2012.3.3(土)
これは、第523回から第527回までのコメント欄で連載した、「大分に行こう!・精算編(ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅣ~ⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅩⅧ)」をまとめたものです。
「高知に行こう!(Ⅳ)」からの続きになります。
◆3月22日(月曜日)【3日目】------------コメント429~450
さて、「大分に行こう!」の精算に掛かりましょう。
旅程としては、「高知に行こう!」から続く、3日目になります。
高知県の宿毛を発ったフェリーは、大分県の佐伯に入港。
「大分に行こう!」での精算は、フェリーを下りてから。
フェリーの佐伯着は、10:10。
フェリーでは、船酔いした挙げ句……。
せっかくの朝ご飯で、小間物屋を開店しちゃいました。
で、下船早々、「レストラン・フェリー」で、早い昼食を摂ることに。
変わったお店でしたよね。
レストランを名乗りながら、「上がり座敷」がありました。
でも、味の方は良好でした。
ま、港町のシーフードチャンポンが、美味しくないわけありませんけど。
750円。
2人で、1,500円。
JRの佐伯駅までは歩きます。
徒歩10分。
腹ごなしにはちょうどいい。
佐伯駅からは、JR九州の特急「にちりん」8号に乗車。
行き先は、湯の町「別府」です。
11:14「佐伯」発→12:19「別府」着(1時間5分)。
乗車券が、1,430円。
特急券が、920円。
計、2,350円。
2人で、4,700円。
別府駅からは、亀の井バスの「定期観光バス・別府地獄巡り」に乗車しました。
13:00「別府駅」発→15:30「別府駅」着(2時間30分)。
3,600円。
2人で、7,200円。
地獄の巡り順は、以下のとおりになります。
海地獄
鬼石坊主地獄
山地獄
かまど地獄
鬼山地獄
白池地獄
血の池地獄
竜巻地獄
戻ってきた別府駅で、JR九州・日豊本線の普通電車に乗車。
行き先は、ひとつ隣の「別府大学」。
15:41「別府」発→15:45「別府大学」着(4分)。
200円。
2人で、400円。
ここでは、“湯の町・別府”を満喫するため……。
「別府海浜砂湯」に行きました。
入浴料、1,000円。
コインロッカー、100円。
タオルは、手持ちのものを使いました(ここで買うと、250円です)。
計、1,100円。
2人で、2,200円。
再び、「別府大学」から「別府」まで、日豊本線で戻ります。
16:57「別府大学」発→17:01「別府」着(4分)。
200円。
2人で、400円。
別府駅西口から、またまた亀の井バスに乗車です。
といっても、観光バスではなく、路線バス。
行き先は、「スギノイパレス」。
17:10「別府駅西口」発→17:24「スギノイパレス」着(14分)。
250円(くらい。亀の井バスのホームページでは、料金を検索できませんでした)。
2人で500円。
この日の宿は、アミューズメント施設「スギノイパレス」に隣接する「杉乃井ホテル」。
「2名様で♪広~い和洋室プラン」というのを利用。
バイキングの夕食と朝食が付いて、1人12,000。
2人で、24,000円。
レストラン「Seeds」があまりに広くて、迷子になっちゃいましたよね。
棚湯、面白かったな~。
面白すぎて、のぼせちゃいましたけど。
さて、3日目の合計額は……。
40,900円。
おぉ、まずまずに収まったじゃない。
と思ったら、前半の「高知に行こう!」分があったんですね。
フェリー乗船までの前半は、11,000円。
結局、3日目の合計は、51,900円。
やっぱ、5万円コースになっちゃっいました。
ま、「杉の井ホテル」奢ったんだから、仕方ないよね。
◆3月23日(火曜日)【4日目】------------コメント451~490
「杉の井ホテル」での朝食は、宿代に込みです。
チェックアウトし、亀の井バスで別府駅へ。
8:05「スギノイパレス」発→8:19「別府駅西口」着(14分)。
250円。
2人で、500円。
別府駅からは、またまた亀の井バスに乗ります。
観光バスの「メルヘン号」。
