2015.5.29(金)
「はぎゃ。
はぎゃぎゃ」
男が、脳天から奇声をあげた。
「来てる。
来てるぅぅぅぅぅ」
子宮口に、男の精液が叩きつけられる。
わたしの子宮は、貪りながら飲みこんでいく。
「がが」
男は、猛禽の爪をわたしの尻に立てたまま、その場で痙攣した。
最後の一滴までを、子宮の中に放出したのだ。
「がっ」
男は、塑像のように凝固した。
しかし、それも一瞬だった。
塑像は、たちまち瓦解し、その場に潰れた。
陶器の割れる派手な音が聞こえるようだった。
陰茎も、むろん抜け落ちた。
しかし、わたしの膣内は、まだその空隙を留めていた。
真っ黒い奈落の穴を開いている。
そこから……。
生存競争に敗れた精子の亡き骸が、どろどろと零れ落ちる。
粘性を失った精液は、雨だれの音を立てながら床を打った。
「次、行きます」
続く男が、潰れた塑像をまたぎ越して来た。
しかし、踏み降ろした足裏が、精液で滑った。
「あ」
男は、スライディングするように、わたしの股ぐらに滑りこんだ。
わたしの目の下に、男の股間があった。
まだ若い男で、亀頭は生々しいピンク色をしていた。
わたしは、それを掴むや、尻を振り下ろした。
勢いのまま、陰唇に突っこむ。
「ひぃ」
擦過する刺激が強すぎたのか、男が悲鳴のような声を上げた。
わたしは容赦しない。
上体を直立させると、両腿に手の平を付いた。
そのまま、膝の屈伸を始める。
男の陰茎は、わたしの陰唇の襞で研ぎ下ろされる。
はぎゃぎゃ」
男が、脳天から奇声をあげた。
「来てる。
来てるぅぅぅぅぅ」
子宮口に、男の精液が叩きつけられる。
わたしの子宮は、貪りながら飲みこんでいく。
「がが」
男は、猛禽の爪をわたしの尻に立てたまま、その場で痙攣した。
最後の一滴までを、子宮の中に放出したのだ。
「がっ」
男は、塑像のように凝固した。
しかし、それも一瞬だった。
塑像は、たちまち瓦解し、その場に潰れた。
陶器の割れる派手な音が聞こえるようだった。
陰茎も、むろん抜け落ちた。
しかし、わたしの膣内は、まだその空隙を留めていた。
真っ黒い奈落の穴を開いている。
そこから……。
生存競争に敗れた精子の亡き骸が、どろどろと零れ落ちる。
粘性を失った精液は、雨だれの音を立てながら床を打った。
「次、行きます」
続く男が、潰れた塑像をまたぎ越して来た。
しかし、踏み降ろした足裏が、精液で滑った。
「あ」
男は、スライディングするように、わたしの股ぐらに滑りこんだ。
わたしの目の下に、男の股間があった。
まだ若い男で、亀頭は生々しいピンク色をしていた。
わたしは、それを掴むや、尻を振り下ろした。
勢いのまま、陰唇に突っこむ。
「ひぃ」
擦過する刺激が強すぎたのか、男が悲鳴のような声を上げた。
わたしは容赦しない。
上体を直立させると、両腿に手の平を付いた。
そのまま、膝の屈伸を始める。
男の陰茎は、わたしの陰唇の襞で研ぎ下ろされる。
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/05/29 07:27
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律「どうして動物に乗せられないの?
暖かかったら、象とかいたんじゃない?」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150524190122efc.jpg
↑『野尻湖ナウマンゾウ博物館(長野県信濃町)』。旧石器時代まで生息してました。
み「おるかい!
