2013.5.14(火)
「香奈ぁ、こっち、向きぃ」
あやめの呼びかけが聞こえたのか聞こえないのか、香奈枝は首を深く折ったままだ。
「うちのほう、向くんや、香奈。顔、見せてみ」
再びの呼びかけに、香奈枝はゆっくりと顔を擡げた。正面に立つあやめの顔を目で探す。あやめの顔をようやくその視線が捉えたが、よく見えていないようだ。
香奈枝の大脳が、自らの眼の働きを支配する中脳に指示を送る。「焦点を合わせよ」、と。
中脳からの指令が、自律神経の一つである動眼神経を通じて眼に伝わる。
凸レンズ状の水晶体を取り巻く毛様体。筋肉の集まりである毛様体が、動眼神経の指示により少し緊張を緩める。水晶体の厚みが減少し、今までより少し遠くに焦点が合った。
あやめの顔が香奈枝の眼の網膜に像を結ぶ。その像の情報が大脳に伝わる。あやめの大脳は、その情報を過去の経験により蓄積した多量の情報と瞬時に照らし合わせ、「あやめ」だと認識する……。
香奈枝は思う。
ああ。
あやめだ。
いとしいあやめだ。
あやめが目の前にいる。
あやめ……。
「あやめぇ」
香奈枝の眼はあやめに焦点を合わせたが、その瞼は完全には上がっていない。「半眼」というほどではないが、少し瞼が下がっている。それに、焦点は合ってはいるが、香奈枝の捉えたあやめの像はどことなく歪んでいる。
あやめ……どうしたの。
なんか変だよ。
どうかしたの。
「香奈ぁ、どないしたん。泣いてんの?」
え?
泣いてる?
わたしが?
泣いてなんか……、
いないよ。
あやめぇ。
「泣いて……ないよ」
香奈枝は否定するが、あやめを見上げるその瞳は泣き濡れているとしか見えない。
「せやけどあんたの眼ぇ、えらい光ってるやん。それ、涙で濡れてんのちゃうのん?」
「えー、そう? 泣いてなんかいないよ。でも、あやめぇ。なんか変。あやめの顔、なんか歪んでる」
「せやろ。香奈ぁ、それ、涙が溢れかかってるんやで」
「えー、そう?」
そうか、多量の涙で眼が濡れているからよく見えないのか。
香奈枝は腑に落ちた。
でも……。
痛くも苦しくもないのに、
悲しくないのに、
なぜ涙が出るんだろう
「んー、なぜかなあ。あ、零れた」
香奈枝の左の目頭から涙が一筋、鼻筋に沿って流れ落ちていく。あやめは右腕を伸ばし、指先でその涙を拭き取った。
「痛いんか? 苦しいんか? もう、嫌か? 香奈ぁ」
「そんなこと……ない」
「ほうか? ほな、まだ続けるか?」
「うん、して。もっと、して。もっと括って、あやめぇ」
あやめは、香奈枝と同様に正座し、香奈枝に正面から向かい合った。覗き込むように顔を見つめ、声をかける。
「香奈ぁ。この先、自分でも知らんうちに、そのつもりが無(の)うても『いや』とか言うてしまうことあんねん。
せやから、合図決めとこか。あんたがほんまに『もうあかん、限界や』と思(おも)たら、『あやめ、あやめ、あやめ』って、うちの名前を3回、ああ、いや……せやなあ、5回や、5回以上続けて『あやめ』って言いよし。ほしたら、ほんまにあかんねやなあ、と判断して、止めたるからな」
「5回……も、名前呼ぶの?」
「うん。2回や3回くらいやったら、思わず言うてしまうかもしれんやろ」
「うん、わかった……『あやめ』5回ね」
あやめは更に顔を寄せる。二人は、今の決め事を確認する儀式の様に唇を合わせた。
「せやけど香奈ぁ。あんた、おっぱい大きいけど、乳首も大きいねえ」
「もう、いやや、あやめ」
「なんでぇ、褒めてるんやないの」
あやめは、先ほど涙を拭ったときの様に右腕を伸ばし、親指と人差し指で香奈枝の乳首を摘んだ。
「ひんっ」
「うわあ、こりこりやねえ。色もなあ、まさか紅引いてるわけもないのに……真っ赤やないけど、うちのんよりずっと赤いよ」
「そんなこと言うたら、嫌や」
「サクランボみたいやねえ。いや、これは、グミ……グミやな」
「グミって、あやめ……」
「お菓子やないよ、植物や。グミの実。知ってる? 香奈ぁ」
あやめは言いながら左腕も伸ばした。両手で両の乳首を捻り上げる。香奈枝の口元から、悲鳴とともに涎が噴き零れた。
「ひいいい」
香奈枝の乳首を執拗に嬲りながら、あやめは語り続ける。
「うちの実家の裏庭にグミの木が植わっててねえ、毎年、梅雨のころに実をつけるんよ。サクランボくらいの大きさで、色もよう似てるけど、形は丸うない。サクランボをちょっと縦に引き伸ばした感じやね。しやから、あんたの乳首によう似てるんよ、グミの実。
