2015.10.31(土)
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お局さまは、そこまで語ると、ようやく息をついた。
「ちょっと長くなっちゃったわね。
面白かった?
こんな人生もあるのよ」
「その人、今、どうしてるんですか?」
「どうもしてないわよ。
IT社長と幸せに暮らしてるわ。
もっとも、わたしの愛人でもあるけどね」
「それ、旦那さんも知ってるんですか?」
「最初は、看護師時代の先輩が遊びに来てると思ってたらしいけどね。
でも、見つかっちゃったのよ。
その子としてるとこ。
飛行機が飛ばなくて、海外出張がキャンセルになって……。
マンションに戻って来ちゃったの。
ちょうど、やってる最中に」
「騒動にならなかったんですか?」
「わたしが男だったら、大騒動だったでしょうね。
でも、逆に喜んだのよ」
「どうしてです?」
「やっぱり、若い奥さんが心配だったんでしょ。
マンションに1人残して、たびたび留守にしなきゃならないから。
相手がわたしで、ほんとに良かったって言われた」
「はぁ」
「わたしには、病院で清拭されたり、射精も見られたりしてるから……。
お母さんみたいな感情を持ってたそうよ」
「射精って……」
「そうよね。
ほんとの親子なら、そんなことありえないんだけどね。
で、わたしたちが番ってるところに駆け寄ると……。
あっという間に服、脱いで……。
参戦しちゃったのよ。
3P」
「……」
「その時も、ソファーにあの子を仰向けて、わたしが上になってたの。
その後ろから、わたしに抱きついて……。
突っこんで来たのよ」
「はぁ。
そんな体位、できるんですか?」
「できたのよ。
挿入されたままの貝合わせ。
気持ちよかったわ。
その子も、異様に興奮してね。
何しろ、旦那が突っこんでる女に責められてるんだからね。
でも、一番興奮してたのは、やっぱIT社長だった。
あっという間に、果てちゃったの。
でも、さすがに中出しはしなかったわね。
スチャって抜いて、わたしのお尻にドクドクよ。
熱かったわ。
その子にも、お尻向けて見せてやった。
ほら、あなたの旦那がぶち撒けたザーメンよって」
お局さまは、そこまで語ると、ようやく息をついた。
「ちょっと長くなっちゃったわね。
面白かった?
こんな人生もあるのよ」
「その人、今、どうしてるんですか?」
「どうもしてないわよ。
IT社長と幸せに暮らしてるわ。
もっとも、わたしの愛人でもあるけどね」
「それ、旦那さんも知ってるんですか?」
「最初は、看護師時代の先輩が遊びに来てると思ってたらしいけどね。
でも、見つかっちゃったのよ。
その子としてるとこ。
飛行機が飛ばなくて、海外出張がキャンセルになって……。
マンションに戻って来ちゃったの。
ちょうど、やってる最中に」
「騒動にならなかったんですか?」
「わたしが男だったら、大騒動だったでしょうね。
でも、逆に喜んだのよ」
「どうしてです?」
「やっぱり、若い奥さんが心配だったんでしょ。
マンションに1人残して、たびたび留守にしなきゃならないから。
相手がわたしで、ほんとに良かったって言われた」
「はぁ」
「わたしには、病院で清拭されたり、射精も見られたりしてるから……。
お母さんみたいな感情を持ってたそうよ」
「射精って……」
「そうよね。
ほんとの親子なら、そんなことありえないんだけどね。
で、わたしたちが番ってるところに駆け寄ると……。
あっという間に服、脱いで……。
参戦しちゃったのよ。
3P」
「……」
「その時も、ソファーにあの子を仰向けて、わたしが上になってたの。
その後ろから、わたしに抱きついて……。
突っこんで来たのよ」
「はぁ。
そんな体位、できるんですか?」
「できたのよ。
挿入されたままの貝合わせ。
気持ちよかったわ。
その子も、異様に興奮してね。
何しろ、旦那が突っこんでる女に責められてるんだからね。
でも、一番興奮してたのは、やっぱIT社長だった。
あっという間に、果てちゃったの。
でも、さすがに中出しはしなかったわね。
スチャって抜いて、わたしのお尻にドクドクよ。
熱かったわ。
その子にも、お尻向けて見せてやった。
ほら、あなたの旦那がぶち撒けたザーメンよって」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/10/31 07:57
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み「同じく、ドストエフスキー家の女性は……」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201510251840186c8.jpg
↑ひとつも読んでおりません。
み「ドストエフスカヤなわけ」
律「ややこしいわね」
み「東海林さだおが、早稲田に願書出すとき……」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015102518401777b.jpg
↑『週刊文春』で、1968年に連載開始。未だ継続中。連載、47年です。ただただ脱帽。
み「単にモテそうだという理由で、なんにも知らなかったロシア文学科に出願して、合格したわけ。
初めて授業に出て、ロシア語の教科書を開いたとき、怒りを覚えたそうよ。
これをどうしろと言うんだって」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201510251840231b4.jpg
↑わたしなら、書いてる途中で挫折しますね。
律「確かに、アルファベットじゃないわよね」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20151025184036035.jpg
み「で、何の話だっけ?」
律「あんたが、あちこち話を散らかすんでしょ」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015102518403907f.jpg
↑悪事を働いてることを自覚してる顔です。
み「わたしのせいですか?」
律「ハンダ付けだからよ」
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2. Mikiko- 2015/10/31 08:00
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み「やかましわい。
思い出した!