「日本一の大吊橋とくじゅう高原冬景色コース」。
別府駅を発ち、別府駅に戻るコースですが……。
帰りは、由布院で下車します。
行程は、『九重“夢”大吊橋→花山酔→やまなみ牧場→湯布院』。
8:55「別府駅」発→14:30「湯布院駅前バスセンター」着(5時間35分)。
5,400円。
2人で、10,800円。
花山酔での昼食代も、バス料金に含まれてます。
「九重“夢”大吊橋」、怖かった……。
「やまなみハイウェイ」は、日本とは思えなかった。
「九重やまなみ牧場」の、ウサちゃんは、超キュ~ト。
さて、早春の九重高原を満喫し、バスは由布院に着きました。
ここでまず利用したのが、「由布院チッキ」。
由布院駅前にあり、荷物を本日のお宿に届けてくれるサービスです。
手ぶらで由布院の街を散策できるってわけですね。
荷物は、個数で計算。
1個だと、500円。
わたしたちは、2個だったので……。
800円でした。
ちなみに、3個だと1,000円。
4個以上なら、1個あたり300円になります。
グループ旅行の方は、お得ですね。
さて、身軽になったわたしたちは、「湯の坪街道」をのんびり散策。
まず入ったのが、「由布院トリックアート迷宮館」。
入館料は、700円。
2人で、1,400円。
この後、「藍づくし やす形」に寄り、ランチョンマットを購入(1,575円~)。
さらに、「醤油屋本店」では、美弥ちゃんが「かぼす蜂蜜醤油(650円)」、わたしが「ゆずこしょう(450円)」を購入しました。
が、例によって、お土産は旅費から除外します。
「湯の坪街道」の中程に、「湯の坪横丁」というテーマパークみたいな施設がありました。
ここで、ドクターフィッシュによる「フィッシュスパ」を初体験。
料金は、1,000円。
2人で、2,000円。
「金鱗湖」という、大層な名前の“池”を見たあと……。
「マルク・シャガール ゆふいん金鱗湖美術館」に寄ります。
入館料、600円。
2人で、1,200円。
その後、金鱗湖のほとりにある、「鍵屋」というお店に寄りました。
由布院御三家のひとつ、「亀の井別荘」が営む土産物屋です。
宿は、1泊1人5万円くらいするので、とっても泊まれません。
泊まれない人でも、この「鍵屋」に寄れば、旅館で使われてるグッズなどを入手することができるんです。
わたしは、乾癬に効くという「馬油石鹸」を購入(1,260円)しますが……。
例によって、旅費には含めません。
宿は、由布院駅近くに取ってあり……。
金鱗湖からは、少し距離があります。
歩き疲れて思案するわたしたちの前に現れたのが……。
シンデレラの馬車……ならぬ、人力車でした。
「えびす屋」という、全国チェーンの会社組織が運営する車屋さん。
料金は、区画ごとの計算。
1区画は、約1キロ。
1人2,000円。
2人だと3,000円です。
駅前まで行っちゃうと、1区画じゃ足が出ます。
ケチって、1区画分だけ乗ることにしました。
なので、3,000円ね。
街道を外れた、春の道。
菜の花が咲いてました。
あのニイちゃん、おもろかったよね。
さ~て、本日のお宿ですが……。
昨日の、大リゾート「杉の井ホテル」とは対極にある宿。
なにしろ、とっくに帰ってるはずの旅程を伸ばしてるので……。
極度に緊縮モードになってます。
政府なら、国債発行するだけで、資金調達できるのになぁ。
だれか、Mikiko債、買ってくれんかのぅ。
さて、そのお宿は、「貸別荘 とくなが荘」。
キャッチフレーズは、“ゆふいんで1番安い宿”。
もう、ここしかないでしょ。
外観を見て、さすがにビビりましたが……。
「ゆふいんチッキ」で荷物を送ってあるので……。
回れ右するわけには行きません。
意を決して入ってみると……。
そこには、地獄の奪衣婆が……。
と思いきや、元気な若女将に迎えられました。
部屋の説明を聞くと……。
一番安い部屋は、旧館にあり……。
1泊3,100円だそうです。
ほとんど、“ドヤ”の値段ですね。
でも話を聞くと、女性にとっては、あまりにも過酷な環境でした。
隣室との仕切りは、フスマ1枚。
もちろん、鍵なんかありません。
玄関にすら、鍵が掛からないんですから。
ほとんど、“さぁ殺せ”状態。
女将ですら、この部屋は女性には勧められないと言ってました。
次に安い部屋は、新館で、1泊3,600円。
