2012.3.3(土)
み「そう言えば、マスミン。
川反って、“川”に“反る”って書くでしょ」

み「あれは、どういうわけ?」
律「え?
そうなの?
“川”の“端(はし)”じゃなくて?」
み「今ごろ、気づいたんかい!」
律「だって、字面なんて見たことなかったもの。
脇に川が流れてたから、てっきり、普通の“川端”だと思ってた」
老「いやいや。
意味はそれで良いのじゃ。
旭川に沿った通りということ。
実際、当初は、“端”の文字が使われてたらしい」
み「なんで漢字が変わったわけ?」
老「昔の秋田城が、千秋公園になってることをご存知かな?」

み「そのくらい知ってるぞ。
今朝、行ってきたもんね」
老「千秋公園は、旭川の東側にあたるじゃろ」
み「えーっと。
地図で云うと、右側だね」

老「旭川の東側、すなわちお城のある側には、武士が住んだんじゃ」
み「ふむふむ」
老「それに対し、旭川の西側には、町人が住んだ。
つまり、旭川の西側は……。
武士から見ると、川の反対側になるわけじゃ。
というわけで、同じ川沿いでも……。
西側には、“川反”の文字が当てられることになったと云うわけじゃ」
み「なるほどー」
律「面白ーい」
そうこう言ってるうちに……。
ツマミが来ました。
店「こちら、“いぶりがっこ”と“比内地鶏の鶏皮せんべい”になります」

み「来た来た~」
律「まー。
美味しそう。
さっそく、“鶏皮せんべい”お返ししますわ。
2枚お取りください」

老「すまんですな。
熱々と替えてもろうて」
み「いいからいいから。
遠慮せずに、食べんしゃい」
老「どこの国の言葉じゃ?」
み「年甲斐も無く遠慮してるから……。
先生、お箸で取ってあげて」
老「さっきから、気になっておりましたが……。
先生というからには、学校の?」

み「そう見えるわけ?」
老「さぞ生徒に慕われとるでしょうな」

↑発想が古い!
み「残念ながら……。
学校の先生ではありません」
老「うーむ。
分かりませんな。
学校じゃないとすると……。
習い事の先生でしょうかの?
お茶とか、お花とか」

み「ま、無理もないけどね。
とてもそうは見えないんだから。
すっとぼけた女に見えて……。
実は、お医者さんなんだよ」
律「すっとぼけたとは何よ」
老「ほー、それはすばらしい。
これほど美人の先生なら、わしも通いたいものじゃ」

み「ブ、ブー。
スケベじじいは、診察室に入れません」
老「なぜじゃ?」
み「産婦人科だもの」

老「あ、なるほど」
み「でも、ここでぶっ倒れたら、ちゃんと診てもらえるから安心して。
お医者さん、すなわち大金持ち。
今日は、この人のおごりだから……。
遠慮無く、鶏皮食べてちょうだい」
律「こら。
そんなこと言ってないでしょ」
み「まさか……。
割り勘にするつもり?」
律「当たり前でしょ」
み「旅に出たときくらい、太っ腹にならない?」

律「旅に出たときくらい、いじましいのやめない?」
み「減らず口め……。
でも、ま、それもそうだ。
マスミン、鶏皮の返済に利息も付けてあげよう。
この、“いぶりがっこ”も、食べていいよ」
老「おぉ。
それはありがたい、と言いたいところじゃが……」
み「なにっ。
わたしの“いぶりがっこ”が、食えぬと言うか?」
老「実は、歯が弱っておりましての」

老「“いぶりがっこ”は、ちと苦手にしておる」
み「なんだー。
情けないな。
でも、それじゃ、無理に勧められないね。
せっかく残ってる歯が、折れたりしたらタイヘン。
わたしの知り合いの予備校講師で……。
おにぎりで歯の欠けた人がいるんだから」

律「あら、お気の毒」
み「毛もない、歯もないで、二重苦だよ」

老「わしはまだ、毛の方はありますぞ」
み「ま、後ろ頭はね」

み「でも、てっぺんは怪しいもんだ。
お店の中でも、帽子被ってるんだから」

老「このスタイルは……。
頭に何か載せてないと、落ち着かんのじゃよ」
バリバリッ。
突然、けたたましい音が響きました。
律子先生が、“いぶりがっこ”を噛む音でした。
律「これは……。
確かに、歯の弱い人には向かないわね」
み「スゴい音出したね。
よーし負けないぞ」
ボリボリッ。
老「おー。
いい音じゃ。
若かりしころは……。
わしの歯も、そんな音を立てたものじゃが」
み「噛み砕いたやつ、あげようか?」
老「いらんわい!」
さて実は……。
“いぶりがっこ”のお味を、みなさんにお伝えするためには……。
実際に食べてみなければならぬと思い、ネットで注文しました。
わたしが買った商品は、これ。

中身を取り出すと……。
こんなふうになってます。

なんと、スライスされた“いぶりがっこ”が……。
1枚1枚、包装されてるんですね。
秋田の人が見たら、呆れるかもしれません。
もちろんネットでも、1本物の“いぶりがっこ”を購入できます。
そっちの方が、お得に決まってますし。
でも……。
もし口に合わなかった場合……。
1本物だと、持て余してしまいますよね。
捨てる気にはなれません。
もし、捨てたりしたら……。
“いぶりがっこ”の呪いで、書けなくなりそうで。

