Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
単独旅行記Ⅳ(92)
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 普化宗は、臨済宗(禅宗)の一派のようです。
 普化(?~860)は、唐の時代の中国の禅僧。
 生涯遊行した奇行僧だそうです。
普化禅師振鈴図
↑『普化禅師振鈴図』。死後、棺から忽然と消えたそうです。“フケる”という言葉は、ここから生まれたとか(ヨタに非ず)。

 日本における普化宗は、江戸時代、虚無僧集団として忽然と歴史の舞台に現れます。
 教義や信仰上の内実はほとんどなく……。
 尺八を法器と称して、禅の修行や托鉢のために吹奏しました。
尺八を法器と称して、禅の修行や托鉢のために吹奏

 1614(慶長19)年、徳川家康より与えられたとされる『慶長之掟書』により……。
 諸国通行の自由など、種々の特権を持っていたため、隠密の役も務めたとも言われてます。
 維新後、明治政府により、普化宗は廃宗とされました。

 虚無僧キャラで有名なのは……。
 吉川英治『鳴門秘帖』の主人公である、隠密の法月弦之丞(のりづきげんのじょう)でしょう。
 幾度も映像化されています。
 特に、1977年~78年にかけて、NHKで放送されたテレビ時代劇では……。
 法月弦之丞を田村正和が演じました。
鳴門秘帖
↑右は、“見返りお綱”役の三林京子。

 まさに、美剣士という言葉そのものの姿で、大変な人気だったとか。
まさに、美剣士

見てのとおり、尺八です
↑「み」

 見てのとおり、尺八です。
 名前の由来は、標準の管長が、一尺八寸(約54.5cm)であったこと。
 真竹の根元で作られます。
 手孔は前面に4つ、背面に1つ。
手孔は前面に4つ、背面に1つ

 江戸時代には、幕府の法度により、尺八は普化宗の虚無僧のみが演奏できました。
 虚無僧以外の者は吹いてはならなかったわけですが……。
 実際には尺八をたしなむ者は多くいたそうです。

 これで思い出しました。
 法螺貝です。
 今では、山伏のイメージしかありませんが……。
山伏のイメージしかありませんが……

 戦国時代は、軍勢への合図として使われてました。
戦国時代は、軍勢への合図として使われてました

 江戸時代になってからは、戦場で吹かれることはなくなったわけですが……。
 先祖からの法螺貝が、家宝のように伝わった家もあったでしょう。
 それを見れば、吹きたくなるのが人情です。
 ひそかに吹奏する、愛好者もいたようです。
『新潟県立看護大学』の「ほらガール」
↑現代の愛好者。『新潟県立看護大学』の「ほらガール」だそうです。
単独旅行記Ⅳ(91) <目次>単独旅行記Ⅳ(93)


コメント一覧
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    • ––––––
      1. ハーレクイン
    • 2017/11/10 11:27
    • フケる
       吹ける、耽る、拭ける、更ける、老ける……。より取り見取りですが、ここは「逃げる」「行方不明になる」「駆け落ちする」などの意味でしょうね(わかっとるわい)。
       小松左京の短編に『逃げる(ふける)』があります。捻りの利いた傑作です。
      『鳴門秘帖』
       原作もドラマも見たことありません。
       田村正和もいろいろやってるんですね。しかし、若いなあ。
       で、三林京子が“見返りお綱”。
       見返り、ときますと、日本郵政の切手『見返り美人』。
       元ネタ?は菱川師宣の浮世絵で、復刻版も発売されましたが、初出?は1948年。額面は1枚5円です。現在の切手市場では1枚6,000円~8,000円ほどの値で取引されているようです
      尺八
       一尺八寸、は知りませんでした。
       和楽器はほとんどやったことありません。大学ん時の友人の実家の祭りを見に行ったとき、お囃子の横笛をちらっと吹かせてもらったくらいです。
       それにしても、尺八と来ますとどうしてもフェ*ですが……。
       クン*は、ハーモニカと称するとか(死語か?)
      ほらガール
       いま、NHK総合で放送中の連ドラ『アシガール』。
       少女漫画が原作。タイムマシンで戦国時代に飛び込んだ女子高生が、足軽として奮戦するというお話。
       各キャラがあまりに軽いんで、途中から見たり見なかったりしてますが……なぜか見ちゃうんだよね。
       結末が気になるんで、最終回だけ見る、という手もあるんですが。

