2010.10.9(土)
さて、生活習慣の改善、その2に移ります。
それは……。
ダニ対策。
生きたダニはもちろんですが……。
死骸やフンも、代表的なアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす物質)になります。
生きたダニに噛まれるとかの被害は、感じてなかったんですけど……。
枕元に綿埃がふわふわしてるのを見ると……。
やっぱり、何かいそうだなという気がしてました。
わたしは……。
超が付くほどの掃除嫌いなんですね。
身の回りが汚くても、いっこうに平気。
汚いという認識が無いんでしょうね。
東京で、一人暮らしをしてたときは……。
スゴかったですよ。
抜き打ちで訪ねてきた母が……。
部屋に入るなり、泣き崩れたほどですから。
↓は、新潟市出身の作家・坂口安吾の部屋。
これを撮影した写真家・林忠彦は……。
この部屋に入るなり、「これだ!」と叫んだとか。
無頼派作家・坂口安吾のイメージにぴったりだったんでしょうね。
わたしの部屋は、さすがにこれほどではなかったと思いますが……。
十分、人格を疑わせる程度ではありました。
ま、あれを見た母は……。
こいつは人様のところに嫁には出せない、と思ったんじゃないでしょうかね。
この歳まで、あまりしつこく結婚を勧められなかったのは……。
恐らく、あの部屋の記憶が抜けないせいではないかと思います。
それはさておき……。
わたしは今、2階の10畳の和室に、ひとりで寝てます。
万年床で。
ベッドじゃないんですよ。
畳に、布団敷いたまんま。
といっても、畳にジカには、敷いてません。
畳に敷きパッドを敷き……。
そこに、簀の子マットを置いてます(↓わたしの部屋ではありません)。
その上に、布団を敷いてるわけ。
なので、かろうじて“ベッド”と言えるかもしれません(言えんか?)。
人は、寝てる間に、コップ1杯の汗をかくそうですが……。
わたしは、人より汗っかきです。
特に、お酒を大量に飲んだ夜なんか……。
朝起きると、おねしょしたみたいになってます(↓わたしの布団に非ず)。
簀の子敷かないと、大変なことになるわけ。
これは、東京で体験済みです。
畳が腐ったんですよ。
青カビ、もーもーでした。
さて、万年床生活を始めて、何年になるか忘れましたが……。
その間、掃除をしたのは、ほとんど数えるほど。
わたしはそもそも、あの掃除機の音が嫌いなんです。
とにかくイライラする。
掃除機を敵と思って攻撃する犬がいますが……。
あの気持ち、大いにわかります。
わたしとしては、埃だらけの万年床は……。
快適そのものだったんですが……。
やっぱり、枕元を浮遊する綿埃を見ると……。
いるんじゃなかろうかって気がしますよね。
ダニが。
ひょっとしたら、わたしの乾癬は、コイツのせいじゃないか……。
というわけで、ダニ撲滅作戦を実行することにしました。
このダニ撲滅作戦で、まず手始めにやったのが、燻蒸です。
バルサンを使いました。
ホームセンターの薬局で、バルサンを一つ手に取り……。
レジに持って行ったところ……。
白衣を着たレジのおばさん(薬剤師?)曰く……。
「バルサンは、10日後にもう1回焚く必要があります」
バルサンは、ダニの卵には効かないそうです。
1回焚いただけでは、卵が生き残ってしまうわけね。
で、その卵が孵化する頃合いに、もう1度焚かなきゃならないそうです。
というわけで、バルサンを2個買わされました。
バルサンを焚いたのは、ほんとに久しぶりのこと。
東京のアパートで、ゴキブリ退治して以来でした。
煙の出ないバルサンとかも売ってますけど……。
煙が出なきゃ、ありがたみが無いよね。
わたしは、煙の出てる様子を、襖から顔だけ突っ込んで、必ず見届けます。
で、その効果ですが……。
さっぱりわかりません。
ま、ゴキブリと違って……。
ダニは目に見えませんからね。
仕方ないです。
あと、ダニ採りシートというのを買いました。
商品名は、「ダニホテル」。
ネーミングに引かれての購入。
2枚入りです。
敷き布団の下に入れておきます。
効果は……。
まったく実感できません。
ほんとに採れてるのか……。
手応えがな~い。
が……。
ここまでは、あくまでも準備段階です。
本番はこれから。
ダニ撲滅作戦の最終兵器として、わが軍が導入したのは……。
ハンディクリーナー。
新規購入です。
充電式の掃除機ね。
もちろん、コード式の掃除機なら、もともと家にあります。
では、なぜさらに買ったかというと……。
このクリーナーは、布団用なんです。
布団も、掃除機がけする必要があるということがわかったんです。
畳掃除をする掃除機のブラシを……。
そのまま布団に使ったんじゃ、汚いと思い……。
新たに購入しました。
掃除機のヘッドだけ買うって方法もありますが……。
ダニ採りには、ヘッドに回転ブラシが付いてる方がいいそうです。
回転ブラシと云っても……。
床にブラシを着けて、ブラシを動かせば転がるってのは……。
回転ブラシとは云いません。
ここで云う回転ブラシは、いわゆるパワーブラシというやつです。
ブラシに動力が繋がってて……。
それ独自で回転するブラシのこと。
掃除機の吸引力だけでは、ダニは採れないそうです。
きっと、トゲトゲの脚で、しがみついてるんでしょうね。
そこで、パワーブラシが必要になるわけ。
回転するブラシで、しがみつくダニを引っ剥がし……。
吸引力で吸いこむ、という仕組み。
掃除機を、充電式にしたわけは……。
電気コードが嫌いだからです。
うちの畳掃除用の掃除機は……。
ずんぐりむっくりな旧式です。
ネットで、似たような機種を探しましたが……。
見つかりません。
よほど旧式なんでしょう。
仕方が無いので、実物写真を載せます。
今どき、こんなの使ってる家庭、ありますかね?
太いコードが出てますね。
これが、必ず車輪に絡むんです。
強引に引っ張ると、掃除機が足元を掬われてひっくり返る。
めんどくさいから、仰向けの掃除機を引きずって掃除してます。
↓あられもない姿。
これだけでも、超ストレス。
というわけで、電気コードの無い機種にしました。
で、買ったのはですね……。
ホームセンターに売ってるような、聞いたことのないメーカー品ではありませんよ。
著名ブランドです。
なんと!
