Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1771
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「どう?
 気持ちいいでしょ?
 人の手の平って、ほんと気持ちいいものなの。
 撫でられてると、うっとりするわよね。
 患者さんの顔を見てもわかるわ。
 手の平が触れてるときは、とっても優しい表情になるの。
 もっとも、男の患者の中には、ヘンな気になる人もいるけどね。
 布団の股間部が持ちあがったりして。
 ま、それだけ気持ちがいいってわけよ。
 肌に触れられる心地良さってのは、やっぱり性的な快感につながってるのね。

 ほーら、涼太くんも気持ちいでしょ。
 かわいい。
 モコモコの泡人形みたい。
 でも、いけないお人形さんですね。
 こんなとこ膨らまして。
 こんなお人形、飾っておけないわよ。
 ていうか、そもそも売れないし。
 ほほ。
 でも、こんなのがあったら、ほんとに楽しいのに。
 わたしなら、即購入だわね。
 ここは、特に入念に洗わないと。

 ほら、腰を引かない。
 お股の間は、不潔になりやすいのよ。
 だから、しっかり洗わないとダメなの。
 ふふ。
 やっぱり、感じる?
 男性って、ここが弱いのよね。
 睾丸と肛門の間。
 ここでね、睾丸から繋がる射精管が、くるっと廻って体表近くを通ってるの。
 で、そこにクルミくらいの大きさの器官がくっついてる。
 それが前立腺。
 男性にしかない器官よ。
 ここで、精巣で作られた精子と精嚢から分泌された精嚢液が混合され……。
 精液が作られるの。
 ある意味、この小さなクルミこそが……。
 男の人が、この世に生まれてきた目的を果たすための最重要器官ってことね。

 ほぅら、マッサージしたら、ますますビンビンになっちゃった。
 涼太くんも、かなりここが弱点ね。
 どう?
 気持ちいい?
 泣きそうな顔してないで、ちゃんと言ってごらん」
「おばちゃん……。
 毒が出そう」
「え?
 ほんと?
 って……。
 まさか、わたしがいない間に、出たの?」
「うん」
「うそ。
 そんな急に成長したのかしら」
由美と美弥子 1770目次由美と美弥子 1772





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2015/06/05 07:24
    •  突然ですが!!
       『東北に行こう!』を一時中断し、特別報告番組をお送りします。
       昨年のちょうど今ごろ……。
       6周年と1,500回のご褒美をかねて、東京に遊びに行ってきました。
       ま、心臓の検診を受けるという目的があったわけですが。
       心臓に不安を覚え、診てもらおうと思ったとき……。
       もちろん、新潟の病院も選択肢にありました。
       でも、新潟で検診を受けたら……。
       当然、検診を受けることだけが目的となります(当たり前)。
       でも、それじゃ、ちょっと気鬱です。
       気の進まないことをやるときは……。
       それにご褒美をセットにすると、比較的気持ちが楽になるものです。
       ということで、東京に遊びに行くついでに、検診も受けるという計画を立てたわけです。
       検診旅行は、それっきりのつもりでした。
       でも、春になって気候が良くなると、昨年の楽しかった単独行がフツフツと心に甦りました。
       ということで、7周年を記念して!
       今年も、東京に行って来ることにしました。
       もちろん、検診もセットにしてます。
       心臓の方は、ミミズ粉末のおかげか、さほど不安を感じなくなりました。
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150411190032ffa.gif
       なので、今年は違う検査を受けることにしました。
       どんな検査かは……。
       クリニックの場面でご説明します。
       てなわけで、出発当日。
       金曜日です。
       1日、年休を取りました。
       クリニックは、土曜もやっていますが……。
       土曜に行って日曜に帰ってくるんじゃ、翌日はもう月曜日。
       これじゃ、ご褒美になりませんからね。
       でもひとつ、誤算がありました。
       検査の予約時間。
       昨年と同じく、9時発の高速バスで行くつもりでした。
       池袋に着くのは、14時17分です。
       クリニックは、池袋から徒歩圏なので、15時の予約を取りました。
       予約は、ネットです。
       ↓『ここカラダ』というサイトを使いました。
      http://dock.cocokarada.jp/
       昨年も、ここで予約しました。
       ネット予約だと、ディスカウントしてる病院が結構あるんです。
       で、予約も取れたので、バスのチケットを購入しました。
       これも、ネットからで、クレジット決済出来ます。
       切符は、プリンターで印刷して持っていきます。
       座席を指定できるので、予約は早いに越したことはありません。
      http://blog-imgs-75.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150531183115f7e.jpg
       3列シートの真ん中しか残ってなかったら、まったく楽しくなくなってしまいます。
       バスの車窓を楽しむというのも、旅行の大目的のひとつなのです。
       予約は、出発日の1ヶ月前から出来ます。
       もちろん、その日に予約しました。
       右側の窓際です。
       続きは、次回。