客に出す料理に使えるようなもんやないから、子供の頃、うちと兄ちゃんとでほとんど食べてた。
ほんでも酸(す)っぽうてね、渋みがあってね、甘みはほとんどない。とても子供の口に合うもんやない。せやけど親はいっつも忙しそうで、あんまりうちらを構(かも)てくれへんかったし、お八つなんかも気にしてくれへんかったから、グミみたいなもんでも、ええお八つやった。
まだあんのかなあ、あのグミの木」
香奈枝の口元からは絶え間なく涎が零れ、あやめの手を濡らす。さらに零れ落ちた涎は、香奈枝の太腿に不規則な模様を描いていく。
「いいいいい、ひっ、ひいい」
「どないしたん香奈、そないに涎垂らして」
あやめは、ようやく乳首から指を放した。
立ち上がる。香奈枝を見下ろす。命ずるような強い口調で香奈枝に声をかける。
「香奈。立つんや」
コメント一覧
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1. ハーレクイン- 2013/05/14 08:46
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なんなんでしょうか。
眼の機能に関する生物学の講義が始まっちゃいました。
この章の視点はあやめさんですので、これはおかしいのですが、ま、これは生物学講師の業、御許しあれ。
図でも使えば、もう少しわかりやすいのでしょうが、そうなるともはや小説ではございません。
文で読ませるのが小説。
暫くのご辛抱を、伏して御願い奉りますぅ。
で、グミの実。
書いていながらなんなんですが、食したことございません。
もし、どなたか食されたことおありのことこれあれば、是非ともご感想をお聞かせいただきたく、御願い奉りますぅ。
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2. Mikiko- 2013/05/14 19:57
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北原白秋の『砂山』。
「海は荒海、向うは佐渡よ」で始まるこの童謡は、新潟海岸の風景を歌ったもの。
その一節に、「かへろかへろよ、茱萸(ぐみ)原わけて」という歌詞があります。
かつては、広い砂浜にグミの原が広がっていたようです。
現在は、海岸浸食により、砂浜はほとんど無くなってしまいました。
白秋の見たグミ原は、アキグミだそうです。
食べたことはあると思うんですが……。
よく覚えてません。
なんとなく、酸っぱくてぷにょぷにょしてたような気はします。
お菓子の“グミ”って、グミの実の食感から来てるのかと思ったら……。
ぜんぜん違ってました。
ドイツ語で“ゴム”を意味する“Gummi”に由来するそうです。
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3. ハーレクイン- 2013/05/14 20:28
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茱萸と書くそうです。あ、書いてはりますね。
書けといわれても到底書けませんね。
お菓子のグミは……仰せのとおり、果実の茱萸とはぜんぜん別物のようです。
香奈枝せんせの乳首は、もちろん茱萸のほうですね。
茱萸。
ほんとに美味しくないそうです。
サクランボは桜桃。
こちらはえらい高級果実になっちゃいましたが、そんなに違いがあるかなあ、茱萸と桜桃。
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4. Mikiko- 2013/05/15 07:38
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ネットでも売ってませんね。
あ、時期があるのかな。
ということで、実の成る時期を調べてみました。
アキグミは、文字どおり秋に実るようです。
ナツグミは、6月だとか。
常緑のナワシログミは、苗代が作られるころ、すなわち今ごろ。
秋に咲いた花が、翌春実るようです。
何で売ってないのかな。
やっぱり、美味しくないから?
