Mikiko's Room

 ゴシック系長編レズビアン小説 「由美と美弥子」を連載しています(完全18禁なので、良い子のみんなは覗かないでね)。
 「由美と美弥子」には、ほとんど女性しか出てきませんが、登場する全ての女性が変態です。
 文章は「蒼古」を旨とし、納戸の奥から発掘されたエロ本に載ってた(挿絵:加藤かほる)、みたいな感じを目指しています。
 美しき変態たちの宴を、どうぞお楽しみください。
管理人:Mikiko
由美と美弥子 1752
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 千穂は、脱衣室に身を滑りこませた。
 扉が閉まらないように押さえながら、由美と美弥子を手招いた。
 仕方なく、2人も中に身を移す。

 脱衣室には、木枠で区画されたロッカーが造り付けられていた。
 蓋は付いていない。
 区画のひとつずつに、大きな籠が入っている。
 しかし、見渡した限り、2人の衣類は見あたらなかった。
 おそらく、隅にある洗濯機にすべて放りこんだのだろう。
 由美の脳裏には、2人が洗濯機の前で全裸になるシーンが浮かんでいた。
 異様な昂ぶりを覚えた。

「ここに来た口実ができたわ」

 千穂が小声で囁いた。
 由美と美弥子は顔を見合わせ、疑問符を目に浮かべた。

「バスタオルよ。
 玄関から真っ直ぐ来たから、バスタオルが無いわ」

 この宿では、バスタオルは部屋に用意されている。
 宿泊客は、それを持って浴場に向かう仕組みだ。

「バスタオルを持ってきたことにすればいい」
「3人でですか?」
「じゃ、わたし、取ってきます」

 美弥子が応え、身を翻えそうとした。

「大丈夫。
 お客さまには知らせてないけど、お風呂場にも予備があるの」

 千穂は、脱衣場の壁に歩み寄った。
 壁の一部は、一見わからないが、引き戸の収納になっていた。
 千穂が開くと、中にはタオル類が納められていた。
 千穂は、クリーム色のバスタオルを2枚、取り出した。

「じゃ、行ってみましょう」

 千穂は片腕にタオルを抱え、もう一方の手で、浴室の扉を指さした。
 足音を盗みつつ、3人は扉近くまで身を移した。
 耳を澄ます。

 聞こえてきた。
由美と美弥子 1751目次由美と美弥子 1753





コメント一覧
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    • ––––––
      1. Mikiko
    • 2015/05/09 07:26
    • み「それは、後になってわかったこと。
       あのときは、ピンポン鳴らすのが最善の選択です」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150505083058073.jpg
      ↑『うみへいくピン・ポン・バス(竹下文子・作/鈴木まもる・絵)』
      律「口で言うのが、最善とは思えませんけど」
      み「これが、正しい意味での、『旅の恥はかき捨て』です。
       知らない土地で遠慮したり恥ずかしがってたら……。
       大間違いをしでかして、旅が台無しになることもあるでしょ」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150505083115da6.jpg
      ↑“スーパーなんとか”と覚えてると、間違いかねません。
      み「『聞くは一時の恥』とも云います。
       旅の道中では、恥ずかしがらずに、わからないことはどんどん聞くこと。
       これこそが、『旅の恥はかき捨て』の真の意味なのです」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150505083119b4c.jpg
      ↑“○○○○”は、伏せ字にしなければならない単語だったそうです。この女性は宮古島出身で、その単語を知らなかったとか。
      律「あなたに格言の説教をされようとは、思わなかったわ」
      み「おー、ここが夢にまで見た『三内丸山遺跡』か」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150505083114f14.jpg
      律「ほんとに見たの?」
      み「多少、脚色があります」
      律「スゴい、近代的な施設ね」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015050508311759e.jpg