日本が世界に誇る、Panasonic製。
その名も、コードレスハンディクリーナー「バーディ」。
10,280円(税込・送料込)でした。
高い買い物をすれば、必ず使うと思ったので……。
少し無理をしました。
で、この高い掃除機で……。
毎週1回、敷き布団を隅々まで掃除機がけすることにしたんです。
ブラシが布団を擦りながら回転するので……。
そうとう採れてそうな感じはします。
でも実は、最近……。
サボってます。
1ヶ月くらい、畳掃除も、布団掃除もしてません。
8月は暑くて、ちょっと掃除する気になれなかったんです。
5分もかからないんですけどね。
トイレ掃除や、ベランダの水やりをしてると……。
気力が尽きます。
布団掃除を真っ先にやればいいんでしょうけど……。
やっぱり、効果がはっきり目に見えない作業は……。
どうしても後回しになっちゃいます。
実はわたし、布団乾燥機は、毎日かけてるんです。
送風用のシートを敷いて、乾燥機のノズルにつないで……。
布団を掛けて、タイマーをセットする。
そこそこの手間なんですけどね。
これは、毎日欠かさず出来るんです。
なぜかというと、効果がはっきりと感じられるから。
汗かきなので、朝起きるとシーツが湿ってるんですね。
そのまま寝たのでは気持ち悪い。
布団乾燥機をかけた布団とかけない布団では……。
肌触りが、ぜんぜん違います。
かけないではおれないって感じです。
なお、布団乾燥機くらいの熱では、ダニは死なないそうです。
天日干しでも一緒。
炎天下に布団を干すと、表面温度は50℃くらいになりますが……。
布団内部は、せいぜい30℃にしかならないそうです。
ダニは、余裕で生き残ります。
布団乾燥機の温度はわかりませんが……。
そんなに高くならないと思います。
火が出たりしたら、大変ですから。
メーカーも、ぜったい火が出ない温度にしてるんじゃないかな。
なので、ダニは必ず生き残ると思います。
それでは、天日干しも布団乾燥機も……。
ダニにとっては意味ないのか、ということですが……。
そんなことは無いと思います。
ダニは、湿気が大好きのようですから。
少なくとも、ダニの好む環境から、遠ざける効果はあると思います。
それに、もし天日干しや乾燥機でダニが死んだとしても……。
そのままにしてはおけません。
死骸も、アレルゲンになるからです。
かならず除去する必要があるんです。
つまり、掃除機がけは絶対必要ってこと。
あと、布団の天日干しと云えば……。
布団叩きが思い浮かびます。
奈良のおばちゃん、強烈でしたよね。
今、どうしてるんだろ?
で、その布団叩きですが……。
残念ながら……。
ダニを除去する効果は、ほとんど期待できないそうです。
布団1枚にいるダニは、数十万匹だとか。
NHKの「サイエンスQ」という番組で実験したところ……。
5分間、バシバシ布団を叩いても……。
取れたダニの数は、たったの800匹。
これに対し、パワーブラシの付いた掃除機で吸い取ってみたら……。
1分40秒で、2万匹のダニが採れたそうです。
なんだ、それでも数十分の2じゃないか……。
と思われるかも知れませんが……。
アレルギー反応ってのは、アレルゲンが一定以上の量になると、起こるものです。
コップから水が溢れるイメージですね。
つまり、アレルギー反応が起きない程度に、量を抑えられれば十分なわけです。
ま、以上のとおり……。
パワーブラシによるダニ除去が有効であることは、百も承知なんです。
理屈はわかるのよ。
そんなら、なぜに掃除が出来んのか?
やっぱり、ダニが除去できたってのが、目に見えないこと……。
これが、モチベーションの上がらない理由ですよね。
確実に採れてることがわかれば、喜んでやれると思うんです。
やっぱり、顕微鏡買おうかな。
さて、わたしの買った掃除機の話に戻りますが……。
Panasonic製コードレスハンディクリーナー「バーディ」ね。
充電式の機種にしたおかげで……。
確かに、電源コードのストレスからは解放されました。
でも、その代わり……。
重い!
1.4㎏あります。
充電地が内蔵されてますからね。
ちょっとしたダンベル並み。
ダンベルトレーニングするくらいなら……。
充電式掃除機をお勧めしますよ。
掃除も出来て、一石二鳥。
ま、床に敷いた布団にかける場合は……。
疲れたら、手を止めて休めばいいんですけどね。
布団1枚、丁寧にかけると、けっこう腕に来ます。
ま、あちらを立てればこちらが立たずで……。
このへんは仕方ありません。
でも、掃除機がけは、彼岸過ぎたらちゃんと再開するつもりです。
10,280円(税込・送料込)もしたPanasonicを、このまま埋もれさせてなるものか!
ということで……。
ダニ撲滅作戦は……。
ただいま休戦中です(恥)。
さて、生活習慣の改善は、こんなとこでしょうかね。
結局、自転車散歩と布団の掃除機がけしかありません。
酒、タバコ、食習慣には、一切手を付けてません。
なぜなら……。
これらを制限したら……。
ストレスが増大してしまうからです。
乾癬には、ストレスが一番悪いそうなのでね。
嗜好物には、手を付けることが出来んのです!
次に、外用療法と一対をなす治療法について述べます。
すなわち、内服療法。
軟膏などの塗り薬は、あくまでも対処療法です。
火山で云えば、火口を手当てして、マグマの噴出をなだめる療法。
マグマそのものを減衰させるものではありません。
なので、塗ってるところが良くなっても……。
別のところから発症したりして……。
イタチごっこになる場合も多いようです。
乾癬の根本治療には、体質の改善が必須と云われてます。
もちろん、食習慣の改善とかも必要なんでしょうが……。
嗜好物を抑えたのでは、ストレスになってしまいます。
乾癬の大敵は、ストレスですから。
なので、体質改善の手っとり早い方法は、お薬を飲むことですね。
といっても、わたしの場合……。
お医者さんから、内服薬をもらったわけではありません。
お医者さんでは……。
関節炎を併発したり、耐え難い痒みなどでQOLが著しく低下してる患者さんには……。
ビタミンA誘導体や免疫抑制剤など、内服薬の処方があるようです。
でも、塗り薬と比べて、内服薬は危険も大きいみたいです。
ビタミンA誘導体の「エトレチナート」という薬剤では……。
妊娠中の女性が服用した場合、胎児に奇形が起こる危険性もあるとか。
処方に際しては、同意書の提出が義務づけられてるそうです。
わたしの症状は、内服薬を処方されるほどヒドくはないので……。
お医者さんを通さずに入手できる、サプリメント類を試してます。
最初に見つけたのが、「ビオチン」。
こう書いても……。
聞いたこと、無いですよね?
