Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
尋常性乾癬/その後(Ⅰ)
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 これは、第528回から第555回までのコメント欄で連載した、「『尋常性乾癬/その後』(Ⅰ~ⅩⅩⅧ」)」を、『Mikikoのひとりごと』として、1本にまとめたものです。

 388回からのコメントで……。
 尋常性乾癬という病気に罹ってることをお知らせしました。

 わたしの症状は、主に脛(すね)に現れてるんですが……。
 小豆から空豆くらいの大きさで、皮膚が転々と薄赤くなってます。
 典型的な乾癬の症状では、この赤みに加え、その上に白色の鱗屑(りんせつ)が現れます。
 鱗屑とは、その文字のごとく……。
 皮膚の角質が鱗のように浮き上がって、皮膚から剥がれた屑のことです。
 乾癬ってのは、表皮を作るスピードが異常に速くなる病気らしいです。

 健康な表皮も、ゆっくりと角化し、やがては剥離していきます。
 で、新しい皮膚と入れ替わるわけですね。
 これを、ターンオーバーと云います。
 この周期は、通常4週間。
 ところが乾癬では、そのスピードが10倍速になるんです。
 ターンオーバーの周期が、3~4日になります。
 これは、癌細胞の増殖を超えるスピードだとか。
 というわけで、患部では次々と皮膚が角質化し、剥がれ続けるわけ。
 この症状の顕著な人は、朝起きると、布団が鱗屑だらけになってるそうです。

 でも、なぜかわたしは、この鱗屑がほとんど出来ません。
 乾くと、表皮に皺が寄って浮くような感じはありますが……。
 常時剥がれ落ちるようなことはありません。
 症状が軽いからなのかも知れません。

 今回のシリーズでは、乾癬のその後の状況について、お話ししてみようと思います。

 で、いきなり結論になりますが……。
 症状は改善してません。
 といって、目に見えて悪化してるわけでもないんです。
 患部は、薄くなったり濃くなったりを繰り返してます。
 病変箇所も、あるところが消えると、別のところが発症するって感じで、一進一退。

 ネットでいろいろ調べた限りでは……。
 劇的に良くなるってのは、難しいようです。
 なにしろ、原因が解明されてないそうですから。
 花粉症に特効薬が無いように……。
 乾癬も、一生の付き合いになるのかも知れません。

 でもわたしの場合、痒みがほとんど無いので、救われてるんです。
 気にさえしなければ、仕事や執筆に支障は出ませんから。
 患者さんの中には、強い痒みに悩まされる方もおられるようです。
 常時痒いんでは、QOL(生活の質)が落ちてしまいますよね。
 ほんとに辛いと思います。

 とりあえず、わたしがこれまでやって来たことを書いてみたいと思います。

 まずは、外用薬。

 実は……。
 数年前から、冬になると、脚に病変は現れてました。
 でもそのころは、軽い炎症だと思ってたんです。
 靴下で隠れるくらいだったので、あんまり気にもなりませんでしたし。

 そのころ塗ってた薬が、「ダイアフラジン軟膏」という薬。
ダイアフラジン軟膏

 薬局で、普通に売ってる軟膏です。
 何でこの軟膏を使うようになったのか、忘れちゃいましたが……。
 その当時は、炎症が抑えられてるような気がしました。
 基本的には、いいお薬だと思います。
 ただし、ごく軽い症状に限る感じですが。
 まぁ、市販薬ってのは……。
 お医者さんに行くまでもない症状を治すものですからね。

 この軟膏の欠点は……。
 臭いです。
 魚油から採ったビタミンA油が使われてます。
 そのため……。
 生魚の臭いがするんですね。
 特に女性の中には……。
 この臭いがどうしても我慢できない、という人もいるようです。
 なにしろ、自分の体から魚の臭いがするんですから。

