2012.6.26(火)
↑舞台用語です(クリックで大きい画像が表示されます)。用語の解説は、第二場第二景のはじめにあります。
↑今回の舞台設定と、女優さんの動きです(クリックで大きい画像が表示されます)。
登場人物;新人さんはいませんが、人数が多いので、確認のため。
南香奈枝(みなみ かなえ):私立梅ヶ丘女子高 生物科教師
前之園陽子(まえのえようこ):梅ヶ丘女子高2年、美術部員
後閑朝子(ごせき ともこ):梅ヶ丘女子高2年、地学部天文班チーフ
右嶋茜(みぎしま あかね):梅ヶ丘女子高1年、地学部天文班員
右嶋緑(みぎしま みどり):梅ヶ丘女子高1年、地学部天文班員
梅ヶ丘女子高、旧館屋上。
夜。
舞台設定は、第一・二景と同じ。
茜「えー」
緑「よっくわかりませえ~ん」
茜・緑「何が言いたいんですかあ、チーフ」
朝子「お前らなあ」
陽子「ま、ま、ま。
要するに、昨日まで12だったのが、今日から13。
そのアバウトさを言ってるんだろ、トモコ」
朝子「おう、そうだよ。
美術部のくせにわかってんじゃん、ヨーコ」
陽子「美術部の『くせに』って、なんか引っかかる言い方ねえ」
朝子「言われたくなきゃ鍵返せ」
陽子「しつっこいねえ、あんたも。
将来、立派な嫁いびり姑になれるよ。
嫁に刺されてしまえ」
朝子「てめえええ」
立ち上がり、陽子に詰め寄る朝子。
茜・緑も朝子の背後に立つ。
茜「うわ、まままま」
緑「どうどうどう、チーフ」
朝子「っせえ。
馬じゃねえって、何度も言わせるんじゃねえ! 双子!!」
茜・緑「殿中でござる」
朝子「二人がかりで羽交い絞めすんじゃねえ」
茜「これは」
緑「ハーフネルソンですう」
茜・緑「二人合わせてフルネルソン」
朝子「御放し下され、梶川殿お」
香奈枝「『武士の情けをご存じあらば、
その手離していま一太刀』かあ」
陽子「『打たせて下され、梶川殿お』。いやあ、泣けるなあ」
朝子「もおう、皆で馬鹿にして。
もう知らない。
うわあああああああああ」
茜「え」
緑「どしたんですかあ」
茜・緑「あ、やば、チーフぅ」
陽子「ちょっと、トモコぉ」
香奈枝「おいおい、後閑。後閑朝子
どうした、ん、んんんん」
身を翻し、香奈枝の首に両腕を巻き付け、キスをする朝子。
朝子「せんせ、香奈枝せんせ……」
香奈枝「お、ちょ、ちょっと……こら、とも……」
朝子「いや、して、キス、してせんせ」
香奈枝「ふん、ふむ」
朝子「あ、はあああ、ん……」
陽子「あんれまあ」
茜・緑「あ~あぁ」
陽子「どしたんだべ、朝子のやつ」
茜「なんか訛ってますよ、前之園せんぱい」
陽子「ビックリするってえと訛るんだよ、うちは」
緑「訛り方に一貫性がありませんね」
陽子「気にするな、それより陽子は気でも違ったのか」
茜「チーフはぁ」
緑「感情が高ぶるとぉ」
茜・緑「キス魔になるんですぅ」
陽子「キス魔ぁ。手当たり次第かい」
茜「もちろん」
緑「嫌いな人とはしませんよぉ」
陽子「あんたたちとは、するの?」
茜「しますよぉ」
緑「しょっちゅうですぅ」
陽子「ふーん、それって先輩風ふかしたセクハラじゃないの」
茜「こっちもしたいんだからぁ」
緑「セクハラじゃないですぅ」
陽子「ふうーん、そっかあ。
言いたいこと言いあってるけど、いいんだ、仲」
茜「朝子チーフはあ」
緑「性格がわかりやすいからあ」
茜・緑「大好き」
陽子「ふううーん。あんたたち二人でもするの、キス」
茜「しますよお」
緑「キスもするしい」
茜「触りっこもするしい」
茜・緑「二人エッチもしますう」
陽子「ほおお、それはいいねえ。
うちでも出来るんだから、朝昼晩夜中いつでもオッケーか」
茜・緑「うらやましいでしょ」
陽子「うーん。
羨ましいか、って言われれば、それはうらやましいわねえ。
気心もこれ以上ないくらい知れてるわけだし」
茜「そですね」
陽子「喧嘩なんかしないの」
緑「生まれてから一度もしないです」
陽子「へえ、兄弟、あ、いや姉妹げんかって普通だと思うけど、
やっぱり双子って特別なのかねえ。
どんな感じなんだろうね。
自分と同じ人間がも一人、目の前にいるって」
茜「そういわれても」
緑「も一人いるのが普通で育ちましたからねえ」
茜・緑「ねえ~え」
陽子「そうやって同時に喋るのって……
打ち合わせしてるわけじゃないよね」
茜「ちがいますう」
緑「自然に出るんですう」
茜・緑「ねえ~え」
陽子「ふう~ん。
茜「あ、朝子チーフ」
緑「すっごお~い」