公園とかで探してみようかな。
でも、公園の木は薬剤散布されてるでしょうからね。
グミとサクランボは、食感がぜんぜん違うんじゃないの?
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5. ハーレクイン- 2013/05/15 11:36
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あやめさんは「梅雨のころ」に食べたそうですから、東中家の裏庭の茱萸はナツグミということになりますね。
日本中どこにでも自生するそうですし、庭木にされることもあるそうですから、案外近くに生えてたりして。
あ、都市部にはないそうです。
グミの実。ほんとに、あまり美味しくないそうです。
見た感じは似てるんだけどなあ、グミとサクランボ。
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6. Mikiko- 2013/05/15 19:39
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近くで見れば、ぜんぜん違って見えると思います。
そもそも、木の形がまったく違いますから。
サクランボは桜の木ですから、幹が立ち上がった普通の木です。
対して、グミの類は、地際からシュートが幾本も出る、いわゆる灌木です。
あと、実を触った感じも違うはずです。
サクランボは硬いのに対し、グミはぷにゅぷにゅしてるでしょ。
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7. ハーレクイン- 2013/05/15 20:16
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いや、あくまで果実の比較。木が違うのはわかるよ。
「グミはぷにゅぷにゅ」といわれてもなあ。グミの実の実物なんて、食べたことも触ったことも、見たことすらないんだよ。
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8. Mikiko- 2013/05/16 07:26
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↓ナワシログミの写真をアップしてました。
http://blog.goo.ne.jp/suiyoukaji/e/e1d92d235c5ee5e2650fbd22260136e3
どこで撮ったんでしょうね。
実は、やっぱり美味しくないようです。
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9. ハーレクイン- 2013/05/16 08:13
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高槻は、ちょっと山の方へ歩くと緑がいっぱいですからね。島本もあるし……。
なかなかお元気なジサマのようです。
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10. Mikiko- 2013/05/16 19:39
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同級生くらいじゃないの?
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11. ハーレクイン- 2013/05/16 20:45
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とあったから同級生ってことはないよ。それに、たとえ同級生でも、ジサマはジサマだろ。
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12. Mikiko- 2013/05/17 07:42
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庭植えにお勧めのグミがありました。
↓その名も、ビックリグミ!
http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/113f314d.2fc4981f.113f314e.6a9b630c/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fhana-online%2fbikkuri_gumi%2f%3fscid%3daf_link_txt&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fhana-online%2fn%2fbikkuri_gumi
実は、「とろけるように甘い」そうです。
『豊産性、耐寒性耐暑性強、耐病性強、耐病害虫性強、やせ地でも大丈夫』で、初心者に超おすすめだとか。
鉢植えでも育てられるようです。
買ってみようかな。
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13. ハーレクイン- 2013/05/17 10:29
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Wikiによると、ナツグミの別称だとか。
で、こいつの果実が「とろけるように甘い」となると、あやめさんの思い出話「酸(す)っぽうてね、渋みがあってね、甘みはほとんどない」に齟齬をきたすではないか。
うーむ。
見なかったことにしよう。
で、もう一度Wikiを確認したら、「ビックリグミ(ダイオウグミとも)はナツグミの『変種』」とありました。単に別称じゃないんですね。
なら、両者の果実の味に違いがあることも有りうるか。
よしよし。
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14. Mikiko- 2013/05/17 19:55
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↓グミ酒にすると、美味しくいただけるようです。
http://www.asn2525.com/resipi/b07.html
果樹苗の通販は、やっぱり送料がネックですね。
1本しか買わないと、苗より送料が高いです。
折れないように梱包するわけですから、仕方ありませんが。
ホームセンターで探してみようかな。
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15. ハーレクイン- 2013/05/17 20:44
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果実酒というのは一度も作ったことありません。風味はいいんでしょうけど、甘い酒は苦手ですのでね。
グミ。
結構ポピュラーな植物のようですので、ホームセンターにもあるかもしれませんね。
なんか、わたしも栽培して見たくなってきました。
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16. Mikiko- 2013/05/17 22:24
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果実酒には、なぜ砂糖を入れるのでしょうね?