 さて、この「ダイアフラジン軟膏」ですが……。
 今は、ほとんど使ってません。
 まだ使い切ってないので、ときどき“あせも”が出来たときに塗ってます。
 夏場なんか、肘の内側に“あせも”がときどき出るんですが……。
 これに塗ると、良く効きます。
 でも、腕を出して仕事してると……。
 腕を上げたときなんかに、魚の臭いがします。
 ちょっと憂鬱ですね。

 あと、この前、庭でフジ蔓の剪定をしてたら……。
 イラガに刺されました。
イラガ

 これに、「ダイアフラジン軟膏」を塗ったら……。
 驚くほど効いたんです。
 白い色の軟膏なんですが……。
 刺されたとこに塗ると、半透明の液状になりました。
 まるで、毒素が吸い出されてるみたいだった。
 痛みも腫れも、数時間で引きましたね。

 「ダイアフラジン軟膏」を塗ってたころは……。
 暖かくなると症状が軽快してたので、お医者さんには行ってませんでした。
 ていうか、病気という認識も無かったんです。
 一過性の炎症くらいに思ってました。

 初めて、お医者さんに診てもらったのは、今年の1月。
 昨年の夏、毎年夏場には消えていた皮膚の赤みが、消えませんでした。
 秋になっても、良くなる気配はなく……。
 冬になると、だんだんヒドくなって来た。

 痛くも痒くもないので、なかなかお医者さんに行く切っ掛けが掴めなかったんですが……。
 ちょうどこの1月で、丸1年に渡る十二指腸潰瘍の治療が終了し……。
 消化器クリニック通いが無くなったんです。
 で、お医者さんが変わったと思えばいいやと思い、生まれて初めて皮膚科に行きました。
 ここで、「尋常性乾癬」という、聞いたことの無い病名を告げられたわけです。

 その皮膚科で処方された軟膏が、いわゆるステロイド剤でした。
 これは、効きましたね。
 お医者さんは、「強い薬だ」ということしかおっしゃいませんでした。
 軟膏には、“劇”の文字がありました。
軟膏には、“劇”の文字

 そのころのわたしは、“ステロイド”という言葉も知りませんでした。
 その後、処方された軟膏をネットで調べて、それがステロイド剤という薬であることを知ったんです。
ステロイド剤・強さ

 乾癬を発症するメカニズムは、解明されてないそうですので……。
 外用薬による治療は、すべて対処療法になります。
 原因を取り除く治療ではなく、症状を抑える治療。
 火山に例えると、乾癬の患部は、噴火口にあたります。
 外用薬は、この噴火口を塞ぐ治療です。
 ステロイド剤は、特にその効果が大きいのですが……。
 内部のマグマは、そのままなんですね。
火山の断面

 でも、症状を抑えられるのなら、一生塗り続ければいいだけじゃない?
 と、思いますが……。
 ステロイド剤は、長期に使用すると、副作用が出るんです。
 お医者さんには、皮膚が薄くなると言われました。
 血管が透けて見えるようになるそうです。
 ステロイドでほんとに怖いのは、副作用よりも……。
 副作用が出て、ステロイドを止めざるを得なくなった場合の、リバウンドです。
 ステロイドの塗布を止めた途端、症状が爆発的に悪化するそうです。
 全身の皮膚から膿のような浸潤液が染み出す、というような状態になる人もいるようです。

 この皮膚科には、1週間おきに3回通いました。
 その間に、強いステロイド軟膏を2本と、弱いステロイド軟膏を1本、処方されました。
強いステロイド軟膏・アンテベート
弱いステロイド軟膏・アルファタカシル

 1週間に1本使ったわけね。
 患部の状況は、相当に改善されました。
 でも、完治したわけじゃなく、病変部は薄赤く残ったまま。
 お医者さんは、「とりあえず、治療はこれで終わりにしましょう。また悪くなったら、いつでも来てください」と言いました。
 完治なんて無理なんだよ~、という口調に聞こえましたね。
 でも、ステロイド治療を延々と続けなかったってのは、いいお医者さんだったのかも知れません。