そもそも、道なんか無いわけ。
崖が海から切り立ってるの。
その崖に張り付きながら、ロッククライミングみたいに進んでいくしかないの」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150524190124b2d.jpg
↑実際に親不知の崖のようです。
み「自分のことだけで精一杯。
親は子を気遣う余裕もなく、子もまた、親を気にかける余裕もない」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150524190155eac.jpg
み「これをもって、『親知らず子知らず』と呼ばれることとなったのじゃ」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201505241901547aa.jpg
↑『親不知子不知の像』
律「何で語り部になるのよ」
み「ときどき、乗り移るのじゃ」
http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201308171934364ec.jpg
律「気味の悪い女」
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2. Mikiko- 2015/05/29 07:28
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み「じゃからして!
糸魚川から青森までは、海上以外のルートは、とうてい考えられない。
海なら、対馬海流が北上してるからね」
http://blog-imgs-48.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20130303104530b94.jpg
み「ベルトコンベアみたいな海の道があるわけ。
船なら、ヒスイの原石もたくさん積めるし」
律「ほんとに、そんな船があったのかしら?」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150524190126b7f.jpg
↑葦船だそうです。沈みそうで怖いです。
み「あったの!
外洋に出る必要なんか無いのよ。
陸地を見ながら北上すればいいんだから。
ところどころに、寄港地もあったはず」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150524190152080.jpg
↑糸魚川市には、県立海洋高校があります。水産高校ですが、実習船『海洋丸(299t)』を保有しており、40日の航海実習もあります。中央の美人は先生ではなく、アナウンサーです。
律「ま、いいわ。
船で糸魚川からここまで来るとしましょう。
でも、どうしてそれを見張ってなきゃならないの?」
み「当時は、電話も電報も無いのよ。
いつ、どこから船が入るかわからない。
遠くから船を見つけて、受け入れの準備をするわけだ」
律「何の準備?」
み「やっぱり、とりあえずは、遠路の無事を祝って……。
一杯、やるんじゃない?」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150524190127a26.jpg
律「あんたじゃあるまいし」
み「チミ、さっき言ってたよね。
ここでは、お酒も作られてたって」
小「はい。
ヤマブドウやキイチゴ、ヤマグワを発酵させて作ってたらしいです」
http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015052419012324e.jpg
↑ヤマグワです。美味しそうですね。これを食べずに、お酒にしてしまうんだからスゴい。
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2015/05/29 13:35
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をかます「次の男」。
背面(だよね)騎乗位で迎え撃つ、全裸変態看護師女。
騎乗位は、四十八手では「本茶臼」といい、そのバリエーションには「月見茶臼」「時雨茶臼」などがある(Wiki)。
女性が攻める側の場合によく用いられる体位ですね、騎乗位。もちろん、男を馬に見立てたものですが、「儂のはデカいでー」という男の見栄が見え隠れします。
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4. ハーレクイン- 2015/05/29 13:40
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って、おったじゃん、野尻湖ナウマンゾウ。
あ、縄文期にはもう絶滅していたか。
かつての日本列島は大陸と地続き(jitudukiと入力します)だったからねえ、ナウマンくんたちも続々と来日されたわけだ。で、海面が上昇して日本に永住、象は死して骨を残す……と。
親不知踏破法。
>み「ロッククライミングみたいに進んでいくしかない」
あれ、遭難? じゃなくて、そうなん?