「ビオチン」って名称は、なんだかコミカルな響きで怪しげですが……。
れっきとしたビタミンの名前です。
ビタミンB2の化学名が、「リボフラビン」であるのと同じく……。
ビタミンB7の化学名が、「ビオチン」なんです。
「ビオチン」は、皮膚や粘膜、爪などの維持に必要なビタミンです。
不足すると、皮膚炎なんかになりやすくなるんですね。
食物からも摂取できますが、主に腸内細菌が作ってます。
で、腸内に悪玉菌が増えると、ビオチンを作る善玉菌が劣勢になり……。
ビオチン欠乏症が起こると考えられてます。
「ビオチン」は、ビタミンなので……。
ビタミンサプリとして入手できます。
わたしは、楽天市場で買いました。
わたしの買ったサイトは、こちらです。
値段は、思いの外安かったです。
↓120カプセル入りの瓶で、1,940円。
とりあえず、これを2瓶買いました。
送料は、定形外郵便で240円。
合計額は、1,940円×2+240円=4,120円。
1日1カプセル飲めばいいので、2瓶で240日(8ヶ月)持ちます。
1ヶ月当たりにすると、515円。
それほど懐が痛まない額です。
最初だったので、楽天市場からお店を選びましたが……。
アメリカから直接買えば、もっと安く入手できるようです。
こちら(日本語表示です)。
で、このビオチンを飲み始めたころなんですが……。
ある重大なことに気が付いたんです。
乾癬になる前となってからで、何か変わったことはなかったかってことです。
日光浴が足りなくなった、ってのがひとつね。
でも、もっと重大な変化があったんです。
何で気づかなかったんだろうって感じ。
それは何かと云うと……。
ピロリ菌の有無です!
昨年の春から夏にかけ……。
ピロリ菌の除菌治療を受けました。
で、見事一発で除菌に成功したわけですが……。
考えてみると……。
ちょうど、それと入れ替わりなんです。
乾癬が悪化し始めたのは。
これは何かある……。
そう思いましたね。
でも、ネットを調べても……。
ピロリ菌と乾癬をつなげる情報は、見つかりませんでした。
何の関係もない、という判断もできるでしょうが……。
わたしには、偶然の符合とは、どうしても思えませんでした。
で、灰色の脳細胞を駆使し……。
ピロリ菌と乾癬の関連について、自分なりに考えてみました。
まず、ピロリ菌がいた時のこと。
いったい、いつごろからいたのかわかりませんが……。
そうとうな昔からだと思います。
わたしの体は、昔から、内憂を抱えてたわけね。
内戦が続いてたわけです。
当然、ピロリ菌ゲリラを抑え続けるためには……。
それなりの軍備を維持せにゃならんわけ。
軍備ってのは、免疫機能みたいなもののことです。
それが……。
ある日突然……。
ピロリ菌ゲリラが消滅してしまった。
内戦が無くなったわけです。
本来であれば、万々歳して……。
軍備を縮小すればいいわけです。
しかし、わたしの体では、そうならなかった。
増強した軍隊が、そのまま残っちゃったわけです。
で、内戦が無くなり、ヒマになった軍隊はですね……。
それまでは見向きもして来なかったアレルゲンの進入に、過剰反応を起こすようになった。
体表で戦線の火蓋が切られました。
竹槍部隊程度の相手に、重火気まで使用した結果……。
戦場となったわたしの肌には……。
無惨な焼け跡である、乾癬が残った。
これが、わたしの脳裏に浮かんだ乾癬発症のシナリオです。
それでは、どうすればいいか?
単純に思いつく方法は、ピロリ菌をまた体内に取り入れることです。
考えてみれば、わたしのピロリ菌は……。
そんなに悪さをしてたわけじゃないんですよ。
自覚症状は、全く無かったし。
実際、除菌前と除菌後で、体調は何も変わってないんです。
ひょっとしたら……。
わたしのピロちゃんは……。
乾癬から、わたしの体を守ってくれてたのかも知れない。
そう思うと……。
ピロリ菌に申し訳ない気持ちすら起こりました。
と言っても……。
除菌治療を受けたお医者さんに、ピロリ菌をまた入れてくださいなんて訴えても……。
とうてい、ムリでしょうね。
医療行為に反することなんか、してくれっこないよね。
でも、ピロリ菌の菌体なんて、市販されてないだろうし……。
考えあぐねた結果……。
わたしは、ひとつの答えにたどり着きました。
それは……。
ピロリ菌じゃなくても、いいんじゃないの?
というものでした。
とりあえずは、戦いたくてしょうがない免疫機能の矛先を……。
外界のアレルゲンから逸らせばいいわけです。
なので、とりあえず“菌”であればいいんじゃないかと……。
で、入手できる“菌”には、何があるか?
菌と言っても、大腸菌とかじゃ、あまりにもヒール過ぎます。
簡単には、手に入らんだろうし。
で、思いついたのが……。
乳酸菌でした。
ピロリ菌とは、だいぶ違うような気がしますが……。
とりあえず、乳酸菌を体内に取り込み……。
免疫機能の目先を逸らすことができるか、試してみることにしました。
買ったのは、乳酸菌サプリ。
顆粒状で、スティック入りです。
味は、もろヨーグルトでした。
飲み始めてすぐ……。
これは効かんな、という予感がしました。
ピロリ菌とは、役者が違うって感じです。
もちろん、健康にはいいんでしょうけど……。
免疫機能の目先を逸らすのは、ムリって感じです。
でも、とりあえず買ったものが無くなるまでは、様子を見ることにしました(高かったので)。
ここまで書いてたら……。
以前から飲み続けてるビタミン剤が、ひとつあったことを思い出しました。
飲み始めたのは、乾癬になるずっと前です。
なので、乾癬治療とは関係ないんですけどね。
それは、「パンピンチオC」。
聞いたこと無いでしょう?
でも、「ハイチオールC」なら、耳にしたことあるんじゃないかな?
「パンピンチオC」は、「ハイチオールC」のジェネリックなんです。
値段が、かなり違います。
楽天市場で、180錠入りの価格(税込・送料込)を比べると……。
「ハイチオールC」の最安値が、2,280円(こちら)。
それに対し、「パンピンチオC」の最安値は、1,498円(こちら)。
約1.5倍です。
「L-システイン」というアミノ酸が主成分。
実は、乾癬とまったく無関係とも言えないんです。
説明書きには、次のような記述があります。
『L-システインは、生体内代謝に関与して皮膚の働きを良くし、ビタミンCとともに、出来てしまったシミやメラニン色素の生成を抑えます』
「L-システイン」は、髪・皮膚・爪を形成する成分だそうです。
たぶん、「パンピンチオC」を飲み始めたのは……。
自転車散歩の全盛期だったと思います。
一時期、花や樹木の写真を撮るのに夢中だったころがあるんですね。
農家の軒先や、道ばたに咲いてる花を撮り回るためには、自転車が最適なんです。
一夏を過ぎると、かなり日焼けしてました。
年とともに、日焼けの色がなかなか抜けないようになり……。
さすがに将来が心配になりました。
というわけで、これを飲み始めたんだと思う。
あと、もう一つの効能にも大いに引かれました。
『二日酔いや全身倦怠の原因物質の代謝分解を促します』
まさに、わたしのためのお薬だと思いました。
年とともに、二日酔いが抜けなくなって来てましたから。
元来「L-システイン」は、肝臓における解毒効果で注目された成分です。
もともとは、二日酔いの薬だったわけね。
その後、「L-システイン」には、メラニンの生成を抑え、メラニンを無色化する効果があることがわかり……。
美白ブームでブレークしました。
現在は、お肌の薬として買う人がほとんどだと思います。
「効能・効果」を書き写します。
『しみ・そばかす・日焼けなどの色素沈着症・全身倦怠・二日酔・にきび・湿疹・じんましん・かぶれ・くすりまけけ』
残念ながら、乾癬はありません。
でも、飲んで悪いって感じじゃありませんよね。
お肌に良くて……。
しかも、二日酔いにまで効くってんだからね。
2錠ずつ1日3回服用なので、180錠入りの瓶は1ヶ月分になります。
貧乏なわたしにも、1ヶ月1,500円ってのは、それほど重い負担ではありませんので……。
とりあえずは、飲み続けようと思ってます。
さて次は、乾癬になってから飲み始めたものの続き。
ビオチンと乳酸菌については、すでに述べましたが……。
まだまだあります。
まず、ひとつめ。
それは、「亜鉛」です。
名前くらいは、聞いたことありますよね?