 お医者さん通いを止めたあとは……。
 薬局で買える、「ダイヤフラジン軟膏」とか「ユースキンローション」なんかを塗ってましたが……。


 患部は徐々に元に戻り、やがて通院前と変わらない状態になりました。
 ステロイド剤は、“治療”薬ではなく……。
 塗ってる間だけ、症状を抑える薬なんですね。

 でも、そのころには、ステロイド剤の知識も仕入れてたし……。
 お医者さんからは、「治りません」宣告を受けたようなもんですからね。
 もう1度ステロイド剤をもらいに、お医者さんに行く気にはなりませんでした。
 ということで、あとは、自力で治すほかないと決心。

 で、まずは外用薬ね。
 でも、薬局で買える軟膏では、とうてい効かないだろうという予想がついたので……。
 「ダイアフラジン軟膏」のほかは、試しませんでした。

 ネットでいろいろ調べてみると……。
 “保湿”というのがキーワードのようでした。
 保湿と言っても、ローションなんかではなく……。
 油類が使われてるようでした。

 で、まずは安いところで……。
 ジョンソンのベビーオイルを使ってみました。


 が……。
 まーったく効果が感じられず。

 次は、ワセリンを試してみました……。


 これは、「ダイアフラジン軟膏」ほどじゃないけど、臭いが気になりました。
 ワセリンは、石油から作られてますからね。
 小学校のころ、学校の廊下に塗られたワックスで、ジンマシンが出たことがありますが……。
 ワセリンは、そのワックスに似た臭いがしました。
 でももったいないので、1瓶使い切りました。
 効果は……。
 まったく感じられず。

 ベビーオイルやワセリンは……。
 こんなんで治るわけないよな~、という気で塗ってました。
 そのせいもあるんじゃないでしょうかね。
 やはり、病は気からという言葉もあるように……。
 ある程度、信じこめるものを使わなきゃダメのようです。

 その後使ったのが、淡雪さんに教えてもらったスクワランオイル。


 スクワランは、深海鮫の肝油から採れる成分だそうです。
 またまた魚系ですね。
 ま、お魚は、水の中にいながら、あれだけヌメヌメしてるんですから……。
 そうとうのヌルヌル成分を有してるのは、間違いないでしょう。

 このスクワランオイル、魚系とは云っても……。
 「ダイアフラジン軟膏」と違い、臭いはまったくしません。
 風呂上がりの濡れた肌に、水滴に伸ばすようにして塗ります。
 最初は、小瓶の化粧水っぽい製品を使ってましたが……。
 その後、マッサージ用の、1リットル入りボトルを見つけました。
 1年や2年じゃ、とても使いきれない量。
 でも、明確な効果が感じられないのに業を煮やし……。
 浮気しました。

 新たに試したのは、馬油です。
 マーユと読みます。
 その名のとおり、馬の油です。
 馬の脂肪は、人間の脂肪と成分が酷似してるそうです。
 当然、人体との親和性が高いわけね。

 ソンバーユというメーカーの製品を何本か買いました。
 油と言っても……。
 白いサラサラの液体です。
ソンバーユ・白いサラサラの液体

 匂いはまったくありませんが……。
 「バニラ」「クチナシ」「ジャコウ」「ヒノキ」など、匂い付けされた製品もあります。


 わたしは、「バニラ」と「ヒノキ」を使ってみました。
 肌からバニラの甘い匂いが立ち上がるのは、とってもいいものです。
 魚の匂いとは大違い。
 ただし、猫ちゃんを買ってる人は、要注意だそうです。
 ぜんぶ舐め取られてしまうとか。
 ヒノキはスーッとする香り。
 鼻詰まりが解消されるかも?
 花粉症なんかの人には、お勧めです。

 馬油の欠点は、減りが早いことですね。
 一瓶が、あっという間に無くなる。
 で、今は……。
 朝、シャワーを浴びた後、馬油を使い……。
 夜の入浴後には、スクワランを使ってます。