どうしてそんなに、口に合わないことを心配したかと云うと……。
これは、包装裏の写真です。

原材料名を見てください。
「砂糖」が入ってるでしょ。
実は、ネットで探すときも……。
砂糖の入ってない“いぶりがっこ”を探したんです。
でも、ありませんでした。
沢庵に砂糖を入れるのが当たり前の地方では……。
逆に、砂糖の入らない沢庵なんて、あり得ないのかも知れません。
でも、沢庵に砂糖という組み合わせは……。
わたしにとって、あり得ないものでした。
というわけで、割高を承知で、こういうものを買ったわけです。
どうしても口に合わなかったら……。
会社のお昼どきにでも、配るつもりでした。
さて、包装を剥くと、このとおり。

色の濃い沢庵漬けみたいな感じですね。
もちろん、最初からこんなにたくさん剥いたわけじゃありませんよ。
事前に、1枚だけ食べてみたんです。
で、これなら、自分ひとりで食べ切れると思ったわけ。
砂糖から想像された甘みは、ほとんど気になりませんでした。
それでは、普通の沢庵漬けとどう違うかと云うと……。
まさしく、“いぶり”臭いわけです。
なかなか、説明しづらいですが……。
強いて云うと……。
スモークチーズは、チーズにスモークの香りが着いてますよね。

それと一緒で、沢庵漬けにスモークの香りが着いてるって感じです(わからん?)。
さてそれでは、美味しいのか、ということですが……。
……微妙です。
もともと、囲炉裏で燻されるようになったのは……。
秋田の冬の特殊事情によるもの。
大根を、野外で干せないんです。

高湿度と低温で、大根の水分が凍りついちゃうからですね。

で、室内の囲炉裏の上で干されることになった。

燻製にすることが目的じゃなかったわけです。
でも、やってみたところ……。
囲炉裏の煙で、独特の味が着いた。

で、これはこれでイケるんでないの、ということになったんでしょうね。
当然のことながら……。
燻製料理がお好きでない方には……。

食べにくいでしょうね。
わたしにとっては、特に苦手な味ではありませんでした。
ただ……。
普通の沢庵漬けと比べて……。
“いぶりがっこ”の方が美味しい、ってほどではなかったです。
あと、歯ごたえは、かなりなものがあります。
そうとう水分が抜けてる感じですね。
歯の悪い人は、辛いかも。
昔のお年寄りなんて、どうやって食べたんだろうと、不思議です。
ずっとしゃぶってたのかね?
さて、お話を続けます。
店「お待たせしました。
こちら、『きりたんぽ鍋』になります」

↑「秋田川反漁屋酒場」の画像ではありません
み「お~。
来た来た~。
でも、何が『きりたんぽ鍋』に“なった”の?」
律「Mikiちゃん、絡まないの」
み「はいはい。
さて、煮えたかな?」
律「今、火を点けてもらったばかりでしょ!」
み「鍋は、これが面倒くさいよな」
律「大好きって人もいるわよ。
うちの先生にも、ひとり」
み「鍋奉行?」

律「それそれ。
どうやら、Mikiちゃんは違うわけね」
み「わたしは基本的に……。
目の前で調理しながら食べる料理は好きでない」
律「たとえば、どんなのよ?」
み「焼肉とか……」

み「お好み焼きとか」

律「なんでよ?」
み「なんかこう……。
目の前が騒がしくなる感じが、好きくないなぁ」
律「わいわい言いながら食べるのが、楽しいんじゃないの?」
み「人の声が騒がしいっていうよりか……。
雰囲気だね。
目の前で、湯気や煙が上がったりするのが、鬱陶しい」
律「入道崎で『石焼き鍋』、食べたじゃない」

↑『美野幸』の「石焼定食」
み「あ。
そうだった。
ま、あれは、ビジュアル的な面白さがあったからね」

み「『石焼き鍋』は、特別に許す」
律「ほー。
なんやかや言って……。
お料理が苦手だからじゃないの?
煮たり焼いたりする加減がわからないとか」

み「う」
律「しかも、ブッキーだから……。
小皿に取り分けてあげたりするのが、苦手とか?」

み「う」
律「いちいち図星みたいね」
み「とにかくわたしは……。
スタティックな雰囲気で飲みたいの!」
律「こないだ、病院のみんなで、多摩川でバーベキューしたんだけど……」

律「楽しかったわよ」
み「アウトドアは、特に嫌いです」
律「なんでよ?」
み「虫がいる」

み「ビールが温い」

み「トイレが汚い」

律「並べ立てたわね。
なんか、顔が想像できちゃうわ。
バーベキューパーティーで、ひとりだけ仏頂面」

み「そんな顔するかい。
わたしは外面がいいの。
楽しくて仕方ありませんって顔するよ」

み「だから、よけいに疲れるんじゃないのよ」
律「なるほど。
あんたも、いろいろと生き辛そうね」
み「わかる?」
律「わかるけど……。
ビール1杯目で、口説き始めるのは早すぎでしょ。
それより、ほら!
お出汁がいい匂いして来ちゃったわよ。
まだ、何も入れてないじゃない」