よく知られた鉱物です。
銅のメッキなどに使われます。
「亜鉛」という名前から……。
「鉛」の仲間のように思われがちですが……。
別物です。
見た目が「鉛」に似てたので、この名が付けられました。
ご存じのように、「鉛」は有毒金属です。
これに似ているということから……。
亜鉛も人体に有毒と考えられて来ました。
でも、研究が進むにつれ、そうで無いことが判って来たんですね。
有毒どころか、人体にとって、必要不可欠なミネラルだったんです。
現在では、1日12mgが必要と考えられています。
それでは亜鉛は、体内でどのような働きをしてるのでしょうか?
まず亜鉛には、皮膚を正常に保つ働きがあるんです。
必須ミネラルであることが分かるずっとまえから……。
亜鉛は、火傷や湿疹の民間薬として使われていました。
亜鉛には、皮膚の傷を修復したり、皮膚を正常な状態に保つ効能があることが……。
経験的に知られてたからです。
亜鉛は、ビタミンCと協力し、コラーゲンを生成します。
さらに、メラニンの代謝を促し、シミやそばかすを消す働きもあります。
どうやら、皮膚細胞の再生を早める力があるようなんですね。
つまり、若々しい肌や爪を保つためには、無くてはならないミネラル。
亜鉛の働きは、これだけではありません。
亜鉛の別名は、「性のミネラル」。
男性においては、精子の形成に関係しているそうです。
亜鉛が不足すると……。
EDになったり、種無しになったりするのだとか。
恐ろしいですねー。
女性にとっても、人ごとではありませんよ。
実は、女性の卵巣には、亜鉛が多く含まれており……。
黄体形成ホルモンや、卵胞刺激ホルモンの働きを促してるそうです。
亜鉛が不足すると……。
ホルモンの分泌量が低下し、生理不順や生理痛が起こりやすくなるそうです。
特に妊娠中は、細胞分裂を手助けするミネラルとして、意識して取る必要があるのだとか。
かように重要な働きをする亜鉛なのですが……。
日本人は、亜鉛が不足しやすいそうです。
食物に含有されてる割合も、それほど多くはありませんし……。
調理の課程で失われやすいんですね。
しかも、体内への吸収率が悪いと来てる。
ひょっとしたらあなたも、亜鉛不足かも知れませんよ。
特に、ご夫婦の場合……。
同じ食事を摂る場合が多いわけですから……。
夫婦揃って亜鉛不足ということも、大いに考えられます。
夫婦仲は悪くないのに……。
旦那さんに、夜の元気が無い。
奥さんは、生理痛や生理不順に悩んでる。
こんなご夫婦は……。
夫婦揃って亜鉛不足なのかも知れません。
それなら今日からさっそく……。
亜鉛を多く含む食品を、たくさん摂るようにしよう!
と決意されたあなた。
しばし、お待ちください。
亜鉛を多く含む食品を書き出してみます。
『牡蠣、牛肉全般、豚や鳥のレバー、ウナギ、チーズ、ナッツ類、卵』
このように、亜鉛を含む食品は、いわゆる欧米食でよく使われる素材です。
逆に言うと、一般的な日本食では、亜鉛の必要量は賄えないんですね。
だから、日本人は亜鉛不足になりやすいわけです。
奥さんが、旦那さんの健康を気遣い……。
体にいい日本食を、毎日作ってるというご家庭。
そんなご夫婦の方が、実は、亜鉛不足になりやすいってことかも知れません。
だったら、↑のような食品を、亜鉛の所要量を満たすほどに、たくさん摂ればいいのでしょうか?
そんなことしたら……。
たぶん、メタボになっちゃいますよね。
亜鉛不足から生じる弊害よりも、もっと大きな危険を招くことになります。
つまり、食事からだけだと、必要な亜鉛量を摂取するのは難しいんですね。
それなら、どうしたらいいの?
ってことですが……。
当然、食事以外から摂取しなければならんわけです。
では、亜鉛は、どうやって手に入れたらいいんでしょう?
それはですね……。
住友金属に行って、買い付けて来なきゃならないんです!
……というのは、もちろんウソで……。
ちゃんとサプリになってます。
ファンケルにも、DHCにもあります。
わたしの行くスーパーには、サプリのコーナーがあり……。
DHCの亜鉛も売ってます。
20カプセル入りです。
1カプセル中の亜鉛含有量は、15mg。
1日の所要量が12mgですから……。
1日1カプセルでいいわけ。
20カプセルで、20日分。
いくらだと思います?
値札見たら、驚きますよ。
これです。
マジかよ……。
これだけ優れたミネラルが……。
20日分で、210円です。
1ヶ月換算で、315円。
クドいようだけど、1日315円じゃないんだからね。
1ヶ月、315円です。
申し訳ないくらいですね。
こりゃもう、文句なしに“買い”でしょ。
もうちょっとくらいなら、出してもいいんですけど……。
って感じです。
レアメタルってのが最近話題になってますが……。
ありふれメタルなんでしょうかね?