 軟膏にしろ、オイルにしろ……。
 肌に塗りものをする場合に、効果を高める方法があることをネットで知りました。
 高い外用薬を塗っても……。
 そのままにしておくと、衣服や布団に移って、取れちゃうんですね。
 で、それを防ぐ、けっこう強烈な方法がありました。
 塗った後、ラップを巻くんです。
 台所で使う、あのラップです。
ラップ

 薬が取れるのを防ぐとともに、保湿の効果もあるそうです。
 実際、体験してみると、その効果はテキメンに感じられました。
 ラップの下に指を突っこむと、汗でぬるぬる。

 わたしは、脚だけなんですが……。
 体幹に症状が出てる人の中には、お腹から胸まで、ラップでぐるぐる巻きにする人もいるとか。
 透明ミイラ状態。
 夏場は、とても続けられないそうです。

 あと、ネット情報には、ラップを選ぶときの注意点が書かれてました。
 “無添加”の製品を選ぶこと、だそうです。
 添加物の入ったラップを使って、全身が腫れあがった人もいるとか。

 ラップに、添加物が入った製品と、入らない製品があるってのは、初めて知りました。
 パッケージを見ると、ちゃんと書いてあったんですね。
 サランラップをはじめ、添加物入りがほとんどです。
添加物入りラップ

 ほぼ唯一と言っていい「無添加」ラップは、ポリラップでした。
「無添加」ポリラップ

 ただ、このラップって、パッケージに付いてるギザギザじゃ、切りにくいんですよね。
 わたしは、ほぼ100%、失敗します。
 なので、手で千切ってます。
 良い道具は無いもんかと思い、ネットで探してみたところ……。
 ありました!
 その名も、「ラップカッター」。
ラップカッタ

 買おうかと思ったんですが……。
 「専用の詰め替えラップをご使用下さい」って但し書きがありました。
 で、残念ながら……。
 専用ラップは、添加物入りでした(添加物名:脂肪酸エステル「柔軟剤」)。
 と言うことで、やっぱり手で切ることにします。

 あと、ラップの効能は、もうひとつあります。
 これは、痒みのある人に有効。
 痒いと、寝てる間に、無意識に患部を掻いてしまうことがあるようです。
 ラップしてれば、これを防げるってわけね。

 で、現在の主力は、スクワランと馬油ですが……。
 これと平行して、塗り薬も使ってます。
 と言っても、薬局で売ってる薬ではありません。
 外国産のクリーム。
 最初に買ったのは、「ホープスリリーフクリーム」。
ホープスリリーフクリーム

 オーストラリア産です。
 オーストラリアでは、ドラッグストアで普通に買えるようなので……。
 危険性は無いと思います。
 マヌカハニー入りということで、選びました。


 マヌカハニーは、ピロリ菌に効くとかで、一時期流行りましたよね。
 わたしも、マヌカハニーをお湯に溶いて飲んでたことがあります。
 と言っても、その当時は、自分にピロリ菌がいるなんて知らなかったので……。
 どういう動機で飲むようになったのか、思い出せません。
 マヌカハニーを溶かした蜂蜜湯、すごく美味しかったんですが……。
 しばらくして、止めました。
 太っちゃったんですね。
 栄養満点ですから、仕方ないでしょうけど。

 さて、「ホープスリリーフクリーム」ですが……。
 そのほかの成分は、カンゾウ、マリーゴールド、ゴトコーラ、アロエ。
 ゴトコーラ以外は、聞いたことのある植物です。
 ゴトコーラは、ハーブのようです。
 コラーゲンの生産を促進してくれるとか。

 で、その効果ですけど……。
 塗り始めた当初は、すごく効くように思えました。
 でも次第に、効力が失われてきた感じです。
 成分を見る限りでは、これを使って悪化するこということはないでしょう。
 でも、あまり劇的な効果も期待できないって感じですよね。

 もう1本の塗り薬は、届いたばっかり。
 「ソリアフロラ」というクリーム。
ソリアフロラ

 アメリカ産。
 成分には、「オレゴングレープチンキ 10%」としか載ってません。
 「オレゴングレープ」は、アメリカ西海岸原産のメギ科の植物だとか。
オレゴングレープ