    • ––––––
      2. Mikiko
    • 2015/05/09 07:27
    • 律「入館料って、いくらかしら?」
      み「この施設の規模と、金がかかってそうな箱物からして……。
       1,000円はくだらないと見た。
       わたし、子供料金で入れないかな?」
      律「ダメに決まってるでしょ。
       夢にまで見た施設に入るのに、1,000円くらいケチらないの」
      み「1,000円をケチらない人は、1,000円に泣く。
       1,000円もあれば、2食、食べれるではないか」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150505083059dbc.jpg
      ↑新宿のようです。毎日これだと、健康的にどんなものでしょう?
      律「でも、ほんと、それらしいカウンターが見当たらないわね。
       ゲートも無いし」
      み「侵入するか?
       よし、ここから匍匐前進」
      http://blog-imgs-46.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201102250726142ab.jpg
      律「怪しすぎでしょ。
       一人でやって」
      み「旅の恥はかき捨てではないか」
      律「さっきと意味が違うじゃない」
      小「あれ?
       お姉さんたち……」
      み「誰じゃ?」
      律「まぁ、懐かしい。
       昨日の鉄道少年じゃないの」
      http://blog-imgs-74.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150505083057602.jpg
      み「懐かしいって、半日前ですがな」
      律「何だか、何ヶ月も会わなかった気がするわ」
      み「何しろこの旅には……」
      律「“融通無碍な時間が流れてるから”、でしょ?」
      http://blog-imgs-47.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20131109193922614.jpg
       続きは、次回。

    • ––––––
      3. ハーレクイン
    • 2015/05/09 11:26
    •  ここでヒキですかい、姐さん。
       ま、どうヒクか。
       いかに次回も読んでいただくか。
       ここが連載物のホシですがのう。
       
       読まされる方はイラっときますがま、これはしょうがない。
       幸い今日は土曜日。
       一日待てば日曜日。
       明日はまた明日の回が来るのだ。
       「Tommorow is another day」

    • ––––––
      4. ハーレクイン
    • 2015/05/09 12:42
    •  続きは……「聞かぬは末代の恥」
       ガッコのせんせに教わりました。
       わからんことは遠慮せんと質問せえ、ということですね。
       へえ、美弥子、じゃなくて宮古では言わんのや「0000」。
       で、誰か教えてくれたのかね。
       で、三内丸山遺跡。
       なんか……イメージ崩れますなあ。
       「聞くと見るとは大違い」
       「百聞は一見に如かず」
       「一を聞いて十を知る(かなり違うぞ)」
       「さあさ、寄ってらっしゃい見てらっしゃい(おい!)」
       まあ、この建物が遺跡という訳では無し(あたりまえ)、それっぽい建物(どんなんや)にする必要も無し、遺跡さえきちんと管理してあればそれでいいのでしょうが、ねえ。
      >み「1,000円をケチらない人は……
       意味不明。わざとか。
       ま、「み」さんだからな。
      >驚きの500円ランチ!!
       主要な客層は学生と見た。
       学生の食事は、味は二の次三の次。
       ポイントは「量」と「値段」です。“多かろう安かろう”ですね。
       思い出すなあ、学生んときの定食屋の「ナス味噌炒め定食」。味も良かったです。
       おおおー、なつかしの「小」くん。
       まだ青森をうろうろしとったのか。津軽鉄道を往復してさっさと帰京したと思ってたよ。いやあ、懐かしいなあ。
       かつての登場人物との再会は「紙上旅行倶楽部」初じゃないか。

    • ––––––
      5. ハーレクイン
    • 2015/05/09 12:48
    •  書き忘れました。 
       いや、書いてたんだけど、貼り付けるときに漏れちゃったんですね。↓以下、本文です。
       ま、文を読んでいないので何も言えませんが(言うとるやないか)、絵はどうでしょうねえ。「海へ行くんだ、もうすぐ海なんだ」という輝かしい昂揚感のようなものがも一つ、のように見えます。もう少し光を取り入れても良かったのでは。
       勝手なことを言ってごめんなさい、鈴木まもるさん。

    • ––––––
      6. Mikiko
    • 2015/05/09 19:36
    •  EXCELで行数を計算させ、ほぼ機械的に切り出してます。
       もちろん、数行の前後調整はしますが……。
       わざと引っ張ろうなどという恣意的な意図は、まったくございません。
       宮古では使わない言葉。
       絵を見ると、隣におっさんが立ってます。
       つまり、このおっさんが囁いたわけですね。
      「姉ちゃん、○○○○せえへんか」
       で、その言葉を知らなかった女性が、大声で尋ね返したというわけです。
       おっさんは、身を翻して逃げていったとか。
       今の学生は、昼飯に500円も使うんか!
       学食なら、300円くらいで食べれるだろ。
       「小」くんと別れたのは、昨日の午後のことです。

