2009.3.7(土)
これは、151回で投稿したコメント「根開き」を、「Mikiko's Garden」の1本として再録したものです。
東京では、今朝がた雪が降ったとか。
でも、東京に雪が降るのは、春のしるしです。
新潟市内にも、もう雪は残ってません。
もちろん、山の方に行けば、まだまだ残雪はあります。
新潟県十日町市の松之山というところに、「美人林(びじんばやし)」と呼ばれるブナの林があります。
ブナの立ち姿があまりにも美しいため、この名がついたそうです。
雪解け時期の林では、不思議な景観が見られます。
木の根元だけ雪が解け、ぽっかりと穴が空いたように地面が見えるのです。
「根開き(ねあき)」という現象です。
この「根開き」の写真を撮るため、早春の「美人林」には、たくさんのカメラマンが集まるそうです。
残念ながら寒がりのわたしは、早春の林に行ったことがないので、「根開き」の写真は持ってません。
「美人林」ではありませんが、ここに、よく撮れた「根開き」の写真が載ってました。
どうしてこんなふうに、幹の根元だけ雪が解けるのでしょうか?
ネットで調べてみると、木の幹に陽があたって暖まり、その熱で雪が解けるってのが一般的な解答らしいです。
まあ確かに、「根開き」の光景を見ると、木が自ら熱を放って、雪を解かしたようにも見えます。
でもわたしは、ちょっと違った考えを持ってます。
あの穴を最初に空けたのは、雨じゃないかって。
春になると、雪は雨に変わります。
木の枝に落ちた雨の雫は、小枝を伝い、だんだん太い枝に集まって、最後は幹に行き着きます。
そして幹肌を垂直に流れ落ちる。
これを「樹幹流」といいます。
この樹幹流が株元まで降りると、積もった雪と幹の間に流れこみ、そこに隙間をつくる。
で、雪ってのは、空気と接しているところから解けていくんですね。
雪解けのころの豪雪地帯をクルマで走ってると、解け残った雪をブロック状に分割して、道路に投げ出してある光景を見かけます。
あれは、雪が空気と接する面積を大きくして、雪を早く解かすという知恵なんです。
で、樹幹流で隙間ができた株元の雪は、ぐるーっと筒状に空気と接することになる。
つまり、ほかの平らな場所より、空気と接する表面積が、ずっと大きくなるってわけです。
で、空気と接することになった穴の表面は、雪解けが早く進み穴が広がっていく……。
穴が開くほど、さらに表面積は大きくなるから、ますます穴が広がる。
そして、「根開き」のできあがり。
どう思われます?
Mikiko説。
木肌が暖まって雪を解かしたなんてのより、ずっと説得力あると思うんだけど……。
もちろんこんなこと、声高に主張するつもりはありません。
エロ女のタワゴトなんか、誰も聞いてくれないだろうし……。
まぁ、いいんです。
自分だけそう思ってれば。
わたしだって、エロいことばっかり考えてるわけじゃないんだよ……。
昔は、田舎暮らしに憧れててね。
ビオトープなんかにも興味があって、本も結構読んだ。
だから、水生植物なんかにもそこそこ詳しいんだよ、イネさん。
でも、本当の田舎暮らしはわたしには無理だって思った。
虫がダメなんです。
見た目もダメだけど、刺されるともっとダメ。
蚊にチクッと刺されただけで、端の人が仰天するほど腫れあがっちゃう。
虫と共存できなきゃ、田舎暮らしなんか絶対に無理でしょ。
東京では、今朝がた雪が降ったとか。
でも、東京に雪が降るのは、春のしるしです。
新潟市内にも、もう雪は残ってません。
もちろん、山の方に行けば、まだまだ残雪はあります。
新潟県十日町市の松之山というところに、「美人林(びじんばやし)」と呼ばれるブナの林があります。
ブナの立ち姿があまりにも美しいため、この名がついたそうです。
雪解け時期の林では、不思議な景観が見られます。
木の根元だけ雪が解け、ぽっかりと穴が空いたように地面が見えるのです。
「根開き(ねあき)」という現象です。
この「根開き」の写真を撮るため、早春の「美人林」には、たくさんのカメラマンが集まるそうです。
残念ながら寒がりのわたしは、早春の林に行ったことがないので、「根開き」の写真は持ってません。
「美人林」ではありませんが、ここに、よく撮れた「根開き」の写真が載ってました。
どうしてこんなふうに、幹の根元だけ雪が解けるのでしょうか?
ネットで調べてみると、木の幹に陽があたって暖まり、その熱で雪が解けるってのが一般的な解答らしいです。
まあ確かに、「根開き」の光景を見ると、木が自ら熱を放って、雪を解かしたようにも見えます。
でもわたしは、ちょっと違った考えを持ってます。
あの穴を最初に空けたのは、雨じゃないかって。
春になると、雪は雨に変わります。
木の枝に落ちた雨の雫は、小枝を伝い、だんだん太い枝に集まって、最後は幹に行き着きます。
そして幹肌を垂直に流れ落ちる。
これを「樹幹流」といいます。
この樹幹流が株元まで降りると、積もった雪と幹の間に流れこみ、そこに隙間をつくる。
で、雪ってのは、空気と接しているところから解けていくんですね。
雪解けのころの豪雪地帯をクルマで走ってると、解け残った雪をブロック状に分割して、道路に投げ出してある光景を見かけます。
あれは、雪が空気と接する面積を大きくして、雪を早く解かすという知恵なんです。
で、樹幹流で隙間ができた株元の雪は、ぐるーっと筒状に空気と接することになる。
つまり、ほかの平らな場所より、空気と接する表面積が、ずっと大きくなるってわけです。
で、空気と接することになった穴の表面は、雪解けが早く進み穴が広がっていく……。
穴が開くほど、さらに表面積は大きくなるから、ますます穴が広がる。
そして、「根開き」のできあがり。
どう思われます?
Mikiko説。
木肌が暖まって雪を解かしたなんてのより、ずっと説得力あると思うんだけど……。
もちろんこんなこと、声高に主張するつもりはありません。
エロ女のタワゴトなんか、誰も聞いてくれないだろうし……。
まぁ、いいんです。
自分だけそう思ってれば。
わたしだって、エロいことばっかり考えてるわけじゃないんだよ……。
昔は、田舎暮らしに憧れててね。
ビオトープなんかにも興味があって、本も結構読んだ。
だから、水生植物なんかにもそこそこ詳しいんだよ、イネさん。
でも、本当の田舎暮らしはわたしには無理だって思った。
虫がダメなんです。
見た目もダメだけど、刺されるともっとダメ。
蚊にチクッと刺されただけで、端の人が仰天するほど腫れあがっちゃう。
虫と共存できなきゃ、田舎暮らしなんか絶対に無理でしょ。