 販売サイトには、“ホメオパシー療法のクリーム”と書いてありました。
 “ホメオパシー”の意味がわからなかったので、調べてみると……。
 “ホメオ”は「似たもの」、“パシー”は「病気」という意味だそうです。
 ようわかりませんが……。
 健康な人間に投与したときにある症状を起こすものは、似た症状の病気を癒すことができる、という理論だそうです。
 つまりは、「毒を持って毒を制す」ってことのようです。
 でも、このクリームのどこが“ホメオパシー”なのか、理解できません。
 健康な人間が「オレゴングレープチンキ」を塗ると、乾癬になるんでしょうかね?
 そもそも乾癬は原因不明なのに、乾癬を起こす物質なんか分かるんでしょうか?
 先日、ホメオパシーの効果については、日本学術会議が全面否定してます。
 一種の神懸かり療法みたいですね。
 ま、神懸かりだろうが狐憑きだろうが……。
 効果があれば文句はないので、とりあえず使ってみます。
 使用経過については、またレポートしますね。

 つまり今は、どういう外用療法をやってるかと言うと……。
 患部は脚です。
 朝は、シャワーを浴びた後、馬油を塗ります。
 朝は、それだけ。
 執筆や投稿があるから、それ以上のことはできない。
 夜帰ってからは、お風呂上がりにスクワランオイルを塗ってます。
 で、更に塗り薬を塗る。
 その上から、ラップを巻いて……。
 そのままだとラップが取れるので……。
 ネット包帯を着けます。
 サポーターみたいなヤツね。
ネット包帯

 おっと、忘れてました。
 もう一つやってたんだった。
 それは何かというと……。
 「ドクダミ」。
ドクダミ

 これは、フェムリバさんからいただいた情報なんですが……。
 「魔女たちの22時」で、ドクダミのお風呂に入って、乾癬を治した女性がいるそうです。

 で、やってみたいと思いましたが……。
 わたしひとりなら、ドクダミ風呂でもいいんですけど……。
 母がいますしね。
 残り湯を洗濯に使ったりもするし……。
 といって、わたしが上がったあと、お湯を入れ替えるのももったいない。
 そんなら、わたしが後に入ればいいようなもんですけど……。
 我が家は、毎日お湯を換えないんです。
 3分の2くらいは、洗濯に使ったりして落とすんですが……。
 残った分は捨てないで、差し湯をします。
 うちは温水器なので、お湯は沸かしません。
 3日に1度は、全部入れ替えますけどね。

 なんでこんなことをしてるかというと……。
 環境負荷を考え、排水をなるべく出さないようにしてるんです!
 というのは、大ウソで……。
 早い話、ビンボだからです。
 金さえありゃ、環境負荷もへったくれもありません。
 毎日、新湯に入りますよ。

 さて、何の話でしたっけ?
 そうそう。
 ドクダミ風呂のこと。
 お風呂はあきらめたんですが……。
 なんとか、ドクダミの効能を取り入れられないものかと考えました。
 そこで思いついたのが、ティーバッグのドクダミ茶でした。
ティーバッグのドクダミ茶

 煮出したあとのティーバッグは……。
煮出したあとのティーバッグ

 フツー、ゴミ箱行きですが……。
 このティーバッグを、患部に貼るというアイデアを思いつきました。
 で、実践してるわけ。

 つまり、オイルを塗った後……。
 塗り薬を塗り……。
 さらに、ドクダミ茶のティーバッグを貼り……。
 ラップで巻きます。
 もちろん、ティーバッグは、患部のごく一部にしか貼れませんけどね。

 貼ってる感じは、悪くありません。
 症状の顕著な箇所は、痒みまではいかないんですが……。
 ムズムズ感があります。
 でも、ドクダミ茶を貼ってる間は、この感覚が消えるんです。
 調子のいいときは、赤みが薄れる気もします。