あんまり安すぎて利益が上がらないからって、販売止めちゃうんじゃないかって方が心配。
さて、こんなわけで……。
ビオチンと乳酸菌、それに亜鉛を飲み始めたわけですが……。
こういうサプリ類では、劇的な症状改善ってのは期待できません。
少なくとも3ヶ月くらい続けないと、効いてるかどうかは判断できないようです。
せっかちなわたしには、これが一番もどかしいところ。
ほんとは1種類ずつ飲まないと、どれが効いてるのかわからなくなるんだろうけどね。
とっても、そんな悠長に構えてはおれまへん。
というわけで、さらに新たなサプリを追加しました。
どーも、乳酸菌が弱い気がしてね。
なにしろ、大ヒールのピロリ菌と、ガチで渡り合わなきゃならんわけですから。
乳酸菌じゃ、ちょっとベビーフェイスすぎます。
と思ってたところに……。
ファンケルのカタログ、9月号が届きました(↓読み倒したので、ヨレヨレ)。
※(Ⅲ)に続きます。
それは……。
ダニ対策。
生きたダニはもちろんですが……。
死骸やフンも、代表的なアレルゲン(アレルギー症状を引き起こす物質)になります。
生きたダニに噛まれるとかの被害は、感じてなかったんですけど……。
枕元に綿埃がふわふわしてるのを見ると……。
やっぱり、何かいそうだなという気がしてました。
わたしは……。
超が付くほどの掃除嫌いなんですね。
身の回りが汚くても、いっこうに平気。
汚いという認識が無いんでしょうね。
東京で、一人暮らしをしてたときは……。
スゴかったですよ。
抜き打ちで訪ねてきた母が……。
部屋に入るなり、泣き崩れたほどですから。
↓は、新潟市出身の作家・坂口安吾の部屋。
これを撮影した写真家・林忠彦は……。
この部屋に入るなり、「これだ!」と叫んだとか。
無頼派作家・坂口安吾のイメージにぴったりだったんでしょうね。
わたしの部屋は、さすがにこれほどではなかったと思いますが……。
十分、人格を疑わせる程度ではありました。
ま、あれを見た母は……。
こいつは人様のところに嫁には出せない、と思ったんじゃないでしょうかね。
この歳まで、あまりしつこく結婚を勧められなかったのは……。
恐らく、あの部屋の記憶が抜けないせいではないかと思います。
それはさておき……。
わたしは今、2階の10畳の和室に、ひとりで寝てます。
万年床で。
ベッドじゃないんですよ。
畳に、布団敷いたまんま。
といっても、畳にジカには、敷いてません。
畳に敷きパッドを敷き……。
そこに、簀の子マットを置いてます(↓わたしの部屋ではありません)。
その上に、布団を敷いてるわけ。
なので、かろうじて“ベッド”と言えるかもしれません(言えんか?)。
人は、寝てる間に、コップ1杯の汗をかくそうですが……。
わたしは、人より汗っかきです。
特に、お酒を大量に飲んだ夜なんか……。
朝起きると、おねしょしたみたいになってます(↓わたしの布団に非ず)。
簀の子敷かないと、大変なことになるわけ。
これは、東京で体験済みです。
畳が腐ったんですよ。
青カビ、もーもーでした。
さて、万年床生活を始めて、何年になるか忘れましたが……。
その間、掃除をしたのは、ほとんど数えるほど。
わたしはそもそも、あの掃除機の音が嫌いなんです。
とにかくイライラする。
掃除機を敵と思って攻撃する犬がいますが……。
あの気持ち、大いにわかります。
わたしとしては、埃だらけの万年床は……。
快適そのものだったんですが……。
やっぱり、枕元を浮遊する綿埃を見ると……。
いるんじゃなかろうかって気がしますよね。
ダニが。
ひょっとしたら、わたしの乾癬は、コイツのせいじゃないか……。
というわけで、ダニ撲滅作戦を実行することにしました。
このダニ撲滅作戦で、まず手始めにやったのが、燻蒸です。
バルサンを使いました。
ホームセンターの薬局で、バルサンを一つ手に取り……。
レジに持って行ったところ……。
白衣を着たレジのおばさん(薬剤師?)曰く……。
「バルサンは、10日後にもう1回焚く必要があります」
バルサンは、ダニの卵には効かないそうです。
1回焚いただけでは、卵が生き残ってしまうわけね。
で、その卵が孵化する頃合いに、もう1度焚かなきゃならないそうです。
というわけで、バルサンを2個買わされました。
バルサンを焚いたのは、ほんとに久しぶりのこと。
東京のアパートで、ゴキブリ退治して以来でした。
煙の出ないバルサンとかも売ってますけど……。
煙が出なきゃ、ありがたみが無いよね。
わたしは、煙の出てる様子を、襖から顔だけ突っ込んで、必ず見届けます。
で、その効果ですが……。
さっぱりわかりません。
ま、ゴキブリと違って……。
ダニは目に見えませんからね。
仕方ないです。
あと、ダニ採りシートというのを買いました。
商品名は、「ダニホテル」。
ネーミングに引かれての購入。
2枚入りです。
敷き布団の下に入れておきます。
効果は……。
まったく実感できません。
ほんとに採れてるのか……。
手応えがな~い。
が……。
ここまでは、あくまでも準備段階です。
本番はこれから。
ダニ撲滅作戦の最終兵器として、わが軍が導入したのは……。
ハンディクリーナー。
新規購入です。
充電式の掃除機ね。
もちろん、コード式の掃除機なら、もともと家にあります。
では、なぜさらに買ったかというと……。
このクリーナーは、布団用なんです。
布団も、掃除機がけする必要があるということがわかったんです。
畳掃除をする掃除機のブラシを……。
そのまま布団に使ったんじゃ、汚いと思い……。
新たに購入しました。
掃除機のヘッドだけ買うって方法もありますが……。
ダニ採りには、ヘッドに回転ブラシが付いてる方がいいそうです。
回転ブラシと云っても……。
床にブラシを着けて、ブラシを動かせば転がるってのは……。
回転ブラシとは云いません。
ここで云う回転ブラシは、いわゆるパワーブラシというやつです。
ブラシに動力が繋がってて……。
それ独自で回転するブラシのこと。
掃除機の吸引力だけでは、ダニは採れないそうです。
きっと、トゲトゲの脚で、しがみついてるんでしょうね。
そこで、パワーブラシが必要になるわけ。
回転するブラシで、しがみつくダニを引っ剥がし……。
吸引力で吸いこむ、という仕組み。
掃除機を、充電式にしたわけは……。
電気コードが嫌いだからです。
うちの畳掃除用の掃除機は……。
ずんぐりむっくりな旧式です。
ネットで、似たような機種を探しましたが……。
見つかりません。
よほど旧式なんでしょう。
仕方が無いので、実物写真を載せます。
今どき、こんなの使ってる家庭、ありますかね?
太いコードが出てますね。
これが、必ず車輪に絡むんです。
強引に引っ張ると、掃除機が足元を掬われてひっくり返る。
めんどくさいから、仰向けの掃除機を引きずって掃除してます。
↓あられもない姿。
これだけでも、超ストレス。
というわけで、電気コードの無い機種にしました。
で、買ったのはですね……。
ホームセンターに売ってるような、聞いたことのないメーカー品ではありませんよ。
著名ブランドです。
なんと!