こっちは、部屋は独立してて、鍵は掛かるそうですけど……。
玄関・トイレなどは共同。
ま、昔の下宿屋みたいな感じでしょうね。
結局、女将に勧められたのが、“離れ”でした。
そんな部屋があるなら早く言ってくれよ、って感じでしたね。
高いと脅されビビりましたが……。
1泊、5,000円でした。
1人5,000円じゃありませんよ。
1棟で5,000円です。
1人頭、2,500円だぜ。
さすが、“ゆふいんで1番安い宿”。
というわけで……。
本日の宿代は、5,000円ポッキリ。
さて、夕食の前にお風呂に入りたかったんですが……。
「とくなが荘」のお風呂は、別棟になっており……。
ほぼ、掘っ立て小屋のような構造。
“さぁ覗け”状態。
というわけで、人力車を降りたところで見かけた、日帰り入浴施設に向かいます。
施設の名は、「クアージュゆふいん」。
市営の施設です。
混浴エリアでは、水着を着用しなきゃなりません。
もちろん、裸で入れる男女別の内湯もあります。
料金は、貸水着が付いて、800円。
2人で、1,600円。
で、この日のお夕食。
“離れ”にコンロがあったので、惣菜を買って来て、お部屋で食べることにしました。
お風呂帰りに、「グルメシティ湯布院店」で買い出しです。
ビールは第3のビールではなく、本物のビールをおごっちゃいました。
新鮮なお刺身と油揚げで、「Mikikoちゃん焼き」を作りましたね。
ビールと総菜類、〆ていくらくらいでしょうか?
ま、全部で5,000円あれば……。
なんとか、足りるでしょ。
というわけで、4日目の合計額は……。
31,300です。
や、安い!。
やっぱり宿代を節約すると、大きく違いますね。
◆3月24日(水曜日)【5日目】------------コメント491~518
さて、最終日です。
若女将の笑顔に送られ、「とくなが荘」を元気に出発。
朝食は、女将に教えられた喫茶店(?)で摂ることに。
ここも、変わったお店でした。
喫茶店にもかかわらず……。
強烈なメニューが並んでました。
さすがに、朝から冒険をする気にならなかったので……。
「モーニングセット」を注文。
650円。
2人で、1,300円。
お座敷で食べるモーニング……。
味は、普通でした。
さて、電車の由布院発は、12:02です。
朝食を摂っただけでは、時間が潰せません。
というわけで、偶然見かけた辻馬車に乗ることに。
大人気の予約制でしたが……。
週真ん中の平日だったので、11:00の便が予約できました。
11:00「由布院駅」発→11:50「由布院駅」着。
1,500円。
2人で、3,000円。
さて、辻馬車を降りたら、由布院駅へ。
ホームには、わたしたちの乗る列車が、待っててくれました。
博多を朝発ってきたリゾート特急「ゆふいんの森」1号が……。
折り返しの、博多行き「ゆふいんの森」2号となるんです。
前半の山場が、「宿毛フェリー」なら……。
後半クライマックスは、この「ゆふいんの森」でしたね。
12:02「由布院」発→14:09「博多」着(2時間7分)。
乗車券が、2,730円。
特急券が、1,870円。
合計、4,600円。
2人で、9,200円。
やっぱ、列車は安いよね。
飛行機なんて……。
エコノミークラスじゃ、豪華さはまったく感じられないくせに……。
値段は、目玉が飛び出るほど。
「新潟空港→大阪空港」は、17,500円ですよ。
2人で、35,000円じゃん。
豪華旅館、泊まれるぜ。
落ちたら死ぬし。
できれば、国内旅行で飛行機なんか乗りたくないんだけど……。
ま、九州四国じゃ、仕方ありません。
さて、「ゆふいんの森」では、お弁当を買いましたね。
「ゆふいんの森弁当」が、1,200円。
「香草物語」が、850円。
2つで、2,050円。
あと、当然飲み物がいるけど……。
ま、ビールは止めといて、お茶にしましょうね。
由布院産の茶葉を使用した「おさんぽ茶」を購入。
150円×2で、300円。
さて、2時間7分の豪華列車の旅を満喫し……。
博多に到着です。
福岡空港から新潟行きの飛行機に乗るつもりですが……。
搭乗までに、少し間がありました。
最初は、名島橋を見に行こうとしてたんですけど……。
急遽、心変わりして……。
レ~ッツ、ボウリング!