 なお、煮出したお茶の方は、ペットボトルに詰めて……。
 毎日会社で、1リットル飲んでます。

 ここで、思い出しました。
 塗り物でもうひとつ、試したのがあったんです。
 それは……。
 ニンニク。
ニンニク

 ネットでは、生ニンニクを擦り下ろしながら、患部に塗り立てるとなってました。
生ニンニクの擦り下ろし

 とっても、そんなことをする気にはならないので……。
 チューブ入りの生ニンニクを買ってきて、やってみました。
チューブ入りの生ニンニク

 カット棉にニンニクを絞り出し……。
カット棉

 患部に貼って、ネット包帯で押さえました。
 しかしながら……。
 ほとんど効果は感じられなかった。

 ニンニクには消炎作用があるそうです。
 朝になると、生ニンニクはカラカラに乾いてます。
 打ち身とかには効くんじゃないかって思えました。
 でも、敏感肌の方は、注意が必要かと。
 かなりのビリビリ感がありましたから。

 試した塗り物は、以上です。

 次は、お風呂でやってることについて。

 以前は……。
 お風呂では、擦るのが大好きでした。
 堅めのスポンジで、ガシガシ擦り……。
 背中は、粗めのナイロンタオルで……。
 ジイサマの乾布摩擦みたいに擦ってました。
堅めのスポンジと粗めのナイロンタオル

 でも、皮膚科の先生から、お風呂ではあまり擦らないようにと言われ……。
 180度転換。
 肌は、石鹸を泡立てた手の平で、撫でるだけにしました。
 最初は、すっきりしない感じでしたが……。
 じきに慣れました。
 肌の汚れを取るのに、擦る必要は無いようです。

 あと、使う石鹸を買えました。
 新たに使い始めたのは……。
 もちろん!、馬油石鹸。
 「大分に行こう!」でも出てきましたね。
 もっともあれは、鍵屋の高級品で、1個1,260円もします。
鍵屋・馬油石鹸

 わたしの使ってるのは、もっと安いソンバーユの石鹸。
 1個525円。


 馬油石鹸を使ってみた、最初の感想は……。
 落ちないなぁ、ってことでした。

 それまでは……。
 体はボディソープ、顔は洗顔フォームで洗ってました。
 いずれも、肌がきゅるきゅる音を立てるような洗い上がりでした。
 対して、馬油石鹸では……。
 洗った後も、脂が残ってる感がありあり。

 でも、これでいいらしいんですね。
 きゅるきゅる音を立てるほど、洗っちゃいけないらしいんです。
 必要な油分まで落としてしまってる、ってことらしいです。
 ちょっと油っ気が残るくらいの感触でいいそうです。

 最初はすっきりしませんが、慣れれば平気になります。
 お風呂上がりに、乳液など付けないでいても、肌がつっぱらなくなりました。

 で、この馬油石鹸に慣れるうち……。
 髪の毛も、これでいいんじゃないの?
 って気づきました。
 で、さっそく実践。

 この暑い夏、汗だらけで帰った髪に、泡立てネットで作った泡をつけると……。
 泡が、あっと言う間に消えてしまいます。
 脂性なんですね。
 でも、1度すすいだ後、2度目の泡で洗うと……。
 もう、泡は消えません。
 弾力のある、ホイップクリームみたいな泡で……。
 握り応えがあるほど、しっかりしてます。
馬油石鹸の泡

 わたしは、このときの泡で、顔も一緒に洗ってます。
 端から見たら、妙ちきりんな姿でしょうね。
 首から上が、全面泡だらけなんですから。

 顔よりも、髪の方が汚れが落ちる感じです。
 洗い上がりは、さっぱり。
 でも、キシキシしません。
 わたしは、コンディショナーも使ってない。
 石鹸で洗いっぱなし。

 頭から爪先まで、石鹸1個で済むんですから……。
 楽ですよ。
 自分がシンプルになった感じがします。
 これまでは、髪、顔、体、みんな違う資材で洗ってたんですからね。
 あれは何だったんだろ、って感じです。

