2018.2.16(金)

↑「み」
『高崎駅』を出ると、景色は一気にひなびてきます。
まだ『上毛高原駅』の手前です。

↑「み」
『上毛高原駅』です。
雨まで降ってきました。
この後、上越新幹線は、『大清水トンネル』に入ります。

↑「み」
『大清水トンネル』を出ました。
撮影時刻を見たら、16:09分。
すでに、『越後湯沢駅』を過ぎてます。
これが冬だと、景色が激変してるんですけどね。
↓川端康成『雪国』の冒頭。
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国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
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この、「信号所」とは、いったい何でしょう?
調べてみると、現在の『土樽駅』のようです。
『雪国』が書かれたのは、昭和9(1934)年から昭和12(1937)年にかけてだそうです。
「国境の長いトンネル」である『清水トンネル』は、昭和6(1931)年の開通。
トンネルは単線です。
トンネルを出たところに、上下線の行き違いのための「信号所」がありました。
それが、『土樽信号場』です。
本来は駅ではありませんでしたが……。
昭和8(1933)年からは、スキーの季節中に限り、仮乗降場扱いで旅客営業を開始してたそうです。
上記『雪国』の冒頭は、↓に繋がります。
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向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、「駅長さあん、駅長さあん。」明りをさげてゆっくり雪を踏んで来た男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛皮を垂れていた。
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旅客営業をしてたので、「信号所」に駅長がいたわけです。
なお、『土樽信号所』が正式な駅になったのは、昭和16(1941)年1月10日のこと。
『土樽駅』の誕生です。
住所は、新潟県南魚沼郡湯沢町。
現在の『土樽駅』は無人駅ですので、「駅長さん」はいません。

↑現在の『土樽駅』。普通の駅ですね。
『清水トンネル』の反対側を出た駅は、『土合(どあい)駅』。

↑こちらは、かなり強烈。ホームから地上に出るまで、10分くらい階段を上らなくてはならないようです。
住所は、群馬県利根郡みなかみ町です。
まさしく、『清水トンネル』は、「国境の長いトンネル」だったわけです。
といっても、今の上越線の普通列車では、2駅間の所要時間は8分程度です。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2018/02/16 07:33
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昨晩は……
実に久しぶりに、休肝日を実行しました。
間違いなく、今年初です。
おそらく、昨年12月の職場健診の前日、12月7日が最後だったと思います。
2ヶ月と1週間ぶりということです。
夕食で飲んだのは、ノンアルコールビール。
一口目は、物足りなさに「うっ」と思いましたが……。
飲み進めば、さほど気にならなくなります。
でも、さすがにお代わりする気にならないので……。
1本で終わり。
ビール(第3)のときは、必ず2本飲むんですけどね。
で、休肝日完徹の難関は、この後。
夕食を終えるのが、19時半ころ。
寝るのは、20時半です。
胃のためには、食後もう少し長く起きてる方がいいのでしょうが……。
翌朝、3時半に起きて執筆するためには、20時半に寝なければなりません。
で、19時半から20時半までの間も、何か飲むわけです。
普段は、赤ワインを野菜ジュースと無調整豆乳で割ったドリンクです。
ゆうべは、ここから赤ワインを抜いた状態で飲みました。
物足りなさ満点ですが、気がつかないふりをしました。
で、見事、休肝日成功。
コツは、あまり気合いを入れすぎないこと。
淡々と、当たり前のように、「飲まない」という状態で時間をやり過ごすこと。
そして、早寝すること。
ゆうべは、20時半前に寝てしまいました。
でも、お酒が入ってないと、なぜかトイレが近くなるのです。
アルコールの方が、利尿効果がありそうですけどね。
ゆうべは、2回、トイレに起きました。
眠れたので良かったですけど。
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2. 八十郎- 2018/02/16 19:57
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20時半に就寝されるとは、早いですね。
そして3時半に起床執筆とは凄いです。
休肝日、頑張りましたね。
是非読者のためにもお身体だ時にしていただきたいです。
最近カンパリやラムのソーダ割りなんて変なものに嵌ってます。
ライムのリキュールも買い込みました。
やっぱりこれを入れた方が僕は美味しいと思います。
カンパリってなんで少し苦いんだろ?
しかしアルコール分は25%もあるんですね。
料理と合わせるにはちょっと甘いかな。
というところで。
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3. 手羽崎 鶏造- 2018/02/16 22:12
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上越線在来線に乗った経験は、
寝台「あけぼの」が走っていた
時でしょうか。弘前に行くのに、列車ルートは
上越線経由なのでちょっと驚きました。
早朝の日本海が素敵でした。
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4. Mikiko- 2018/02/17 07:44
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八十郎さん&手羽崎鶏造さん
> 八十郎さん
わたしは素面で書くので、逆に云うと、朝しか書けないのです。
目覚ましが鳴るのは3時半ですが……。
健康器具に乗ったり、いろいろやってると、結局、書き始めは4時半になってしまいます。
20時半就寝の習慣で、不便なことは、飲み会ですね。
眠くなっちゃうんですよ。
> 手羽崎鶏造さん
わたしは結局、1度も寝台列車に乗ることはありませんでした。
ま、今からでも、『サンライズ出雲』とかありますけどね。
豪華列車の方は、懐的にとても無理です。
夜明けに列車に乗ってるシーンは、憧れます。