↑イメージ(『秋田川反漁屋酒場』の鍋ではありません)
み「順番とか、あるのかな?
なんだ、この葉っぱは?」

み「こいつを、底に敷くのかな」
老「それは、最後じゃ」
み「え?
そうなの?
何、この葉っぱ?
春菊?」

老「セリじゃよ」

み「あ、そう。
芹洋子は、大トリってわけね」

み「じゃ、何から入れよう。
ネギか?」

老「それは、セリの前!」
み「先生……。
いたよここに。
鍋奉行が」

律「お奉行様にお任せしたら?」
み「そうだね。
でも、中身は食わせんぞ」
老「中身が食いたいわけではない。
ま、楽しく食べられたらそれでいいのじゃが……。
美味しいに越したことは無いじゃろ。
鍋物には、入れる順番というものがある。
食材ごとに、煮えやすさが違うのじゃから、一緒に入れて良いわけがない」
み「わかったって。
講釈はいいから、順番教えてちょうだい」
老「その前に、まず、このスープを解説する」

み「せんでいい」
老「頼むから、させてくれ」
律「Mikiちゃん。
お聞きしましょう」
み「はいはい。
じゃ、語っていいよ。
解説、どうぞ」
老「しかし……。
中身ももらえないのに、なんでわしが頼まにゃならんのじゃ。
まぁ、いい。
当然のことながら……。
スープのベースは、比内地鶏のガラで取った出し汁じゃ」

老「そこに、濃口醤油、酒、味醂などを加え、味付けたのが……。
このスープというわけじゃ」

み「ふーん。
ま、普通の醤油ベースのスープってとこだね」
律「透き通って、綺麗ね」
老「さて、具材じゃが……。
当然、煮えにくい順に入れる。
まずは、ゴボウじゃな」

老「ほれ、入れなさい」
み「みんな入れてもいいの?」
老「全投入。
そこに、舞茸と……」

老「比内地鶏を並べる」

老「ほれほれ」
み「急かすで無い!
ブッキーなんだから、落っことすではないか」
律「Mikiちゃん、わたしやるわよ」
み「あ、先生は器用だったね」
老「そしたら、中火で煮立てるわけじゃ。
その後、主役の“きりたんぽ”とネギを加える。
最後、味が染みる直前に、セリを入れる」

老「セリに火が通ったら、完成じゃな」
律「具材は、決まってるんですか?」
老「ま、お好みで入れても構わんが……。
基本的なことを押さえてないと、味が台無しになる」
律「例えば?」
老「比内地鶏が無ければ……。
ブロイラーでも構わん。
しかし……。
魚肉を入れてはダメじゃ。
竹輪など、魚を加工した品もいかん」

み「なんでよ?」
老「風味が変わってしまう。
同じ理由で、人参や椎茸もイカンな」

老「あと、白菜も避けたほうがいい」

律「どうしてです?」
老「甘みと水気が出てしまうでな」
み「けっこう、面倒なんだね」
老「ま、“きりたんぽ鍋”を味わうためには……。
と云うことじゃな。
別の鍋物になっても良いのなら、何を入れてもかまわんじゃろ」
律「そろそろ、“きりたんぽ”、いいんじゃない?」

み「それじゃ、投入します。
よいしょっと。
箸で掴みづらいな。
けっこう重たいんだ」
律「ぶきっちょなんだから。
わたしがやってあげる」
み「ダメー!
投入第1号はわたしなの!」
律「ちょっと!
お箸ぶつけないでちょうだいよ」
み「たちまち起こる剣戟の響きー」

律「よし!
闘争心が湧いてきた。
握力には自信があるんだから。
掴んだら離さないわよ」

み「負けるかー」

老「これ!
お箸で取り合うものじゃありませんぞ」

老「それじゃ、お骨上げじゃ」

み「こうしてやる!」
律「あっ。
お箸刺すなんて、反則!」

律「ふん。
よく考えたら、ひとつのを取り合う必要なんて無いじゃない。
別のを掴んで……。
ひょい。
投入完了ー」
み「ひ、卑怯者ー」
律「わーい、勝った勝った」
老「嘆かわしい……」
律「は!
わたしとしたことが……」
み「今ごろ、地に戻っても遅いわい」
律「ほら、次から、Mikiちゃんでいいから。
箸に刺したやつ、入れなさいよ」
み「ふん。
一番じゃなきゃ、意味ないわい」
律「ダダこねないの」

律「そうだ。
食べるのは、Mikiちゃんが先でいいから」
み「ほんとかー?」
律「ほんとよ」
老「ほれ、早くネギも入れないと、煮崩れてしまいますぞ」
み「せわしない奉行だね。
先生、入れてちょうだい」
律「手伝ってよ」
み「生ネギは、臭いが苦手じゃ。
箸に臭いが移る」
律「取り箸使えばいいじゃないの」