博多駅から徒歩3分、「博多スターレーン」に行きました。
さて、ひさびさのボウリング。
いったい、いくらかかったんでしょう。
まずは、貸靴。
1人、310円。
2人で、620円。
ハウスボールは、当然タダです。
プレー代ですが……。
わたしが、620円×2ゲームで、1,240円。
美弥ちゃんは、大学生料金。
500円×2ゲームで、1,000円。
合計、2,860円。
あれだけ楽しんで、3,000円で収まれば、大満足ですよね。
思わず熱くなって、危うく飛行機に乗り遅れるとこでした。
あわてて博多駅に戻り……。
地下鉄空港線に飛び乗ります。
15:42「博多」発→15:47「福岡空港」着(5分)。
250円。
2人で、500円。
福岡空港からは、ANA323便に搭乗。
16:15「福岡空港」発→17:45「新潟空港」着(1時間30分)。
1人、43,300円。
2人で、86,600円。
航空券は、早めに予約すれば、半額近くになるようです。
こんな仕組み、まーったく知りませんでした。
帰りは、旅程が伸びたという設定だったので……。
どっちみち、早期予約の恩恵は受けられませんでしたけど。
新潟空港から、エアポートリムジンという名の直行バスで、新潟駅へ。
旅の終わりです。
新潟の街には、もう灯が点ってました。
寂しさが募りましたね。
18:10「新潟空港」発→18:35「新潟駅南口」着(25分)。
1人、400円。
2人で、800円。
というわけで、5日目の合計は……。
106,610円。
飛行機代を除くと、20,010円でした。
「大分に行こう!」を集計します。
3日目…… 40,900円
4日目…… 31,300円
5日目……106,610円
---------------------
合 計……178,810円
それでは、この旅行の総トータルを出してみましょう。
1日目(3月20日・土曜日)……128,040円
2日目(3月21日・日曜日)…… 49,170円
3日目(3月22日・月祝日)…… 51,900円
4日目(3月23日・火曜日)…… 31,300円
5日目(3月24日・水曜日)……106,610円
---------------------
合 計……367,020円
こんな旅行……。
新婚旅行でもなきゃ、行けっこねーだろ!
でも、この内の約半分、179,600円が飛行機代なんです。
次は、飛行機を使わない旅を計画するぞ!
「高知に行こう!(Ⅳ)」からの続きになります。
◆3月22日(月曜日)【3日目】------------コメント429~450
さて、「大分に行こう!」の精算に掛かりましょう。
旅程としては、「高知に行こう!」から続く、3日目になります。
高知県の宿毛を発ったフェリーは、大分県の佐伯に入港。
「大分に行こう!」での精算は、フェリーを下りてから。
フェリーの佐伯着は、10:10。
フェリーでは、船酔いした挙げ句……。
せっかくの朝ご飯で、小間物屋を開店しちゃいました。
で、下船早々、「レストラン・フェリー」で、早い昼食を摂ることに。
変わったお店でしたよね。
レストランを名乗りながら、「上がり座敷」がありました。
でも、味の方は良好でした。
ま、港町のシーフードチャンポンが、美味しくないわけありませんけど。
750円。
2人で、1,500円。
JRの佐伯駅までは歩きます。
徒歩10分。
腹ごなしにはちょうどいい。
佐伯駅からは、JR九州の特急「にちりん」8号に乗車。
行き先は、湯の町「別府」です。
11:14「佐伯」発→12:19「別府」着(1時間5分)。
乗車券が、1,430円。
特急券が、920円。
計、2,350円。
2人で、4,700円。
別府駅からは、亀の井バスの「定期観光バス・別府地獄巡り」に乗車しました。
13:00「別府駅」発→15:30「別府駅」着(2時間30分)。
3,600円。
2人で、7,200円。
地獄の巡り順は、以下のとおりになります。
海地獄
鬼石坊主地獄
山地獄
かまど地獄
鬼山地獄
白池地獄
