2015.2.25(水)
「千穂さん、ひょっとして、おしっこ?」
「我慢してたの、忘れてた。
もう一度、畑でしたくなっちゃったんだけど……。
そのときは、隣の畑に人がいて、出来なかったの」
「いつも、畑でするんですか?」
「この辺の農家の女性は、普通にするわよ。
家から離れてる畑が多いから。
その度に、いちいち家に帰ってたら、仕事にならないもの」
「へー、そうなんだ」
「ごめん。
おトイレ行ってくる」
起ちあがろうとした千穂の腕を、由美の手が掴んだ。
「ここは畑です」
「え?」
「いちいちトイレに帰ってたら、仕事にならないんでしょ」
「ちょっと、どうしたの?」
「畑ですれば、肥料になるんじゃないですか?」
「畑の中ではしないわよ。
お客さまに出す野菜なんだから」
「じゃ、この野菜ならいいでしょ?
お客さまには出しませんから」
「野菜って、何のこと?」
由美は、黙って美弥子を指し示した。
「ほら、こんなに育って。
この大根」
パシッ。
美弥子の張り詰めた太腿が音を立てた。
「ちょっと、まさか……」
「この野菜に跨がって、おしっこしましょう」
「そんなこと、出来っこないわ」
千穂は、仰向けの美弥子を前に、後退りを始めた。
「出来ますって。
この美弥子野菜も、千穂さんのおしっこが欲しいんですって」
意識が戻ったらしい美弥子が、首をもたげていた。
由美と美弥子のやりとりも、耳に入っていたようだ。
「どう?
美弥子野菜さん。
千穂さんのおしっこ、欲しい?」
「ほ、欲しい!」
「我慢してたの、忘れてた。
もう一度、畑でしたくなっちゃったんだけど……。
そのときは、隣の畑に人がいて、出来なかったの」
「いつも、畑でするんですか?」
「この辺の農家の女性は、普通にするわよ。
家から離れてる畑が多いから。
その度に、いちいち家に帰ってたら、仕事にならないもの」
「へー、そうなんだ」
「ごめん。
おトイレ行ってくる」
起ちあがろうとした千穂の腕を、由美の手が掴んだ。
「ここは畑です」
「え?」
「いちいちトイレに帰ってたら、仕事にならないんでしょ」
「ちょっと、どうしたの?」
「畑ですれば、肥料になるんじゃないですか?」
「畑の中ではしないわよ。
お客さまに出す野菜なんだから」
「じゃ、この野菜ならいいでしょ?
お客さまには出しませんから」
「野菜って、何のこと?」
由美は、黙って美弥子を指し示した。
「ほら、こんなに育って。
この大根」
パシッ。
美弥子の張り詰めた太腿が音を立てた。
「ちょっと、まさか……」
「この野菜に跨がって、おしっこしましょう」
「そんなこと、出来っこないわ」
千穂は、仰向けの美弥子を前に、後退りを始めた。
「出来ますって。
この美弥子野菜も、千穂さんのおしっこが欲しいんですって」
意識が戻ったらしい美弥子が、首をもたげていた。
由美と美弥子のやりとりも、耳に入っていたようだ。
「どう?
美弥子野菜さん。
千穂さんのおしっこ、欲しい?」
「ほ、欲しい!」
コメント一覧
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1. Mikiko- 2015/02/25 07:31
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み「なるほど。
でも、旅館なら、もっとゆっくり出来るんじゃありません?
大浴場もあるし」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150221183939b3c.jpg
↑新潟県新発田市月岡温泉『泉慶』の大浴場。
婦「そりゃそうだけど……。
ここみたいな料金じゃ、無理よ。
一泊に1万円以上払う気になんかならないわ。
そんなお金があったら、昼間の行動に使いたいの」
み「活動的ですな」
婦「今の熟年は、みんなこんな感じよ。
わたしなんか、もう70ですけどね」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/2015022118394756f.jpg
み「ほんとですか!
ぜんぜん見えません」
婦「お世辞はいいわよ」
み「とんでもない。
ね、先生」
律「ほんとにお若いですわ」
婦「まぁ、嬉しい。
2人とも、好きなだけ食べてちょうだい」
み「好きなだけって……。
最初から、タダですけど」
婦「ほほほ。
ご遠慮、なさらずに。
ほんとに楽しいわ、旅先の出会いって。
まさしく、一期一会ね」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201502211839337a1.jpg
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2. Mikiko- 2015/02/25 07:31
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律「ほんとに」
婦「あ、すみません。
あちらで連れの仲間が呼んでますので……」
律「楽しかったです。
ありがとうございました」
婦「ところで、ここで問題です」
http://blog-imgs-37.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201203252018537a3.jpg
み「は?」
婦「わたしが今言った『一期一会』ですけど……。
これは、誰が使った言葉だったでしょうか?」
み「ていうか、何で問題なんですか?」
婦「たぶん、作者が思いついたんですわ」
み「はぁ。
誰でしたっけ?