み「持ちづらそうなんだもん」
律「そもそもあなた、箸の持ち方が間違ってるじゃないの。
なんでお箸を、ぴったり揃えて持つのよ」

み「箸の間に中指を入れなきゃ、使いづらいでしょうが」

み「股に指を突っこむなんて、下品な持ち方はできまへん」
律「お母さんに直されなかったの?」
み「頑固で、どうしても直さなかったそう」

律「なんとなく、想像できるわね」
さて、カウンターの上は、いよいよ佳境となるところでありますが……。
ここで、ひとまず中断し……。
特別レポート「秋田の日・きりたんぽ鍋」をお送りします。
実は先日、母が、関西方面(大阪・伊勢)へ旅行に行きました。
3泊4日の旅です。
その間、もちろん、家にはわたしひとり。
夕ご飯を作ってくれる人はいません。
で、3日のうち2日は……。
仕事が終わってから自炊する気になれなかったので……。
コンビニ弁当を買って帰りました。

でも、最後の1日は土曜日でした。
なので、久しぶりに料理をしてみることに!
で、思い立ったのが、秋田です。
秋田料理に舌鼓を打ちつつ……。
しかも、コメントにも載せられる!
一石二鳥ではないですか~。
というわけで……。
当日は、「秋田の日」と銘打ち、秋田料理に挑戦することにしたのです。
と言っても……。
『石焼き鍋』を作ることは、不可能です。

もう書き終わったシーンだし。
やっぱ、これからの場面に使える料理となりますよね。
となれば当然、『きりたんぽ鍋』です。
でも、新潟のスーパーに、“きりたんぽ”や比内地鶏が並んでるとは思えません。
材料を買いそろえるのは、困難でしょう。
で、ネットを探したところ……。
ありました。
『きりたんぽ鍋』セット。

しかし……。
その具材の写真を見てるうち……。

めんどくさくなってしまいました。
そもそも、この暑い時期に……。
鍋は、いまいち魅力的じゃありません。
ヘタすると、もうもうたる湯気の中……。

熱中症で倒れる危険性もあります。

もっと手軽にできる鍋はないだろうか?
ということで、探してみたら……。
ありました!

レンジでチンするだけで、『きりたんぽ鍋』ができるんです。

入ってるのは、これだけ。

プラスチックの鍋と……。
具材入りスープ。
白いのが、“きりたんぽ”。
で、このプラ鍋に、スープと“きりたんぽ”を入れ……。
レンジで8分加熱するだけ。
実に簡単です。
アホでも出来ます。

なにより、暑苦しくない。
さて、「秋田の日」と銘打ったからには……。
秋田料理が、まだありますよ。
これです。

すでにご紹介しました、“いぶりがっこ”ですねー。
というわけで、『きりたんぽ鍋』と、『いぶりがっこ』。
この2点が、本日のメイン料理ですが……。
さすがに、これだけでは寂しすぎます。
ということで、更にサブディッシュを用意しました。
まずは、これ。

ホッケです。
秋田からは、ちょっと北にずれて……。
北海道方面になりますが……。
美味しそうだったので、買ってしまいました。

↑生前の姿
ホッケは、好物なんです。
東京に住んでたときは……。
居酒屋に行くと、かなりの頻度で注文してました。

安い、ウマい、デカい。
三拍子そろってましたから。
ひとつのお皿を、友達とつついて食べたものです。
ということで、懐かしさから……。
「秋田の日」に、なぜかホッケということになりました。
秋田でも、きっと獲れるだろうし……。
あながち間違いってわけじゃないよね?
さて、今回のホッケですが……。
生ではありません。

すでに焼いてありました。
魚を焼くのは暑苦しいし……。

↑これはサンマ
なにより、失敗の可能性が高いのでね。

↑これもサンマ
そう言えば、こないだの『COOL JAPAN』で、料理グッズの特集をやってました。

その中に、レンジで焼き魚を作れる紙パックが出てきました。

これを先に見てたら……。
生魚に挑戦したんですけどね。
残念です。

ということで今回は……。
焼き冷ましの魚を、温めるためだけにレンジを使います。
さらに、この日は、空腹状態でスーパーに行ったので……。
まだまだ足りない気がしました。
そこで購入したのが、これ。
厚揚げです。

厚揚げも……。
秋田にあるよね?
ということで、「秋田の日」のサブディッシュとして、許可!
これも、レンジでチンするだけです。
お手軽ですね~。
包丁で切って、お醤油をかけて出来上がり。

でも、一味加え……。
梅たたきを添えました。

これは、母の作りおきです。
さて、これだけあればお腹いっぱい間違いなしなんですが……。
ふと、気づきました。
野菜ものが……、無い。
あ、“いぶりがっこ”はありますけど……。

色がね。
やっぱ、健康のためには、緑色の野菜を摂るべきでしょう。
ということで、きゅうりの漬物を買いました。
1本もののきゅうりが、3本入ってました。
これを、包丁で切って、豪快に大皿に盛り付けます。
でん!