日本が世界に誇る、Panasonic製。
その名も、コードレスハンディクリーナー「バーディ」。
10,280円(税込・送料込)でした。
高い買い物をすれば、必ず使うと思ったので……。
少し無理をしました。
で、この高い掃除機で……。
毎週1回、敷き布団を隅々まで掃除機がけすることにしたんです。
ブラシが布団を擦りながら回転するので……。
そうとう採れてそうな感じはします。
でも実は、最近……。
サボってます。
1ヶ月くらい、畳掃除も、布団掃除もしてません。
8月は暑くて、ちょっと掃除する気になれなかったんです。
5分もかからないんですけどね。
トイレ掃除や、ベランダの水やりをしてると……。
気力が尽きます。
布団掃除を真っ先にやればいいんでしょうけど……。
やっぱり、効果がはっきり目に見えない作業は……。
どうしても後回しになっちゃいます。
実はわたし、布団乾燥機は、毎日かけてるんです。
送風用のシートを敷いて、乾燥機のノズルにつないで……。
布団を掛けて、タイマーをセットする。
そこそこの手間なんですけどね。
これは、毎日欠かさず出来るんです。
なぜかというと、効果がはっきりと感じられるから。
汗かきなので、朝起きるとシーツが湿ってるんですね。
そのまま寝たのでは気持ち悪い。
布団乾燥機をかけた布団とかけない布団では……。
肌触りが、ぜんぜん違います。
かけないではおれないって感じです。
なお、布団乾燥機くらいの熱では、ダニは死なないそうです。
天日干しでも一緒。
炎天下に布団を干すと、表面温度は50℃くらいになりますが……。
布団内部は、せいぜい30℃にしかならないそうです。
ダニは、余裕で生き残ります。
布団乾燥機の温度はわかりませんが……。
そんなに高くならないと思います。
火が出たりしたら、大変ですから。
メーカーも、ぜったい火が出ない温度にしてるんじゃないかな。
なので、ダニは必ず生き残ると思います。
それでは、天日干しも布団乾燥機も……。
ダニにとっては意味ないのか、ということですが……。
そんなことは無いと思います。
ダニは、湿気が大好きのようですから。
少なくとも、ダニの好む環境から、遠ざける効果はあると思います。
それに、もし天日干しや乾燥機でダニが死んだとしても……。
そのままにしてはおけません。
死骸も、アレルゲンになるからです。
かならず除去する必要があるんです。
つまり、掃除機がけは絶対必要ってこと。
あと、布団の天日干しと云えば……。
布団叩きが思い浮かびます。
奈良のおばちゃん、強烈でしたよね。
今、どうしてるんだろ?
で、その布団叩きですが……。
残念ながら……。
ダニを除去する効果は、ほとんど期待できないそうです。
布団1枚にいるダニは、数十万匹だとか。
NHKの「サイエンスQ」という番組で実験したところ……。
5分間、バシバシ布団を叩いても……。
取れたダニの数は、たったの800匹。
これに対し、パワーブラシの付いた掃除機で吸い取ってみたら……。
1分40秒で、2万匹のダニが採れたそうです。
なんだ、それでも数十分の2じゃないか……。
と思われるかも知れませんが……。
アレルギー反応ってのは、アレルゲンが一定以上の量になると、起こるものです。
コップから水が溢れるイメージですね。
つまり、アレルギー反応が起きない程度に、量を抑えられれば十分なわけです。
ま、以上のとおり……。
パワーブラシによるダニ除去が有効であることは、百も承知なんです。
理屈はわかるのよ。
そんなら、なぜに掃除が出来んのか?
やっぱり、ダニが除去できたってのが、目に見えないこと……。
これが、モチベーションの上がらない理由ですよね。
確実に採れてることがわかれば、喜んでやれると思うんです。
やっぱり、顕微鏡買おうかな。
さて、わたしの買った掃除機の話に戻りますが……。
Panasonic製コードレスハンディクリーナー「バーディ」ね。
充電式の機種にしたおかげで……。
確かに、電源コードのストレスからは解放されました。
でも、その代わり……。
重い!
1.4㎏あります。
充電地が内蔵されてますからね。
ちょっとしたダンベル並み。
ダンベルトレーニングするくらいなら……。
充電式掃除機をお勧めしますよ。
掃除も出来て、一石二鳥。
ま、床に敷いた布団にかける場合は……。
疲れたら、手を止めて休めばいいんですけどね。
布団1枚、丁寧にかけると、けっこう腕に来ます。
ま、あちらを立てればこちらが立たずで……。
このへんは仕方ありません。
でも、掃除機がけは、彼岸過ぎたらちゃんと再開するつもりです。
10,280円(税込・送料込)もしたPanasonicを、このまま埋もれさせてなるものか!
ということで……。
ダニ撲滅作戦は……。
ただいま休戦中です(恥)。
さて、生活習慣の改善は、こんなとこでしょうかね。
結局、自転車散歩と布団の掃除機がけしかありません。
酒、タバコ、食習慣には、一切手を付けてません。
なぜなら……。
これらを制限したら……。
ストレスが増大してしまうからです。
乾癬には、ストレスが一番悪いそうなのでね。
嗜好物には、手を付けることが出来んのです!
次に、外用療法と一対をなす治療法について述べます。
すなわち、内服療法。
軟膏などの塗り薬は、あくまでも対処療法です。
火山で云えば、火口を手当てして、マグマの噴出をなだめる療法。
マグマそのものを減衰させるものではありません。
なので、塗ってるところが良くなっても……。
別のところから発症したりして……。
イタチごっこになる場合も多いようです。
乾癬の根本治療には、体質の改善が必須と云われてます。
もちろん、食習慣の改善とかも必要なんでしょうが……。
嗜好物を抑えたのでは、ストレスになってしまいます。
乾癬の大敵は、ストレスですから。
なので、体質改善の手っとり早い方法は、お薬を飲むことですね。
といっても、わたしの場合……。
お医者さんから、内服薬をもらったわけではありません。
お医者さんでは……。
関節炎を併発したり、耐え難い痒みなどでQOLが著しく低下してる患者さんには……。
ビタミンA誘導体や免疫抑制剤など、内服薬の処方があるようです。
でも、塗り薬と比べて、内服薬は危険も大きいみたいです。
ビタミンA誘導体の「エトレチナート」という薬剤では……。
妊娠中の女性が服用した場合、胎児に奇形が起こる危険性もあるとか。
処方に際しては、同意書の提出が義務づけられてるそうです。
わたしの症状は、内服薬を処方されるほどヒドくはないので……。
お医者さんを通さずに入手できる、サプリメント類を試してます。
最初に見つけたのが、「ビオチン」。
こう書いても……。
聞いたこと、無いですよね?