陽子「うっわあ~ぁ」
衣服を全て脱ぎ捨て全裸の朝子。
長さ2メートル以上はある大きな木製の箱の上に香奈枝を仰向けに押し倒し、騎乗位の体勢で香奈枝の腹のあたりに股間を押し付け、腰を振っている。
香奈枝は上着とブラウスの前をはだけ、下半身はいつ脱いだのか、ショーツ1枚の半裸である。
朝子「ああ、せんせ、せんせ、せんせ、香奈枝せんせ」
香奈枝「ともこ、どうだ、気持ちいいか」
朝子「いい、気持ちいいっ、いいようせんせ。
ね、おっぱい、触って、ぎゅうって、やって」
香奈枝「よおし、こうかあ」
朝子「いいいいいっ、せんせ、かなえせんせ、いいっ」
香奈枝「よおし、両乳首、同時摘まみ責め」
朝子「いやあ~~~ん、なんて気持ちいいの。
ね、せんせ、どうしてこんなに気持ちいいのかなあ」
香奈枝「さあ、どうしてだろうね」
朝子「わたしも、わたしもせんせのおっぱい、触るう。
外すよ、ブラ」
上半身を倒して香奈枝に抱き付き、背中に腕を回してブラのホックを外す朝子。
茜「みーちゃん、あたし、おかしくなりそう」
緑「あーちゃん、あたしもおかしくなりそう」
茜「ね、しようよお」
緑「うん、でも、前之園せんぱいに悪いよ」
茜「そうねえ」
緑「ね、まえのえせんぱい」
茜「いっしょにしません?」
緑「三人で」
陽子「え、いいの」
茜・緑「もちろん」
茜「せんぱいの絵、好きだしぃ」
緑「キャラが朝子せんぱいタイプだしぃ」
茜・緑「ねえ~え」
陽子「そうお。
じゃ、一人でボーっと立ってるのも間抜けっぽいし。
仲間に入れてもらおっかな」
茜「んじゃ、まず」
緑「キス、しましょ」
陽子と、茜・緑は立って三人で輪になって抱き合い、唇を合わせる。
陽子「ふううん」
茜「ああん」
緑「ああん」
陽子「さすが、上手ねえ、二人とも」
茜「まえのえせんぱいも、すてき」
陽子「前之園って、言いにくいでしょ。陽子でいいよ」
緑「よーこせんぱあい」
茜「すきすき」
緑「すきすきすき」
陽子「はあ~ん」
茜「よーこせんぱい、もっと舌出して」
陽子「こう?」
緑「だあめ、もっと」
陽子「ほおう?」
茜「うわ、美味しそうな舌」
緑「あ、あたし先」
陽子「ええええ」
茜「ずるーい、みーちゃん、つぎあたし」
緑「やん、もうちょっと」
陽子「うえええええ」
茜「あ、よーこせんぱい、涎たらしてるう。
なめちゃお」
緑「あ、朝子チーフ、すごおい。
お尻の穴まで丸見えだ」
陽子の垂らした唾液を手に受け、啜りこむ茜。
朝子は女性上位(下になった香奈枝も女性だが)の体勢で香奈枝にしがみつき、キスをしたり、香奈枝の乳房を掴んだり、自分の乳房を香奈枝の乳房に押し付けたり、激しく動いている。
香奈枝は、両手で朝子の尻を掴んでいる。
朝子「あっはあああああああ、あん、せんせ、気持ちいい」
香奈枝「そっか、そんなに気持ちいいか」
朝子「ね、せんせ、せんせも気持ち、いい?」
香奈枝「おう。いいぞ」
朝子「ね、せんせ、お願い、お尻の穴、触って」
香奈枝「お、そうか、あんた肛門好きだったな」
朝子「やだあ、こうもんって、恥ずかしいよ。
お尻の穴」
香奈枝「お・し・り・の・あ・な、は恥ずかしくないのか」
朝子「も、やだあ。
どうしてそんなに恥ずかしいことばかり言うの、せんせ」
香奈枝「たいがい恥ずかしいことをしておるくせに、
『こーもん』や『しりのあな』は駄目か」
朝子「もう、しらない。
そういうの『言葉嬲り』っていうんでしょ」
香奈枝「ほう、えらい専門用語を知っておるなあ」
朝子「せんせ。今はネットで大抵の知識は手に入るよ」
香奈枝「はは、そらそうだな、ほれ」
朝子「いやああ~ん」
香奈枝「なんだ、肛門、触ってほしかったのではないのか」
朝子「だあって、いきなりなんだもん」
香奈枝「もう少し突っ込むか、指」
朝子「うん、もっと、あ、ひいいいいい」
香奈枝「ほれ、ぐりぐりぐり」
朝子「いぎいい、ぎいっひっ、ひっ、ひっ」
香奈枝「朝子、もっと前においで。
わたしの顔にまたがるのじゃ」
朝子「あひっ、あひっ、あひっ」
香奈枝「ほれ、吸うぞ、クリ」
朝子「わああああああ、ああっ、ああっ、あんっ」
騎乗位の体勢で香奈枝の顔にまたがる朝子。
朝子の肛門に指を入れたまま、朝子のクリトリスを激しく吸いたてる香奈枝。
朝子「せんせ、せんせ、いいっ、いいっ、いいっ」
香奈枝「お、いくのか、朝子」
朝子「うんっ、いく、いくよ、せんせ、
あ、いや、いっくううううう」