これで、すべての料理が完成です。
じゃ~ん。
本日の、フルコ~ス。

わたしの手が加わったのは……。
厚揚げときゅうりを切っただけですが……。
一手間かけると、やっぱり見栄えが違いますね。
心づくしが、目に見えるようです。
さて、この料理に添えるお酒ですが……。
実は、秋田のものを用意してあったんです。
↑の写真の、缶ビールの隣に見えますね。

でも、この日は、ものすごく暑かったうえ……。
風呂上りにバタバタ調理して、すっかり汗をかいてしまいました。
ということで、飲み物はビールに変更。
日本酒レポートは、また別の機会に書くことにします。
川反って、“川”に“反る”って書くでしょ」

み「あれは、どういうわけ?」
律「え?
そうなの?
“川”の“端(はし)”じゃなくて?」
み「今ごろ、気づいたんかい!」
律「だって、字面なんて見たことなかったもの。
脇に川が流れてたから、てっきり、普通の“川端”だと思ってた」
老「いやいや。
意味はそれで良いのじゃ。
旭川に沿った通りということ。
実際、当初は、“端”の文字が使われてたらしい」
み「なんで漢字が変わったわけ?」
老「昔の秋田城が、千秋公園になってることをご存知かな?」

み「そのくらい知ってるぞ。
今朝、行ってきたもんね」
老「千秋公園は、旭川の東側にあたるじゃろ」
み「えーっと。
地図で云うと、右側だね」

老「旭川の東側、すなわちお城のある側には、武士が住んだんじゃ」
み「ふむふむ」
老「それに対し、旭川の西側には、町人が住んだ。
つまり、旭川の西側は……。
武士から見ると、川の反対側になるわけじゃ。
というわけで、同じ川沿いでも……。
西側には、“川反”の文字が当てられることになったと云うわけじゃ」
み「なるほどー」
律「面白ーい」
そうこう言ってるうちに……。
ツマミが来ました。
店「こちら、“いぶりがっこ”と“比内地鶏の鶏皮せんべい”になります」

み「来た来た~」
律「まー。
美味しそう。
さっそく、“鶏皮せんべい”お返ししますわ。
2枚お取りください」

老「すまんですな。
熱々と替えてもろうて」
み「いいからいいから。
遠慮せずに、食べんしゃい」
老「どこの国の言葉じゃ?」
み「年甲斐も無く遠慮してるから……。
先生、お箸で取ってあげて」
老「さっきから、気になっておりましたが……。
先生というからには、学校の?」

み「そう見えるわけ?」
老「さぞ生徒に慕われとるでしょうな」

↑発想が古い!
み「残念ながら……。
学校の先生ではありません」
老「うーむ。
分かりませんな。
学校じゃないとすると……。
習い事の先生でしょうかの?
お茶とか、お花とか」

み「ま、無理もないけどね。
とてもそうは見えないんだから。
すっとぼけた女に見えて……。
実は、お医者さんなんだよ」
律「すっとぼけたとは何よ」
老「ほー、それはすばらしい。
これほど美人の先生なら、わしも通いたいものじゃ」

み「ブ、ブー。
スケベじじいは、診察室に入れません」
老「なぜじゃ?」
み「産婦人科だもの」

老「あ、なるほど」
み「でも、ここでぶっ倒れたら、ちゃんと診てもらえるから安心して。
お医者さん、すなわち大金持ち。
今日は、この人のおごりだから……。
遠慮無く、鶏皮食べてちょうだい」
律「こら。
そんなこと言ってないでしょ」
み「まさか……。
割り勘にするつもり?」
律「当たり前でしょ」
み「旅に出たときくらい、太っ腹にならない?」

律「旅に出たときくらい、いじましいのやめない?」
み「減らず口め……。
でも、ま、それもそうだ。
マスミン、鶏皮の返済に利息も付けてあげよう。
この、“いぶりがっこ”も、食べていいよ」
老「おぉ。
それはありがたい、と言いたいところじゃが……」
み「なにっ。
わたしの“いぶりがっこ”が、食えぬと言うか?」
老「実は、歯が弱っておりましての」

老「“いぶりがっこ”は、ちと苦手にしておる」
み「なんだー。
情けないな。
でも、それじゃ、無理に勧められないね。
せっかく残ってる歯が、折れたりしたらタイヘン。
わたしの知り合いの予備校講師で……。
おにぎりで歯の欠けた人がいるんだから」

律「あら、お気の毒」
み「毛もない、歯もないで、二重苦だよ」

老「わしはまだ、毛の方はありますぞ」
み「ま、後ろ頭はね」

み「でも、てっぺんは怪しいもんだ。
お店の中でも、帽子被ってるんだから」

老「このスタイルは……。
頭に何か載せてないと、落ち着かんのじゃよ」
バリバリッ。
突然、けたたましい音が響きました。
律子先生が、“いぶりがっこ”を噛む音でした。
律「これは……。
確かに、歯の弱い人には向かないわね」
み「スゴい音出したね。
よーし負けないぞ」
ボリボリッ。
老「おー。
いい音じゃ。
若かりしころは……。
わしの歯も、そんな音を立てたものじゃが」
み「噛み砕いたやつ、あげようか?」
老「いらんわい!」
さて実は……。
“いぶりがっこ”のお味を、みなさんにお伝えするためには……。
実際に食べてみなければならぬと思い、ネットで注文しました。
わたしが買った商品は、これ。

中身を取り出すと……。
こんなふうになってます。

なんと、スライスされた“いぶりがっこ”が……。
1枚1枚、包装されてるんですね。
秋田の人が見たら、呆れるかもしれません。
もちろんネットでも、1本物の“いぶりがっこ”を購入できます。
そっちの方が、お得に決まってますし。
でも……。
もし口に合わなかった場合……。
1本物だと、持て余してしまいますよね。
捨てる気にはなれません。
もし、捨てたりしたら……。
“いぶりがっこ”の呪いで、書けなくなりそうで。