「ビオチン」って名称は、なんだかコミカルな響きで怪しげですが……。
れっきとしたビタミンの名前です。
ビタミンB2の化学名が、「リボフラビン」であるのと同じく……。
ビタミンB7の化学名が、「ビオチン」なんです。
「ビオチン」は、皮膚や粘膜、爪などの維持に必要なビタミンです。
不足すると、皮膚炎なんかになりやすくなるんですね。
食物からも摂取できますが、主に腸内細菌が作ってます。
で、腸内に悪玉菌が増えると、ビオチンを作る善玉菌が劣勢になり……。
ビオチン欠乏症が起こると考えられてます。
「ビオチン」は、ビタミンなので……。
ビタミンサプリとして入手できます。
わたしは、楽天市場で買いました。
わたしの買ったサイトは、こちらです。
値段は、思いの外安かったです。
↓120カプセル入りの瓶で、1,940円。
とりあえず、これを2瓶買いました。
送料は、定形外郵便で240円。
合計額は、1,940円×2+240円=4,120円。
1日1カプセル飲めばいいので、2瓶で240日(8ヶ月)持ちます。
1ヶ月当たりにすると、515円。
それほど懐が痛まない額です。
最初だったので、楽天市場からお店を選びましたが……。
アメリカから直接買えば、もっと安く入手できるようです。
こちら(日本語表示です)。
で、このビオチンを飲み始めたころなんですが……。
ある重大なことに気が付いたんです。
乾癬になる前となってからで、何か変わったことはなかったかってことです。
日光浴が足りなくなった、ってのがひとつね。
でも、もっと重大な変化があったんです。
何で気づかなかったんだろうって感じ。
それは何かと云うと……。
ピロリ菌の有無です!
昨年の春から夏にかけ……。
ピロリ菌の除菌治療を受けました。
で、見事一発で除菌に成功したわけですが……。
考えてみると……。
ちょうど、それと入れ替わりなんです。
乾癬が悪化し始めたのは。
これは何かある……。
そう思いましたね。
でも、ネットを調べても……。
ピロリ菌と乾癬をつなげる情報は、見つかりませんでした。
何の関係もない、という判断もできるでしょうが……。
わたしには、偶然の符合とは、どうしても思えませんでした。
で、灰色の脳細胞を駆使し……。
ピロリ菌と乾癬の関連について、自分なりに考えてみました。
まず、ピロリ菌がいた時のこと。
いったい、いつごろからいたのかわかりませんが……。
そうとうな昔からだと思います。
わたしの体は、昔から、内憂を抱えてたわけね。
内戦が続いてたわけです。
当然、ピロリ菌ゲリラを抑え続けるためには……。
それなりの軍備を維持せにゃならんわけ。
軍備ってのは、免疫機能みたいなもののことです。
それが……。
ある日突然……。
ピロリ菌ゲリラが消滅してしまった。
内戦が無くなったわけです。
本来であれば、万々歳して……。
軍備を縮小すればいいわけです。
しかし、わたしの体では、そうならなかった。
増強した軍隊が、そのまま残っちゃったわけです。
で、内戦が無くなり、ヒマになった軍隊はですね……。
それまでは見向きもして来なかったアレルゲンの進入に、過剰反応を起こすようになった。
体表で戦線の火蓋が切られました。
竹槍部隊程度の相手に、重火気まで使用した結果……。
戦場となったわたしの肌には……。
無惨な焼け跡である、乾癬が残った。
これが、わたしの脳裏に浮かんだ乾癬発症のシナリオです。
それでは、どうすればいいか?
単純に思いつく方法は、ピロリ菌をまた体内に取り入れることです。
考えてみれば、わたしのピロリ菌は……。
そんなに悪さをしてたわけじゃないんですよ。
自覚症状は、全く無かったし。
実際、除菌前と除菌後で、体調は何も変わってないんです。
ひょっとしたら……。
わたしのピロちゃんは……。
乾癬から、わたしの体を守ってくれてたのかも知れない。
そう思うと……。
ピロリ菌に申し訳ない気持ちすら起こりました。
と言っても……。
除菌治療を受けたお医者さんに、ピロリ菌をまた入れてくださいなんて訴えても……。
とうてい、ムリでしょうね。
医療行為に反することなんか、してくれっこないよね。
でも、ピロリ菌の菌体なんて、市販されてないだろうし……。
考えあぐねた結果……。
わたしは、ひとつの答えにたどり着きました。
それは……。
ピロリ菌じゃなくても、いいんじゃないの?
というものでした。
とりあえずは、戦いたくてしょうがない免疫機能の矛先を……。
外界のアレルゲンから逸らせばいいわけです。
なので、とりあえず“菌”であればいいんじゃないかと……。
で、入手できる“菌”には、何があるか?
菌と言っても、大腸菌とかじゃ、あまりにもヒール過ぎます。
簡単には、手に入らんだろうし。
で、思いついたのが……。
乳酸菌でした。
ピロリ菌とは、だいぶ違うような気がしますが……。
とりあえず、乳酸菌を体内に取り込み……。
免疫機能の目先を逸らすことができるか、試してみることにしました。
買ったのは、乳酸菌サプリ。
顆粒状で、スティック入りです。
味は、もろヨーグルトでした。
飲み始めてすぐ……。
これは効かんな、という予感がしました。
ピロリ菌とは、役者が違うって感じです。
もちろん、健康にはいいんでしょうけど……。
免疫機能の目先を逸らすのは、ムリって感じです。
でも、とりあえず買ったものが無くなるまでは、様子を見ることにしました(高かったので)。
ここまで書いてたら……。
以前から飲み続けてるビタミン剤が、ひとつあったことを思い出しました。
飲み始めたのは、乾癬になるずっと前です。
なので、乾癬治療とは関係ないんですけどね。
それは、「パンピンチオC」。
聞いたこと無いでしょう?
でも、「ハイチオールC」なら、耳にしたことあるんじゃないかな?
「パンピンチオC」は、「ハイチオールC」のジェネリックなんです。
値段が、かなり違います。
楽天市場で、180錠入りの価格(税込・送料込)を比べると……。
「ハイチオールC」の最安値が、2,280円(こちら)。
それに対し、「パンピンチオC」の最安値は、1,498円(こちら)。
約1.5倍です。
「L-システイン」というアミノ酸が主成分。
実は、乾癬とまったく無関係とも言えないんです。
説明書きには、次のような記述があります。
『L-システインは、生体内代謝に関与して皮膚の働きを良くし、ビタミンCとともに、出来てしまったシミやメラニン色素の生成を抑えます』
「L-システイン」は、髪・皮膚・爪を形成する成分だそうです。
たぶん、「パンピンチオC」を飲み始めたのは……。
自転車散歩の全盛期だったと思います。
一時期、花や樹木の写真を撮るのに夢中だったころがあるんですね。
農家の軒先や、道ばたに咲いてる花を撮り回るためには、自転車が最適なんです。
一夏を過ぎると、かなり日焼けしてました。
年とともに、日焼けの色がなかなか抜けないようになり……。
さすがに将来が心配になりました。
というわけで、これを飲み始めたんだと思う。
あと、もう一つの効能にも大いに引かれました。
『二日酔いや全身倦怠の原因物質の代謝分解を促します』
まさに、わたしのためのお薬だと思いました。
年とともに、二日酔いが抜けなくなって来てましたから。
元来「L-システイン」は、肝臓における解毒効果で注目された成分です。
もともとは、二日酔いの薬だったわけね。
その後、「L-システイン」には、メラニンの生成を抑え、メラニンを無色化する効果があることがわかり……。
美白ブームでブレークしました。
現在は、お肌の薬として買う人がほとんどだと思います。
「効能・効果」を書き写します。
『しみ・そばかす・日焼けなどの色素沈着症・全身倦怠・二日酔・にきび・湿疹・じんましん・かぶれ・くすりまけけ』
残念ながら、乾癬はありません。
でも、飲んで悪いって感じじゃありませんよね。
お肌に良くて……。
しかも、二日酔いにまで効くってんだからね。
2錠ずつ1日3回服用なので、180錠入りの瓶は1ヶ月分になります。
貧乏なわたしにも、1ヶ月1,500円ってのは、それほど重い負担ではありませんので……。
とりあえずは、飲み続けようと思ってます。
さて次は、乾癬になってから飲み始めたものの続き。
ビオチンと乳酸菌については、すでに述べましたが……。
まだまだあります。
まず、ひとつめ。
それは、「亜鉛」です。
名前くらいは、聞いたことありますよね?