血の池地獄
竜巻地獄
戻ってきた別府駅で、JR九州・日豊本線の普通電車に乗車。
行き先は、ひとつ隣の「別府大学」。
15:41「別府」発→15:45「別府大学」着(4分)。
200円。
2人で、400円。
ここでは、“湯の町・別府”を満喫するため……。
「別府海浜砂湯」に行きました。
入浴料、1,000円。
コインロッカー、100円。
タオルは、手持ちのものを使いました(ここで買うと、250円です)。
計、1,100円。
2人で、2,200円。
再び、「別府大学」から「別府」まで、日豊本線で戻ります。
16:57「別府大学」発→17:01「別府」着(4分)。
200円。
2人で、400円。
別府駅西口から、またまた亀の井バスに乗車です。
といっても、観光バスではなく、路線バス。
行き先は、「スギノイパレス」。
17:10「別府駅西口」発→17:24「スギノイパレス」着(14分)。
250円(くらい。亀の井バスのホームページでは、料金を検索できませんでした)。
2人で500円。
この日の宿は、アミューズメント施設「スギノイパレス」に隣接する「杉乃井ホテル」。
「2名様で♪広~い和洋室プラン」というのを利用。
バイキングの夕食と朝食が付いて、1人12,000。
2人で、24,000円。
レストラン「Seeds」があまりに広くて、迷子になっちゃいましたよね。
棚湯、面白かったな~。
面白すぎて、のぼせちゃいましたけど。
さて、3日目の合計額は……。
40,900円。
おぉ、まずまずに収まったじゃない。
と思ったら、前半の「高知に行こう!」分があったんですね。
フェリー乗船までの前半は、11,000円。
結局、3日目の合計は、51,900円。
やっぱ、5万円コースになっちゃっいました。
ま、「杉の井ホテル」奢ったんだから、仕方ないよね。
◆3月23日(火曜日)【4日目】------------コメント451~490
「杉の井ホテル」での朝食は、宿代に込みです。
チェックアウトし、亀の井バスで別府駅へ。
8:05「スギノイパレス」発→8:19「別府駅西口」着(14分)。
250円。
2人で、500円。
別府駅からは、またまた亀の井バスに乗ります。
観光バスの「メルヘン号」。
「日本一の大吊橋とくじゅう高原冬景色コース」。
別府駅を発ち、別府駅に戻るコースですが……。
帰りは、由布院で下車します。
行程は、『九重“夢”大吊橋→花山酔→やまなみ牧場→湯布院』。
8:55「別府駅」発→14:30「湯布院駅前バスセンター」着(5時間35分)。
5,400円。
2人で、10,800円。
花山酔での昼食代も、バス料金に含まれてます。
「九重“夢”大吊橋」、怖かった……。
「やまなみハイウェイ」は、日本とは思えなかった。
「九重やまなみ牧場」の、ウサちゃんは、超キュ~ト。
さて、早春の九重高原を満喫し、バスは由布院に着きました。
ここでまず利用したのが、「由布院チッキ」。
由布院駅前にあり、荷物を本日のお宿に届けてくれるサービスです。
手ぶらで由布院の街を散策できるってわけですね。
荷物は、個数で計算。
1個だと、500円。
わたしたちは、2個だったので……。
800円でした。
ちなみに、3個だと1,000円。
4個以上なら、1個あたり300円になります。
グループ旅行の方は、お得ですね。
さて、身軽になったわたしたちは、「湯の坪街道」をのんびり散策。
まず入ったのが、「由布院トリックアート迷宮館」。
入館料は、700円。
2人で、1,400円。
この後、「藍づくし やす形」に寄り、ランチョンマットを購入(1,575円~)。
さらに、「醤油屋本店」では、美弥ちゃんが「かぼす蜂蜜醤油(650円)」、わたしが「ゆずこしょう(450円)」を購入しました。
が、例によって、お土産は旅費から除外します。
「湯の坪街道」の中程に、「湯の坪横丁」というテーマパークみたいな施設がありました。
ここで、ドクターフィッシュによる「フィッシュスパ」を初体験。
料金は、1,000円。