    • ––––––
      2. きりしま
    • 2015/06/05 07:43
    • 昼行の高速バスって最近は中国でしか乗ったことないなあ。

    • ––––––
      3.
    • 2015/06/05 12:27
    •  講義が続きます。
       受講者は、千穂民宿の一人息子涼太、10歳。
       学年は、えーと、あれ? 何年生だっけ、涼太。
       まあ、4年生か5年生(これ、前にも書いたような……)。
       全裸変態看護師女の講義。
       講義から実践に移ります。
       机上の空論に終わらないところ、なかなかの講義上手と見ました。
       それにしても10歳のガキに前立腺マッサージ。なんちゅう(うらやましい)ことを。
       「由美」「美弥」「千穂」は、いつまで立ち聞きしておるのだ。早う踏み込まんかい。

    • ––––––
      4.
    • 2015/06/05 12:30
    •  毎度おなじみ「突然ですが!!」レポート。
       いつもなら、ここから新たな旅行記が始まるのだが、今回は「旅行記内レポート」。ややこしいじゃねえか。
       で、「特別報告番組」ねえ。お題にも一つ工夫が無いな、65点(お題評論家HQ。“65点のひとが好き”は松本ちえこ)。
       それにしても心臓検診ですか。まあ、大腸内視鏡検診よりカッコいいかな。
       あれ!? この特番、7周年記念番組なのか。ふむ。
       ま、ともあれ始まりました、高速バス旅行。やはり新潟交通かね。
       行き先は池袋か。
       わたしも多少は東京を知っているのだが、池袋は知りません。知っているところに行ってくれるといいなあ。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2015/06/05 12:41
    •  酔っ払い投稿。
       ハンネ修正のための投稿です。
       まったく、うっとうしいこっちゃ。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2015/06/05 18:22
    • > きりしまさん
       中国は、出張ですか?
       中国の交通機関は、怖い気がしますけど。
      > ハーレクインさん
       心臓検診は、昨年です。
       バスは、新潟交通と西武バスのタイアップみたいですね。
       わたしの乗る便は、西武バスでした。
       わたしが東京にいたときは、池袋は怖い街という印象がありました。
       今は、どうなんでしょう?

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2015/06/05 21:18
    • ♪渋谷 新宿 池袋ぉ~
       森進一歌唱の傑作『盛り場ブルース』の一節がすぐに浮かびます。
       渋谷と新宿は行ったことがあります。
       池袋にはありませんが、地名は知っています。
       まあ、池袋の名称を知らない人はまずないでしょうが、「ぶくろ」と略すそうですね。何かに出てきたんですが、“ぶくろの金ちゃん”という登場人物がいました。
       西武バスねえ。
       西武には、先週末の三連戦、1勝2敗でした。打ち敗けた、というところですが、今季の阪神、強いのか弱いのかわかりません。ということはまあ、弱いんでしょうね。
       今日は雨で試合が流れたので、サンテレビではずいぶん前(井川や金本のいる頃)の試合(もちろん勝ったやつ)の録画をやっています。
       大阪やなあ。
       池袋。
       “ぶくろの金ちゃん”のいる町ですから、怖いんでしょうね。
      ♪渋谷 新宿 いぃけぶくぅろぉ~

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2015/06/06 08:07
    •  青江三奈の名曲です。
       池袋。
       わたしが東京にいたころは……。
       酔っ払ったヤクザが、日本刀を抜いて暴れたりする街でした。
      ♪せめないわ せめないわ
      ♪どうせ気まぐれ 東京の 夜の池袋