先生、わかる?」
律「わたしが知るわけないでしょ。
聖徳太子とか?」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201502211839378d8.jpg
み「当てずっぽうにも程があります」
婦「それじゃ、ヒントを差しあげましょう。
幕末の方です」
み「坂本龍馬?」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/20150221183936486.jpg
律「遠山金四郎?」
http://blog-imgs-79.fc2.com/m/i/k/mikikosroom/201502211839346e9.jpg
み「幕末じゃないだろ!」
続きは、次回。
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3. ハーレクイン- 2015/02/25 11:44
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美弥大根が育っています。
瑞々しくて真っ白で、「おしっこ欲しい」「わたしを食べて」と誘っています。千枚漬けのように真っ白です。
京の千枚漬けは大根ではありません、蕪です。聖護院蕪です。
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4. ハーレクイン- 2015/02/25 11:47
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それは観月ありさやがな。
新発田の月岡温泉。
ストリップ劇場はもう潰れたそうです。
>婦「わたしなんか、もう70」
わたしも、四捨五入すると70になっちゃいました。
中身は若い頃のまんまですが(成長しとらんということだな)。
『成長の儀式』は米国のSF作家、アレクセイ・パンシン。以前に書いたな。
一期一会は……、
おおっと、続きは次回、か。
あぶねえ危ねえ。
池田理代子の聖徳太子像。
ヤマトタケルに見えるんですけど。
『ヤマトタケルシリーズ』はSF作家、豊田有恒。
しかしなんですのう、律せんせ。
幕末、とくると反射的に龍馬ですかい。
ま、そういうお方は多いんでっしゃろな。
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5. Mikiko- 2015/02/26 04:25
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入ってなかったみたいですね。
再投稿します。
美弥子野菜。
これを書いたときは、何も考えなかったんですが……。
都野菜に通じますよね。
あ、都野菜じゃなくて、京野菜か?
月岡温泉。
そうですか。
潰れたんですか。
建設会社にいたとき、新年会が月岡温泉でした。
社員たちは、連れ立ってストリップ劇場に出かけてましたね。
年齢。
わたしは、20代以降、四捨五入は廃止し、切り捨てのみとしております。
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6. ハーレクイン- 2015/02/26 15:54
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もちろん京野菜です。
聖護院蕪も京野菜ですが、隣の滋賀県でも栽培されます。
数日前のNHKテレビで、滋賀県の伝統野菜が紹介されていました。
その名も「北之庄菜(きたのしょうな)」。
柴田勝家とお市御寮人夫妻が没した北ノ庄城。あの北ノ庄ではありません、あれは福井県です。
北之庄菜の産地は、滋賀の水郷、近江八幡市の北之庄です。
北之庄菜は「菜」と称しますが、葉物野菜ではなく根菜類です。蕪の一種なんですね。一見大根ですが蕪です。もちろん根を食べますが、葉もよく食べるので「菜」と呼ばれるんですね。
綺麗ですよ、北之庄菜。
根は上半分、といいますか地上に出ている部分が紫紅色、地下部が白です。根の紫紅色は葉の葉脈などにも表れます。ただし、根は皮を剥いた中身はすべて白色です。
北之庄菜。
漬物や炒めものにされるそうです。その味は、甘味の中に苦み、渋みのある複雑なものだそうで、いわば「大人の味」でしょうか。
京都にも出荷してほしいものですが、まだまだ生産量が少なく、これから全国展開を考えたい、ということでした。
月丘温泉のストリップ。
劇場が滅びてもお座敷に呼べると思うで、知らんけど。
切り捨て御免。
切り上げで反撃じゃ(なんのこっちゃ)。
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7. Mikiko- 2015/02/26 19:49
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有名なんでしょうか?
漢字変換したら、一発で出ました。
でも、聞いたのは初めてです。
新潟市には、女池菜(めいけな)という名産があります。
↓こちらは、小松菜の一種です。
http://www.city.niigata.lg.jp/business/shoku_hana/shokutohana/meisan2/osusume/vegetables/meikena.html
劇場が滅びたら……。
踊り子もいなくなるんでないのか?