    • ––––––
      7. ハーレクイン
    • 2015/05/09 20:46
    •  つまりこの絵は、ある宮古島出身女性の体験談というわけですね。
       昼飯に500円“も”
       たしかにねえ。
       わたしらの頃の学食のメニューは、100円くらいだったと思います。
      >「小」くんと別れたのは、昨日の午後のこと
       実際には『由美美弥』1501回、『東北』883回。
       2014年5月23日(金)のことです。
       ほぼ一年前ですね。

    • ––––––
      8. Mikiko
    • 2015/05/10 08:12
    •  わたしは今、あまりにお腹が空くと集中力が無くなるで……。
       バナナを1本、お昼に食べてます。
       1食、30円くらいですね。
       1年前!
       そんな、ありえんだろと思って調べてみたら……。
       まさしく、そうでした。
       あれから、1年……。
       その間、いったい何を書いて来たのでしょう。
       われながら、呆然とします。

    • ––––––
      9. ハーレクイン
    • 2015/05/10 11:30
    •  あゝ おまへはなにをして来たのだ……
       じゃなくて、いっぱい書いて来はりましたやん。
       『太宰記念館』、『津軽あすなろライン(含、湖殺人事件)』、『六兵衛』さんでの大宴会。んで、『ホテルパサージュ』での妄想……。
       詳しいことをいちいち書いとったら書けないので書きませんが……(日本語、変)。
       ちなみに、わたしはこの間、ほとんど入院中でした。
       あゝ おまへはなにをして来たのだ……

    • ––––––
      10. Mikiko
    • 2015/05/10 12:24
    •  いろいろ書いたような気もしますが。
       でも、1年ですよ。
       週5回の連載ですから……。
       1年では、260回。
       よくもまぁ……。
       大したネタでも無いのに、これだけ書けましたわな。
       これこそが、わたしの最大の才能なのかも。

    • ––––––
      11. ハーレクイン
    • 2015/05/10 15:51
    •  「自分の書いたもの、何で覚えてはれへんのやろ、Miki姐さん」と思っていました。
       ところが近ごろ私も、以前のシチュや、登場人物の台詞を思い出せなくなりました。で、調べるんですがまあ手間のかかること。「こんなことなら章立てをしとくんだったなあ」ですが後の祭り、は祇園祭。葵祭は5月15日。
       現在、ヒマを見つけて自分の原稿に章題を付けて行ってます。
       (何を言いたいんや)
       要するに、自分の書いたものでも多量になると忘れちゃう、という、まあ、当たり前と言えば当たり前のことでんがなまんがな。
       ま、わたしの場合は健忘症ですがね。ひょっとしてアルツハイマーだったりして。

    • ––––––
      12. Mikiko
    • 2015/05/10 18:11
    •  毎週毎週、投稿済みの箇所を読み返し、推敲してたものです。
       今はもう、過去の投稿分を読み返すことは、まったくありません。
       これでいいのだと思ってます。

    • ––––––
      13. ハーレクイン
    • 2015/05/11 23:07
    • >毎週毎週、投稿済みの箇所を読み返し、推敲……
       わたしも現在やっています。
       推敲しても修正は出来ないんだけどね。
       投稿前の推敲は、もちろん入念にやっています。それでもミスは無くなりません。で、投稿後に推敲……と。
       
       過去分の読み返しも未だにやっています。といっても、わたしの書いた量なんて微々たるものなんですがね。
       自分で書いたものを読むって……楽しいなあ。一種のオナニー?

    • ––––––
      14. Mikiko
    • 2015/05/12 07:25
    •  連絡をいただければ、わたしの方で対応いたします。
       こちらでは、数分で済む作業です。

    • ––––––
      15. ハーレクイン
    • 2015/05/12 10:58
    •  お忙しいのに……なんて優しい管理人さんや。ううっ(涙)。
       それではお言葉に甘えまして……と言いたいところですが、結構あるんですね、これが。
       もう一度整理しまして、改めてご連絡させていただきます。その節は、よろしくお願い申し上げます。
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