2人で、2,000円。
「金鱗湖」という、大層な名前の“池”を見たあと……。
「マルク・シャガール ゆふいん金鱗湖美術館」に寄ります。
入館料、600円。
2人で、1,200円。
その後、金鱗湖のほとりにある、「鍵屋」というお店に寄りました。
由布院御三家のひとつ、「亀の井別荘」が営む土産物屋です。
宿は、1泊1人5万円くらいするので、とっても泊まれません。
泊まれない人でも、この「鍵屋」に寄れば、旅館で使われてるグッズなどを入手することができるんです。
わたしは、乾癬に効くという「馬油石鹸」を購入(1,260円)しますが……。
例によって、旅費には含めません。
宿は、由布院駅近くに取ってあり……。
金鱗湖からは、少し距離があります。
歩き疲れて思案するわたしたちの前に現れたのが……。
シンデレラの馬車……ならぬ、人力車でした。
「えびす屋」という、全国チェーンの会社組織が運営する車屋さん。
料金は、区画ごとの計算。
1区画は、約1キロ。
1人2,000円。
2人だと3,000円です。
駅前まで行っちゃうと、1区画じゃ足が出ます。
ケチって、1区画分だけ乗ることにしました。
なので、3,000円ね。
街道を外れた、春の道。
菜の花が咲いてました。
あのニイちゃん、おもろかったよね。
さ~て、本日のお宿ですが……。
昨日の、大リゾート「杉の井ホテル」とは対極にある宿。
なにしろ、とっくに帰ってるはずの旅程を伸ばしてるので……。
極度に緊縮モードになってます。
政府なら、国債発行するだけで、資金調達できるのになぁ。
だれか、Mikiko債、買ってくれんかのぅ。
さて、そのお宿は、「貸別荘 とくなが荘」。
キャッチフレーズは、“ゆふいんで1番安い宿”。
もう、ここしかないでしょ。
外観を見て、さすがにビビりましたが……。
「ゆふいんチッキ」で荷物を送ってあるので……。
回れ右するわけには行きません。
意を決して入ってみると……。
そこには、地獄の奪衣婆が……。
と思いきや、元気な若女将に迎えられました。
部屋の説明を聞くと……。
一番安い部屋は、旧館にあり……。
1泊3,100円だそうです。
ほとんど、“ドヤ”の値段ですね。
でも話を聞くと、女性にとっては、あまりにも過酷な環境でした。
隣室との仕切りは、フスマ1枚。
もちろん、鍵なんかありません。
玄関にすら、鍵が掛からないんですから。
ほとんど、“さぁ殺せ”状態。
女将ですら、この部屋は女性には勧められないと言ってました。
次に安い部屋は、新館で、1泊3,600円。
こっちは、部屋は独立してて、鍵は掛かるそうですけど……。
玄関・トイレなどは共同。
ま、昔の下宿屋みたいな感じでしょうね。
結局、女将に勧められたのが、“離れ”でした。
そんな部屋があるなら早く言ってくれよ、って感じでしたね。
高いと脅されビビりましたが……。
1泊、5,000円でした。
1人5,000円じゃありませんよ。
1棟で5,000円です。
1人頭、2,500円だぜ。
さすが、“ゆふいんで1番安い宿”。
というわけで……。
本日の宿代は、5,000円ポッキリ。
さて、夕食の前にお風呂に入りたかったんですが……。
「とくなが荘」のお風呂は、別棟になっており……。
ほぼ、掘っ立て小屋のような構造。
“さぁ覗け”状態。
というわけで、人力車を降りたところで見かけた、日帰り入浴施設に向かいます。
施設の名は、「クアージュゆふいん」。
市営の施設です。
混浴エリアでは、水着を着用しなきゃなりません。
もちろん、裸で入れる男女別の内湯もあります。
料金は、貸水着が付いて、800円。
2人で、1,600円。
で、この日のお夕食。
“離れ”にコンロがあったので、惣菜を買って来て、お部屋で食べることにしました。
お風呂帰りに、「グルメシティ湯布院店」で買い出しです。
ビールは第3のビールではなく、本物のビールをおごっちゃいました。
新鮮なお刺身と油揚げで、「Mikikoちゃん焼き」を作りましたね。
ビールと総菜類、〆ていくらくらいでしょうか?