どうしてそんなに、口に合わないことを心配したかと云うと……。
これは、包装裏の写真です。

原材料名を見てください。
「砂糖」が入ってるでしょ。
実は、ネットで探すときも……。
砂糖の入ってない“いぶりがっこ”を探したんです。
でも、ありませんでした。
沢庵に砂糖を入れるのが当たり前の地方では……。
逆に、砂糖の入らない沢庵なんて、あり得ないのかも知れません。
でも、沢庵に砂糖という組み合わせは……。
わたしにとって、あり得ないものでした。
というわけで、割高を承知で、こういうものを買ったわけです。
どうしても口に合わなかったら……。
会社のお昼どきにでも、配るつもりでした。
さて、包装を剥くと、このとおり。

色の濃い沢庵漬けみたいな感じですね。
もちろん、最初からこんなにたくさん剥いたわけじゃありませんよ。
事前に、1枚だけ食べてみたんです。
で、これなら、自分ひとりで食べ切れると思ったわけ。
砂糖から想像された甘みは、ほとんど気になりませんでした。
それでは、普通の沢庵漬けとどう違うかと云うと……。
まさしく、“いぶり”臭いわけです。
なかなか、説明しづらいですが……。
強いて云うと……。
スモークチーズは、チーズにスモークの香りが着いてますよね。

それと一緒で、沢庵漬けにスモークの香りが着いてるって感じです(わからん?)。
さてそれでは、美味しいのか、ということですが……。
……微妙です。
もともと、囲炉裏で燻されるようになったのは……。
秋田の冬の特殊事情によるもの。
大根を、野外で干せないんです。

高湿度と低温で、大根の水分が凍りついちゃうからですね。

で、室内の囲炉裏の上で干されることになった。

燻製にすることが目的じゃなかったわけです。
でも、やってみたところ……。
囲炉裏の煙で、独特の味が着いた。

で、これはこれでイケるんでないの、ということになったんでしょうね。
当然のことながら……。
燻製料理がお好きでない方には……。

食べにくいでしょうね。
わたしにとっては、特に苦手な味ではありませんでした。
ただ……。
普通の沢庵漬けと比べて……。
“いぶりがっこ”の方が美味しい、ってほどではなかったです。
あと、歯ごたえは、かなりなものがあります。
そうとう水分が抜けてる感じですね。
歯の悪い人は、辛いかも。
昔のお年寄りなんて、どうやって食べたんだろうと、不思議です。
ずっとしゃぶってたのかね?
さて、お話を続けます。
店「お待たせしました。
こちら、『きりたんぽ鍋』になります」

↑「秋田川反漁屋酒場」の画像ではありません
み「お~。
来た来た~。
でも、何が『きりたんぽ鍋』に“なった”の?」
律「Mikiちゃん、絡まないの」
み「はいはい。
さて、煮えたかな?」
律「今、火を点けてもらったばかりでしょ!」
み「鍋は、これが面倒くさいよな」
律「大好きって人もいるわよ。
うちの先生にも、ひとり」
み「鍋奉行?」

律「それそれ。
どうやら、Mikiちゃんは違うわけね」
み「わたしは基本的に……。
目の前で調理しながら食べる料理は好きでない」
律「たとえば、どんなのよ?」
み「焼肉とか……」

み「お好み焼きとか」

律「なんでよ?」
み「なんかこう……。
目の前が騒がしくなる感じが、好きくないなぁ」
律「わいわい言いながら食べるのが、楽しいんじゃないの?」
み「人の声が騒がしいっていうよりか……。
雰囲気だね。
目の前で、湯気や煙が上がったりするのが、鬱陶しい」
律「入道崎で『石焼き鍋』、食べたじゃない」

↑『美野幸』の「石焼定食」
み「あ。
そうだった。
ま、あれは、ビジュアル的な面白さがあったからね」

み「『石焼き鍋』は、特別に許す」
律「ほー。
なんやかや言って……。
お料理が苦手だからじゃないの?
煮たり焼いたりする加減がわからないとか」

み「う」
律「しかも、ブッキーだから……。
小皿に取り分けてあげたりするのが、苦手とか?」

み「う」
律「いちいち図星みたいね」
み「とにかくわたしは……。
スタティックな雰囲気で飲みたいの!」
律「こないだ、病院のみんなで、多摩川でバーベキューしたんだけど……」

律「楽しかったわよ」
み「アウトドアは、特に嫌いです」
律「なんでよ?」
み「虫がいる」

み「ビールが温い」

み「トイレが汚い」

律「並べ立てたわね。
なんか、顔が想像できちゃうわ。
バーベキューパーティーで、ひとりだけ仏頂面」

み「そんな顔するかい。
わたしは外面がいいの。
楽しくて仕方ありませんって顔するよ」

み「だから、よけいに疲れるんじゃないのよ」
律「なるほど。
あんたも、いろいろと生き辛そうね」
み「わかる?」
律「わかるけど……。
ビール1杯目で、口説き始めるのは早すぎでしょ。
それより、ほら!
お出汁がいい匂いして来ちゃったわよ。
まだ、何も入れてないじゃない」