入れなきゃならない理由が、あるのでしょうか?
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17. ハーレクイン- 2013/05/18 01:02
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焼酎の浸透圧を高めて、果実の成分を抽出しやすくするためではないですかね、知らんけど。
それとも、焼酎だけだと飲みにくい、ということかな。そうなると、やはり果実酒というのは女・子供用なんですかね。あ、子供は元々飲用禁止だな。
で、これは全く知らなかったのですが、果実酒を規制する法律などがあるらしいです。ご紹介のサイトさんに書いてありました。
①家庭内のみの飲用に限る(同居親族はOK)。他者に譲渡する場合、無料であっても酒税法違反となる恐れ有り。
②20度未満の酒を使って作ることは違法。よって、焼酎を用いるのは可だが日本酒は不可。
③穀物・葡萄類の使用は、酒税対策上禁止。
②の意味はよくわかりませんが、①③は国が税収を上げたいからですよね。果実酒やどぶろくを少々作ったって、税収にほとんど影響なかろうと思いますがね。
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18. Mikiko- 2013/05/18 08:32
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やはり、浸透圧を高めることにあるようです。
氷砂糖を使うのは、溶け方が遅いから。
つまり、仕込んだ直後は、果実の中の方が糖度が高い。
なので、アルコールが果実に染みこむ。
氷砂糖が溶けるにつれ、果実の外の糖度が高まっていき……。
果実の中から、エキスの溶けたアルコールが外に出て来る、という仕組みのようです。
↓時間さえかければ、砂糖を使わない果実酒も出来るようですが。
http://www.asahi-net.or.jp/~xx7k-ysmr/sake/fruit.htm
果実酒規制。
原料の焼酎に、酒税がかかってるんだから……。
既に、税金は収めてるわけですよね。
売ったっていいじゃないと思いますがね。
そんなに量が増えるわけでもないでしょ。
三増酒なんかより、よっぽどマシです。
ある人の作る果実酒が評判になって、たくさん売れれば……。
原料の焼酎にかかる酒税収入も伸びるでしょうに。
ま、果実酒規制は、税収を上げることが目的では無く……。
酒税法の根拠を守るためなのかもしれません。
ま、粗悪な酒が出まわって、健康被害が出るのも困りますが。
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19. ハーレクイン- 2013/05/18 11:02
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砂糖の苦手な方は、やはりいらっしゃるんですねえ。ただしご紹介のサイトさんは「砂糖入りを飲むと腰痛になる」ということでしたが、ふむ。
果実を切ったり、穴を開けたり、すり潰したり、成分を抽出しやすくすることがコツのようです。あと、時間がかかるので、酸化には要注意、とのことでした。
グミを栽培・収穫したうえでやってみるかなあ。
美味しいのが出来たら、売りに出してやるか。
今どき「密造酒販売で逮捕」なんて、かえって話題になるんじゃないの。
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20. Mikiko- 2013/05/18 13:29
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死ぬまでに味わえない恐れがあります。
とりあえず今年は、何か市販の果実でやってみませんか?
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21. ハーレクイン- 2013/05/18 14:52
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グミって、実が成るまでにそんなにかかるのかあ。
んじゃ、グミ酒は先の楽しみということにして、予行演習として何か作ってみますか。焼酎に果実を放り込んで密閉しとけばいいんだろ。
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22. Mikiko- 2013/05/18 19:09
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結実まで、3~4年かかるようです。
これからの時期、スーパーでは、いろんな果実が出まわるんじゃないですか?