よく知られた鉱物です。
銅のメッキなどに使われます。
「亜鉛」という名前から……。
「鉛」の仲間のように思われがちですが……。
別物です。
見た目が「鉛」に似てたので、この名が付けられました。
ご存じのように、「鉛」は有毒金属です。
これに似ているということから……。
亜鉛も人体に有毒と考えられて来ました。
でも、研究が進むにつれ、そうで無いことが判って来たんですね。
有毒どころか、人体にとって、必要不可欠なミネラルだったんです。
現在では、1日12mgが必要と考えられています。
それでは亜鉛は、体内でどのような働きをしてるのでしょうか?
まず亜鉛には、皮膚を正常に保つ働きがあるんです。
必須ミネラルであることが分かるずっとまえから……。
亜鉛は、火傷や湿疹の民間薬として使われていました。
亜鉛には、皮膚の傷を修復したり、皮膚を正常な状態に保つ効能があることが……。
経験的に知られてたからです。
亜鉛は、ビタミンCと協力し、コラーゲンを生成します。
さらに、メラニンの代謝を促し、シミやそばかすを消す働きもあります。
どうやら、皮膚細胞の再生を早める力があるようなんですね。
つまり、若々しい肌や爪を保つためには、無くてはならないミネラル。
亜鉛の働きは、これだけではありません。
亜鉛の別名は、「性のミネラル」。
男性においては、精子の形成に関係しているそうです。
亜鉛が不足すると……。
EDになったり、種無しになったりするのだとか。
恐ろしいですねー。
女性にとっても、人ごとではありませんよ。
実は、女性の卵巣には、亜鉛が多く含まれており……。
黄体形成ホルモンや、卵胞刺激ホルモンの働きを促してるそうです。
亜鉛が不足すると……。
ホルモンの分泌量が低下し、生理不順や生理痛が起こりやすくなるそうです。
特に妊娠中は、細胞分裂を手助けするミネラルとして、意識して取る必要があるのだとか。
かように重要な働きをする亜鉛なのですが……。
日本人は、亜鉛が不足しやすいそうです。
食物に含有されてる割合も、それほど多くはありませんし……。
調理の課程で失われやすいんですね。
しかも、体内への吸収率が悪いと来てる。
ひょっとしたらあなたも、亜鉛不足かも知れませんよ。
特に、ご夫婦の場合……。
同じ食事を摂る場合が多いわけですから……。
夫婦揃って亜鉛不足ということも、大いに考えられます。
夫婦仲は悪くないのに……。
旦那さんに、夜の元気が無い。
奥さんは、生理痛や生理不順に悩んでる。
こんなご夫婦は……。
夫婦揃って亜鉛不足なのかも知れません。
それなら今日からさっそく……。
亜鉛を多く含む食品を、たくさん摂るようにしよう!
と決意されたあなた。
しばし、お待ちください。
亜鉛を多く含む食品を書き出してみます。
『牡蠣、牛肉全般、豚や鳥のレバー、ウナギ、チーズ、ナッツ類、卵』
このように、亜鉛を含む食品は、いわゆる欧米食でよく使われる素材です。
逆に言うと、一般的な日本食では、亜鉛の必要量は賄えないんですね。
だから、日本人は亜鉛不足になりやすいわけです。
奥さんが、旦那さんの健康を気遣い……。
体にいい日本食を、毎日作ってるというご家庭。
そんなご夫婦の方が、実は、亜鉛不足になりやすいってことかも知れません。
だったら、↑のような食品を、亜鉛の所要量を満たすほどに、たくさん摂ればいいのでしょうか?
そんなことしたら……。
たぶん、メタボになっちゃいますよね。
亜鉛不足から生じる弊害よりも、もっと大きな危険を招くことになります。
つまり、食事からだけだと、必要な亜鉛量を摂取するのは難しいんですね。
それなら、どうしたらいいの?
ってことですが……。
当然、食事以外から摂取しなければならんわけです。
では、亜鉛は、どうやって手に入れたらいいんでしょう?
それはですね……。
住友金属に行って、買い付けて来なきゃならないんです!
……というのは、もちろんウソで……。
ちゃんとサプリになってます。
ファンケルにも、DHCにもあります。
わたしの行くスーパーには、サプリのコーナーがあり……。
DHCの亜鉛も売ってます。
20カプセル入りです。
1カプセル中の亜鉛含有量は、15mg。
1日の所要量が12mgですから……。
1日1カプセルでいいわけ。
20カプセルで、20日分。
いくらだと思います?
値札見たら、驚きますよ。
これです。
マジかよ……。
これだけ優れたミネラルが……。
20日分で、210円です。
1ヶ月換算で、315円。
クドいようだけど、1日315円じゃないんだからね。
1ヶ月、315円です。
申し訳ないくらいですね。
こりゃもう、文句なしに“買い”でしょ。
もうちょっとくらいなら、出してもいいんですけど……。
って感じです。
レアメタルってのが最近話題になってますが……。
ありふれメタルなんでしょうかね?
あんまり安すぎて利益が上がらないからって、販売止めちゃうんじゃないかって方が心配。
さて、こんなわけで……。
ビオチンと乳酸菌、それに亜鉛を飲み始めたわけですが……。
こういうサプリ類では、劇的な症状改善ってのは期待できません。
少なくとも3ヶ月くらい続けないと、効いてるかどうかは判断できないようです。
せっかちなわたしには、これが一番もどかしいところ。
ほんとは1種類ずつ飲まないと、どれが効いてるのかわからなくなるんだろうけどね。
とっても、そんな悠長に構えてはおれまへん。
というわけで、さらに新たなサプリを追加しました。
どーも、乳酸菌が弱い気がしてね。
なにしろ、大ヒールのピロリ菌と、ガチで渡り合わなきゃならんわけですから。
乳酸菌じゃ、ちょっとベビーフェイスすぎます。
と思ってたところに……。
ファンケルのカタログ、9月号が届きました(↓読み倒したので、ヨレヨレ)。
※(Ⅲ)に続きます。