マトリョーシカだ。
サッカーに、あるでしょ?
似たような言い方。
マレーシアだったかな?」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015102518402221b.gif
↑こんなになってるとは知らなんだ。
惜しい!
実際には、マリーシアです。
ポルトガル語で、「ずる賢さ」を意味します。
さて、ここで余談です。
「バカがハンダ付け」の話。
実は、この『火焔太鼓』、テレビで聞いてたんです。
演じてたのは、橘家圓蔵。
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20151025184038557.jpg
先日、亡くなられてしまいました。
落語を聞いて、腹を抱えて笑ったのは、あの『火焔太鼓』だけだったかも。
とにかく、テンポがスゴかったです。
DVDで、もう一度、聞いてみようかな。
律「わたしにサッカーの話なんか、聞かないでちょうだい」
み「とにかく、南米なんかのサッカーでは……。
ずる賢さが、重要なスキルのひとつなわけよ。
審判に、自分に有利な判定をさせるための演技なんかがそうね。
ぜんぜん痛くないのに、七転八倒するとか」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20151025184020b04.jpg
↑こんな本まで出ています。
律「ただのヒキョー者じゃない」
http://blog-imgs-85.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201510251840409b9.jpg
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2015/10/31 08:56
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ああ、これはわかりますわ。
でけます。
でけまっせ、えーと、看護師さん(すまぬ、名前わからん。どうせ、無いよね、名前)。
まあ、名前はともかく、ようわかりますわ、今の体位。
いや、体位っていうのかなあ、こういうの。
まあ、よろし。
やんなはれ。
せいだいやんなはれ。
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4. ハーレクイン- 2015/10/31 09:01
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『罪と罰』くらいは読みなはれ。
面白くもなんともおまへんけど。
>律「確かに、アルファベットじゃないわよね」
いちおー、アルファベットなんでっけど、センセ。
まあしかし、ロシア語は確かに、無理おまへんなあ。
わたしは、ドイツ語で挫折したもんね。
第二外国語が独語だったんだよ。よく卒業でけたもんだ。
え?!?
東海林さだおって、もうお亡くなりなんじゃ、と思ったらまだご健在でした、しっつれいしました、あん。
で、“どうしろという”ロシア語の教科書。
わたしは、独語の教科書でそう思ったよ。
よう卒業でけたもんだ。
悪事猫。
まあ、可愛いが、とっ散らかしてるのはティッシュ?
マレーシア。
なんとかならんか、あのややこしさ。
で、もっとややこいのがインドネシア。助けてくれ。
しかし、マレーシアがマリーシアとは知らなんだ。
で、ずる賢いマレーシア。
なんとかならんか、七転八倒。
七転び八起き、と読み下しますな(あ、ちょっと違うか)。
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5. Mikiko- 2015/10/31 12:49
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昔、エッセイをよく読みました。
面白かったですね。
今年、78歳なんですね。
エッセイ、もう一回、読みなおすかな。
電車の中で読むには、最適でしょうから。
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6. ハーレクイン- 2015/10/31 13:29
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あるんや、そんなん。
やはり、障子は漫画でしょう。
読み飛ばしてるけど。
すまぬ、商事。
でも、漫画の宿命だよね、読み飛ばされ。
がんばれ、ショージ。
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7. Mikiko- 2015/10/31 18:18
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椎名誠も高く評価してるとか。
久しぶりに図書館で借りてみることにします。
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8. ハーレクイン- 2015/10/31 21:11
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そこまで言われますと読まざるべけんや、昭二(先日亡くなったわたしの叔父、昭和二年生まれが命名の由来)。
こちらの図書館は充実していますからなあ(すぐ張り合う)、早速予約しましょう。
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9. Mikiko- 2015/11/01 08:09
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↓『丸かじり』シリーズを、特に評価してるようです。
http://oisiso.com/html/literature/marukaziri.html
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10. ハーレクイン- 2015/11/01 17:27
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だそうです。
ファンというのは、ありがたいですね。