↑イメージ(『秋田川反漁屋酒場』の鍋ではありません)
み「順番とか、あるのかな?
なんだ、この葉っぱは?」

み「こいつを、底に敷くのかな」
老「それは、最後じゃ」
み「え?
そうなの?
何、この葉っぱ?
春菊?」

老「セリじゃよ」

み「あ、そう。
芹洋子は、大トリってわけね」

み「じゃ、何から入れよう。
ネギか?」

老「それは、セリの前!」
み「先生……。
いたよここに。
鍋奉行が」

律「お奉行様にお任せしたら?」
み「そうだね。
でも、中身は食わせんぞ」
老「中身が食いたいわけではない。
ま、楽しく食べられたらそれでいいのじゃが……。
美味しいに越したことは無いじゃろ。
鍋物には、入れる順番というものがある。
食材ごとに、煮えやすさが違うのじゃから、一緒に入れて良いわけがない」
み「わかったって。
講釈はいいから、順番教えてちょうだい」
老「その前に、まず、このスープを解説する」

み「せんでいい」
老「頼むから、させてくれ」
律「Mikiちゃん。
お聞きしましょう」
み「はいはい。
じゃ、語っていいよ。
解説、どうぞ」
老「しかし……。
中身ももらえないのに、なんでわしが頼まにゃならんのじゃ。
まぁ、いい。
当然のことながら……。
スープのベースは、比内地鶏のガラで取った出し汁じゃ」

老「そこに、濃口醤油、酒、味醂などを加え、味付けたのが……。
このスープというわけじゃ」

み「ふーん。
ま、普通の醤油ベースのスープってとこだね」
律「透き通って、綺麗ね」
老「さて、具材じゃが……。
当然、煮えにくい順に入れる。
まずは、ゴボウじゃな」

老「ほれ、入れなさい」
み「みんな入れてもいいの?」
老「全投入。
そこに、舞茸と……」

老「比内地鶏を並べる」

老「ほれほれ」
み「急かすで無い!
ブッキーなんだから、落っことすではないか」
律「Mikiちゃん、わたしやるわよ」
み「あ、先生は器用だったね」
老「そしたら、中火で煮立てるわけじゃ。
その後、主役の“きりたんぽ”とネギを加える。
最後、味が染みる直前に、セリを入れる」

老「セリに火が通ったら、完成じゃな」
律「具材は、決まってるんですか?」
老「ま、お好みで入れても構わんが……。
基本的なことを押さえてないと、味が台無しになる」
律「例えば?」
老「比内地鶏が無ければ……。
ブロイラーでも構わん。
しかし……。
魚肉を入れてはダメじゃ。
竹輪など、魚を加工した品もいかん」

み「なんでよ?」
老「風味が変わってしまう。
同じ理由で、人参や椎茸もイカンな」

老「あと、白菜も避けたほうがいい」

律「どうしてです?」
老「甘みと水気が出てしまうでな」
み「けっこう、面倒なんだね」
老「ま、“きりたんぽ鍋”を味わうためには……。
と云うことじゃな。
別の鍋物になっても良いのなら、何を入れてもかまわんじゃろ」
律「そろそろ、“きりたんぽ”、いいんじゃない?」

み「それじゃ、投入します。
よいしょっと。
箸で掴みづらいな。
けっこう重たいんだ」
律「ぶきっちょなんだから。
わたしがやってあげる」
み「ダメー!
投入第1号はわたしなの!」
律「ちょっと!
お箸ぶつけないでちょうだいよ」
み「たちまち起こる剣戟の響きー」

律「よし!
闘争心が湧いてきた。
握力には自信があるんだから。
掴んだら離さないわよ」

み「負けるかー」

老「これ!
お箸で取り合うものじゃありませんぞ」

老「それじゃ、お骨上げじゃ」

み「こうしてやる!」
律「あっ。
お箸刺すなんて、反則!」

律「ふん。
よく考えたら、ひとつのを取り合う必要なんて無いじゃない。
別のを掴んで……。
ひょい。
投入完了ー」
み「ひ、卑怯者ー」
律「わーい、勝った勝った」
老「嘆かわしい……」
律「は!
わたしとしたことが……」
み「今ごろ、地に戻っても遅いわい」
律「ほら、次から、Mikiちゃんでいいから。
箸に刺したやつ、入れなさいよ」
み「ふん。
一番じゃなきゃ、意味ないわい」
律「ダダこねないの」

律「そうだ。
食べるのは、Mikiちゃんが先でいいから」
み「ほんとかー?」
律「ほんとよ」
老「ほれ、早くネギも入れないと、煮崩れてしまいますぞ」
み「せわしない奉行だね。
先生、入れてちょうだい」
律「手伝ってよ」
み「生ネギは、臭いが苦手じゃ。
箸に臭いが移る」
律「取り箸使えばいいじゃないの」