砂糖を使わない場合、潰せるのがいいですね。
ジューンベリーとか、売ってないでしょうかね?
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23. ハーレクイン- 2013/05/18 22:05
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結実まで3~4年。
「桃栗」なみ、ということですね。
ジューンベリーねえ。
6月に実をつけるからこの名があるそうですが、いろんなベリーがあるんだなあ。
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24. Mikiko- 2013/05/18 22:16
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あれは実が硬いから、砂糖なしじゃ無理だよね。
↓果実酒カレンダー、ありました。
http://www.suntory.co.jp/wnb/kajitsushu/fruit/calendar.html
6,7月が、最盛期ですね。
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25. ハーレクイン- 2013/05/19 02:07
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無砂糖果実酒サイトさんでは、梅は「フォークなどで突いて穴をたくさん開ける」とありました。
果実酒カレンダー、見ましたよ。
いやあ、もう何でも使える、という感じですね。要するに、季節の果実を使え、と。ただし飲み頃は数か月先、と。こういうことですね。
一年中出回っているものにレモンとニンニクがありました。レモンは単独でも使いますが、他の果実に合わせる、という使い方が多いようです。
ニンニクは強烈そうですが、しかしニンニクって果実かね。
サクランボはありましたが、グミはありません。やはり一般的じゃないんですね
ザクロがありました。
例の、近江の母親の実家。裏庭にザクロの木があったのを思い出しましたよ。一度だけ実を食べたことがあります。強烈な酸味でした。子供の頃、わたしは酸っぱいものが苦手で、柑橘類などもめったに食べませんでしたが、このザクロの酸っぱさは強く印象に残っています。はっきり言って「まずい!」の一言でした。
カレンダーサイトさんによると、ザクロの旬は9・10月だそうです。Wikiには秋、とありました。
でも、近江の実家に行くのは夏休み。となると、なぜザクロの実が成っていたのかなあ。
ザクロ。
食べたのはその一度きりです。
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26. Mikiko- 2013/05/19 07:47
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食べるのが早すぎたから、酸っぱかったんじゃないすか?
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27. ハーレクイン- 2013/05/19 09:23
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まだ熟してなかったってこと?
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28. Mikiko- 2013/05/19 12:50
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ナワシログミの植わってる場所を教えてもらったので、チャリ散歩のついでに見に行って来ました。
鳥屋野潟公園。
ビッグスワンスタジアムのすぐ近くです。
白っぽい葉っぱだからすぐわかると言われたとおり、遠目からでもほかの木とは違って見えました。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130519123700617.jpg
実を探しましたが、なかなか見つかりません。
ようやく、下の方に発見。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130519123700400.jpg
誰もいなかったので、その場で試食。
渋みはまったく無く、酸味も爽やかで、普通に美味しかったです。
実が見つからなかったのは、鳥に食べられちゃったからかも知れません。
でも……。
果肉が少ない!
一房持ち帰ったのが、↓の写真。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201305191237009ce.jpg
↓が、中から出てきた種。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2013051912370013f.jpg
ほとんど実と変わらない大きさ。
果肉は、種と薄皮の周りにほんのちょっと付いてるだけです。
ナワシログミでグミ酒を作ろうとしたら、相当な量の実を入れなきゃなりませんね。
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29. Mikiko- 2013/05/19 12:51
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ホームセンターを覗いて来ました。
↓ビックリグミのラベルは出てたんですが……。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130519123659136.jpg
↓残念ながら、苗木は売り切れのようでした。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130519123659b92.jpg
果実酒を作るなら、実の大きいビックリグミがいいでしょうね。
↓は、鳥屋野潟の岸近くに出てた看板。
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130519123716e06.jpg
飼いきれなくなって、捨てるんでしょうね。
新潟の冬を越せてるってことでしょうか?
