
美弥子ほどではないが、大柄な部類に入る万里亜には、由美にはない重量感を感じた。
由美への後ろめたさが、トゲのように胸を刺した。
しかし……。
万里亜を撥ね除ける意思は、とても生まれそうになかった。
やはり自分は、こうして蹂躙されるのが好きなのだ。
高校時代の記憶が蘇った。
あの女教師に、巨大なディルドゥでバージンを貫かれた記憶だった。
少し前までは、決して思い出したくない記憶のはずだった。
しかしこのごろ蘇る様々なシーンは……。
妙に懐かしく、生々しく、しかも愛しささえ感じさせかねなかった。
むろん、そんな感情は、かぶりを振って払い除けてはいたが……。
今は、当時の記憶と直接繋がる万里亜が、美弥子に被さっているのだ。
めくるめく記憶が、払っても払っても美弥子にまつわりついた。
美弥子は思わず、万里亜の背中を抱きしめた。
「ふふ。
ずいぶんと良い子ちゃんになったわね。
さぁ、一緒に至福の高みまで行くわよ。
脚、わたしの背中に回して」
美弥子の足裏が、ためらいもなく離陸し、両脚が万里亜の背中で交差した。
「締めつけて。
ピストンしないから」
万里亜の上体が密着した。
乳房に乳房を感じた。
柔らかかった。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/02/26 07:29
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今日は何の日
1936(昭和11)年2月26日。
『2.26事件』が起きました。
陸軍皇道派の青年将校が、対立してた統制派の打倒と国家改造を目指し……。
約1,500名の部隊を率い、首相官邸などを襲撃したのです。
内大臣(斎藤実)・大蔵大臣(高橋是清)等が殺害され、永田町一帯が占拠されました。
当初、陸軍の首脳部は青年将校たちの行動を容認する姿勢をとってましたが……。
海軍が鎮圧を要求し、天皇も同様の立場をとったため、29日に鎮圧を開始しました。
飛行機から「下士官兵ニ告グ」のビラを撒いて帰順を勧め……。
「今からでも決して遅くはないから、直ちに抵抗をやめて軍旗の下に復帰する様にせよ」と、投降を呼びかけるラジオ放送を行いました。
形勢が不利になったと判断した将校たちは兵を原隊に帰し……。
2名が自決、残りの者が自首して、その日のうちに鎮定されました。
なお、総理大臣の岡田啓介が首相官邸で襲われた顛末は……。
『単独旅行記Ⅲ(96)https://mikikosroom.com/archives/12051650.html』以降で取りあげてます。