ま、全部で5,000円あれば……。
なんとか、足りるでしょ。
というわけで、4日目の合計額は……。
31,300です。
や、安い!。
やっぱり宿代を節約すると、大きく違いますね。
◆3月24日(水曜日)【5日目】------------コメント491~518
さて、最終日です。
若女将の笑顔に送られ、「とくなが荘」を元気に出発。
朝食は、女将に教えられた喫茶店(?)で摂ることに。
ここも、変わったお店でした。
喫茶店にもかかわらず……。
強烈なメニューが並んでました。
さすがに、朝から冒険をする気にならなかったので……。
「モーニングセット」を注文。
650円。
2人で、1,300円。
お座敷で食べるモーニング……。
味は、普通でした。
さて、電車の由布院発は、12:02です。
朝食を摂っただけでは、時間が潰せません。
というわけで、偶然見かけた辻馬車に乗ることに。
大人気の予約制でしたが……。
週真ん中の平日だったので、11:00の便が予約できました。
11:00「由布院駅」発→11:50「由布院駅」着。
1,500円。
2人で、3,000円。
さて、辻馬車を降りたら、由布院駅へ。
ホームには、わたしたちの乗る列車が、待っててくれました。
博多を朝発ってきたリゾート特急「ゆふいんの森」1号が……。
折り返しの、博多行き「ゆふいんの森」2号となるんです。
前半の山場が、「宿毛フェリー」なら……。
後半クライマックスは、この「ゆふいんの森」でしたね。
12:02「由布院」発→14:09「博多」着(2時間7分)。
乗車券が、2,730円。
特急券が、1,870円。
合計、4,600円。
2人で、9,200円。
やっぱ、列車は安いよね。
飛行機なんて……。
エコノミークラスじゃ、豪華さはまったく感じられないくせに……。
値段は、目玉が飛び出るほど。
「新潟空港→大阪空港」は、17,500円ですよ。
2人で、35,000円じゃん。
豪華旅館、泊まれるぜ。
落ちたら死ぬし。
できれば、国内旅行で飛行機なんか乗りたくないんだけど……。
ま、九州四国じゃ、仕方ありません。
さて、「ゆふいんの森」では、お弁当を買いましたね。
「ゆふいんの森弁当」が、1,200円。
「香草物語」が、850円。
2つで、2,050円。
あと、当然飲み物がいるけど……。
ま、ビールは止めといて、お茶にしましょうね。
由布院産の茶葉を使用した「おさんぽ茶」を購入。
150円×2で、300円。
さて、2時間7分の豪華列車の旅を満喫し……。
博多に到着です。
福岡空港から新潟行きの飛行機に乗るつもりですが……。
搭乗までに、少し間がありました。
最初は、名島橋を見に行こうとしてたんですけど……。
急遽、心変わりして……。
レ~ッツ、ボウリング!
博多駅から徒歩3分、「博多スターレーン」に行きました。
さて、ひさびさのボウリング。
いったい、いくらかかったんでしょう。
まずは、貸靴。
1人、310円。
2人で、620円。
ハウスボールは、当然タダです。
プレー代ですが……。
わたしが、620円×2ゲームで、1,240円。
美弥ちゃんは、大学生料金。
500円×2ゲームで、1,000円。
合計、2,860円。
あれだけ楽しんで、3,000円で収まれば、大満足ですよね。
思わず熱くなって、危うく飛行機に乗り遅れるとこでした。
あわてて博多駅に戻り……。
地下鉄空港線に飛び乗ります。
15:42「博多」発→15:47「福岡空港」着(5分)。
250円。
2人で、500円。
福岡空港からは、ANA323便に搭乗。
16:15「福岡空港」発→17:45「新潟空港」着(1時間30分)。
1人、43,300円。
2人で、86,600円。
航空券は、早めに予約すれば、半額近くになるようです。
こんな仕組み、まーったく知りませんでした。
帰りは、旅程が伸びたという設定だったので……。
どっちみち、早期予約の恩恵は受けられませんでしたけど。
新潟空港から、エアポートリムジンという名の直行バスで、新潟駅へ。
旅の終わりです。
新潟の街には、もう灯が点ってました。
寂しさが募りましたね。
18:10「新潟空港」発→18:35「新潟駅南口」着(25分)。
1人、400円。
2人で、800円。
というわけで、5日目の合計は……。
106,610円。
飛行機代を除くと、20,010円でした。
「大分に行こう!」を集計します。
3日目…… 40,900円
4日目…… 31,300円
5日目……106,610円
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合 計……178,810円
それでは、この旅行の総トータルを出してみましょう。
1日目(3月20日・土曜日)……128,040円
2日目(3月21日・日曜日)…… 49,170円
3日目(3月22日・月祝日)…… 51,900円
4日目(3月23日・火曜日)…… 31,300円
5日目(3月24日・水曜日)……106,610円
---------------------
合 計……367,020円
こんな旅行……。
新婚旅行でもなきゃ、行けっこねーだろ!