 さて、今やってる外用療法は、こんなとこです。

 次に、生活習慣の改善について述べます。

 実は、乾癬悪化の引き金のひとつについては、思い当たることがありました。
 ネットで調べてみると……。
 乾癬には日光浴が効果的であると書いてあります。
 しかも、これについては、反論が見あたりませんでした。
 乾癬の療法については、賛否両論であることが多いんです。
 これは、ある人には効く方法が……。
 別の人には効かない、ということだと思います。
 しかしながら、日光浴については、反対意見がほとんど無い。
 これは、ほぼすべての人に効果があるからでしょう。

 日光浴の効能は、実生活に照らしてみても納得できます。
 昨年の夏、乾癬が消えなかったのは……。
 日光浴不足のせいでは無いかと思うんです。

 それまでも、乾癬は冬に発症してましたが……。
 夏場になると、治ってました。
 昨年までは、夏のお休みの日には、けっこう自転車に乗ってたんですね。
 買い物なんか、お米やビールを買う予定が無いときは……。
 自転車で行ってました。
 もちろん、生足です。
 スーパーをハシゴして、2~3時間走りまわることもありました。

 買い物に、なんでクルマを使わないかと言うと……。
 基本的に、クルマの運転が好きでないんです。
 バナナ色のパッソで、よちよち走ってると……。
バナナ色のパッソ

 すぐに車間を詰めてくるヤローがいたりして……。
 楽しくありません。
 考えごとしながら運転してると……。
 どこ走ってるかわからなくなるし。

 その点、チャリはいいですね。
 考えごとしほうだい。
 小説のアイデアが浮かぶこともあります。
 お花が咲いてれば、立ち止まって写真も撮れます。

 何の話だっけ。
 そうそう。
 昔は、自転車で買い物に行ってたって話ね。

 それが去年、できなくなったんです。
 理由は、ひとつ。
 コメントの執筆が忙しくなったから。
 土日の昼間は、コメント書きに追われることになり……。
 結果、買い物に割ける時間が削られました。
 自転車でのんびり、ってわけにはいかなくなって……。
 ほとんどクルマを使うようになったんです。

 自転車散歩を復活させるためには……。
 これを何とかせねばなりません。
 で、コメントは、平日の昼休み、図書館で書くことにしました。
 わたしは昼食を摂らないので、ちょうどいいんです。
 それまでお昼休みは、読書したり、本屋に行ったりしてましたからね。

 執筆のため、キングジムのポメラという、簡易入力機を買いました。
キングジムのポメラ

 ノートパソコンを買うお金が無いので。
 機能は最低限で、ストレスもたくさんあるけど……。
 辞書がATOKってのが、わずかな救いです。

 だいたい、昼休み5日間で、翌週5回分のコメントが書けるようになりました。
 推敲や写真の収集は、金土日の夜に行います。
 これで、土日の昼間は、コメントを書かないで済むようになりました。

 で……。
 土曜日に、家の買い物とかをこなすことにして……。
 日曜日の午前中を、自転車散歩にあてました。

 ペットボトルにドクダミ茶を入れて出かけます。
 1時間半くらい、乗って来るでしょうかね。
 腕は、日焼け止めクリームを厚々と塗りますが……。
 脚は、生足剥き出しです。
生足剥き出しチャリ

 転々と赤い患部を曝して走ってるわけですが……。
 自転車のいいとこは、あっと言う間に通り過ぎられることですね。
 見られたって、ほんの一瞬なわけ。
 ペダルを漕いでるから、はっきりとは見えないだろうし……。

 この暑さの中も、自転車散歩は続けてます。
 母は、熱中症を心配しますが……。
 一度もくらっと来たことはありません。
 もちろん、帽子は被ってますし……。
自転車散歩用麦わら帽子