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30. ハーレクイン- 2013/05/19 18:14
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公園にあるのか、ナワシログミ。
公園ということは、自生ではなく、人為的に植えられたものなのかなあ。
ふーん、美味しいのか、果実。
でも、形は「縦に引き伸ばしたサクランボ」。これはあやめさんの言うとおりだよね。
で、種子が大きく果皮(果肉)は薄い、と。
このあたり、ビワと似てますね。
ふーん。
ホームセンターのビックリグミは売り切れ。
人気あるんですかね。
ジューンベリーがありますね。
ふーん。
捨てられるカミツキガメねえ。
こないだのTVニュース。
神戸のどこかの池に勝手に放流された、体長1メートル位の獰猛な魚を、釣り上げて捕獲に成功した、という話がありました。
この魚、アマゾンかどこかが原産で、その風貌がワニに似ているので、ついた名前が「ワニ……(忘れた)」。1匹じゃなくまだいるそうで、捕獲作戦は継続中。
危険な動物をむやみに捨てるのは、止めましょう。
ふーん。
カミツキガメは新潟の冬を越せるのか。
ま、いよいよとなりゃ冬眠しちまえばいいんだもんな。
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31. Mikiko- 2013/05/19 19:40
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もちろん、植えられたものです。
常緑樹なので、生垣としても使えそうでした。
取った種は、植えてみることにします。
楽しみ楽しみ。
神戸の魚。
↓「ワニ……」ではなく、「アリゲーターガー」でした。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/2013/05/20130507142002.html
日本の冬を越せるんですね。
全長3メートルにまでなるようです。
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32. ハーレクイン- 2013/05/19 20:52
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>種は、植えてみることにします
ふむ。
首尾よく発芽するといいですね。
数年後には美味しいグミ酒が飲めますように。
>「ワニ……」ではなく、「アリゲーターガー」
ははあ。
名前は英語でしたか。
しかし、あんな頼りない情報で、よく↓こんなの見つけはりましたねえ。さすが。
ま、「神戸」があたってたからなあ。
UPされた神戸市のHPによりますと、捕獲されたアリゲーターガーを寄贈された須磨海浜水族園(通称;須磨水族館)では、いずれ展示する予定、ということです。現在は、捕獲時に生じた傷の治療中とのこと。
さらに同水族館では、同じく外来種の「ミシシッピーアカミミガメ」が同じ池に生息しており、調査中とのこと。
このカメは、Mikikoさんの前コメにある、鳥屋野潟付近の「カミツキガメに注意」看板にも記載がありますように、外来種のミドリガメのこと。
こいつは噛みついたりはしませんが、「生態系を乱す恐れあり」ということで、水族館の学芸員が調査しているようです。
重ねて、『飼育動物をむやみに捨てるのは止めましょう』。
といいながら、わたしも小学生のころ、でかくなって始末に困ったミドリガメを、近くの神社の池に放したことがあるのだよ。
反省。
この話は以前に書きました。いつ頃だったかなあ。
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33. Mikiko- 2013/05/19 22:15
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聖天さんの池に放した亀のこと?
それなら、618回(https://mikikosroom.com/archives/2672006.html)ですが……。
あれは、ミドリガメじゃなかったんでないの?
お守りをいただきに行った白山神社の池でも、ミドリガメの大物を見かけた気がします。
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34. ハーレクイン- 2013/05/20 09:03
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618回(2011年の正月の頃)のコメに、「聖天さんに放したカメ」の話をご紹介しましたが、そのすぐ後のコメでこんなこと書いてます
「ちょっとWikiを覗いたら、ミシシッピアカミミガメ。
ペットとして合衆国が世界各地に輸出を始めたのが1950年頃とありますので、聖天さんの亀はこやつだった可能性もありますね」
ミシシッピアカミミガメというのはミドリガメの正式名称です。つまりわたしが放したカメはミドリガメの可能性が高い、ということになりますね。
しつこいようですが、『飼育動物をむやみに捨てるのは止めましょう』。