み「持ちづらそうなんだもん」
律「そもそもあなた、箸の持ち方が間違ってるじゃないの。
なんでお箸を、ぴったり揃えて持つのよ」

み「箸の間に中指を入れなきゃ、使いづらいでしょうが」

み「股に指を突っこむなんて、下品な持ち方はできまへん」
律「お母さんに直されなかったの?」
み「頑固で、どうしても直さなかったそう」

律「なんとなく、想像できるわね」
さて、カウンターの上は、いよいよ佳境となるところでありますが……。
ここで、ひとまず中断し……。
特別レポート「秋田の日・きりたんぽ鍋」をお送りします。
実は先日、母が、関西方面(大阪・伊勢)へ旅行に行きました。
3泊4日の旅です。
その間、もちろん、家にはわたしひとり。
夕ご飯を作ってくれる人はいません。
で、3日のうち2日は……。
仕事が終わってから自炊する気になれなかったので……。
コンビニ弁当を買って帰りました。

でも、最後の1日は土曜日でした。
なので、久しぶりに料理をしてみることに!
で、思い立ったのが、秋田です。
秋田料理に舌鼓を打ちつつ……。
しかも、コメントにも載せられる!
一石二鳥ではないですか~。
というわけで……。
当日は、「秋田の日」と銘打ち、秋田料理に挑戦することにしたのです。
と言っても……。
『石焼き鍋』を作ることは、不可能です。

もう書き終わったシーンだし。
やっぱ、これからの場面に使える料理となりますよね。
となれば当然、『きりたんぽ鍋』です。
でも、新潟のスーパーに、“きりたんぽ”や比内地鶏が並んでるとは思えません。
材料を買いそろえるのは、困難でしょう。
で、ネットを探したところ……。
ありました。
『きりたんぽ鍋』セット。

しかし……。
その具材の写真を見てるうち……。

めんどくさくなってしまいました。
そもそも、この暑い時期に……。
鍋は、いまいち魅力的じゃありません。
ヘタすると、もうもうたる湯気の中……。

熱中症で倒れる危険性もあります。

もっと手軽にできる鍋はないだろうか?
ということで、探してみたら……。
ありました!

レンジでチンするだけで、『きりたんぽ鍋』ができるんです。

入ってるのは、これだけ。

プラスチックの鍋と……。
具材入りスープ。
白いのが、“きりたんぽ”。
で、このプラ鍋に、スープと“きりたんぽ”を入れ……。
レンジで8分加熱するだけ。
実に簡単です。
アホでも出来ます。

なにより、暑苦しくない。
さて、「秋田の日」と銘打ったからには……。
秋田料理が、まだありますよ。
これです。

すでにご紹介しました、“いぶりがっこ”ですねー。
というわけで、『きりたんぽ鍋』と、『いぶりがっこ』。
この2点が、本日のメイン料理ですが……。
さすがに、これだけでは寂しすぎます。
ということで、更にサブディッシュを用意しました。
まずは、これ。

ホッケです。
秋田からは、ちょっと北にずれて……。
北海道方面になりますが……。
美味しそうだったので、買ってしまいました。

↑生前の姿
ホッケは、好物なんです。
東京に住んでたときは……。
居酒屋に行くと、かなりの頻度で注文してました。

安い、ウマい、デカい。
三拍子そろってましたから。
ひとつのお皿を、友達とつついて食べたものです。
ということで、懐かしさから……。
「秋田の日」に、なぜかホッケということになりました。
秋田でも、きっと獲れるだろうし……。
あながち間違いってわけじゃないよね?
さて、今回のホッケですが……。
生ではありません。

すでに焼いてありました。
魚を焼くのは暑苦しいし……。

↑これはサンマ
なにより、失敗の可能性が高いのでね。

↑これもサンマ
そう言えば、こないだの『COOL JAPAN』で、料理グッズの特集をやってました。

その中に、レンジで焼き魚を作れる紙パックが出てきました。

これを先に見てたら……。
生魚に挑戦したんですけどね。
残念です。

ということで今回は……。
焼き冷ましの魚を、温めるためだけにレンジを使います。
さらに、この日は、空腹状態でスーパーに行ったので……。
まだまだ足りない気がしました。
そこで購入したのが、これ。
厚揚げです。

厚揚げも……。
秋田にあるよね?
ということで、「秋田の日」のサブディッシュとして、許可!
これも、レンジでチンするだけです。
お手軽ですね~。
包丁で切って、お醤油をかけて出来上がり。

でも、一味加え……。
梅たたきを添えました。

これは、母の作りおきです。
さて、これだけあればお腹いっぱい間違いなしなんですが……。
ふと、気づきました。
野菜ものが……、無い。
あ、“いぶりがっこ”はありますけど……。

色がね。
やっぱ、健康のためには、緑色の野菜を摂るべきでしょう。
ということで、きゅうりの漬物を買いました。
1本もののきゅうりが、3本入ってました。
これを、包丁で切って、豪快に大皿に盛り付けます。
でん!

これで、すべての料理が完成です。
じゃ~ん。
本日の、フルコ~ス。

わたしの手が加わったのは……。
厚揚げときゅうりを切っただけですが……。
一手間かけると、やっぱり見栄えが違いますね。
心づくしが、目に見えるようです。
さて、この料理に添えるお酒ですが……。
実は、秋田のものを用意してあったんです。
↑の写真の、缶ビールの隣に見えますね。

でも、この日は、ものすごく暑かったうえ……。
風呂上りにバタバタ調理して、すっかり汗をかいてしまいました。
ということで、飲み物はビールに変更。
日本酒レポートは、また別の機会に書くことにします。











![[官能小説] 熟女の園](https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/3/e/3e07a9c3.gif)





































































