でも、この内の約半分、179,600円が飛行機代なんです。
次は、飛行機を使わない旅を計画するぞ!
コメント一覧
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1. フェムリバ- 2010/09/05 11:09
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だからと言って、中国の立って乗る飛行機は嫌ですけどね(汗)
でも
これだけ色々と満喫してるのに、飛行機代は別としても1人10万越えなかったんですもんね~
ミキコ様は、やりくり上手ですな♪
しかし
あの御三家には、やっぱり後ろ髪を引かれる・・・
そういえば・・・
サイドバーにキュートなウサちゃんがいる!
しかも
おみくじ、めちゃんこ当たってた(笑)
あのおみくじを信じて、頑張ろ♪
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2. Mikiko- 2010/09/05 12:33
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立って乗るの?
つり革でもあるんでしょうか?
上海・茨城間が、4,000円とかだよね。
1時間くらいなら、座れなくても、安上がりな方がいいかも。
お~。
おみくじウサちゃん、見つけてくれましたね~。
誰が最初に見つけるかと思ってたけど、案外早かったな。
『紙上旅行倶楽部』で、下の方までスクロールしたからだね。
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3. 八十八十郎- 2011/09/10 17:51
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またお邪魔してます。
以前さるゼネコンに席を置いてまして、工事の担当で2年ほど別府に住んでおりました。
本工事とは別に湯布院で旅館の工事もやったのですが、完成が近づいた頃旅館の社長に宿泊代の予定を聞いてみたところ、4万5千円とのこと。
「なななっ・・・!」
高いよねえ。
それにしても、腹減ってきたなあ。
チャンポンや弁当などおいしそうな写真を沢山載せて、罪作りですぞ貴女は、プンプン(笑)
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4. Mikiko- 2011/09/10 20:42
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それでちゃんと客が付いて、借入金を返済できるなら……。
いい商売だよね。
しかし……。
どうやったら、4万5千円も取れるサービスが出来るんだろう?
チャンポンは、東京でしか食べたことないが……。
ウマかった。
濃厚な白湯スープ。
ノドを流れ下ったあとに残る塩味が、なんともいえず良かったのぅ。
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5. 八十八十郎- 2011/09/11 13:15
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戸建形式で温泉付きというところに、値段に見合った付加価値があるんでしょうねぇ。
私の懐具合では、利用する気もおきないけど。
チャンポンおいしいよね。
関東から東の友人たちは、こちらの料理は甘いと感じることが多いようです。
上記白湯スープのくだりは、つい「しなやかな鉗子」を連想してしまいました。(笑)
とても面白く読ませていただき、ありがとうございました。
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6. Mikiko- 2011/09/11 13:43
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戸建て温泉付きとなれば……。
不倫しか思いつかん。
夫婦で、こんな高い部屋に泊まる必要ないもんね。
「しなやかな鉗子」、お読みいただきありがとうございます。
あ~、白湯チャンポン、食べたくなった。
確かに、母乳入り白湯スープってのも、美味しそうだが……。
透明に近いスープに母乳を絞るというのも、視覚的に良さげだ。
客の目の前で、女店員が絞るサービスにすれば……。
1杯5,000円くらい取れるんじゃないか?
夏希蘭、見ました。
なるほど。
雰囲気あるね。
でも、女医にするには……。
イマイチ、知性的でないよなぁ。