わたしの聞いた話では↓こうです。
崖下の海辺に細い道がある。しかし海が近いので波をかぶる。特に満潮時はほとんど海面下、下手したら波にさらわれる。だから、波が引いた瞬間を狙って必死に走り、避難用の洞窟に駆け込む。駆け込めないと波にさらわれ、一巻の終わり。
平頼盛夫人のエピソードは……何と言えばいいんでしょうか。
しかし、実話なんですかね。頼盛が越後に住んだなんて聞き始めだよ。京に隠棲し、京で死んだと思うけど。
●親しらず子はこの浦の波枕越路の磯のあわと消えゆく
親不知子不知像。
映画『砂の器』を思い出したよ。映画で前を歩いたのは加藤嘉。
知らなかったんだけど、加藤嘉って山田五十鈴の亭主だった(1950-54年)ことあるんだねえ。へええー、です。
>み「海なら、対馬海流が北上してる」
海は便利だ。舟は偉大だ、ってところかな。
でも、青森からの帰りは大変だったんじゃないの。フェリーだって往きと帰りは大幅に所要時間が違うんだし(参考文献:『東北に行こう!』第……えーと、何回だっけ)。
>み「船なら、ヒスイの原石もたくさん積める」
世の中に乗りものの種類は数あれど、荷物の積載量に関しては船がぶっちぎりの一位です。飛行機なんぞ問題にならん。貨物列車? 勝負にならんって。タンカーの、あのどデカさを見よ。
沈みそうで怖い葦船。
イザナギとイザナミの間にできた最初の子。ヒルコと名付けられましたが“できそこない”だったので舟に乗せて流されました(可哀想に)。この舟が葦舟だったそうな。
>み「外洋に出る必要なんか無い」
いやあのね「み」さん。「必要無い」んじゃなくて、出ちゃ「いけない」だったんです。
羅針盤なんてないんだから、陸地が見えなくなったということは、それは「漂流し始めた」ということなんですね。
糸魚川の「県立海洋高校」。
いいねえ、じつにいい。
こんな高校に行きたかったよ。
で、なに? 女生徒の方が多いじゃん。いいなあ、実にいい。まあ、撮影用に集めたんだろうけど、女生徒。
美人の先生は、おおおーと思ったけど、アナウンサーさん。それは残念。どこの局かな、やはりNHK?(なにが「やはり」なんだろう)。
ヤマグワ酒でかんぱーい!
まるで猿だよ。
まあ、縄文人だから、半分猿みたいなもんか(ちょっと問題発言)。
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5. Mikiko- 2015/05/29 19:41
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砂浜を走ったんですか。
崖に張り付いて、横歩きするんだと思ってた。
でも、砂浜なんてない場所もありますよね。
青森からの帰りは……。
親潮に乗って、太平洋側を南下するんでないの?
羅針盤は無いにしても……。
お日さまで、だいたいの方角はわかるでしょ。
朝日が昇る方に漕げば、陸地のはずです。
県立海洋高校。
相撲が強い高校です。
なぜかは知らねど。
実習船に土俵があるのかも。
アナウンサーは、伊藤聡子さん。
NHKではありませんが……。
↓糸魚川市出身です。
http://ameblo.jp/ito-satoko/entry-11953453566.html
最近のNHKアナは、美人ですよね。
『おはよう日本』の和久田麻由子アナとか。
しかも、東大ですからね。
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6. ハーレクイン- 2015/05/29 23:57
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磯伝い、つまり岩場の道と聞いとります(誰に聞いたんだろう?)。
まあ、「道」とは到底言えないでしょうけど。
「崖に張り付いて横歩き」は、かなり実態に近いと思います。
だから、速くは走れないんですね。あせれば焦るほど足を取られる、転ぶ。そこに波が! きゃあー……。
ていうか、見たことないんすか「親不知子不知」。県内の名所だろ。
そういえば、厨子王が最後に母親を見つけるのも県内、佐渡じゃないすか。まさか佐渡は、行ったことあるよね。
安寿恋しや、ほうやれほ。
厨子王恋しや、ほうやれほ……。
太平洋側を南下って……距離は三倍にはなるんでないの。
それに難所がいっぱいあるよ。遭難の名所!遠州灘とか、鳴門海峡とか関門海峡とか。
朝日の昇る方向が陸地。
おそろしく原始的な天測航法ですね。
季節によってかなり違うんだよ、太陽の昇る方向。夏至と冬至の日に早起きして、朝日を見てみたまへ。これが通用するのは春と秋だけです。
それに、三陸沖ならいいが、四国沖などにいればそうはいかぬぞ。
ま、こういう経験を積み重ねて、人類は「天測航法」を発達させていったんだけどね。
今は地球上のどこにいても、ピンポイントで現在地がわかります。もちろん、六分儀など観測器具が必要ですが。
目視でもある程度の推測は可能です。時計と、足し算引き算の能力は必要ですが。え? 無理?