転げ落ちそうになる朝子を支え、箱の上に横たえる香奈枝。立ち上がり、上着とブラウスを脱ぐ。
香奈枝「あーあぁ、まずったなあ。くしゃくしゃだよ上着。
脱いでからやるんだったなあ。
朝子めがあんまりせっかちだったからなあ」
茜「あ、せんせ、そこの棚の一番上の段にハンガーあります」
香奈枝「お、そうか、えーっと、スカートはどこ行った」
緑「こっちの物入れに引っかかってまあす。
さっき朝子チーフが放り投げました」
香奈枝「お、そうか。
まったく。自分一人で盛り上がって、
一人で勝手にいっちまったよ、朝子め」
陽子「せんせ、凄かったですね、朝子とのまぐわい」
香奈枝「まぐわいって、
あんたもまた古風な用語を知っておるのう」
陽子「今は何でもネットで調べられますから」
香奈枝「はは、朝子とおんなじことを。
ところで、あんたたち3人でやってたんだろ」
茜「やってたといっても」
緑「先生たちの迫力に毒気抜かれて」
陽子「見物してました」
香奈枝「んじゃ、せっかくだ。4人でやり直すか」
コメント一覧
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1. ハーレクイン- 2012/06/26 10:12
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観測会そっちのけで始まっちゃいました。夜の屋上、乱交パーティ。
これから、組み合わせをいろいろ変えて、長い夜を楽しく過ごしていこうと思います。
あっという間に失神した朝子さんもすぐに復活します。
ただ、改めて読み返してみますと、会話で描写しているだけに、どうしてもエロが滑り気味だなあ。
次から少し工夫せねば。
(せっかくセットした望遠鏡はどうすんねん)
あ、もちろんそれも考えております。
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2. Mikiko- 2012/06/26 20:16
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夜の屋上からなら、覗きには持って来いだと思うが……。
その用途じゃないとすると……。
まさか、望遠鏡を突っこむんじゃないでしょうね?
で、中を覗いたら……。
宇宙が見えるとか?
それは、あまりにも無茶だと思うぞ。
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3. ハーレクイン- 2012/06/26 20:46
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いろいろ手はあるものだなあ。
しかし女子高生が覗きって、何を覗くんだ。
顕微鏡ならともかく、望遠鏡を突っこむって、理科の先生のでかまんこでも無理だと思うぞ。
覗いたら宇宙が見えたってのは、たしか小松左京の短編にあったなあ。
タイトルは忘れたけど。
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4. Mikiko- 2012/06/27 06:34
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小松左京に先を越されてたか。
でも、思いついても不思議じゃないアイデアだよね。
あそこからブラックホールを連想するのは……。
むしろ、自然だから。
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5. ハーレクイン- 2012/06/27 09:55
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宇宙。
もちろん銀河系などというちゃちなものではなく、すべての銀河系、すべての星団・星雲、ブラックホール・ホワイトホール……なんもかんもひっくるめた宇宙。
この宇宙どうし(えーっ、宇宙て二つあるのん!)がまぐわう。
で、オスの宇宙からメスの宇宙へ、数多の銀河系があたかも精子の群れのようになだれ込んでいく……というもの。
うーむ。
誰かに突っ込んでみるかなあ、望遠鏡。
誰がええかなあ。
やっぱり香奈枝せんせかなあ。
それにしても舞台設定失敗した。
ピラミッドがデカすぎて、望遠鏡の周りのスペースが狭すぎるわい。