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2015/06/06 10:59
    • 調査していましたら「ちゃんぶくろ」なるものを見つけました。竹籠様の小物入れのようです。大きさは……茶筒ほどでしょうか。ブログさんには↓こうありました。
       友人から、ちいさな籠をもらいました。
       「奈良の実家に帰ったときに、見つけたの」って、きれいな字の手紙が添えられて。
      85歳のおじいさんが、奈良の山添村でひとつひとつ手づくりしているんだそうな。
       お茶パックの代わりに使ってもいいし、出汁をとったり、ハーブを詰めてお風呂に浮かべたりしてもいいらしい。
       あの、お茶パックに入れるとき絶対といっていいほどこぼすし、葉が粉々になるのをストレスに思っていた私には、救世主のような籠でした。
      何より使い捨てじゃないのが、すばらしい。
       友人のアドバイスどおり、紐をかけてつるして乾燥。
       麦茶を出すことの増えるこれからの季節、毎日お世話になりそうです。
       ということなのですが、画像が無いとよくわかりませんね。
       なかなかに「良きもの」のようです。
       さらに「ぶくろ」つながりで……
       大阪語でしょうか近江語でしょうか、「かんぶくろ」なる語があります。「紙袋」でしょうね。
       と思ったら共通語かな。↓こんな歌ありましたよね。
      ♪山寺のおしょ(和尚)さんは
       まり(毬)はけ(蹴)りたし まりはなし
       ねこ(猫)を「かんぶくろ」に押し込んで
       ぽんとけりゃ にゃんとな(鳴)く
       にゃんがにゃんとなく よーいよい
       動物虐待だよ。
       この「おしょさん」。実在の人物という話があるようですが、再度報告しましょう。

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2015/06/06 13:32
    •  茶筒ほどの大きさのものが、どうやったらお茶パックの代わりになるんでしょう?

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2015/06/06 14:47
    • です。“ちょん”ぶくろではありません。
      >どうやったらお茶パック……
       だから、も一つよくわからんのですよ。貼付画像と文章が一致しない、といいますかね。
       まあ、大きさはわたしが適当に見当つけただけですので、あてにはなりません。他に出回っている画像を見ますと、本当にお茶パックのように使うようで、世の中、いろんなものがあります。
       「おしょさん」続報。
       とりあえず「本当は怖い歌?童謡『山寺の和尚さん』の歌詞を読み解く」というブログさんの↓引き写しです。
       『山寺の和尚さん』は和尚さんの狂乱を歌ったものだった!
       実はこの童謡は、福岡県の大生寺に実在したお坊さんの狂乱の様子を歌ったものだ、という説があります。
       このお坊さんは、京都の妙心寺の禅の師匠に修行を受けていたのですが、そのあまりの厳しさに狂ってしまい、大生寺に戻って監禁されたそうです。その当時のお坊さんの様子をあらわしたのがこの歌……という言い伝えです。
       ということです。件の和尚さんの名前は書いてありませんでした。
       大生寺は、福岡県うきは市の禅寺、妙心寺は京都市右京区の同じく禅寺で、共に実在します。特に妙心寺は「西の御所」と呼ばれる著名な古刹、龍安寺や仁和寺が近くにあります。修業の厳しさでも有名だそうです。
       ですから、“猫蹴りおしょさん”は、まるっきりの眉唾話、というわけでもなさそうです。
       しかし歌の歌詞はいかにも長閑なもの。「あまりの厳しさに狂ってしまい……監禁された」という雰囲気ではありませんね。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2015/06/06 18:26
    •  たしかに、そこまで鞠を突きたくなる理由がわかりません。
       猫に対する虐めは、最近の陰惨な事例にも通じる精神性を感じますね。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2015/06/06 23:06
    • おそろしくおぞましいものが見えたりして。
       そういえば、小松のおっちゃんに、他人の精神世界を覗くという、いわゆるインナートリップものがあります。確か……『ゴルディアスの結び目』。“いかにも”のタイトルです。
       「ちゃんぶくろ」は「茶袋」でしょうね。袋じゃなくて「蓋付きの籠」ですけど。
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