相撲が強い県立海洋。
ほう、それは結構。幕内力士はいるのかね。
話が相撲になると、どうしても↓この話題になるなあ。
今回、めでたく大関になった照ノ富士。この人のふてぶてしい相撲っぷりはどうだろう。先輩大関の稀勢の里や琴奨菊なんて子ども扱いだよ。
もうそれこそ、一足飛びに横綱にしてもいいんじゃないかね。
伊藤聡子さん。なかなかの才媛のようです。
ちかごろ「東大美人」というのは、一つのジャンルのようになっちゃいました。走りはやはり菊川怜?
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7. Mikiko- 2015/05/30 08:26
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抜いたことはありますが、行ったことはありません。
ちなみに、新潟を朝発って、糸魚川に向かう時刻表を調べてみました。
●『新潟』09:47発[特急]しらゆき4号 →『上越妙高』11:43着/11:51発[新幹線]はくたか557号 →『糸魚川』12:04着
2時間17分です。
新潟から東京までの方が、時間的に近いんですね。
普通列車を乗り継ぐと、5時間以上かかります。
佐渡には、1度だけ行ったことがあります。
金山の人形しか覚えてませんが。
縄文海進の時代は……。
大阪湾から、琵琶湖を経て、北陸に抜けられたのです。
海洋高校。
プロに進んだ力士は、記憶にありません。
プロには、中卒で行くんでないの?
↓海洋高校ホームページです。
http://www.kaiyou-h.nein.ed.jp/
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8. ハーレクイン- 2015/05/30 11:22
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親不知。
親不孝者め。
ふーん。
新潟→糸魚川の直行便ってないのか。聞きしに勝る、ですね。
あ、この話題、前にも出たじゃん。たしか夜行寝台で新津から直行できたのでは。
それにしても長いぞ、新潟県。
昔は北と南では別の国だったんだろ。
>佐渡には1度だけ……
ま、一度で十分、という気もします。
そうですね。かつての大阪市は海の底。
ポツリポツリと島が点在し、葦の大群落が生い茂っていたそうです。
で、一度水が出ると、もう全体が海、というか泥田状態になったそうです。
海はいいなあ。
受験の時、東京水産大(今は東京海洋大)に行くか、と考えたこともあったんだけど、眼がね、悪いからね。はなっから諦めてました。
>プロには中卒
大卒がおるんだから、高卒でもいいんでないの。
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9. Mikiko- 2015/05/30 12:12
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琵琶湖から北陸には抜けられないと思います。
北陸本線も、トンネルを潜りますし。
大相撲。
大卒と高卒では、大違いでしょう。
大学でしかるべき成績を残せば、幕下付け出しでデビューできます。
高卒だと、高校横綱でも序の口からです。
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10. ハーレクイン- 2015/05/30 17:07
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ってのは「船でそのまま北陸の海に抜ける」ってことかい。
そんなの無理に決まってるじゃん。
と思ったけど、出来ないことは無さそうだよ。琵琶湖の北岸から、えーと例えば敦賀湾まで、20㎞位のもんだよ。途中、さほど高い山もないし、距離的には、例の「大和川付け替え工事」くらいのものだし、現在の機械力をもってすれば、20㎞の運河くらい、できると思うが。やっても意味ないからやらないんだろうね。
いやだから。
中卒でいけるんなら、高卒でもええやんけ、とこういうことです。
力さえあれば、序の口、序二段、三段目、と駆け上がるのにそんなに時間はかからんでしょう。
そういえば、コロッと忘れていましたが、例の玉ノ井部屋の“下がり係”磯東くん。どうしてるかなあ、もう引退したかな、で調べてみましたらまだ現役でした。
先場所は西三段目75枚目で3勝4敗の成績。三段目は100枚目までありますから、来場所も三段目ということになります。頑張ってほしいものです。