 信号待ちごとに、ドクダミ茶で水分補給してます。
 田舎は信号が少ないので……。
 なかなか補給するタイミングが無いこともありますがね。

 思うに……。
 自転車乗ってて、体温が上がりすぎるってことは、無いんじゃないかな?
 よっぽどゆっくり走ってれば別ですけど……。
 たとえ、無風の日でも、自転車の速度に応じた風を受けることになるわけですから。
 風が常時あたってるから、思いのほか暑くありません。
 歩いてるより、ずっと危険性は少ないと思う。
 足も、熱いアスファルトから浮いてますしね。

 さて、この自転車散歩で使ってる日焼け止めクリームですけど……。
 とっても使い心地のいいのを見つけましたので、ご紹介します。
 「パックスベビー UVクリーム」。
パックスベビー UVクリーム

 その名のとおり、ベビー用なんですけどね。
 一定額以上送料無料のお店で、足りない分の少額商品を探してて見つけました。
 500円くらいです。
 なので、送料払ってこれだけ買うのはバカらしいけど……。
 送料無料まであと500円!ってときには、思い出してください。

 塗った直後は、白くなりますが……。
 よく伸びて、すぐに肌に馴染みます。
 ベタベタせず、サラッとした感触。
 「石鹸で洗い流せます」って書いてありますけど……。
 外から帰って、シャワーを浴びた感じでは……。
 お湯だけで流せる感じですね。
 なのでわたしは、石鹸も使ってません。
 紫外線吸収剤や、合成界面活性剤は無添加。
 もちろん、無香料、無着色です。

 さて、自転車散歩を再開した経過ですが……。
 今の状況は、明らかに冬よりはいいです。
 冬は、紫色に近かった箇所もあるんですが……。
 今は、ほとんど肌色に近いピンクです。
 すべてが日光浴のおかげ、とは言えないかもしれませんが……。
 調子がいいことは、事実です。
 ひょっとしたら気分転換が出来て、精神的にもいいのかもね。
 ストレスは、乾癬の悪化原因のひとつと考えられてますから。

 乾癬で無い人も……。
 もう少し、日光浴をしたらいいと思いますよ。
 皮膚ガンの原因になるとか言われ、日焼けは罪悪のように唱えられてますが……。
日焼けは罪悪

 ほんとうに、そこまで怖れる必要があるんでしょうか?
 白人と有色人種を、同列に考えるのもおかしいと思いますしね。
 実際、漁師や農家の人が、サラリーマンより皮膚ガンにかかる率が高いというデータでもあるんでしょうか?
 プロゴルファーが、皮膚ガンになったという話も聞きません。

 確かに、過度に焼けば悪いに決まってます。
 皮膚にトラブルも起きるでしょう。
 でも、あえて言いますが……。
 適度な日光浴は、絶対に必要だと思う。
 特に、有色人種にとっては。
 白人でも、水着で日光浴してるんですよ。
水着で日光浴する白人

 日傘なんかも差さないらしいし。
 外人が日本に来て、驚くことのひとつに……。
 日傘があるそうです。
 雨も降ってないのに傘を差して歩くってのが、理解できないようです。

 そう言えばこないだ……。
 自転車で、日傘の傘差し運転してる女がいたよ。
日傘

 外人があれ見たら……。
 ぜったい、キ印だと思うだろうね。
 カンカン照りの中……。
 傘差して自転車乗ってるんだから。
 外国であんなことやったら、通報されるんじゃないかね?
 頭のオカシいのが野放しになってるって。
 ま、いずれにしろ……。
 有色人種が、アームカバーまでする必要は無いんじゃないかな?
自転車でアームカバー

 それに、日光浴不足は、不眠の大きな原因になるそうです。
 昼間光を浴びないと、夜ちゃんと寝られなくなるんだって。
日光浴不足は、不眠の大きな原因

 というわけで……。
 日本人よ!
 日傘を捨てて街を走ろう!
 自転車で!

※(Ⅱ)に続きます。
アイスランドの話目次尋常性乾癬/その後(Ⅱ)





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      1. ビトン
    • 2013/09/07 12:36
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