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2017/11/10 19:43
    • 田村弦之丞
       当時、34歳。
       “見返りお綱”は、弦之丞に片思いの女スリです。
       三林京子、当時26歳。
       戦国時代。
       もっとも行きたくない時代です。
       足軽が生き残るのは、魚の卵が生き残るくらい難しいのでは?
       トイレは汚いし。
       ぜったい行きたくないです。
       アシガール、最後は、串刺しにされて凄惨な死を遂げるでしょう。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2017/11/10 22:21
    • 田村任三郎
       代表作、というには色々問題ありでしょうけど、やはり『古畑任三郎』かな。
      アシガール
       最大の武器は足。つまり走力、駆けっこが得意なんですね。
       故に“足がーる”
       こういうのも駄洒落なんでしょうか。

    • ––––––
      4. Mikiko
    • 2017/11/11 08:17
    • 任三郎
       回によって、当たり外れがありましたね。
       著名ゲストを犯人役で招けるのが、倒叙ものの最大の利点です。
       アシ。
       一度も見たことがないので、何とも云えませんが……。
       現代人が甲冑を着て、そんなに速く走れるものでしょうか?

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2017/11/11 11:45
    • 任三郎のゲスト
       イチローも演(や)りましたね。
      >そんなに速く……
       そこはそれ、ドラマというか、お話でてこい(ん?)ですから。
       序盤に、♪そんなら おまえと かけくらべ、があるんですが、相手選手?には無茶苦茶な走り方をさせてました。
       あれならわたしでも勝てます。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2017/11/11 12:36
    • 昔は……
       ナンバ走りと云って、右手と右脚、左手と左脚を同時に出して走ってたそうです。
       飛脚はこの走り方だったとか。
       ほんとに走れるんですかね?

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2017/11/11 16:26
    • ナンバ走り ←絵文字、わかりますかな
       猿の走り方です(そうかあ?)
       それにしても、ナンバって何なんですかね。大阪ミナミの繁華街、難波(なんば)……じゃないよね。南蛮、の訛りかな。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2017/11/11 18:29
    • 絵文字
       自動車のナンバーということですか?
       「ナンバ」の語源は、不明のようです。
       阿波踊りが、まさしく「ナンバ」だそうです。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2017/11/12 02:54
    • 絵文字は難波
       いや、ナンバー。
       ピンポ~ンです。
       走り方(歩き方も)なんて誰に教わったわけでもないんだから(ガッコで教わったわけでもないんだから)いわば本能でしょう。
       ということは、ナンバ走りは後付けと云いますか、訓練の賜物。
       ホンマかいな、と言いたくなりますが、速いんですかねえ。それとも、疲れないのかな。
       “南蛮走り”を主張する者であります(選挙じゃないんだから)。
      〽踊るアホウに見るアホウ……
       あ、えらいやっちゃえらいやっちゃヨイヨイヨイヨイ
       阿波踊り。
       一度も見たことありません(現物は)。
       橋も架かったし、すぐそこ、なんだけどなあ。
       そういえば、そもそも四国に渡った経験も皆無です(北海道と九州は有り)。
       遥かなり、四国アイランド。
                 〔走り方教室;『綴方教室』のパロHQ〕

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2017/11/12 07:52
    • 四国と云えば……
       お遍路。
       ↓バスで巡るツアーがありました。
      http://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/tour/henro/junuchi.html
       でも、土日だけですね。
       平日回れるツアーはないのかな。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2017/11/12 10:29
    • 四国と云いますと……
       まず、板東眞砂子『死国』ホラーです。
       映画にもなりましたが、例によってこれは駄作。
       素九鬼子『旅の重さ』家出女子高生?の話。
       コンセプトと、途中まではいいんだけどね、結末がどうも……。
       天童荒太『永遠の仔』石鎚山が作中舞台の一つ。
       これも映画(ドラマ?)になりました。
       宮尾登美子『櫂』『鬼龍院花子の生涯』『陽暉楼』の、高知三部作。『櫂』には『春燈』『朱夏』の関連作あり。
       漱石『坊つちやん』
       は、もういいか。
      お遍路ツアー
       やはり、足で歩かねば、と思いますがわたしには無理。
       まあ、ツアーで堪忍してもらいますか。
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