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8. ハーレクイン- 2015/02/26 21:40
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北之庄菜。
件の番組は、関東方面で放映されたそうです。こちらでは再放映ということですね。
プロの料理人さん(元、京都の寿司職人)が近江各地を訪ねて名物を探る。で、それらを材料に創作料理を作り、食材の生産者さんにふるまう、というものでした。
聖護院蕪、北之庄菜の他は、ご存知鮒ずし。それからアユの稚魚(氷魚と言ってました)の踊り食い。
このアユの漁師さんは、近江八幡沖の沖島(おきのしま)の方でした。
琵琶湖には有名な竹生島、多景島などいくつかの島がありますが、いずれも無人島。住人がいるのは沖島だけだそうです。もっといいますと、この沖島は、日本の淡水湖の島で唯一の有人島だとか。
なかなかいい番組でした。『アイリス』の参考になりそうです。
ただ、料理人さんに同行した若い衆はいらんかったと思う。若いからしょうがないんだろうけど、もの知らずだし(わざとか?)、礼儀知らずだし(これもわざとか?)、うっとうしいだけでした。
女池菜。
新潟の春の味覚「春一番女池菜」ですか。鳥屋野産だとか。
「豊かな甘みと独特の爽やかな風味」「これほどおいしい菜はなかなかありません、新潟市の誇る逸品」だそうです。美味しそうですね。
画像を見ますと確かに“細身の小松菜”という風情です。名前の由来は何だろう、と思えばどうも地名のようですね。
調理法はやはり「さっと湯がいてお浸し」ですかね。
踊り子の生き残り方。
劇場が無くてもお座敷。お座敷がかからなければ、他で稼げばいいんだよ。
裏稼業もいろいろあるだろうし、何ならパートで仲居稼業というのはどうだ。これなら自分で客引きも出来よう、というもんじゃないかね。
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9. Mikiko- 2015/02/27 07:37
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↓NHKの『キッチンが走る』ではないか?
http://www.nhk.or.jp/kitchen-wagon/
若い衆は、杉浦太陽くんですね(『ウルトラマンコスモス』の主演)。
若いと云っても、もう34歳です。
ごくたまに、金曜日に残業した日など、夕食を食べながら見ることがあります。
でも、「ほんとに美味しいのか?」と疑問に思える料理もありますよね。
女池。
かつて、男池(おいけ)、女池(めいけ)という池があった名残りだとか。
なお、男池という地名は残ってません。
亀田郷の底のような地域ですが、現在は住宅地になってます。
女池菜。
茹でて、辛子マヨネーズで和えると美味しいです。
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10. ハーレクイン- 2015/02/27 09:53
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ピィーンポォ~ン、よくわかったねえ。
関東甲信越地区放映だそうだから、新潟でもやるんだね。ロケも関東が主体、新潟ロケも何度かあったようです。
こちらでは、特番や総集編がたまに放映されるだけです。近江ロケなんて、番組として珍しかったのでは。
料理人は毎回変わるようですが、同行者はずっと杉浦太陽くん。
うーむ。
元モー娘、辻ちゃんの亭主ですね。
ボロクソに言っちゃいましたが、まあ番組の方針てのがあるでしょうから、独り彼の責任ではないでしょうが。
>ほんとに美味しいのか?
ま、そのあたりが創作料理ですね。常時店のメニューとして出してるわけじゃなし、いわば一発勝負だからね。もちろん、事前の準備はしているのでしょうが。
>男池、女池
雛飾りみたいだね。
♪灯りをつけましょぼんぼりに~
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11. Mikiko- 2015/02/27 20:12
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全国放送じゃなかったことに、逆に驚きました。
ナレーターをしている高橋克実さんは、新潟県三条市の出身です。
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12. ハーレクイン- 2015/02/27 23:21
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そんなに有名な番組なんですか。
さすがNHKというところでしょうか。
ナレーターは高橋克……典、じゃないんだ。海苔さん、あ、いや典さんだと『只野仁』シリーズですが(古いって)、実さんか。
Miさん、おっと実さんだとなんだろう、あっちこっちに出てはるからなあ。『トリビア』かな(とっくに終っとるぞ)。











![[官能小説] 熟女の園](https://livedoor.blogimg.jp/mikikosroom2008/imgs/3/e/3e07a9c3.gif)





































































































